増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

がんばってもいい、がんばらなくてもいい、どっちでもいい

2008年12月24日 | アレルギー・NAET
今年の漢字が「変」だったように、まだ2年くらいは世の中不安定が続きそうですね。

毎日のニュースは、もう聞きたくないと思えるようなものばかりです。
現実に派遣切りなどで、働く意志はあるのに働けない、住む家もないという現実に置かれている人たちは、どんな気持ちでこの年の瀬を迎えているのか、考えるだけで切ないです。

アメリカみたいに2大政党が選挙を行ったうえで順に政権を受け持つことで、より政治がクリアになると思っています。
日本では、自民も民主もよくないです。
しかしこれだけ世の中煮詰まっていますから、選挙で民意を明確にしたうえで、やること、大改革をしっかり進めていってもらいたいですね。

いつもさぼりがちですが、もちろんこの次の選挙には私も行きます。
院長はいつも絶対に行っています。
もう政治家の都合のいいようにさせていたらダメでしょう。


国の財布はもうからっぽなんですから。
毎日、毎年借金でくらしているんですから。
知らないのは国民だけ。

自分たちの生活で言ったら、消費者金融でお金を借りているくせに、見栄っ張りだから、いい家建てて、いい服買ったり、いいレストランに行って、ご近所に多額な寄付をしているようなもの。
そしてその借金は自分で返すつもりがないから、結局子供や孫が肩代わりをしなければいけない・・・。
こんな親、いやですよ。

そんなこと普通しませんでしょう。
でも日本の国がしているのはまさにこういうこと。
自分たちの子供や孫の世代に借金の肩代わりをさせて、今を「快適に」生きることに何の意味があるんでしょうか?

「これがなきゃ死ぬ」というものだけ税金を投入して、自分たちの生活レベル(公共サービスの質)を落とすか、もっと税金としてお金を払うしかなんですね。

国民にお金を配分するといっていますが、親が消費者金融で借りてきたお金でプレゼントをもらっても、正直私は嬉しくない。
国がくれるのと、親がくれるのを単純に比較は出来ないけれど、もっとそのお金を大事にして欲しい。

エネルギー的に何か私にも出来ないか考えているところです。

こんな世の中だから、皆ががんばらなくてはいけないのですが、エネルギー的に物事が一番上手くいくのは、「どっちでもいい」なんです。


お金があってもいいし、なくてもいい。
お金が儲かってもいいし、儲からなくてもいい。
働いてもいいし、働かなくてもいい。
仕事があってもいいし、なくてもいい。
仕事が上手くいってもいいし、上手くいかなくてもいい。
仕事が評価されてもいいし、されなくてもいい。
学校に行ってもいいし、行かなくてもいい。
勉強が出来てもいいし、出来なくてもいい。
友達がいてもいいし、いなくてもいい。
受験・試験に受かってもいいし、受からなくてもいい。
健康であってもいいし、健康でなくてもいい。
有機のものを食べてもいいし、食べなくてもいい。
タバコを吸ってもいいし、吸わなくてもいい。
お酒を飲んでもいいし、飲まなくてもいい。
ケーキが食べられてもいいし、食べられなくてもいい。
病気が治ってもいいし、治らなくてもいい。
薬を飲んでもいいし、飲まなくてもいい。
病院に行ってもいいし、行かなくてもいい。
家族(父母・兄弟・夫・妻・子供・孫)がいてもいいし、いなくてもいい。
夫が(妻が)やさしくてもいい、やさしくなくてもいい。
家族に愛されてもいいし、愛されなくてもいい。
夫がうちでゴロゴロしていてもいいし、しなくてもいい。
妻がガミガミ言ってもいいし、言わなくてもいい。
子供の勉強ができてもいいし、できなくてもいい。
宝くじに当たってもいいし、当たらなくてもいい。
選挙で勝ってもいいし、勝たなくてもいい。
地震が来てもいいし、来なくてもいい。
日本が潰れてもいいし、潰れなくてもいい。


思いついたものをつらつらと適当に書きましたが、

○○であってもいいし、なくてもいい。どっちでもいい、

というニュートラルな状態こそ自分にも、周りにも一番いい状況を作り出すことが出来ます。

自分の中に、上記のものやそれ以外にも、こうでなきゃいけない、こうしなくてはいけないという「こだわり」があったら、そのこだわりと共に、そういう思考になる原因をきちんと治療してもらってください。

考える癖を直すというような、意識的なアプローチでは限界があります。
軽い問題なら対応できても、根の深い心身ともに病的な状況では、考え方を意識的に変えることは、却って逆効果になり危険でもあります。

頑張ってもいい、頑張らなくてもいい。でも諦めない。

この姿勢で、来年の荒波もみんなで乗り切りましょう。

静岡に残るかな。

2008年12月23日 | おすすめ
本を紹介するコーナーも設けたのですが、最近こちらもめっきりアップしていませんでした。

といっても、本を買ったり読んだりしていないというわけではありませんので、とりあえずタイトルだけでも出しておこうかなと思っています。

しかし短く端的に本の内容を書くというのもトレーニングですから自分のために書いていきたいと思っては、います。


クリニックのパンフレットは、現在40種類くらい作っているのですが、私の担当のパンフが滞っています。今年中になんとか終わらせます。

その中のひとつ、「風水とNAET」のために種本を6つくらい買ってあれこれ読んでみたのですが、一番簡単でよみやすかったのが、高木桂蔵さんの「静岡女性のための風水」です。

この方私はこの本で知ったのですが、静岡県立大学名誉教授という肩書きがあり、患者さんでも知っている人がいました。
そして出版は静岡新聞社、とてもローカルなかんじの本です。

しかも地元の本屋さんでたまたま見つけたんです。
とりあえず買っておこうと手にとって、帰って読んだらとてもわかりやすかったというわけです。


そのなかで一番私によかった情報は「四神相応の地」についてです。

古来東洋の都市はこれに基づいて設計されているそうで、江戸・京都・奈良もこれに当てはまるんだそうです。

しかし日本で一番風水が完備した都市は、なんとここ駿府なんだそうです。
たまたま縁あってここに来たのですが、やっほ~ですね。
ますます東京に帰る足が遠のきました。
詳しくは本に乗っていますのでぜひご覧ください。

私としては、ひとつ残念なのは、柿田川の水が静岡市まで来ていないことです。
以前ナチュラルトラスト運動をやっている「柿田川湧水地」にいってガイドのおじさんにそう言われてちょっとガックリしました。
三島・沼津・富士あたりはカバーされているそうで、うらやましいです。

きれいな湧き水がでるところは吸い込まれそうな、飛び込んでみたくなるような感じでした。おいしいお店もありますので、ぜひ行ってみてください。

いろいろな水を飲み比べるのが好きで、ゼロ磁場の水とか、○○温泉の水とか、こういうの好きなのでいままでに何十種類と試しましたが、どれも良いといえばいいんだけれど、絶対これでなきゃ、というものはないんですね。

土地の病気は土地の水や空気が問題になることが多いのですが、そこに住む人には一番いい水なんだと思っています。ただし塩素・砒素・鉛・トリハロメタンなどの混入物は、ちょっといただけないのですが。


あと何回かこの本を読みこなして、患者さんが日々の生活で楽しみながら使える風水パンフが出来たらクリニックに出しますね。

しばらくの間、土日は佐野先生不在です。

2008年12月21日 | 近況
本格的に寒くなって(といっても、昼間は温室のようなクリニックで汗ばむほどですが)、インフルエンザもそうですが、そのほかのウィルスたちが”本気を出してくる”季節になりましたが、みなさま体調を崩されていませんでしょうか?

風邪を引かないこと、イコール「いいこと」ではないですので、体調の自己管理は十分気をつけてください。

ウィルスの反応があっても、風邪症状ででないこともありますから、気づかないだけということも多いのです。

ウィルスの感染経路はいろいろですが、たいていの場合、もうすでに自分の身体に持っているものが、寒さや疲れなどの体力低下によって表面化することがほとんどです。

風邪が流行る冬は、ウィルスにとってもっとも活発化しやすい、好都合の時期なんでしょうね。

ということで、身体の中に既に持っているウィルスを元気付けないよう、外からウィルスをもらわないよう、体力温存のための自己管理が必要になるわけです。

基本的なことですが、手洗い、うがい、人ごみに出るときにはマスクをつける、飲みすぎ・食べすぎ・遊びすぎ・働きすぎなど全てにおいてのやりすぎに注意、寒さ・乾燥対策、これらを守っていれば風邪をこじらすこともないでしょう。

風邪かなと思ったら、早めに唾液と尿で自己治療しておきましょう。
また風邪でないときには、事前に風邪ウィルス自体を治療しておけば、それらにやられることはありません。

特にインフルエンザの予防注射を受ける前に、受けていいかどうかをNAET治療をされている方なら確認してから打ったほうがいいでしょう。
アレルギー体質の方は、注射後にいろいろと問題が起こる可能性がありますのでご注意ください。
また注射した後に、お小水での自己治療も忘れずに。

テレビでもさんざんバンデミックだとか騒いでいますが、ウィルスにアレルギーがなければ、罹りにくく治りやすいわけで、事前に治療しておかれることが一番いいでしょう。むやみに怖がる必要はありません。


前置きが長くなりましたが、当センターの佐野先生が身内の病気療養介護のため、当面の間土日休診となります。
残り3名で『のんびり』やりたいと思っていますので、患者様にはいろいろとご迷惑をおかけすると思いますがご了承ください。


心しておかないと、こういうことはいつ自分の身にくるかわかりませんからね。
私も介護らしい介護ではないですが、院長の身の回りの世話をしていて、つくづく看護婦していてよかったわ~と思っています。
職業意識があるからか、何にも抵抗なくできますが、素人の人にいきなり介護しろといっても、本当に難しいと思いますよ。

まあ、とにかく皆さんお風邪など引かれませんように。
ぼちぼち、のんびりと年越しの準備をしていきましょう。

亭主関白、ばんざい!

2008年12月20日 | おすすめ
先日、といっても2週間前ですが、たまたま見たテレビにいたく感激しました。

新橋のきしゃのまえで、おじさんたちが叫んでいたのです。


そのイベントは、全国亭主関白協会主催の、「Change!The亭主 亭主が変われば日本が変わる」 という世界亭主関白サミットのデモンストレーションの模様でした。

12月の寒空の下、「JR新橋SL広場(オヤジの聖地)で愛を叫ぶ」と題して、協会会員のいい歳をした男性方が公衆の面前で妻や子供に愛を叫ぶ姿には、心から拍手を送りたいと思いました。

亭主関白っていうと、旦那がDVみたいにえばっている感じを想像しますが、この協会の趣旨はちがうのです。

奥さんに喜んでつくしてもらう=亭主関白、その状況を作り出すためにはどうしたらいいかを考え実践しているんですね。


見逃した方は、ぜひ全国亭主関白協会のウェブサイトをご覧ください。
↓↓↓↓↓↓
http://www.zenteikyou.com/


亭主力とは何だかわかりますか?
奥さんから笑顔を引き出すワザだそうです。素敵ですね。
いつもお母さんが笑っている家は、みんな笑っていますからね。
その逆は、あまり想像したくないですね。家中が葬式か、戦場ですからね。

そして、「世界中の亭主のため息排出量を2010年までに半減しよう。」などと今回のサミットで批准された内容には、おもわず苦笑いです。
でも私は、こういうのが好きです。


ウェブサイトを見るとわかるのですが、この協会にはいろいろな三原則があります。
その中のひとつ、「愛の三原則」は、みんなが実践すべきことだなあと思います。


 ありがとう をためらわずに言おう
 ごめんなさい を恐れずに言おう
 愛してる を照れずに言おう


特に日本では、愛してるなんて、むこうの映画みたいに毎日言えるものではないですね。
でもこんなのは、バンジージャンプと一緒。
一度やってしまえば、怖くないですよ。おはようとおんなじ、挨拶ですから。

もし大事な人が明日死んだら、いままでの「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」を伝えそびれていたら、本当に後悔するでしょう。
あ~、何であの時・・・って。

だから朝起きて大事な人が死んでいても悔いが残らないように(こうなっては困りますが)、私は毎日毎日「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」って出来るかぎり言うことにしています、私の大事な人たちに。


協会の旦那さん方だけでなく、日本中の、世界中の老若男女、みんながこの三原則を何のためらいもなく誰にでも言えるようになったら、地球のエネルギーがもっともっとパワーアップして明るくなりますね。
ぐちゃぐちゃ、愚痴ばっかりこぼしているなんていうこともなくなるでしょうね。


「モンスターワイフ」なんて言われるまえに、ただなんですから、ぜひ女性の方にも賢く実践してもらいたいです。

給料日には子供の前で「あなたのおかげです、ありがとう」、ゴミ出ししてくれたら「愛してるよ、いってらっしゃい」、けんかをしたら「ごめんなさい」などなど。

旦那さんが気持ちよく働いてお給料を持ってきてくれたら、結婚したかいがあるというものです。
いいエネルギーの循環が保てれば、もっともっと持ってきてくれるようになるんですから。
棚からぼた餅です。

本当は誰だって、こういうこと、いつでも、いくつになっても言って欲しいんじゃないかと思います。
でも、実際思うようにいかないから、言ってくれない、やってくれない、わかってくれない、○○してくれない・・・相手を非難するような、そんな言葉しかでてこないんです。
悪口を言ったり、人を非難したり、愚痴をこぼしているその姿ほど見苦しいものはないですし、誰も聞きたくありません。
その上、その言葉はマイナスのエネルギーとして自分に返ってくるのですから、言ったもん勝ちじゃなく、損なのです。

これは誰でも共通すると思いますが、何でも欲しいと思ったら、まず自分から与えなきゃダメです。
何かを言って欲しい、やって欲しいと思ったら、まず自分が相手に見本を見せなきゃダメなんです。
自分から言わなきゃ、他人から言ってもらえるわけないんですよね。
だから私も、他人に文句をいう前に、まず自分が言わなきゃいけないなと思ったんです。

家の中で、仕事場の中で、たとえ自分ひとりであっても、この三原則を守っていれば、まわりも少しずつ変わってきますよ、いつかきっと。


ちなみに全亭協を女性が応援する会、全女応というのもあるようです。
「全女応に入会されれば、貴女は女応様と呼ばれることでしょう。」ということですから、一度そう言われてみたかったという方は、是非入会されたらいいんじゃないですか。


引用が多いのですが、協会長の天野さんの感慨深い言葉でしめたいと思います。

亭主が変われば日本が変わる!晩酌の発泡酒が普通のビールになるまで私は頑張る。


朝日新聞 化学物質の記事

2008年12月12日 | アレルギー・NAET
書かなくなると、面倒くさいもので、いろいろ書きたいことがあってもなかなか書こうと思いませんね。
ブログは、サービスもしくは自己顕示ですから、どちらの気もなければ書く気にならないのは当然です。

しかし更新していないものというのは、死んだも同然。
ウェブサイトに載せている意味がないですから止めようかなとも思いましたが、こんな私でも伝えたいことがまだいろいろとあるので、一応存続させることにしました。

これからも、書きたいときだけボチボチ書くことにします。
たまに更新しますので、たまにご覧ください。


前回、CSの渋谷デモ行進について書きましたが、それに関連した連続記事が朝日新聞に連載中です。
良かったらご覧ください。


「空気中の化学物質」というタイトルで生活面に載っています。

石油を使うようになってから地球上の生活はいっぺんしました。
便利で快適な生活を追い求め、今いろいろなところで歪みが出てきています。
その一端がCSという病気の出現でしょう。

CSは誰もが罹りうるものです。
自分がなるかもしれないし、自分の子供が、孫がなるかもしれないのです。

自分が食べる農作物・養殖海産物は、効率よく作るために農薬・殺虫剤・抗生物質などがたくさん使われています。
自分が使った食器や衣類を洗うのに、便利な合成洗剤を使っています。
自分が乗っている車やバイクの出す排気ガス、吸ったタバコの煙、つけた香水やシャンプー・リンス・柔軟材などの香料は、空気中で混ざり合って揮発性の化学物質として鼻からダイレクトに脳へ、もしくは肺から身体に入って影響を及ぼしていきます。

それらは土から川や海に入り海産物などを経由して、また土に生える草を餌とする畜産物などを経由して、他の土地で使われた薬物が入り込んでいる地下水を吸い上げた農作物を経由して、結局は食物連鎖の頂点にいる自分たちに返ってくることになっています。

今は使われていない(一部の国では使われている)農薬や殺虫剤であっても、現在魚貝や畜産物から検出されていますし、何年経ったら農薬の影響がなくなるかということも今のところ正確にはわかっていません。
何十年、何百年かもしれません。誰にもわかりません。


いつ誰がなってもおかしくない病気ですから、いつまでも見てみぬふりをして他人事として済ませないよう、大人ひとりひとりが認識すべきときが来ているのでしょう。

多額な広告費用を払ってくれている業界の問題をテレビや新聞で取り上げることはまずありません。
「スポンサーを降りるぞ」というのはジャーナリズムにとっての殺し文句です。
ですから少しずつでも、消費者はこういう記事を歓迎しなければいけません。

患者さんから、何を買ったらいいのと聞かれると私はまずこう言います。
「アレルギーのないもの、そしてテレビなんかで宣伝していないもの」
テレビなどで宣伝している商品の値段のほとんどは宣伝費用だから、いいものであるはずがないのです。

成分表示はあっても、商品値段の内訳(材料原価、輸送費、宣伝費・・・)はみたことありません。
 

自分を守るのは自分だけ。家族を守るのも自分だけ。
ひとりひとりの認識を変えるには、相当の時間を要するでしょうが、いつか誰かが始めなければ何もはじまりません。

あなたはいつから始めますか?
始めても始めなくても生きてはいけますが、「地球は自分の子孫から借り物である」ということだけは家庭でも、学校でもしっかり教えて欲しいものです。

大事な何かを置いてきてしまった20世紀から早く抜け出して、大事な何かを取り返す21世紀に自分から進んで歩んでいける子供が育つことを期待しています。

そしてCSのような???な病気の存在を社会が知り、大変なことが迫ってきているということを皆が理解できるような記事・ニュースをマスコミには期待します。