増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

今年はじめてのデビ詣

2008年08月28日 | 近況
増田カイロは今日から4日間休診を頂いています。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません、と同時にご協力ありがとうございます。

私は今、ロサンゼルスにいます。
こちらは1日遅れだから、まだ27日。

8月27日は増田院長の誕生日。
当日お祝いできないから、なんだかんだ理由をつけて、2~3回お誕生日祝いしたような気がします。
ケーキの日、焼肉の日、焼き鳥におでんの日と…(ケーキ以外は、本人のご意思です)
そして随分昔にかっておいた肝心な誕生日カードを渡すのをうっかり忘れてこちらに来てしまいました。残念。


今回は、春のインドセミナーがキャンセルになったので、今年初めてのNAETセミナー参加です。
毎年夏に行われるNAETシンポジウムとNAETセミナー、そしてインストラクターセミナーとで合計4日間参加します。


本当はもっとデビの追っかけをしたいのですが、今年は国内セミナーを6回も予定したのでなかなか時間が取れなくなってしまいました。
ということで来年からは国内セミナーは3回くらいにしようと考えています。
セミナー回数が多くても少なくても、来る人は来るし、来ない人は来ませんから、余り影響はないでしょう。

そしてクリニックの質を落とさず、自分もスタッフも好きなときに自由にセミナーに参加したり、休みが取れるよう、スタッフの人数・質ともに今以上に向上させていくことにもっと力を注ぎたいと思っています。
それにはまず私が、さらにパワーアップするしかありませんね。もっともっと。

私がスタッフや患者さんの先生であるように、スタッフも私や患者さんの先生であり、患者さんは私やスタッフの先生なんです。
これは家族でも、仕事でも、プライベートでもどこでも一緒。

家族や増田カイロやNAETというチームのなかで、どこかがパワーアップされれば、それはチームメンバーみんなに影響します。
だからみんながパワーアップすれば、そのチームの力はすごく大きくなると思っています。

ともかくこの4日間でスタッフも患者さんも少しゆっくりして充電できるといいなと思っています。
今年もまたずっと走り続けていますから、私もスタッフも続けて来られている患者さんも、たまには足を止めないといけませんからね。

セミナー後、シアトル在住の鍼灸師&NAET施術者のさちこに運転をお願いして私も少しどこかへ行こうかなと思っていますが…、体力しだいですね。

セミナーのほかにいろいろと宿題を持ち込んでいるので、あっという間に4日間経ってしまいそうです。
それに書きかけのブログをアップしたり、シンポジウムの内容などもお知らせできたらといいなと思っています。


P.S,
増田カイロの患者様へ、
クリニックはお休みですが、24時間転送電話として繋がります。
問題があったら、まずクリニックにお電話ください。
こちらからクリニック宛のメールも見ることができますので急ぎでなければメールでもOKです。

骨折や緊急問題に関しては、まず救急病院に行って下さい。そしてそこでどういう指示をされたかこちらにお電話ください。
その上で、こちらから自己治療などの指示を出します。

歯が痛い・・・げど虫歯じゃなくてよかった。

2008年08月15日 | アレルギー・NAET
ここ数日、なんだか左右の下の奥歯がしくしくする。

ブラッシングすると血が出るから、虫歯になっちゃったのかと思ってドキッとしましたが、虫歯ではないと反応したのでひと安心。

チェックしてみると大腸経にまだ基本項目がいくつか反応しました。
上の歯・歯茎の問題は胃経、下の歯・歯茎の問題は大腸経が関連します。

鉄とビタミンC、それを治療したらすっきり痛みもなく翌日には問題なくなりました。

最近外食を控えて、自炊しているんです。
「そのせい」でハムとかソーセージとか豚肉とか好きなものばかり食べていました。それに普段飲みつけないグレープフルーツジュースも、ここ数日は毎朝飲んでいました。

普段しないことをすると身体はすぐ反応します。

正確に反応しているからいいのですが、よくよく調べるとまだ自分にも基本項目が残っている部分があるんだな、他にもきっと見落としているなと思い、再チェックしてすぐ治療しました。

NAETにおいて治療者は、患者さんより治療が進んでいる必要があります。
なぜなら基本的な栄養素に関連するアレルギーは、施術者にも患者さん自身にも、スイッチングと呼ばれる神経の混乱を引き起こしますので、筋力検査が安定しないのです。

施術者でも筋力検査が上手くいかない人は、自分の治療を後回しにしている人。
ガイドブックにもそのことが書かれています。
自分の治療が上手くいっている人は、同じように患者さんの治療も上手くできている。
だからデビもいつも自己治療をしっかりするように言っています。

このようなエネルギー治療に深く関わる人ほど、自分の肉体がしっかりしていないと、結果が出せません。
もしくは自分の身体がいたみます。

最近自己治療をさぼっていましたから、身体が教えてくれたんだと思います。
もっともっとNAET施術者としてしっかり自分を磨きなさいって。

了解しました!

自分に出来ることは。

2008年08月13日 | アレルギー・NAET
仕事場ではうつで家に帰れば元気になる新型うつ病だとか、シュガー社員だとか、これからの日本を支えていく人たちが何だか「危ない」と思っているのは私だけではないでしょう。

病気とシュガー社員を混ぜて考えることは、いいことではないのかもしれないが、アレルギー治療の観点から見れば、どちらも一緒です。

自分は関係ないと思っている人でも、いつそうなるかわからない。
それが今の日本であり、地球なのだから。

吸う空気、食べもの、飲み水、住む家、着るもの、日用品…
すべてがどんどん汚染されている中で、心も身体も元気なはつらつとして人間が生きていける環境ではなくなっている。


人間も、動物も、植物も、全て生き物は食べたもの(摂取したもの)からできている。
だから現代における摂取する食べ物・飲み物・使うものの質的低下と栄養の摂り方の偏りは、明らかに私たちの身体を蝕んでいる。

そんな欠陥だらけの身体だから、いくら薬を飲んでも治らないし、ストレスに弱いし、自己中心的にしか考えられない大人が増えているんじゃないでしょうか。

健全な肉体にしか、健全な心は宿りません。
心と身体の関係は、卵と鶏とは違います。
卵と鶏はどちらが先かわからないものの例えですが、身体と心は明らかに身体が先なんです。

心が安定すれば身体が安定するというのは、明らかに間違いです。
そう思う人は陽性体質の頑張りやさんだけ。

陽性体質の一部の人には、心のアプローチは有効です。
しかし陰性体質の人には逆効果になります。
やればやるほど自分を責め続け、却って心と身体の健康バランスを崩します。


そしてもう一方で健康に気をつけている人がかえって「あだ」になって問題を起こしているというケースも多いのが現代です。
健康志向が高いうえに、いろいろな健康産業が花盛りですからね。

そしてよく有機の野菜だから、虫食いがあっても形が変でもいいんだという考えがあるようですが、それは間違いです。

たとえ有機であっても、土がよくないから虫食いができ、形が変になるんです。
土の栄養(特にミネラル分)や水のバランスがきちんとしていれば、農薬を使わなくても虫食いもなければ、変形もない、おいしい本当の野菜・穀物がとれるんです。

これは人の身体も一緒。
身体に悪いものを摂らず(無農薬野菜やジャンクフードを摂らない)、一般に良いといわれるもの(有機野菜や栄養豊富なバランスのとれた食品)を摂っていても、心身の健康が保てない、いわば虫食いの曲がったキュウリのような人がたくさんいます。

なぜならその人が栄養素を取り込めない身体であるからです。
玄米食にしてから調子を崩す人が多いのはこのためです。
特に玄米にはカドミウムなどの重金属が多く含まれますから、摂れば摂るだけ後になって問題を起こします。

一般的に気をつけている人がこれですから、気をつけていない人はさらにひどいのは当たり前です。

少年院や刑務所で、ジャンクフードや甘いお菓子やジュースを止めて、バランスの取れた食事を取るだけでも体調や気性までが変わっていくのはよく知れたことです。
しかし現実に戻れば、また世の中にはそういう食べ物が蔓延していますから、再犯性が高いというのも当たり前のことでしょう。


最近の信じられないようなニュースの数々も、自分の鏡としてひとりひとりが捉えなければいけないと思います。
他人事で済ませてしまっているとしたら、自分とは違う世界のことだと思っていたら、いつか痛い目に遭うかもしれませんよ。

本当にそんな世の中なんですから。


私はいままで6年くらいNAETを行ってきましたが、自分の診断・治療技術は年々変化、向上していると思っています。しかしデビに比べたら、まだまだ若造です。

しかしこんな若造でも、付いてきてくださる患者数が増え続けていることは感謝にたえないことであり、日々の臨床から更なる診断・見たての質的向上を目指して意識を集中させていきたいと思っています。

NAETを選び、続けてくださっている先生は、みんな同じ気持ちです。
どんな道であっても、一人前になるには最低10年。
師匠を超えるには、一生をかける必要があります。
まだまだ折り返し地点にも到達していないところなのかなと思いますが、「頑張らない、あきらめない」気持ちでこれからもより早く・安く・上手い(効果的な)治療であり続けるために精進していきたいと思っています。

健康教室も少しずつ広がっていて、自分で自分を守るという考え方を草の根的に広げていければいつか大きな実を結ぶと信じて、一歩一歩進んでいきたいと思っています。

ひとりひとりが、自分にとって、家族にとって、日本にとって、地球にとって、宇宙にとって出来ることをひとつずつ行動に移していったら、きっといい世の中になってくれるのではないかと信じています。

僕には金に見える

2008年08月11日 | 近況
北京オリンピックで最初の日本人金メダルが有力視されていた谷亮子選手が銅メダルでした。

みんなが金メダルを当たり前のように感じていましたから、「外野」には残念、がっかりという思いがあるでしょうが、本人、そして彼女を支える夫、コーチなどチームメンバーには終わった~という安堵感があるのではないでしょうか。

もちろん金メダルだけを目標に一番頑張っていたのは彼女なんですから、そこに手が届かなかったことに悔しい気持ちがゼロということはないでしょう。

でもそれ以上に、主婦として家庭・子育てと競技の両立の中、黙々と練習を積み上げてきた彼女であるからこそ、今回の結果はこれはこれで満足いく結果なんです。

だんなさんのコメント「僕には金に見える」という言葉は、グラっときました。
本当に苦しい・辛い練習の毎日を見守っていた彼だからこそ言える、彼女に対する感謝の言葉じゃないかなと思います。

彼女のそんな一生懸命な姿に、だんなさんのほうがきっと勇気付けられていたことでしょう。

これからどんな道を進むかわかりませんが、この家族には強くて太い絆があるから、どんなことがあっても大丈夫でしょう。

楽しみに、そして影ながら応援していきたいと心から思いました。

北京オリンピックはじまりましたね。

2008年08月09日 | 近況
昨日が開会式だったんですね。
うっかり忘れていて、仕事終わってスーパーで買い物していました。

中国のチャン・イーモウ監督が総監督・指揮でしたからぜひ見たかったんだけど・・・中国5千年の歴史。

この監督の映画は大概好きです。
映画館でワーワー泣いて、恥ずかしいくらいの顔で恵比寿を歩いていたときもありました。

いろいろな政治的・民族的問題が絡んでテロ行為などが予想されますが、どうか無事に、歓喜の中で終了することを祈っています。

スポーツと政治は別だといっても、これは建前。
本音はやはりエゴ的なものでしょうね。

自分の命も他人の命も別に惜しくないテロリストには奇麗事なんて通用しませんが、そんなエゴ的な空気がオリンピックに自分の全てを賭けている人・その姿を楽しみにしている人たちのもつフィルター、空気清浄機できれいになってくれたらなあと思っています。

今のテロリストだって、たまたま憎しみの中に生まれてしまっただけで、日本で生まれていたら…、アメリカのセレブの家に生まれていたら…、きっと全く違う人生になっていたはずなんですから。

今憎しみの中に生まれたにも、理由があるのかもしれませんが、そんなの誰にもわかりません。

生き物全てに課せられた役目というのは、「自分としてもらった、授かった命を一生懸命に生き全うする」ただそれだけだと思うんです。


4年間のトレーニングの成果を競技のその日その時間に集中して、どれだけのパフォーマンスができるか。
自分にはとてもまねできないことだけれど、それを成し遂げている人がいるというだけで、勇気付けられます。

人間ってすごいんだなと。

「勝ってもいい、負けてもいい」のベストな気持ちで皆さんがんばってください。
そしてその瞬間を思いっきり楽しんでください。

一生懸命に生きるって・・・

2008年08月08日 | おすすめ
8月9日(土)13:30~15:30、
グランシップ11F風にて池田哲郎さんの講演会があります。
お近くの方はぜひ行ってみて下さい。当日券1200円で、一部寄付金となります。
保護者同伴の小中学生は無料です。


講演タイトルは、
私たちの行動が日本を変える 今、私たちにできること
「懸命に生きる子供たち、日本人にこそ学んで欲しい」


池田氏は沖縄生まれ。
現在日本アジアネットワーク代表などを務めていらっしゃる方です。
1990年からアジア各地を回り、貧困地域などを見て周り、その様子を全国で講演しておられます。

貧困だけでなくさまざまな困難の中で懸命に生きる彼らの姿から、一生懸命に生きることの大切さや命の尊さを日本人こそ学んで欲しいという内容です。


私も10年ほど前、看護師を辞めてこの道に入る前のふらふらしていた時、南米・アフリカ・アジアと廻っている中で自分の価値観が180度くらい変わったんですね。

なんて自分は狭いところしか見ていなかったんだろう、狭いところでしか物事を考えていなかったんだろう、世の中も空も地球もこんなに大きいのにって。
毎日毎日すばらしい朝日や夕日、草原、海、滝、湖、遺跡…を見ていて、たくさんいいエネルギーを地球から宇宙からもらいながらそう感じていました。

それから何だかふっと力が抜けて、何でもいいか、どうでもいいか、死んだらおしまいだからなってお気楽に思えるようになりました。

それまではああどうしよう、どうしようって、結構くよくよと悩んだり、考えたり、他人がどう考えるかなんて気にしていたりして・・・疲れていました。
というより今考えれば、自分で自分を疲れさせていたように思えます。

物には恵まれているけど、子供の頃から受験で塾通いをしていた余裕のないきつきつの自分、ずるずると進学して就職して、何か大事なものをどこかに忘れてきてしまっている自分、大病院という組織の中でどうにも身動きのできない自分・・・、雄大な自然の中で、自分のそれまでの歩いてきた道を振り返りました。

貧困の中で粗末なものを着て、たいしたものも食べていなくて、その日暮らしをしているんだけれど、そんな子供たちの目がなんとキラキラしていたことか。

どちらが幸せなんだろうと、ずっと考えていました。


物質的には満ち足りていて、何不自由なく子供の頃からすごしている私たち。
しかし子供の頃から塾・受験と競争続き。
今の子は、一番大事な時期に大人の作ったテレビ・ゲーム・携帯に支配され、縛られている。
常に周りの目を気にしながら、本来の輝きを失っている子供たち。
親のしいたレールの上は歩けるけど、独りでは身動きが取れない。
そして大人になっても競争は続き、打たれ弱くて、自己中心的。

特に最近は、自殺にしても他殺にしても、大人も子供も死を簡単に選んでしまうかのようなニュースが日常化して、感覚が麻痺してきている。

いつから、どうしてこんな国になったのかしら?と思いますが、ひとりひとりが気付いて、ひとりひとりが良くしていくしかないんですね。


大人が楽しくないから子どもも楽しくないんです。
まず大人ひとりひとりが、苦しくても生き生きと責任ある楽しい人生を送ること。このひとりひとりの生への満足感が、将来の大人である子供に対する一番のプレゼントなんじゃないでしょうか。


この機会に、自分において一生懸命に生きることってどんなことなのか、ぜひ考えてみてください。

塩の塩梅はむずかしいのです。

2008年08月06日 | アレルギー・NAET
脱水のことを少し前に書きましたが、脱水を改善するのは簡単ではありません。

昨日テレビで「塩の摂りすぎは脱水になる」ってTVでやっていたと患者さんが言っていました。

私は見ていないのでどう言っていたのか定かではありませんが、「塩を摂ってはいけない人が摂れば、または摂らなければいけない人が摂っていなければ脱水になる」のが本当だと思います。


脱水とはいくつかの意味を含みますが、大きくは身体の細胞ひとつひとつに水分が足りていないということです。
かすかすみかんのような感じ。

細胞に水がなければ、代謝ができず、電気信号も伝わりませんから、身体の中でいろいろな機能が果たせないことになります。

そして水が足りないからといって、がぶがぶ水を飲めばいいのかというとそうではありません。

水(H2O)にもアレルギーはあります。
だから水にアレルギーのある人は飲んでも飲んでも、汗や尿として出て行くばかりです。

もしくは身体から出られずに、細胞外液の貯留としてあちこちにむくみを作ります。東洋医学では、水毒といいます。

むくみの結果は、痛み・かゆみ・喘息・耳鳴り・めまい・しびれ・だるさ・体重増加などいろいろです。


脱水には、大きく3つ、水・塩・砂糖が関係しますので、これらに対してどういう状況にあるのかを知らなければいけません。

例えば塩で言えば、
塩を摂っているのか、いないのか
塩が身体に入っている(吸収されている)のか、いないのか
塩を摂っていいのか、いけないのか

たいていの人は塩を摂っていなくて、しかも身体に入っていない、そしてたくさん摂ってもいけないのです。

ストライクゾーンが狭いんです。

足りなくてもすぐ問題になり、多く摂りすぎてもすぐ問題になるのです。

だから治療としては、摂った塩がしっかり身体に吸収されるようにすること。
その上でいい塩をしっかり摂ってもらうのです。

塩・砂糖・水が身体にしっかり入るようになれば、この暑さでもしゃっきり元気に働くことが出来るんです。

入っていないのに、補給ばかりしていてもそのうち無理がたたります。
入っていないものを摂り続けるということは、身体にとっては余計な仕事をさせられているわけですから、毎日毎日残業なんです。

だるい、食欲がない、吐気がつよい、起きられない、手足やからだの力が入らない、動けない、風邪が治らない、喉が痛い、声がかれる、かゆみがひどい、皮膚がかさかさ、目やに、かすみ目、ひぶん症状、咳が止まらない、頭痛がひどい、筋肉痛・関節痛、めまい・耳鳴りがする、微熱が下がらない、こむら返りする、同じ姿勢や寝起きがつらい、よく寝違える、血圧が高い・低い、動悸・息切れ、便秘・下痢が続く、鼻炎、中耳炎、出血がつづく、感覚過敏、生理痛がいつもよりひどい、てんかん発作、痙攣、ちょっとしたことでイライラするなどなど。

今これらの問題がある人は、身体の塩の塩梅がよくなれば、もっと楽になるでしょう。


変な天気が続きますが、皆様お気をつけて。

2008年08月05日 | 近況
少し前に東京で雷雨があり、帰宅通勤ラッシュに電車が止まったというニュースがありましたが、昨日もあったようですね。

その前には広島で遊び場に鉄砲水が来て、子供たちが流されるという怖ろしい事故もありました。
あの映像を見て、本当に津波みたいでぞっとしました。
私だったら逃げられていたかどうか…

雷雨の中、本当にいつ自分の上に雷が落ちてくるかわかりませんから、こういうときは室内に逃げておくしかないですね。


万が一のときの危機管理は、個人個人で必要です。
大雨で土砂が来たら、津波が来たら、地震が来たら、停電になったら、火事になったら…いろいろな場面を想定して、そのときあわてないで大事なものを持って非難できるように、誰かに連絡できるように予め備えておきましょう。

東京で山手線が止まる少し前に、静岡でも雷雨があり、クリニック近辺が2時間ほど停電になりました。
近くの信号も消えていたようですから、渋滞していました。

電気が完全に止まりましたので、その間は冷房も音楽もなし。
もちろんベッドも治療器具も電動ですから、暗い中汗かきながら、手で治療していました。

非常用の懐中電灯もなぜか壊れていて、役立たずでした。ガックリです。

こちらも患者さんも貴重な経験でした。
それでも患者さんはいらっしゃってましたから、来るなり「ここ停電なの~?」という感じで楽しい経験ではありましたが、もうごめんです。

ちょうど手もしんどいなあと思っていた頃に、電気がつき、冷房も入って生きたここちがしました。

たった2時間でも困るんですね、電気がないと。


こんなへんな雨の降り方は、やっぱり地球温暖化のなせる業なのでしょうか。
人間のエゴで地球を汚し、破壊したつけを今払うときが来ているんだなとひしひしと感じています。

とにかく皆様が事故や怪我にまきこまれないよう、お祈りしています。
「自分は大丈夫」、これからこれは通用しませんよ。

アウトドア派の人は気を付けましょう。

2008年08月03日 | アレルギー・NAET
70歳の女性が日本紅斑熱で死亡という記事がありました。
山でマダニに刺されて、マダニに寄生しているリケッチアという生物が体内に入ったため、このような不幸な結果になってしまったのです。

日本ではなじみが薄いのですが、北米などでは、年間数万~数十万人もの報告があるライム病という病気もマダニなどを媒介としてボレリア・ブルグドルフェリというスピロヘータが体内に入り、全身に回ることで様々な症状を起こします。

感染初期には、咬まれたところを中止に遊走性(動く)紅斑ができ、頭痛、発熱、悪寒、筋肉痛、関節痛、だるいなど、風邪様症状が見られ、抗生物質で治ります。

しかし放置または問題を特定できずに慢性化すると、スピロヘータは全身にひろがり、全身の慢性関節炎、顔面神経麻痺、角膜炎、脳炎などへ移行します。

だから、たかが「ダニ」なんて思っていてはいけないのです。
しかしこのような問題を起こすダニは家にいるホコリダニとは大きさが明らかに違います。

普通は2~3mmですが、これらのマダニが吸血すると1cm近くにもなるので、そんなものがくっついていたら、すぐに皮膚科で診てもらいましょう。

山などへ行った後に、赤く腫れているところがあれば、とりあえず尿で自己治療して、一度皮膚科で診てもらったほうがいいでしょう。

また服装も軽装ではなく、長袖・長ズボンで靴下も履いておきます。
帰ってきて服を脱ぐときにも、シャワーするときにも、何か変なものがくっついていないか確認しておきましょう。



温暖化でこれからもこういう事態は増えていく可能性があります。
繁殖時期も繁殖場所もずれ込んでくる可能性が高いです。
実際に日本では以前見られなかった南国のウィルスなどもすでに日本に来て問題を起こし始めています。

わからないものに感染したら、とにかくまず体液(唾液・尿)を使って自己治療しておきましょう。
ダニやむかでなどにひどくかまれてしまった場合には、唾液・尿にくわえて、刺されたところから搾り出した体液も一緒に治療しましょう。

すぐに自己治療しておくだけでも、予後が全然違います。

ヘビにかまれた場合は搾り出した体液で自己治療しながら、関節を縛って血流を抑え、血清を打ってもらいに病院へいそぎましょう。
その後にNAET治療を追加すれば、腫れも痛みもすぐよくなります。

私もキャンプ・BBQは大好き。
特に川原でスイカや野菜冷やしながら、BBQするのがお気に入りです。
でも自然な中で遊ぶにも、気をつけなければいけないことは知っておかなければいけません。

皆様、楽しい夏休みを過ごされますように。

レクター博士じゃないでしょうに。。。

2008年08月01日 | 近況
カナダの夜行高速バスで、隣に座っていた乗客を殺し首を切るというニュースを見た。

映画の世界が現実になった感じがした。

しかもこのバス、グレイハウンドはカナダ・アメリカを走っている大手、日本でいうならJRバスみたいなもの。

私もバックパッカー時代は、宿賃節約のため、独りでラムコークを飲みながら乗ってカナダ縦断しました。

知らない人と隣同士で眠りづらかったのは確かですが、こんな事件があると思うとぞっとしてもう乗れませんね。

そのバスでこんなことが起きるなんて、日本だけでなくあちこちおかしくなっているんですね、悲しいです。

凶行に及ぶ前は休憩中で、他の人と談笑しながらお酒を飲んでいたらしいですから、それも無関係ではないのでしょうけど、あまりにもショッキングです。

日本でも異常な犯罪が増えていることをとても危惧します。
いつ、どこで、自分がこのような事件に出会うかわからないんですものね。

歯科検診のように、子供のうちにみんなNAET基本的な栄養素だけでも治療できればどんなにか、こういう問題も防げるんだろうにと思うけど、国はメタボ検診を考えている程度ですから、まだまだ無理でしょう。

「ポッテンガーの猫」の3代目はまさしく、この社会においてももう現実に存在しているんです。

自分のことは自分で守る。
自分のことは自分で責任を取る。