増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

なぜここにいるか。

2011年11月02日 | アレルギー・NAET
先日NAETアドバンス1セミナーを行いましたが、再受講生ばかりでしたので、実技のデモンストレーションが3日間の大半を占めていたような内容でした。

3日間で50回以上はデモンストレーションを行ったと思いますが、その中で感情治療が必要だったのはたった1回だけでした。

私の現在の臨床において、「感情は結果」という認識を98%くらい持っています。
なぜなら私がNAET施術者として未熟な頃はあちらこちらから感情が出てきていましたが、今となってはきちんと身体を完成させ、弱アルカリ体質に変えていくことで、感情に流され、感情が身体に問題を起こすという状況が本当になくなってきたからです。

もちろん感情がない人はいません。毎日トイレに行くのと同じです。何かあれば、うれしかったり、悲しかったり、悔しかったり、起こったり、恐れたり…、そんなことは生きていれば当たり前のこと。

しかし、トイレに行ったら毎回流すのと同じように、湧いてきた感情を毎回ジャ~ッと流すことができればいいのですが、流せない人は大変です。トイレが流れないで詰まったままなんですから。。。くさいものには蓋をしたくなるでしょう。

そこで問題なのは、トイレに行くことですか?トイレが流れないことですか?
誰でもわかります。詰まって流れないことのほうが問題なのです。

では、なぜ詰まるのか?
悲しい・辛いいろいろなイベント、過去のトラウマを出して治療しても、それは詰まった汚物を外にかき出すようなもの。
ちょっと流れたかな?と思っても、床に汚物を飛び散らせ、後始末が却って大変なことになります。しばらくしたら、また詰まることはわかりきっていますから、何度も繰り返さなければいけません。

ですからここ数年は、感情がひっかかっていたとしても、「除去する必要がない」と反応するものに関してはそのまま触らないことにしています。必要のないものをあえて触ることで汚さなくていい手を汚すことになるからです。しかしアレルギー除去が進み、身体が弱アルカリ化していくに従い、感情の反応はでなくなりますし、患者さん自身の言動にもその変化は明らかに見て取れます。

その変化は別人??とこちらも、そして本人も思うほどです。
これまでは誰に操られていたんだろう???って言う感じです。

もちろん身体・内臓面が完成していない人は、特に卵タンパク、および糖質・塩・鉄・カンジダなどにアレルギーがる人は感情が乱れやすいように思います。なぜだかそういう人は、大人も子供も、自分で自分の感情を乱し、周囲を引っ掻きまわしているのです。

卵タンパクの問題は、胃腸系だけでなく、花粉やカビといった季節性環境アレルゲンの問題とも直結しますし、筋骨格系の問題、内臓の炎症などにも大きく影響しています。糖質・塩・鉄アレルギーも然り、高温多湿の国に住む者のアレルギー除去において大きなポイントのひとつです。しかしアレルギー除去により、そういう状況を生み出さなくなる心身の変化に、私も患者さん自身も気づかされます。

先日、「遺伝子上のマイナスエネルギーに対するスイッチ」に関する意見を述べさせていただきましたが、感情・思考パターン・行動様式は、家族・親類・地域性・県民性・国民性・地球人・宇宙、または男性・女性・職業・NAET患者・NAET施術者といった共通項によって潜在意識がみな繋がっていることと関連してきます。

これに関しては、「それはなぜ起こるのか」(喰代栄一(ほおじろえいいち)著・サンマーク出版)の第4章「過去に共鳴する人間」にわかりやすく書かれています。


世の中、大人も子供も、感情的に思考し、それに動かされて安易に行動する人が増えていますが、私はそれに対してとても危機感を抱いています。共通無意識の世界で火に油を注ぐのはインターネットですから、インターネットなしでは機能しえない現代社会はまさしく砂の城。

アレルギー疾患や医学・科学で解明されていない病が増え続け、自殺者や休職者が増え続け、生活保護世帯が増え続け、支援学校の増設件数が増え続け、そして国債発行(国の借金)も増え続けている日本。

自分の会社だったら、こんな会社誰が引継ぎたいと思うでしょうか?
大げさに聞えるでしょうが、国民ひとりひとりが日本という会社の社長にならなければ、国の再建はとても難しいということを危機感を持って自覚すべきときだと認識しているからこそ、私はここでNAETを続けているのです。

最新の画像もっと見る