丹生川上神社 上社 ニウカワカミジンジャ 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1
丹とは、本来は水銀の原料であるところの朱砂のことであった 古代ヤマトでいう丹とは 硫化水銀(朱)四塩化鉛(丹)、褐鉄鉱、赤鉄鉱、酸化鉄(赭)をいい、その生産・精錬を主に生業とする部族を丹生族といったのである
丹生都比売神は水の神や農耕・稲穂の神
御祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)。大山祇神、大雷神が配祀されている
天武天皇の時代の(676年)「人声聞えざる深山に宮柱を立て祭祀せば、天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」との神託により、丹生川の川上に雨水の神を祀ったのに始まると伝られている
拝殿
拝殿掲額「神雨霑灑」 シンウテンサイ 神の雨がうるほしそそぎ、恩恵をほどこすの意。
本殿