増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

Go for Broke!

2011年05月31日 | 近況
今日午前診療で、今日の午後から木曜日まで、しばしのブレイクです。
毎月連休を作って温泉に行く、なんて言ってからもう1年以上経つのに、まったくの有言不実行。

今回も院長が熱海から下田までの電車に乗ると言っていたのですが、天気が良くないので延期となりました。
ということで、家の片付け、院長のスクラップブック作りの手伝い、映画、ショッピング、食べ歩き…といつもどおりの休日になりそうな予感がします。。。

今日は早速サールナートホールで2本映画を観ようと計画していましたが、やっぱり疲れたので1本に。
これは院長が前から観たがっていた映画。
少し前にテレビでも連続でこのドラマをやっていて、院長もしっかり観ていました。

それは、「442 日系部隊」
アメリカ陸軍で史上最強の部隊といわれた442は、移民2世からなる部隊だったという所がすごい。

それまでハワイ部隊の多くが日本人であったところに、日本の真珠湾攻撃。
特攻隊の奇襲攻撃を軍人として、エンジニアとして…、惨劇を目の当たりにした日系2世たち。
それまで差別はあったものの、アメリカ人と同じように仕事をしてきた日系人は軍隊から外され、皆収容所送りとなる。。。

その中で、日本に帰るか、アメリカに残り、アメリカ人としてアメリカの為に戦うかを選択する。
そしてアメリカ国民として、アメリカ軍人としてアメリカのために戦うことを決めた者の集まりのひとつが442部隊。

他の部隊が何日かけてもできなかった攻撃をたった3時間で終了させたり、アメリカで最強といわれた部隊をドイツ軍の包囲網から助け出したり、ヨーロッパ戦線ではダッハウのユダヤ人収容やフランスの町を解放したのも442だそうだ。

ダッハウやアウシュビッツなどの収容所は、以前ヨーロッパをうろうろする中で訪れた場所の中でもインパクトの強い場所のひとつ。
やはり人が人を批判し、裁き、支配し、大量虐殺した場所であるから。
壁一面を覆うたくさんの靴・たくさんの鞄・たくさんの髪の毛…は忘れない。
手元に戻るはずのない鞄には、みな名前が書いてあった。

人は人をジャッジすること、裁くことはできない、と強く感じたことを覚えている。
そしてそんな場所の解放に日系人部隊の活躍があったことは、日本にとっては敵であるアメリカ軍であったとしても、何だか誇らしい。


日本人(ジャップ)というアメリカからの偏見と、自分の両親・祖父母の母国である日本と敵対しなければいけないという試練の両方を乗り越えた422部隊の精神的・肉体的強さの根底にあるのは、やはり親世代から教わっていた武士道精神、自分の国アメリカに対する忠誠心、そして何とか自分達の存在をアメリカに一国民として認めてもらおうとする強い願望だった。

もう80~90歳代と高齢の彼らはあくまでも謙虚である。英雄ではない、と。
それは軍人としての誇りと、その一方にある人としての罪悪感。
自分も生き延びる為に敵とはいえ殺人をしてきたという一生離れない影。

アメリカ軍の戦死者の墓はとてもきれいで明るかった。
国のために自分の命と家族への未練を捨てて戦ってくれた自国民に対する敬意の念が強いから、きちんと世界中にある墓地を管理している。

戦争は良いことではないし、いまだ続いている地域もある。
誰をも不幸にする戦争を決して肯定はしないが、国を想って自分の命を犠牲にした個人の魂を、尊厳を否定することはできない。
その犠牲の上に、あとからのほほんと生まれてきた私たちの幸せがポンっと載っているのだから。

ぜひ興味のある方は、もしくは必要性が高いと出る方は、ご覧になってみてください。
静岡では、6月10日まで、サールナートホールにて上映しています。

あなたも使っている家庭での農薬

2011年05月30日 | アレルギー・NAET
子供をとりまく環境を考える会主催の勉強会が、5月29日台風の中、大阪箕面市で開かれました。

参加できなかったけれど資料をご希望の方は、運営事務局(080-4012-3533)に連絡すれば資料を実費で送ってくれるそうです。

興味のある方はぜひ、上記事務局までお問い合わせください。

資料代500円+送料を以下に振込み

資料は、以下のURLから見ることができます。
↓↓↓↓↓↓
http://www.naetjapan.com/login/SickSchool_4.pdf



春~夏にかけては、除草剤や殺虫剤・駆除剤などの農薬が家の外でも、家の中でも使われますね。
特に家の中で使い始めて何か変…という場合は、使用を控えるなり、使っても大丈夫なようにアレルギーを除去してもらいましょう。

虫刺されが絶えない人やハチが寄ってくるという人は、エネルギー的に引き寄せていますので、蚊に、ハチに、ダニにやられないようアレルギー除去をしておけば、寄り付きませんから心配要りませんよ。

毒は毒ですので、使わないにこしたことはないのですが、学校や公園、公共施設、食品を扱う店などは、法的に散布が義務付けられていますのでしかたありません。

そういう環境でも、自分の遺伝子を壊さずに生活し続けることができる為にNAETがあるのですから。

今の原発問題に限らず、空気や土壌や海の化学物質・重金属汚染、各種電磁波(電気製品・レントゲンなど)の日常的な過剰被曝、栄養素不足による免疫低下・感染症の増加など、我々の身の周りにはこれどうなの???がたくさんあふれています。

私達の負の遺産を将来に残さないように、今の大人がすべきことはなんなんでしょうね。
時間のあるときにでもひとりひとりが考え、自分にできることを実践して行ったらいいのではないでしょうか。

アメリカの友人が以下のサイトを教えてくれました。
無料のドキュメント映画がたくさん観れます。英語なので???すぎる人は、もしかしたら動画サイトを探せば同じものの日本語訳つきがあるかもしれません。
↓↓↓↓↓↓↓
http://topdocumentaryfilms.com/

健康・環境はもちろんのこと、政治・経済・音楽・戦争などなど、いろいろなジャンルのドキュメンタリーを観ることができます。でも英語なので、ちょっときついです。時間のあるときにどうぞ。

日本の3.11の大震災についてのドキュメンタリーももうありました。やること早いですねえ。

日本が産油国になったら・・・

2011年05月29日 | 近況
昨年12月に筑波大の渡邊信(まこと)教授が見つけた藻=オーランチオキトリウムが石油を作る藻として注目されているというニュースを以前見たことがある。

そしてたまたま今日見たテレビにもこの教授と藻が紹介されていた。
燃焼実験も済み、実際にテレビでトラクターにこの藻から作った油を混ぜて動くところをやっていた。

これをあらゆる方面において実用化出来るようになれば、もちろん日本は世界一の産油国となるくらいすごい藻らしい。
院長も喜んで拳を何度も上に上げていた。(グー=そうだ~!のサイン)

私には、産油国=税金なし、公共料金ただ、医療費・教育費・燃料費ただ…というイメージがあるのですが、日本がそんな国になったらすごいですねえ。夢のようですね。。。

単純に考えたら、笑いが止まらないでしょうね。
温室効果ガスの問題とか、実用化のこととか、専門的なことは私にはわかりませんが、藻石油から温室効果ガスが出ないように誰かが新たに開発すればいいだけですよね。こういうところにみんなの財産である税金を使ってほしいですよねえ。

しかも、そのダイヤの原石を日本の藻オタクの先生が見つけたことがすごいです。

そしてこの先生、日本でまず実用化して欲しいと、海外からのオファーも断りながら、日本の企業にむけて講演しているんですね。
それこそ東京電力が真っ先に手を挙げないのかしらと思うけど、まだ上層部は原発命なんでしょうね。

それならとここ中部電力がやってくれれば良いのに…。
それこそ御前崎の土地あまっていないのかしら…誘致すれば良いのに。
藻石油を作ろうっていう会社を。

なんでも朝三暮四。
朝言った事も、状況が変われば、新しい情報が入ってくれば、夕方には変わるのが当たり前。
こっちのほうがもっといいとなれば、古いもの今手にしているものを捨てるくらいの行動力・決定力が必要です。
それで自分の、家族の、日本の運命が変わるなら、なおさらです。

この先生、藻一筋40年以上ですから、筋金入りです。
私はまだNAET一筋といっても10年弱。まだまだひよっ子です。
渡邊教授から見ても、Drデビから見ても。。。

私も日本中の人が、世界中の人がハッピーになれるような仕事を残せるように、この道一筋で貫き通したいと思います。

といっても将来的にNAETよりもっともっと「社会に対する有効度・有益度」の高いカウントを示す施術があれば、もちろん私はそちらを選びます。私はそういう人です。

しかし、これまで世界中のいろいろな施術の有効度・有益度をチェックした中でのダントツがNAETでしたので、今は人類にとっての可能性を一番秘めているであろうNAETをこれでもかというくらい究極まで極め尽くすことに専念しています。

人生を賭けて極めるだけの価値がここにはある、と私は確信していますから。

そして日本がアラブ諸国みたいに税金のない国になったら、もっともっとNAET施術者を養成でき、そして集中治療しやすいようにNAET専門施設を作ったり、ほとんど無報酬でAIDS治療をしているインドのシスター達にももっと寄付できるのになあと勝手にイメージが膨らんでいます。

神様、どうかお願いします。。。税金・医療費・教育費・住居費タダの国。

コロンブスの卵

2011年05月28日 | アレルギー・NAET
「コロンブスの卵」って聞いたことありますね。

これは、見れば誰でもできることだけれど、それを最初にするのは大変なんだという意味で使われる話。

先日書いたとおり、私はカイロ大学を出て、早いものでもう11年目。
高校を出てから医療の世界に入り、早いものでもう26年位経つらしい。

30才を前にして、西洋医学の世界から代替医療の世界に目が向いたのも、それまでの経験があったからこそ。

病院という世界で西洋医学の世界に立ちはだかる様々な壁を実際に当事者として経験し、かつ目の前の患者と共に喜び、悲しみ、苦しんできたからこそ、別の形でその壁を乗り越えたい、と単純に思った。
何か他にないのかなあ…と。

それまでお薬命で西洋医学の世界にどっぷりつかっていた私には、手で行う背骨の矯正で筋骨格の痛みから、内臓の問題にまで影響を与えられるというカイロプラクティックの発想自体が、目からうろこだった。

そしてカイロの学校でひと通り学ぶも、何か釈然としない不満足感をすっきりさせてくれたのが、増田院長が当時科学新聞社でゼミを行っていたカイロ神経学だ。

ずれやゆがみをカイロの世界ではサブラクセーションと呼ぶが、カイロ神経学においては、それは原因ではなく結果だとしている。
だからカイロプラクターの仕事は、ことの結果であるずれやゆがみをなおすことではない、あくまでもその原因、神経系の流れ・機能を回復させることだと。これも、目からうろこだった。

そして増田カイロに来てすぐNAETを知った。カイロプラクティックでもアレルギー疾患に対してアプローチするが、その結果は不確定であり、何か他の方法はないかと探すなかで、院長が見つけた。

食べ物・栄養素にアレルギーがあると、その栄養素を十分に消化・吸収できないから、栄養素の不足が起こる。
だからサプリにアレルギーがあると、よりたくさんの消化・吸収されない余剰栄養素が慢性的に蓄積し、それが身体組織を損傷する。
重金属・農薬・薬剤など体外に早く出てほしいものにアレルギーがあると、解毒できずに体内にどんどん蓄積されていく。

身体を作り、機能させるための栄養素が慢性的に不足することにより、身体の組織・構造は脆弱化し、心身に機能不全状態を作り出す。
それは身体のつくりがもろく、機能が正常でないと同時に、精神状態の不安定をも生み出す。

食べたものや飲んだサプリは身体でてっきり利用されているものと思い込んでいたので、栄養素自体に対するアレルギーという概念、そしてこの世の万物に対してもアレルギーを生じる可能性があるということには、両目からうろこだった。

私は子供の頃、今ならアレルギーだねと思える症状をたくさん持っていた。
中でも毎日大変だったのは、朝ごはんを食べることができなかったことだ。

以前ここにも書いたことがあるが、朝ご飯を食べるまで家を出してもらえなかったので、幼稚園は毎日のように遅刻。
ご飯をトイレや外のゴミ箱に捨てに行ったり…と、子供ながらに苦労した。
口の中に入れてものどの方に行かず、飲み込めないから、いつまでもかんでいることになる。

今思えば、それはアレルギー(貧血)の一症状だということがわかるが、そういうことも含めて、すべてNAETでいうところの「アレルギー=自分にエネルギー的に合わないものに対する各種反応」のセオリーで解決できる、ということをDrデビのセミナーで知って、なぜだかぽろっと涙が出た。

見つけた、ここに答えがあった、と。

NAETのセオリーを何の疑いもなく、すんなりと飲み込めたことで、私は本当にスッキリした。これだ!って。
アメリカのセミナーから喜んで帰ってきた日のことを、今でも私はしっかり覚えている。
これこそ医療におけるコロンブスの卵だって、とても興奮していた。

それでもアメリカでDrデビがNAETとして始めてから30年強、日本に入ってきて6年。
このセオリーをすんなり受け入れられる人のほうが、世界中においてもまだ圧倒的に少ない。
これはNAETに限らず、他のエネルギー療法、代替療法すべてにいえることでしょう。
いわゆる常識の壁です。

だからこそ、私はNAETを極める為にこの一本道を黙々と進んでいる。
それはできれば生きているうちにゴールが見たいから。ゴールに着いてみたいから。

そのセオリーもテクニックもとてもシンプル。
だけどその魔法の杖を自由自在に、お寿司屋さんのようにポンポンと使いこなすには、大量の知識と経験が必要だ。

もしかしたら、一生かかってもゴールには着かないのかもしれない。
それでもいいから、行けるところまで行きたいと思っている。前進あるのみ。

なぜなら、地球上のひとりでも多くの人に、このコロンブスの卵を知って、体験してほしいから。
そして今の私の使命は、特にこの日本において、いつでも、どこでも、だれでもが安全に安心してNAETの効果を享受できるよう、セミナーを通して私の経験のすべてを伝えきること。

コロンブスの卵が、コロンブスの卵でなくなる日を楽しみに、毎日毎日を生きつくしている。

卒後11年目なんだ・・・。すごい。

2011年05月27日 | 近況
先日、RMITの同級生の戸部先生からお手紙が届きました。(現在、文京区千駄木で開業中)
卒後10年経って…という内容でしたが、もうそんなになるんだなあ…と感慨深く思いました。

以前にも書きましたが、適性の合わない仕事は5年が限度。
看護婦の仕事は大好きでしたが、大学病院の仕組みが嫌でやっぱり5年で止めました。
それからジプシーですね。

ちなみに以前の私は、看護婦・カイロプラクター・NAET施術者の適性は全て高くでていました。
しかし自己治療が進むにつれ、これが変わってきたのには、自分でもへ~そうなんだと言う感じでした。

自分の道が万里の長城のような頑丈な1本道に絞られていったのです。
残った1本道は、もちろんNAET施術者の道。だから今もこの道の上にいる。

これは医療関係者としての適性は高いけれど、多くの医療業種のなかでひとつだけに絞られた、ということ。

ひとりの人間、広く浅くでは仕事に対する高いポテンシャルを維持できませんから、道を極限まで絞って、しかもそこの道上にいるということは、私にとってこれ以上の幸せはないと思っています。
NAETの自己治療を進めることで、まずここまで来れたことに感謝です。まだまだ天竺までの旅は続きますが。

NAETで何が変わるんですか?と言われたことが何度かあります。
そしてその都度、こう答えました。

「人生がかわります」と。

質問者の期待した答えかどうかはわかりませんが、私にはNAETをあらわす言葉は、この一言しかないんです。
痛みが消えるとか、片付けられるようになるとか、眠れるようになるとか、勉強ができるようになるとか、食べられるようになるとか…、こういうのは一過程にしか過ぎません。症状とは、単に結果だから。
だから自分の人生を変えたい!と思う人には、NAETはベストチョイスですね。


これは普遍的に言えることだと思いますが、職種自体が合わなければ転職を繰り返すし、職種は合っているけど部署とか、具体的に扱う内容が合っていなければ昇進しないとか、結果が出ないとか、結局上手くいかないです。

だから上手くいかないとき、まず考えなきゃいけないことは、「自分にあっているか?」です。
適性のないものはいくら頑張っても結果はでません。

合っていないものをどうして上手くいかないのかと、一生懸命に悩んだり、自分の未熟を嘆いたり、果ては他人のせいにしたり…。
これではまじめな頑張りやさん、いい子タイプの人の方は心身ともに崩れるし、人間関係があちらこちらで上手くいかないのは当たり前です。

気合で何とかなるのは頑張って30代まで。
だから30代のうちに、自分の「適性探し」を完結しないと、その先辛いと思います。

日本なんて、他の国からしたら天国のように恵まれた環境なのに、自殺率は高い。
この理由は、選択肢が多すぎて、みんな自分の本当の居場所、適性がわからないからじゃないかしらと思います。

「適性のない居場所」で生きることが、働くことが、いい人でいることが、出来る人でいることが、他に認めてもらえないことが、親や周囲の期待に添えないことが、思い通りにならないことが、できないことが…、自分を苦しめるんでしょうね。

そこから逃げるために、死ではなく、ホームレスを選ぶという方法もあります。
ホームレスの中には、以前重役だった人や、優秀な研究者だった人もいると聞きますし、もちろん前頭葉疾患による社会不適応により社会からはじかれてそこにたどり着く人もいます。
後者は社会保障・社会保護の対象なので、学校にいる時点で先生がそういうシステムを教えるべきだと思いますが、知らない人が大半でしょう。

そして戸部先生、学校にいる時から○金をもらっていたと思いますが、学生の中でダントツ元気でした。
エレベーターは使わないし、通学は自転車だし、お弁当もちゃんと手作りで持ってくるし…。
私と違う人種だ~、すごい人だ~と思っていました。

案の定、同封されていたのは上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名と、祝の島(ほうりのしま)という映画パンフのコピーでした。やはり現役の活動家だ。

この島の原発問題の映画は他にもあって、先日佐藤先生が横浜までいってわざわざ見てきました。
これは、いずれは同じ血かもしれないということのサインかな。。。
自転車乗っているし、お茶持参しているし。

この映画、静岡ではアイセル21で7月17日(日)午後1時から上映するそうですので、興味のある方はぜひどうぞ。

以前院長が卒業したパーマー大学(アメリカのカイロ大学)の卒後確か10周年の集まりで、半数はカイロプラクターを止めているという話をしていたと思います。

私の同期卒業生は今どうしているのかな?
みな、自分にあった道を見つけて、自分の人生を楽しんでいてくれることを願っています。

私はもちろん、これまでの人生でマックスに楽しい時を、ここ静岡で静かに、マイペースに送っております。

地震シェルター

2011年05月26日 | アレルギー・NAET
以前触れた県の地震防災センターに早速行ってきました。

車は院長が脳梗塞してから乗り出したので、かれこれ5年位は乗っていると思いますが、99%家とクリニックの往復にしか使わないので、市内でも道を知りません。
ナビつきですが機械は好きでなく、地図を予め見ておいて、頭にインプットしていきます。

そして車に乗ると、となりで院長の左手ナビがちょくちょく動きます。
私の方向感覚の弱さ(これも磁石の問題なのですから、鉄に加えて方位や地磁気の治療がまだ必要ですね)が院長のナビに混乱させられるので、いつも「ウソ教えるんじゃないわよ!!!」とけんかしています。
そして昨日も地震防災センターから静岡駅に行くのに迷子になり、一方通行の道をぐるぐる廻っていました。。。

平日だし誰もいないかと思ったら、そこそこいたので、やはりみんなこんなご時世だし、興味があるんですね。
4ヶ国語くらいの外国語表記もあり、結構観光がてらや視察にも来るらしい。
空港作ったんだから、何でも「売り」にしないといけませんね。箱物は維持してなんぼ、ですから。

午後3時からのツアーにちょうど間に合ったので、静岡に津波が来たら…を想定して作られたビデオを見て、ガイドツアーに2人で参加しました。というより、この回は2人だけでした。

玄関床に貼ってある、過去の津波被害地域には、やはり私達の住んでいるところが青くマーキングされています。
院長はガイドさんに、とりあえず「家はここなんです~」とアピール。

3~5分以内に津波が来る可能性が高いということなので、とりあえず院長の足で近くの3階建てビルまで行けるかどうか…ですね。
ガイドさんは、地震の大きさに関わらず、地震の揺れがおさまったら、一目散にすぐに高いところ(3階以上)に行ってください、といっていました。
だから玄関に避難グッズがないと困りますね。

クリニックにいるときは、とりあえずクリニックの屋上。
家にいるときには、斜め前の老人介護施設かな。

院長は靴をはくのに時間がかかるから、その時はリハビリシューズをはいてもらうことにしましょう。
脳梗塞後のリハビリ室では、みなさんそれなりのマジックテープ式のリハビリシューズを履いていたのですが、院長はそれが嫌で拒否。いつもはいていた革靴でリハビリをしていました。

また入ってすぐのところに、過去の大地震での津波の高さが示された垂れ幕があり、見上げるようでしたが、これに呑まれたらちょっとなあ…という感じですね。


そのあと地震体験コーナーに2人で挑戦。
手すりがあったので、院長は声にならない声を出して、最後まで必死につかまっていました。
今回は手すりがあったので、とりあえず転ばずにいられましたが、本当の大地震が来たらどうなるのでしょう。
院長は揺れがおさまるまでどうするか、どうやって逃げるかなど、考えておかないといけないなと思いました。

そのあと消火体験コーナーに。
鍋の火に消化器をむけたのですが、「消火不能」で燃え広がってしまいました。。。残念。

そして1階、2階にさまざまな避難用グッズや転倒防止グッズ、耐震補強のための建材やら、いろいろありました。




トイレはやはり自分用が欲しいですし、院長のためにも洋式でないと困るので、簡易トイレは何かしら絶対購入しておこうと思いました。いくつか種類があって、あれば便利だと思います。ダンボール製の廉価品(3000円位)もありました。

蛍光灯が割れた時用のカバーやガラスの飛散防止フィルムもいるかなあ…といろいろ写真を撮ってきました。

そして私が一番欲しいと思ったのが、一条工務店の木製耐震シェルター。


津波にやられたとき用に防水加工がしてあって、ドアを閉めたら完全防水!だったら、絶対買うんだけどなあ…と思いましたが、現物はとりあえず地震用です。
でも、予めシェルターを寝室にしておいて、そこにある程度の備蓄用品を入れておけば、安心だなあと思いました。

ちなみにこのシェルター、25万円。
地震予防のために自社でできることとしてのサービス価格だそうです。

また要介護者のベッドの上に頑丈な金属製のアーチ屋根を設置するものもありました。
これもなんかよさそうでしたが、20万円。安心代でしょうね。


1時間あればゆっくり見れますので、県民の方も、そうでない方も、まだの方は一度ご覧になって体験してみてください。

自宅の大量の本・本箱対策は難しいので、できればひとつかふたつの部屋に本箱を集中させて、そこからはとりあえず逃げる、本棚は諦める、ということにすればいいかしらと。
でも誰があの本を動かすのかと考えると、ちょっと先延ばしになりそうな…。

でもいつくるかわからないし、できればこないで欲しいけど…、備えあれば憂いなしですからね。

今回は桐井さんの協力のもと、写真付きにしてみました。
院長の近況はこんな感じです。家ではもう何冊買ったかわからないほどの原発・大震災関連の本に埋まっています。

身体の中からク~ルビス

2011年05月22日 | アレルギー・NAET
今年は中部電力の浜岡原発が止まって初めての夏ですから、しかもまた暑そうですから、夏の電力が足りるかどうか…、皆さんちょっと心配かもしれませんね。

でも心配して足りるのなら、いくらでも心配すればいいんです。
しかし心配して足りるようになるわけではないので、無駄な脳の消耗は止めたほうが良いでしょう。
頭のエコのために。

それより今年は余分な電気をつけないようにとか、冷蔵庫にビニールカーテンするとか、扇風機を上手く使うとか、図書館のような公共施設を利用するとか、水風呂に入るとか…各自ひとりひとりができる節電を心がけていけば何とかなるんじゃないかしら?と軽く考えていますが、どうなるんでしょうね。

私も仕事で電気をばっちり使いますので、停電なんていわれたらいつものように予約をこなせませんし、クーラーなしでは無理。
それならもしも用に発電機を買っておこうかな…とも思いましたが、購入の必要性がチェックで高くでなかったので、あっさりやめました。

その時がきたら、佐藤先生に手伝ってもらいなさい、もしくは海外でもどこでも遊びに(?)行きなさい、というお告げと理解しました。

というわけで、いつでも飛行機に乗れるようになぜかパスポートを3.11からずっと持っています。。。


節電とともに気になるのが、夏本番の熱中症。
暑さと湿気は我々の体力も、気力も奪います。


ということで、少しでもこの夏を楽に乗り切れるよう今から身体の準備をしておきましょう。

まずは塩分。
塩のアレルギー除去も大事ですが、肝心な必要量を摂らなければ意味がありません。これがポイントです。

皆さん、「減塩が良い」と刷り込まれているので、その間違った呪縛を解くのに一苦労します。
でもだまされたと思って、がんばって指示通り摂った人は、血圧が下がったり、痛みが消えたり、めまいがなくなったり…身体は正直に反応してくれます。
塩をたくさん摂れないという人は、鉄・ミネラル不足による胃腸粘膜の虚弱ですから、貧血改善が優先となります。

私は身体が普通に欲しますから、お昼には、味噌汁+塩10振りくらいします。
必要量には個人差がありますから、必要量が摂取できているかどうかは毎回チェックしています。
食事も摂れないくらい調子が悪ければ、重湯・おかゆに塩か梅干です。糖・塩・水がそろって初めて、身体に水分が取り込まれます。食べられなければ、子供ならベビーポカリ+塩でいいでしょう。大人でも普通のポカリやアクエリアスは糖が多すぎる為、半分に薄めたものに塩を加えます。


そして鉄分。
鉄不足だと、暑さにも、寒さにも弱くなります。甲状腺機能が低下するからです。
クーラーで冷えてやられて、外にでて暑さにやられていては、身体が持ちません。
冷房病で困る人は、首・足首・胃(臍の上)を冷やさないことです。

貧血があれば(と言っても、臨床的に今、貧血でない人はまずいません)ちょっとの運動でも負荷となりますから、入浴や食事をするだけでも疲労感だけでなく、痒み・蕁麻疹・喘息・耳鳴り・パニックなどのアレルギー症状が出たり、逆に眠れなくもなります。眠るにも体力がいるんです。

眠れないという人は、夕食後にでも鉄のサプリを摂って、貧血女子が倒れたときに足を上げて横になりますでしょう。ああして寝てみてください。もちろん貧血が強い人は、寝室にコンセントをさすような電気製品があっては眠れないのも無理ありません。寝るところの上下左右にも電源がないかチェックしましょう。あれば、アルミシートで覆います。

室温・湿気が高いとベープやムシューダ(殺虫剤・防虫剤は農薬です)も、ホルムアルデヒドやギ酸といった揮発性化学物質も、各種イオン式の空気清浄機からでるイオンやオゾンも、室内揮発量・室内濃度が上昇し、神経細胞活動を低下・興奮させますので、不眠、もしくは過眠となります。夏は帰宅したらまずすべての窓を開け換気し、その上で冷房・除湿をかけてください。一戸建てなら、特に揮発性物質がたまっているのは上の階ですから、忘れずに。
このように、「換気」と個人に応じた「適性室内温度・湿度」を維持することが脳の休息に大切です。

そして先ほど塩分のところでチラッと述べたように、皮膚・粘膜や筋骨格など、すべての細胞の丈夫さにも鉄が関わっています。特にあせもや汗でかぶれる場合、引き金は体液中のIgAですが、もともと栄養素不足で皮膚や・粘膜が弱いから体液にかぶれるのです。鉄不足はしみをつくったり、皮膚色素沈着の改善を遅らせます。アトピーだと、皮膚の苔せん化にも関与します。またこむら返りや、全身の筋のスパズムにも関与しますから、狭心症と間違えられます。

鉄は食品・栄養素の中でも、アレルギー除去が最も難しいもののひとつだからこそ、その効果・影響力が絶大な栄養素だと言えるのではないかと思います。

本当にアレルギー除去はやればやるほど奥が深いです。
「神様の創造物に」手を加えよう、というのですから、それも致し方ないことだと思います。

また私はサプリの有効性を10段階評価して、高いものを勧めています。
すべてに共通して言えることですが、「有効性が高い=品質・価格・企業の考え方」、これらすべての総合点と思ってください。ですからいろいろな治療法の(一般的な)社会に対する有効度も出せますし、個人個人に対する有効度・必要度も同じメジャーで測ることができます。

ですから品質が良くても、適性価格以上に高いものには、私のチェックでは有効度が高くでません。

人にはヘム鉄サプリがいいということは皆さんご存知だと思いますが、私が今使っているのはナマサプリの「ヘム鉄+ピロリン酸鉄」これは有効度10/10。ネイチャーメイドの鉄は6/10.でも6以上あるから、悪くはないです。

もちろん鉄アレルギーの除去が優先です。
特に各種過敏症・重症アレルギーの元になるのが電磁波過敏、それを作りだす要因として鉄アレルギーがあります。
それは自分の血液成分に対するアレルギーということですから、一向に良くなりようがないのです。
また、こういう人は鉄サプリをまず触れません。金属もダメです。それくらいセンサー感度が高いのです。
話はそれますが、血液に対する恐怖・異常感覚をもつ強迫神経症も鉄欠乏製貧血の一側面です。

50年前の生活にはなかった大量の電磁波・化学物質・電磁波にさらされながら人が生き延びるには、異常な猛暑を乗り切るには、塩・鉄・カルシウム・ミネラルがこれまで以上に必要なのですね。
特に塩と鉄は電磁波から身体を守るのに欠かせません。だって、地球が生きた磁石の星なんですから。

その上糖質のとりすぎ(と言っても、その原因はアレルギーによる糖不足です)や精神的・肉体的ストレスによる体質の酸性化は結果的に慢性潜在性感染を助長し、すべてに悪い方へ悪い方へと舵を切っています。


夏本番に向けて、体質を弱アルカリに維持することで、皆様が心身ともに、少しでも楽にこの夏も乗り切れることをお祈り申し上げます。

あちこち飛びながらの長文にお付き合いいただき、恐縮です。
最後まで読んで疲れたなあ…と思ったら、もちろんあなたは貧血です。即準備に取り掛かりましょう。

昔の人は偉い!

2011年05月18日 | アレルギー・NAET
先日、仙台平野の津波浸水域の先端が、江戸時代の街道と宿場町の手前に沿って止まっていたというニュースにびっくりした。

私ならパソコン内のデータすら迷子になってしまうのに、昔の人たちはどうしてそんなに情報をきっちり残し、伝え活かせていたのかしら???とその英知に、ただただすごいな~と。

そしてすぐに思ったのが、静岡にある街道=東海道。
ということは旧東海道より南は、以前津波をかぶったのかな?という疑問。
とはいえ、今の自宅は海から数分。。。
そこで調査開始。

静岡県庁のウェブサイトに県民だよりのページがあり、2011年5月号に「地震だ、津波だ、すぐ避難!」という記事があった。
↓↓↓↓↓↓↓
http://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-110b/201105/color/index.html

そこで「安政東海地震推定津波浸水域」を見てみる→清水港周辺と安倍川下流域が青くなっている。
旧東海道まで浸水していたわけではなかったものの、海沿いの私の家周辺はバッチリ浸水域だった。

院長にそれを見せると、案の定どこに行くのかもわからないのにとにかく「引越し」を要求。

しかし、今更こんなに大大大量の本を移動する気もないので、いくつかのデータと筋力検査で地震すぐ来るかチェックをして守るからとにかく信じて頂戴よ、と言って勘弁してもらうことに。
ということで、このまましばらくは持ち家ではなく、借家でいたほうがいいな、ということになりました。

他に未来の東海地震での津波予想、浸水域予想、液状化現象予想などいろいろデータが見える形で出てくるので面白いですよ。まだの方はぜひ見てみてください。

それと、「津波シアター」なるものがあるそうで、今度行ってみようと思っています。
きっと院長は騒ぐと思いますよ、ひろし~と。

こんなといっていいのかわかりませんが、ところでこの施設はいつからあったんでしょうか???


最後に、先ほどの「いくつかのデータ」として私の知っているものを2つ上げておきます。

①大気イオン地震予測研究会(大地震前にはマイナスイオンが増える、宏観現象など)
  ↓↓↓↓↓↓
http://www.e-pisco.jp/r_koukan/index.html

②東海アマチュア無線地震予知研究会
  ↓↓↓↓↓↓
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/
文字をクリックすると、ブログが出てきますから、その上にある「地震情報チェック」をクリックします。
「地震関係情報のリンク」が出てきますから、そのなかの「行徳」をクリックします。
そうすると「行徳地震前兆観測プロジェクト」にいきます。
FM電波観測の静岡県清水の2011年1月23日~3月7日、そして千葉県香取の2011年1月4日~1月8日と1月10日~3月11日の波形の変化を見てください。

ドッキリしますよね。これだけはっきりと違いが出ていれば。
全てがそうとは言い切れないでしょうが、「異常波形が途切れた4日後辺りが危ない」らしいので、このデータ観測も見逃せないかなと思っています。

まずは自分で筋力検査を使ってチェックして、そこで「異常信号」がでたら、今度はデータと照らし合わせて、ひとりひとりが自己責任において総合判断できればいいと思います。


5月12日に地震が起こるってインターネットに書いてあったのを読んで不安になっちゃって…という方もいましたが、他人の言うことを鵜呑みにしないで、自分で判断しなきゃだめですよ。もう18日です。

それに生きたいんだったら、家族を守りたいんだったら、とことん自己責任において自己判断できるように筋力検査練習して使いこなさないと、いつまでも他人のせいにしますよ。
筋力検査は、練習さえ積めば、誰にでもできるものなのですから。

しかし、こういうパニック・不安になりやすい人は、その根底に塩不足と鉄アレルギーによる貧血が必ずあるので、まずはアレルギーを除去すべきかと思います。
「アレルギーがある→栄養素の消化・吸収機能が低下→慢性栄養素不足→脳機能不全・混乱→筋力検査が乱れて正しい答えが聴けない」のですから。

それにアレルギー除去なしでサプリを飲んでも、約半数の人が数ヶ月~1年以内に再発、もしくは肝・腎・心機能などに異常をきたす可能性があるからです。

鉄・塩などの基本的栄養素のアレルギーを除去して、十分必要量を補い、いつでも正確な筋力検査が出来るようにしておくことで、自分と家族を守ることが誰にでも出来るようになるでしょう。

ちなみに、私の避難グッズには、水・塩・鉄サプリ・ドライフルーツ(レーズン・アンズ・マンゴー)・柿の種・味噌汁・乾燥わかめ(放射線の危険次第)は必須、それに余裕があればマルチビタミン・マルチミネラル・カルシウムサプリ・エゴマサプリ・クッキー・ポテチ・コーラもかな。。。あっ、院長の快腹丸も入れておかなきゃ。

新茶もほどほどに。

2011年05月16日 | アレルギー・NAET
先日足柄茶から放射線が…というニュースがありました。
足柄茶というのがあったんですね、初めて知りました。

農家の人にしたら、1年頑張って作ったのに~という心境でしょうね。
補償はしてもらえるんだと思いますが…。

浜岡が止まったら電力不足でお茶管理ができなくて困る…なんていうことを言っている人がいましたが、とんでもない。
浜岡に何かあったら、その時は静岡産の農産物なんて日本はおろか、世界中から買ってもらえなくなります。
管理どころの話じゃありません。

福島の問題で、すでに日本の農産物全体が海外から拒絶されているんですから。
海外で同じようなことがあれば、日本もその国からの輸入は即刻止めるでしょう。同じことです。

ですから、完全な防波壁を作って…と考えるより、何か違う方法の開発を同時進行させるか、火力・風力で足りるような生活に切り替えないといけないです。

日本の農産物の売りである「安心・安全」に傷がついたのですから。
失った信用を取り戻すには、これまで以上の努力が必要です。

今日は原発の話ではないのに、もう脱線です。


4月末辺りから新茶を見かけるようになり、私も結構いただいています。
やはり茶葉がやわらかく、まろやかですね。

お茶所ですから結構いただいている人も多く、特に皮膚・呼吸器・耳鼻科・眼科・筋骨格症状の引き金に、殺虫剤・除草剤などの農薬反応が出ることも増えてきます。

吸ったり、食べたり、飲んだり、触ったり…、取り込まれた農薬は化学物質ですから、肝臓で解毒されます。
肝臓が疲れると、特に貧血傾向の人は、すぐに皮膚・粘膜・筋骨格などの症状に出てきます。
酸欠に一番弱いのは脳神経ですから、その症状として、視力低下・視野狭窄・複視・鼻炎・嗅覚異常・不眠・過眠・多動・自傷・異常行動・過興奮・うつ・パニック・痺れ・知覚異常・頭痛・意識低下…などもみられます。

田畑では、このところ銀色の噴霧器を抱えてシュッシュッという光景を見かける時期となりました。
そこを無防備に通れば、その後は目が…、鼻が…、喉が…というように、何かしらお知らせサインがでてくるでしょう。

しかし撒いている本人もノープロブレムというわけではありません。
ひどい皮膚症状に悩まされたり、慢性的な健康問題を抱えている人が農家には実際少なくありません。
しかし農協からの指導だとかいろいろな理由で、止めるに止められないのが現状のようです。

リンゴの木村さんのように、無肥料・無農薬に取り組む人も増えてきたとはいえ、これもエネルギー治療を行う我々と同じで、まだまだ第1次産業全体から見たら大海の一滴。

しかし、単位面積当たりの農薬使用量世界一、抗生剤使用量世界一、X線被曝量世界一によって築き上げてきた「安全」も「安心」も「健康」も、なんだかそのうちに化けの皮が剥がれて原発の二の舞になるのではないかしら…と思うことがあります。

しかし私は原子力の専門家でも、農業の専門家でもありません。
まだまだ頂点を極めてはいませんが、とりあえずアレルギー除去の専門家として恥ずかしくない仕事をコツコツと日々積み上げていくしかない、私にはそれしかない、と感じています。


農薬にやられているなと思う人は、まず貧血を改善すること。
ほとんどのかたが「隠れ貧血」ですから、表面的なデータにはでないでしょう。
鉄やビタミンB群のアレルギーを完全に消去し、必要な栄養素を補います。
ピンクの岩塩は鉄分を含むので、鉄アレルギーのない人にはお勧めします。

そして解毒作用の高い日本古来の発酵食品と塩、そして水分をしっかり摂ること。
もちろんアレルギーがあっては摂っても無駄か、逆効果となりますので、ご注意ください。

症状が急激かつ、重いものであれば、病院で解毒の点滴をしてもらう必要があるかもしれません。
その上で、農薬・殺虫剤・除草剤などのアレルギーを細部まで除去しきることです。

お茶で言えば、一煎目は捨てるとか、無農薬のお茶を取り寄せてもいいでしょう。
インターネットでも買えますし、お近くのお茶屋さんにお願いしてもいいでしょう。

院長の深蒸し茶騒動以来、私も毎朝お茶を入れています。(唯一キッチンを使うのがこのとき)
日本人の心に通じる日本茶を今日も安心して、美味しくいただけることに感謝しつつ、楽しく無事に一日が終わりますようにと、仏さんに毎朝手を合わせています。

院長も仏さんからお供えのどら焼きを失敬するときには、小さくお辞儀をしています。。。


本当の、最高のごほうび

2011年05月15日 | アレルギー・NAET
先日自分のために「ご褒美」が必要だとかきました。

そして自分に適したご褒美を探したり、早速実行した人もいるでしょう。
それに満足した人もいれば、ご褒美あれもこれもたくさんしたのに、なぜかまだ物足りない…という人もいるでしょう。
それはもしかしたら、ご褒美が足りないんじゃなくて、もっと違う、脳が本当に欲しがっているご褒美がまだなのかもしれません。そして、本当のごほうびは、皆さんなかなか見つけられないかもしれませんので、ここに追加しておきます。


人それぞれおかれた家族背景が違うから何ともいえないのですが、人にとっての本当のご褒美は、「家族からの無条件の愛情」だと私は思います。

愛とは、本来無条件のはず。
勉強ができたらとか、言うこと聞いたらとか、何か買ってくれたらとか、やせてくれたらとか、働いてくれたらとか…、条件付は本当のご褒美となりうる愛じゃない。

無条件ということは、何かができなくても、何かをしなくても、病気でも、働けなくても…、どんな自分であってもOK、そのままの状態の自分を愛し、許し、受け入れ、認めてくれる、ということです。

一般的なところで言うと、旦那さんは奥さんから、奥さんは旦那さんからの無条件の愛が、20才までの子供はお母さんからの、20才以上の独身者はお父さんからの無条件の愛が必要です。

うちはもう死別しているとか、離婚しているとか、私は養子だとか、皆さんの家庭環境が違いますから、自分にとっての本当のご褒美がわからない人は身体に聴いてみてください。


だから子供には、お母さんがこれでもかこれでもかというくらいの「頑張っているね、信じているよ、大丈夫だよ、大好きだよ、無理しないのよ、えらいね~」というほめ殺し作戦が何よりのご褒美、ご馳走なんです。

これは旦那さんにとっても、奥さんにとっても同じ。
夫婦間は自分が欲しければ、まず自分からあげる事。出し惜しみはダメ。
エネルギーとしては、出したものと同じものが返ってきますから、そのうち…返ってくるはずです。
仕込んだら、期待せずに待ちましょう。

そのままを受け入れる、ということは、期待しないということ。
良くても、悪くても、今の状態に満足するということ。
それができないと、その先が来ないんですよ。

ちっともわかってくれない、ちっともやってくれない…ではなく、まず自分が相手を理解し、自分がやってあげるんです。
自動販売機の前で突っ立っていても、何も起こりません。
お金を入れなきゃ自動販売機からジュースは出てきませんでしょ。それと同じです。

ちなみに私にとっての最高のご褒美は、「院長の励ましの言葉・お褒めの言葉」です。

いつも口から出る言葉は「うるせえ~」でしたので、これは口が利けた時ですら、たまのご馳走でした。(もちろん、その「うるせえ~」の中にも院長なりの想いがいろいろ込められていたとは思いますが。)

だからそのご褒美を聞きたくて、毎日一歩一歩治療を進めているところです。
院長の口がしゃべりたくなったら、またしゃべってくれるでしょう。

まだ院長の脳は、その気にはなっていないようです。
今は怒っていても、嬉しくても、励ましてくれていても…なんでも同じ、「ひろし~」ですから。
(トーンは異なりますが)