日本脳炎のワクチンによる重篤な副作用の報告が、過去10年で237件あったという報告が出た。これは過去10年間に日本脳炎にかかった人数57人をはるかに超えています。予防のためのワクチンの意味を考えなければいけません。
日本脳炎はウィルスを持った豚の血を吸った蚊による媒介で発症しますが、流行るのは蚊の多くなる夏で、日本では中国地方・四国・九州・沖縄といった西南部に発生が偏っています。今後温暖化が進めば、日本脳炎やマラリアのような蚊を媒介とする感染症地図はおのずと変わってくるでしょうが、すぐの話ではありません。
ワクチンに関する情報は、以下のNPO法人「VPDを知って、子供を守ろう」のサイトがわかりやすいので勧めている。スケジュール表もプリントできるようになっている。
お母さん方からワクチンに関する質問をよく受けるので、以前も話したと思いますが、またワクチンに対するNAET的な考え方・対処法を少し書いておきます。
まず「特定のワクチンを受けるか、受けないかをどう決めるか」です。
3つのステップを踏みます。
1、特定のワクチンのウィルス、もしくはそのワクチン自体にアレルギーがあるか、ないか。
感染源にアレルギーがなければ、それは「罹りにくく、治りやすい」ということで、逆にアレルギーがあるということは、「罹りやすく、治りにくい」ということです。
よってアレルギーのない場合はワクチンを接種しても副作用の発生はほぼないといえます。しかし、アレルギーのある場合は、わざわざ植え込むことでその感染源に感染し、発症します。アレルギーの程度、また問題を起こす経絡・内臓によっては後遺症も出ます。
ポリオは今年9月から不活化ワクチン(IPV)が導入され、11月からはこれまでの3種混合に加えて4種混合ワクチンとなりました。ポリオは断然不活化の方が安全性が高いです。
これまで日本は生ワクチンでしたから、大人でもポリオにアレルギーのある人は、油断なりません。後遺症が40代以降で出てくるような人もいますので、アレルギーがあれば除去すべきと考えます。
2、特定のワクチンの有効度・必要度が高いか、高くないか。
個人に対して特定のワクチンの「有効度が高い」というのは、そのワクチンがその人にとって有効である可能性が高いということです。
そして個人に対して特定のワクチンの「必要度が高い」というのは、そのワクチンを接種する必要性がその人にとっては高いということです。
もちろんNAETにおいては、筋力検査を用いて、その人の身体に「あなたにとってどうなの?」と聴くわけです。ですからこれを採血などの科学的根拠を元に話しているわけではありません。科学での証明が、臨床に追いついていない、というだけのことです。
余談ですが、EBMと言いながらも、そのエビデンスを測るべき検査法の進化は、多額の研究費を投じているにもかかわらずはっきりと認められないのが現状です。こちらがメートルと寸尺では、話がかみ合うはずないんです。
3、ワクチンを打つか打たないかを決める
・ワクチンを打ってもいい人
ワクチンにアレルギーがなく、ワクチンの有効度、および必要度が高い人
・ワクチンを打たなくてもいい人
ワクチンにアレルギーがなく、ワクチンの有効度、および必要度が低い人
・ワクチンを打つべきではない人
ワクチンにアレルギーがあり、ワクチンの有効度、および必要度が低い人
ワクチンにアレルギーがありワクチンの有効度、および必要度が高い人;ただしこの方はアレルギー除去後にワクチンを打つ必要があるといえます。
ちなみに、細かく書きませんでしたが、有効度が高くても、必要度が低い場合、アレルギーがなければ接種はしなくてもいいということになります。グランドピアノは素敵(有効度が高い)だけど、自分の家には要らない(必要度が低い)、免許のない人にベンツは要らない、というような意味です。
ワクチンは現代医療の要石のひとつです。
これによって防げる病気も多いからです。(特に発展途上国)
しかし発展途上国ではない、国々で唯一伝染病を出しているのが日本。
それはワクチン後進国だから、というのがおおかたの答え。
しかしワクチンを打たなければ、アメリカをはじめ、かなりの国も伝染病患者を出すことは目に見えています。だから打っておけば大丈夫というのは、そのうち崩れるはずです。
世界中、特に先進国の人たちの体温低下、免疫力低下は共通なんです。
だからワクチンも大切だけど、もっと大事な事に各国が取り組まなければ、各家庭が取り組まなければ、地球を背負うだけの元気と活力のある人材を確保できなくなる日が来るのもそう遠くない…と思うのは大げさでしょうか。
ワクチン打つべきか、打たざるべきか。
決めるのは、自分です。子供に対する全責任を負う親御さんです。
医師も、国も、その人の将来までの責任は取りませんからね。
日本脳炎はウィルスを持った豚の血を吸った蚊による媒介で発症しますが、流行るのは蚊の多くなる夏で、日本では中国地方・四国・九州・沖縄といった西南部に発生が偏っています。今後温暖化が進めば、日本脳炎やマラリアのような蚊を媒介とする感染症地図はおのずと変わってくるでしょうが、すぐの話ではありません。
ワクチンに関する情報は、以下のNPO法人「VPDを知って、子供を守ろう」のサイトがわかりやすいので勧めている。スケジュール表もプリントできるようになっている。
お母さん方からワクチンに関する質問をよく受けるので、以前も話したと思いますが、またワクチンに対するNAET的な考え方・対処法を少し書いておきます。
まず「特定のワクチンを受けるか、受けないかをどう決めるか」です。
3つのステップを踏みます。
1、特定のワクチンのウィルス、もしくはそのワクチン自体にアレルギーがあるか、ないか。
感染源にアレルギーがなければ、それは「罹りにくく、治りやすい」ということで、逆にアレルギーがあるということは、「罹りやすく、治りにくい」ということです。
よってアレルギーのない場合はワクチンを接種しても副作用の発生はほぼないといえます。しかし、アレルギーのある場合は、わざわざ植え込むことでその感染源に感染し、発症します。アレルギーの程度、また問題を起こす経絡・内臓によっては後遺症も出ます。
ポリオは今年9月から不活化ワクチン(IPV)が導入され、11月からはこれまでの3種混合に加えて4種混合ワクチンとなりました。ポリオは断然不活化の方が安全性が高いです。
これまで日本は生ワクチンでしたから、大人でもポリオにアレルギーのある人は、油断なりません。後遺症が40代以降で出てくるような人もいますので、アレルギーがあれば除去すべきと考えます。
2、特定のワクチンの有効度・必要度が高いか、高くないか。
個人に対して特定のワクチンの「有効度が高い」というのは、そのワクチンがその人にとって有効である可能性が高いということです。
そして個人に対して特定のワクチンの「必要度が高い」というのは、そのワクチンを接種する必要性がその人にとっては高いということです。
もちろんNAETにおいては、筋力検査を用いて、その人の身体に「あなたにとってどうなの?」と聴くわけです。ですからこれを採血などの科学的根拠を元に話しているわけではありません。科学での証明が、臨床に追いついていない、というだけのことです。
余談ですが、EBMと言いながらも、そのエビデンスを測るべき検査法の進化は、多額の研究費を投じているにもかかわらずはっきりと認められないのが現状です。こちらがメートルと寸尺では、話がかみ合うはずないんです。
3、ワクチンを打つか打たないかを決める
・ワクチンを打ってもいい人
ワクチンにアレルギーがなく、ワクチンの有効度、および必要度が高い人
・ワクチンを打たなくてもいい人
ワクチンにアレルギーがなく、ワクチンの有効度、および必要度が低い人
・ワクチンを打つべきではない人
ワクチンにアレルギーがあり、ワクチンの有効度、および必要度が低い人
ワクチンにアレルギーがありワクチンの有効度、および必要度が高い人;ただしこの方はアレルギー除去後にワクチンを打つ必要があるといえます。
ちなみに、細かく書きませんでしたが、有効度が高くても、必要度が低い場合、アレルギーがなければ接種はしなくてもいいということになります。グランドピアノは素敵(有効度が高い)だけど、自分の家には要らない(必要度が低い)、免許のない人にベンツは要らない、というような意味です。
ワクチンは現代医療の要石のひとつです。
これによって防げる病気も多いからです。(特に発展途上国)
しかし発展途上国ではない、国々で唯一伝染病を出しているのが日本。
それはワクチン後進国だから、というのがおおかたの答え。
しかしワクチンを打たなければ、アメリカをはじめ、かなりの国も伝染病患者を出すことは目に見えています。だから打っておけば大丈夫というのは、そのうち崩れるはずです。
世界中、特に先進国の人たちの体温低下、免疫力低下は共通なんです。
だからワクチンも大切だけど、もっと大事な事に各国が取り組まなければ、各家庭が取り組まなければ、地球を背負うだけの元気と活力のある人材を確保できなくなる日が来るのもそう遠くない…と思うのは大げさでしょうか。
ワクチン打つべきか、打たざるべきか。
決めるのは、自分です。子供に対する全責任を負う親御さんです。
医師も、国も、その人の将来までの責任は取りませんからね。