増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

本当にもう今年終わっちゃうの?

2012年12月31日 | 近況
前回、あと4ヶ月と書いて…、もうあと1日弱。
本当に今年は何が何だか、振り返る時間もないくらい、全速力で走り続けたような1年でした。当然手元には仕事が山積みではありますが、しばし4日間ひとやすみさせていただきたいと思います。

そしていつもこの時期、しみじみ思うことがあります。
増田カイロはスタッフ総勢4名ですが、実質3名で月のべ1500人以上の診療を続けています。これもひとえに、黙々と自分の持ち場を切り盛りしてくれている2人のスタッフのおかげと、院長ともどもいつもいつも感謝しております。

院長は増田カイロのシンボルみたいな存在ですから、いるだけで随分助けられています。前頭葉(性格・行動を決めます)が脳梗塞によりほぼ破壊されたので仕方のないことではありますが、私だけでなく、仕事中のスタッフにも無理難題を言ってきますから、よく喧嘩もします。しかし院長とファイティングできなくなったら、私の施術者としてのモチベーションは確実に下がるでしょう。

私を治療者として育て支援してくれた院長に、医療の世界において、NAETで「エベレスト登頂」するところを見せたい、そしてその恩恵を「院長に言葉を取り戻す」ということで院長自身にも味わってほしい、というのが、私が今を生きる目標だから。


しかし私もここにきて12年、もう若くないなあと思う今日この頃です。
11月末に御殿場まで高速道路デビューしたのに味を占め、12月中旬に疲れを感じながらも箱根まで片道1時間弱ですから120キロ位で往復し、その後から私の弱点である気管支と喉を痛めてしまいました。アドレアリンを使いすぎたのでしょうか。ちなみに私は飛ばすのは好きですが、運転するのは好きではありません。

もちろん仕事に穴を開けることはしませんが、自分が弱くなると、とたんに他人(患者さん)の持つマイナスエネルギーと共鳴を起こします。ですからたまに施術しながらひどく咳き込むことがあり、ご心配をおかけしました。
グリーンマイルという映画を見たことがある人ならどういう感じかわかるかと思います。

自己治療を積み上げていますから、元気な時にはそういうことは一切ないのですが、自分が弱くなると、身体に出入りするエネルギーをコントロールをすることがいつものようにできなくなるようです。という事で、もっともっと完璧に自己治療を仕上げなければいけませんね。

と同時に、ちょっとブレーキをかけたほうがいいかなと思っています。
120キロで事故を起こすのと、50キロで事故を起こすのでは、ダメージが異なりますからね。「ちょっとブレーキを踏むことを覚えた方がいいですよ」、なかなか治らないのは、「まだまだブレーキが足りないですよ」と身体が言っているんだな、と今回しみじみ感じました。

来年はクリニックの休みをもう少し増やそうかなと思っています。
スタッフがもっと増えてくれれば順に休めるので、いつかそういう人が来てくれればいいなあと思っています。

去年も寝正月で、来年のお正月はどこか行きたいなあと思っていました。
そして今年も寝正月決定、かな。
来年のお正月こそどこかにいけるよう、早めに計画したいと思っています。

仕事も、プライベートも100点目指します。
それがブレーキに繋がるんでしょうね。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
来年も皆様にとって、幸多き年になりますことを心からお祈り申し上げます。

あなた、誰?

2012年12月28日 | アレルギー・NAET
寒さも日に日に増してくる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はまだブレーキをかけております。60キロ走行くらいでしょうか、身体がそういいますから飛ばせられません。しかし仕事を休んでいいとは言われないので、止まらず走り続けています。

クリスマスも過ぎ、年の瀬という感じが強まってきましたが、やはりウィルスの威力が強まってきましたね。ノロウィルスのニュースをよく聞くようになりました。年が明けたら、インフルエンザも活発化することでしょうから、皆さん3項目をしっかり守っておいてくださいね。

寒さ+高気圧+満月で体内潜在感染源も、大忘年会をいたるところでやっているようです。

身体の症状はもちろんですが、この時期、精神症状も多くでてきます。
悲しくなったり、怖くなったり、不安になったり、イライラしたり、卑下したり、ハイテンションになったり…。

よく冬はうつになりやすいといわれますが、それも元は同じ。あなたが感じる感情というのは、体内潜在感染源の活性度に依存しますから、身体の中の誰かが元気になれば悲しくなったり、イライラしたりするんだ、という事です。その究極の形が多重人格ということになります。

よって、言い換えれば、体内感染源の支配が少ない人ほど、感情のコントロールが楽にできるニュートラルな人、本来のその人が見える人といえるのです。

ですから寒さが強まるこの時期にようやく顔を出してきた黒幕である体内感染源(特にノロウィルス・ロタウィルス・インフルエンザウィルス・ヘルペスウィルス、RSウィルス、各種耐性菌、カンピロバクター、サルモネラ菌、ボツリヌス菌、ビブリオなど)を叩くチャンスが今、といえます。

一度きっちりとこれら感染源に対するアレルギーを除去できれば、そのウィルス・細菌からの支配下に再び入ることはありません。

ウィンタースポーツの選手も、冷えアレルギーだけでなく、体内潜在感染源に対するアレルギーも除去されれば、その人本来の力が努力に応じて発揮できるのです。
もちろん受験生も同じ。

体質が、その人の運命も、将来も決めるんです。
今のあなたは、誰ですか?

しつこいようですが。。。

2012年12月18日 | アレルギー・NAET
12月半ばに喉をやられてから、クリニックではブレーキをかけつつ診療させてもらっています。といっても患者数も診療時間もかわりませんので、全て代理施術とし、かつ多弁も控えさせてもらっています。

とはいえ、この時期年末に向けて皆さん何かとせわしなくなりますから、皆さんにも同じようにブレーキをかけてもらわないといけません。

前にも書いたように身体を冷やすものは口にしないのはもちろんのこと、身体を中から外から冷やさないことと同じくらい大事なのが休息の量です。質ももちろん大事ですが。

毎回話すのも大変なので、治療室にみなさんに見えるとことに貼っておきました。
こちらに来れない方にも大事なことですので、ここに出しておきます。ご自身やご家族にも参考にしていただければと思います。


1、過食を控え、中から身体を冷やさない
 
甘いもの・油っこいもの(特に揚げ物)・冷たい火の通っていないものは控える
体調がよくないときには、米・もちなどの糖質も控える
コーヒー・緑茶、そして水分自体も摂りすぎれば身体を冷やします。

2、温かくしてよく寝る
 
できればシャワーじゃなく、お風呂で身体を温めて、すぐに寝ることです。
みなさんの必要睡眠時間をチェックしてみると、10時間と出る人が多いです。冬は人も寒さから心身を守り、体力を温存するためにもプチ冬眠が必要です。一度には無理でも、いつもより少し早く寝る習慣をつけるとか、昼寝をするとか、脳と身体を休めるための必要時間を増やす努力をしてみてください。
中には12~15時間必要と出る人もちらほらいますが、こういう方は相当疲れている証拠です。とにかく無駄な活動を控え、食事も減らして、とにかく心身ともに休息させる必要がある要注意な人です。

3、外から身体を冷やさない

使い捨てカイロを1~3個身体の前面に縦に貼り付けます。大抵の人は胃腸が疲れているのでおへその上の胃の部分を温めることが必要です。人によってはおへその下の子宮・前立腺部分や、逆に胸の真ん中を温めるといい人もいます。首・足首・胃は外気に触れさせてはいけません。特に外出時には、家を出る前にマフラーやネックウォーマーをしておかなければいけません。首前部にある外気温センサーが外気にあたると、とたんに手足の末梢血管をしめ、全身の血液循環を悪化させます。

とりあえず、この3つを守っていればひどいことにはならないはずです。
時節柄、みなさま身体の声を聴きつつ、どうぞご自愛ください。

本当にそれでいいの?

2012年12月06日 | アレルギー・NAET
12月に入って、ここ静岡も朝・晩は寒くなってきました。
寒くなり、高気圧優位の状態が強くなると、一番心配なのが慢性体内潜在感染(ウィルス・細菌たち)の活発化による急性悪化です。

秋・冬の晴れた日には虫垂炎など緊急手術が多い、というのは安保先生の本にも書いてあるとおりで、高気圧優位の秋・冬は内臓の潜在炎症が悪化する時期だからです。
春・夏は低気圧優位なので、どちらかというと真菌が元気になり、ウィルス・細菌は下火になります。

ですからこの時期、患者さんには以下の3つを守るよう、しつこく言い続けています。
1)甘いもの(砂糖・果物・乳製品・酒・煮物)を摂らない、摂り過ぎない
2)油っこいもの、特に揚げ物は極力控える
3)冷たいもの、生もの、火の通っていないものは避ける

○○会も増えるこの時期ですが、この3つを守れれば、内臓温を下げずに済みますから、誰でも持っている潜在感染源を活性化することはありません。

潜在感染源が活発化する時期だからこそ、よく気をつけておかないとインフルエンザ・ノロ・ロタ・RSなどのウィルスやマイコプラズマ・カンピロバクター・肺炎球菌・歯周病菌・PRSP・耐性緑膿菌などの細菌にやられるんです。これらは外からもらうというよりも、もうすでに持っていて身体の中で静かに潜んでいるといったほうがいいでしょう。

そして間違えないでほしいことは、何度も言うようですが、ウィルスや細菌が悪いんじゃない、ということです。それに罹る、かつ長引く体質の方が悪いんです。でもそのことを学校の校医さんも、保健師さんも触れませんね。

こちらに家族で来ているお母さんの言葉がそれを示しています。
「うちの子は幼稚園で、いつも独りだけ体温が36度台で、他の子はみんな35度台。だから幼稚園の先生からおかしいと思われている」と。

子供の平熱が35度台でOKなわけないでしょう。
そんなことを平気で言える人に子供を任せられるわけないし、子供の体温が35度台でいいと思っている親がいること自体、呆れてものが言えません。

子供も大人も朝起きて36.5~36.7度なければ、心身機能が正常とは言えません。
どこかに問題があるんです。病気もしくは、予備軍というわけです。

しかしこういう人が何らかの症状を訴えても、病院の検査ではよほどでないと引っかかりませんから、皆さん迷路に入り込むわけです。病気になってから見つかっても遅いのに、もう少し様子をみましょう、なんて言われますものね。様子をみてたらそれこそ本物の病気になってしまうのに…。

潜在感染が慢性的に進んでいる場合は、概して低体温になります。
ウィルスも細菌もそのほうが居心地よく、のびのびできるんですから。

しかし、静かなる慢性感染が破綻し、爆発的に感染源が増えるといわゆる発熱です。慢性真菌・細菌感染では、微熱が続くこともあります。個々人異なりますが、多くの場合、子供でも40度くらいまでは解熱剤を使わずにおいて風邪の自己治療を2時間毎にしてもらうと、次の日には元気に回復します。これが免疫力のある、自分で自分の身体を守れる子供の姿です。

その認識を大人が、親が改めない限り、将来この国を背負うことになる人は、国を背負う体力・気力を備えないまま大人になるでしょう。

自分と自分の家族は、まず自分が守ってください。
すべて自分に起こる事は、自分が引き寄せているのですから。

今の時代、多くの情報があふれ、誰でも簡単に手に入れることができます。しかし多くの知識を持つわりには判断力の乏しい、頭でっかちの人が増えました。これもアレルギー症状のひとつだと思いますが、自分を見失わないよう、いつでも静かに、自分の心に聴いてみてください。

本当にそれでいいのかどうか。

もう師走!

2012年12月02日 | 近況
一年中走っているから、今さら師走っていう感じは特別ないのですが、今年もあと1ヶ月!と思うとドキっとしますね。

あれもしたかった、これもしたかった、あれもしてない、これもしてない…だらけですから。

このブログも前回の記事が9月で、今年もあと4ヶ月というくだりのままでした。。。
たまに言いたいことを書いてはいるのですが、診療の合間に書くのでどうしても未完成品がたまり、熟成しすぎてかなりすっぱくなってますね。早いところまとめてアップしておきます。(あくまで予定)

今年を振り返って、私の点数を(潜在意識に)チェックすると60点。
(顕在意識上の)自己評価が80点だから、差があります。
仕事100点、プライベート20点。というわけで総合60点だそうです。

仕事面に関しては自分のベストを尽くして命を懸けて取り組んでいますから、何一つ後悔はありません。もっと、もっと上を目指して、もっともっと頑張りたい、早くDrデビに追いつきたい、という思いだけです。

しかしその反面、自分のプライベート時間をきちんと作っていなかったんだなあと反省します。自分にはもっと休みがほしいとか、どこかに行きたいとかいう気持ちはそれほどないと思っていたのですが、実際そうでもなかったのかな…と。

といっても、院長が行きたいところは静岡県内のいろいろなところ。
そして私の行きたいところは、アンコールワットとピレネー越えが必要なサンチャゴ・デ・コンポステラ。あっ、もうひとつ。中国のパンダ保護センター。
全くまじわらないんですから。
スタッフがもっと増えるまでは、海外1ヶ月休暇は無理だなと思っています。

でも先月末、院長を御殿場に連れて行ったら、いい気分転換になったようですので、来年は毎月温泉かどこかに連れて行こうかと思っています。

御殿場から帰ってきて、たまたま送られてきた来年のスケジュール帳を自分のポケットに嬉しそうに院長はしまいました。どうするのかなと思っていると、来年のセミナースケジュールとスタッフの誕生日を書き込み、1月・2月…と指差して、旅行に行くんだとゼスチャーしていました。

脳の活性化に不可欠なもの。
糖分・酸素・刺激

今年、院長にも3つ目が足りなかったのかな、と思いました。
ちなみに、私がこの3つを学んだのは、増田院長が講師だった「カイロ神経学」です。

院長復活・・・

2012年12月01日 | 近況
9月中旬から院長の調子が良くなかった。
みんなで近くのカフェに行こうと、車から降りて歩き出すと急にブルブルしだした。
後から見ていて、いつものようにまた怒っているのかと思ったら、そうじゃなく痙攣発作だった。しかしその1回だけだったのですぐには病院には行かなかった。

その頃から麻痺側の緊張度がさがり、右足・右手が弛緩してダラ~っとしてしまった。
右足が踏ん張れなくなり、私と佐藤さんが外出先などで、よく抱っこしたり、おんぶして運ぶことも増え、このままじゃ私の腰が持たなくなるなあと思っていた。

9月の後半からは、多いときには数分毎に30秒くらいの痙攣が続き、自力歩行がままならず、車椅子に頼ることが多くなったので、受診。
CT上では梗塞巣に悪化は認めず、脳梗塞後の後遺症のひとつということで、担当医から抗けいれん薬を処方してもらった。

自宅の2階から1階に寝室を移し、独りでは心配なので、私が病院の付き添いのようにして過ごした。幸いフローリングの家なので、絨毯をはずして、自宅では肘付きの事務椅子を車椅子代わりに左足でこぎながら、院長は本棚とテーブルを行き来していた。

薬のコントロールが効かず痙攣が続き、夜も3~4回はトイレに起きる日が続いた。介助の私もさすがに疲れたが、私が気づかない間に独りでトイレに行って、ベッドの脇やトイレの床に転んでいることもあったので、骨折したらもっと大変だから起こしてねと言いながら、細切れ睡眠の日が続いた。

頻回な痙攣発作で落ち着いて食事も取れない、睡眠も取れない状況のまま、10月のNAETセミナー時は1日だけ、本人の強い希望で参加した。
毎回セミナーでは、集合写真を撮っている。院長はその写真係りなのだ。

10月中旬になっても、痙攣は続き、薬の調整が続いた。
もちろん優先項目をチェックしながら、アレルギー除去もできる範囲で朝・晩と続け、10月20日過ぎ頃には、夜トイレに起こされることがなくなってきた。

そんな中、気分転換と年賀状用写真撮影をかねて、佐藤さんも一緒に3人で御殿場時のすみかのイルミネーションに行こうということになった。

私にとって初めての高速デビュー。
付いているけど使い方がわからないナビを桐井さんがセットしてくれて、どうやって入るのか、降りるのか全くわからないまま、静岡インターへとりあえずGO!

高速道路では100~120キロで走って、私は気分爽快。みんなはビクビク。院長は何度も左に寄れサインを教官として出していました。

日も暮れて到着し、早速イルミネーションの中で写真撮影。
といっても、人物が暗くなってしまい、年賀状には採用されませんでした。



院長を温泉に連れて行くことはできないので、私たちが温泉に行っている間は院長は部屋で留守番+読書。そして食事。ですから院長にとっては、いつもの食べる→読む→寝るの繰り返しでした。

2日ともグランテーブルというビアホールで夕食。
ドイツのビアホールみたいな感じで、久しぶりのビールと肉三昧。
もちろんその日に飲むビールはチェックして決めます。

牛・豚・鳥とバランスよく、たらふく胃が痛いくらい食べました。
行けないけど、どんなもんか食べてみたい、飲んでみたいという人は、御殿場高原ビールのサイトをご覧ください。購入もできます。
↓↓↓↓↓↓
http://gkb.co.jp/

ホテルとドームみたいなところに1泊ずつして、眼の前に富士山を眺めながらの温泉はとてもすがすがしく、久々の気分転換になりました。

のんびりチェックアウトをして、近くの風穴に。
予想より大きなところでしたが、いつものようにサンダル履きでへっぴり腰の私でも何とか廻って来れました。

院長は無理なので、入り口で読書しながら待機。


ちょっとお腹を空かせて、すき焼き(もちろん肉追加)をいただいて、再び高速に。
帰りは意外とあっという間で、途中の写真撮影時間を抜いたら1時間ほどで戻ってきました。

翌日、私は運転疲れの背部痛を感じながらの出勤でしたが、何だか院長の調子がよい!?
ずっと車椅子を当てにしていたのに、自分で歩いているのです。体調を崩してからは日中クリニックに降りてくることはなかったのに、前のように昼と夕方に本を持ってやってくるではありませんか。思わず、どうしたの?と聞きましたが、院長は、はっ?何か?という顔。

狐につままれたような感じです。
薬のコントロールが効いたのか、治療が効いたのか、気晴らしが効いたのかわかりませんが、院長復活です。その代わり、怒って噛み付くのも早速復活して、昨日は嬉しくもあり、痛くもありの1日でした。