飛行機が怖い。これは私の旅が「楽しい」ものではないひとつの原因。
ほぼ致命的といっていい。
だから私の旅はいつも、今度こそダメかもしれないという不安から始まるのです。
今回の旅はエジプトエアー。大丈夫だろうか。
旅立つ前日、いくつもの気を使う仕事をしてから夜中まで旅の準備したものだから、
神経性胃炎とひどい肩こりをスーツケースとともに空港まで持ってきた。
マッサージチェアに何度もコインを投入しながら、いくつもの飛行機を見送る。
飛行機は2時間50分遅れ。
さすがエジプト航空。まともに定刻通り飛ぶことはないのです。
1時間や2時間の遅れはあたりまえ。これがまた苦しい。
そして緊張しながら待ちくたびれて、ようやく機内へ。
この時点で相当疲れている私。ちゃんと旅を終えられるかの不安は一気に増大。
エジプトはイスラム教の国なので、飛行機の中でもアルコールのサービスがありません。
これも私にとっては致命的。2重に疲れるわホント。
でも持ち込みは可能なので、何時間も前に買ったぬる~いビールをしかたなく飲む。
世にも恐ろしい飛行機を乗り越えて、エジプトへ入国。
ホテルについたのは夜中の1時くらいかな?明日はまた飛行機でアテネへ。
睡眠時間1時間。最初からきついです。
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地上で待たされるならまだしも、機内で長時間待機っていうのは勘弁して欲しいと思うよ。
1回スペインでちょっと待たされたくらいで、
以外とその他は順調だったから、今回のエジプトエアーには
本当にうんざりしました~。
ダメタリア航空でさえもあまり待たなかったのに。
私は子どもの頃に見た、吉村作治氏による紀元当時の工法でピラミッドを造るスペシャル番組を見て以来、エジプトへの憧れをずっと抱えたままこの年まで来ました。
しかし未だエジプトはおろか、国内で開催された博物館のエジプト展やそれに類似した展覧会にすら行った事がありません…
だから今回の疑似旅行は、年甲斐もなくわくわくです。
旅立ちから波乱含みの様相、ぬるいビールが暗示しているものは…果たしてどんな旅なのかますます楽しみです。だからチョットずつ読んでいきます。
飛行機でのエピソード
ハワイからの帰りに旅行社からフライト便の変更を頼まれました。成田でトランジットせず関西へ直行になるからとの話にホイホイのったのですが、案内された便の席は二階席でフルリクライニングシート。ゆったりとした静かな空間に旅の疲れも吹っ飛びました。。。
コーラ修道院から名前をもらってchora(コーラ)にしているんですが、
mixi(ほとんど見るだけですが・笑)でmomoという自分のペットの名前を
使ってるので、時々ごっちゃごちゃになります。
めんどくさいと思うのでmomoでお願いします(笑)
エジプトは私が旅した少しあとから今のような不安定な情勢になってしまって、
なかなか行きにくい土地になってしまいました。
ほとんど観光で利益を得ていた国なのに大丈夫なのかと心配してしまいます。
吉村先生もさぞかし研究にさしさわってヤキモキしているんじゃないかと
想像しています。
それにしてもエジプト、やっぱりなんか迫力があります。
きれいとか、住んでみたいとかじゃなくて、なんかこう人類のエネルギーの
結集みたいな、何とも言えない異様な威圧感を感じます!