増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

もう3月・・・

2013年02月28日 | 近況
毎日ずっと駆け足で進んでいる。休む暇も、後ろを振り返る暇もないまま。
そして今日は久しぶりに何も予定のない休日。

朝9時に起きるのは久しぶり。
ブランチを作り、掃除・洗濯・入浴介助をサクサクこなす。

天気のいい日に、何もしないために行く崖っぷちに建つカフェレストランが私のお気に入りの場所だったけど、最近やっていないみたい。。。また再開してくれることを祈ります。

お腹もすいていないのでいつもの用宗のイタリアンという気にもなれず、カフェの新規開拓に。いろいろとカフェの本片手に悩んだ結果、今日は手始めに「ル・アモー・ドゥ・ラ・レーヌ」へ。

静岡ICからまっすぐ行って、国道一号線に出る手前左手にある。
以前、帰り際に通って、チラッと新しい白い建物が見えて、あれ?何だろう??と思っていたところがケーキ屋さんだったわけです。

イートインできるところが私は好きで、大抵そこで本を1冊読みます。
今回は斜め読みできる本を2つ持って行きました。

院長の分と2つ頼んだのに、今日は院長が食べないというので、久しぶりにケーキ2個いきました。結構きつかった。昔はこんなやわな身体じゃなかったのに、ケーキ2個でギブアップとは。。。

静岡に来た頃は毎日ケーキでも大丈夫だったのに、最近はたまのご褒美で十分。NAETで随分味覚と欲するものが変わりました。年のせいかもしれませんが。

1軒目でケーキ2個食べたので、はしごはできず。
すぐ近くに「ブーケ」が移転した「SUD BOUQUET(シュッド ブーケ)」があるので行ってみようかと思っていましたが、またの機会にという事になりました。

院長がご飯を食べたいというので、そのまま帰宅し、「豚キムチ定食」をつくりました。
お腹が空いていたせいもあってか、10点を出してくれました。

ONがあってのOFF、OFFがあってのON。たまにはこんな日があってもいいですね。

新しいお店の開拓は、看護婦時代から、私の癖みたいなもの。
看護婦時代は、HANAKO(まだあるのかしら?)とか雑誌に出ているお店は、片っ端から行きつくしていました。

行きたい時にさっと行けて、のんびりできる自分のお気に入りの場所がどんどん増えて行くのは楽しみです。

クリニックにもカフェやケーキ屋さんなどの本を結構置いています。
甘いもの控えてくださいとよく言われるのに何で?と思う方もいるのですが、患者さんが自分のご褒美用にチェックしておくためです。もちろん強制ではないのですが、たまに行くなら雰囲気も、デザートも美味しい◎のところがいいですからね。

ONとOFFをきっちり使い分けてメリハリをつける事が、自律神経のバランスにも有効で、それは施術効果にももちろん影響してきます。

生き物には、身体の栄養と心の栄養のバランスが大事なんですね。
そろそろコンサートとか、美術館にも行きたいですねえ。

ないと一番困るもの

2013年02月26日 | アレルギー・NAET
皆さんにとって共通の、ないと一番困るものは何でしょう?
こういう時代ですけど、お金じゃないですよ。もちろん愛でもないですよ。

今回のテーマは酸欠ですから、勘のいい人ならわかるでしょう。
そう、酸素(空気)です。

空気と水と有機物があったからこそ、地球には生命が誕生できたんですものね。

そして前回書きました様に、空気は、自動車で言えば『鍵』のような存在。
車のボディーもガソリンもバッチリ、だけど鍵がなければ、どこにも行けないんです。

こちらの初診では、NAET・体質改善目的の患者さんには、現時点での栄養素の充足度、その他主要アレルゲンや化学物質・電磁波・重金属・感染源などの影響度をチェックして伝えています。

栄養素の一番下に「酸素」の欄があります。
十分足りているレベルを10として、大抵の人が6/10ですが、5以下の人もいます。
アレルギーの重症度も「大・中・小」でチェックしますが、「大」の人はみな酸素が5以下です。

先日はじめて0をカウントした人がいて、ビックリ。
というかよく生きているな、よく来たなというのが私の正直な感想でしたので、そう伝えました。

酸素が足りなければ、細胞が生きていられません。細胞が元気でなければ、もちろん全ての機能が低下・停止してしまいます。

呼吸器疾患で在宅酸素をする人も増えてきていますから、たまにボンベを持ちながら歩いている人を見ることがありますね。そういう方は100%酸素アレルギー。しかも強いのです。だから酸素を取り込めない、酸素濃度を上げればあげるほど悪循環となります。

呼吸性のアシドーシス・アルカローシス(酸性化・アルカリ化)という病態も、アレルギーの概念からすれば、酸素・二酸化炭素のアレルギーで説明できます。

そして皆さん知らないだけで、呼吸をしていても身体の隅々まで酸素が届いている人はまずいないのです。空気を吸っていても酸素が入っていない、空気を吐いていても二酸化炭素を出し切れていないのです。

もちろんタンパクや鉄の不足で貧血を起こしていれば、なおさらですね。
酸素不足で一番困るのは、脳神経の細胞です。

増田院長は、前頭葉が80%機能していないです。
でも残った20%でもなんとか頑張れるよう、毎日自分の意志でNAETをしにやってきます。他の施術は本人が望みませんので、これだけ。
時間がかかっても脳の神秘の力、可塑性を信じて、自ら実行しています。

先日も院長が自分でつけている血圧帳を担当医に見せたら、また言われました。
本物の運動性失語の患者さんは、数字をこんなに書かない、と。
いつも院長は数字や絵で話をします。
だから運動性失語というより、発語障害だ、と。

前にも言われました。
運動性失語の患者さんは歌が上手いけど、(院長が歌うのを聞いて)違うな、と。。。

病名は何でも良いけど、もう少し話したかったなあ。
元気な時の院長は「うるせ~え」と話す時間もないくらい忙しかったから。

増田カイロにとっても、NAET JAPANにとっても、そして私にとっても、院長は空気と同じ、「鍵」のような存在です。そこにいないと増田カイロも、NAET JAPANも、そして私も動かない。

大事な鍵を、これ以上なくさないようにしたいと思います。

増田カイロの仕事≒オートバックス

2013年02月21日 | アレルギー・NAET
先日、NAETに関する導入として栄養に関連したセミナーを行ないましたが、参加できなかった方やNAETに興味のある方のために、ここで簡単に説明しておきます。

NAETで私が行なっていることは、簡単に言えば、「自動車整備」(だからオートバックス)みたいなものです。

車検や整備では、車体に問題がないか、タイヤやエンジン、エンジンオイルの状態はどうか、ガソリンタンクに問題はないか、ガソリンは入っているか…といろいろなことをチェックして、車が安全・安楽で、より快適な走りができるよう、資格を持った整備士が車のメインテナンスを行なうわけです。

それを人に対して行なうのが医療ですね。
私はNAETを使って、身体と心のメインテナンスを行なっているわけです。

日々の仕事や役割にお疲れの方、自分というマシーンに不具合を感じている方が、増田カイロに「ピットイン」しに来るわけです。そして整備を終えると、また走り出していくわけですが、患者さんにNAETで今何をやっているのかを説明するのに、「車の整備」が最もわかりやすいのでよく例えに使っています。

エネルギー的な部分(良いエネルギー・悪いエネルギーの引き寄せ)や内臓・脳神経をはじめとする身体の各パーツ、それに神経伝達物質や体液、感情などは車でいうと「車体整備」に相当します。

ガソリンが入っていてもパンクしていたら、1メートルも進みませんね。
エンジンやバッテリー不良はもう話になりませんが、エンジンオイルが少なかったり、タイヤの溝がなくなっているようでは危険ですね、いつ何が起こるかわかりませんから。

それと同じように、自分の内臓そのものや、身体をめぐる血液・脳脊髄液・リンパ液や各種ホルモンや神経伝達物質にアレルギーがあると、それらの本来の仕事をしてくれないばかりでなく、制御不能に陥りますから、いろいろな健康問題に繋がります。車なら修理・リコール対象ということです。

そして栄養素はガソリンの「給油」ですね。
燃費がよく、空気を汚さないガソリンが良いわけですが、食べものを栄養素として、効率よく消化吸収できるようにすることと、必要な栄養素を必要なだけ摂ることが重要になります。

もちろんガソリンタンクに穴が開いていたら、いくら入れても漏れてしまいますね。ハイオクを入れても無駄なんです。栄養素の消化・吸収が悪いとは、そういうことです。ザルなんです。

最後、車の「鍵」に相当するものは、空気です。
私は空気(酸素・二酸化炭素・一酸化炭素・オゾン)も栄養素に含めています。

なぜなら数日食べなくても生きていけるけど、酸素がなければ3分で脳は死にます。脳死は人格の死、だからまず絶対に欠かせないものが酸素・空気なのです。
車があっても、ガソリンが入っていても、鍵がなければ動きません。空気はそういうものです。


この世で一番の精密機器である人体を、パーツとしてでなく、トータル的に診て整備し、全ての人が満足いく状態にすることは、とてもタフだけどやりがいのある仕事だと思っています。
この世界に「完璧」という言葉はないですからね。

でも私はこの仕事が大好き。なぜなら適性が高いから。
適性の高い仕事を見つけることは、宝くじで大当たりを引くようなものなんです。

これからも自分が自己治療をコツコツ積み上げていくことで、自分のエネルギーレベルを高めるだけでなく、私に繋がる全ての人の人生に、そのエネルギーが良い影響をもたらすことが出来るよう、私の目の黒いうちにいけるところまでとことん突き詰めて、より完璧に近づけられるよう頑張っていきたいと思っています。

増田カイロで行なっているNAETって、こんな仕事です。
ご理解いただけましたか?

大阪初上陸

2013年02月20日 | 近況
前回書いたように、週末、セミナー参加のため、3人で大阪に行って参りました。
中学・高校の修学旅行で京都・奈良、そしてNAETセミナー始めたころに勉強会として神戸に一度降り立ったきり。

私にとっては近くて遠い国が関西。佐藤先生にとっては大学は奈良ですからテリトリー内。終始、心強いガイドでした。

前日深夜まで資料を作っていましたので、当日はもちろん寝坊。
暴走車椅子で駆け込み乗車する人、そういないですよね。
でも私たち、というか私はそういう人。

今回も例外ではなく、結局新幹線に間に合ったのですが、息を切らしながらの間一髪。よく間に合ったねえ、というタイミング。だから一緒に行動すると、スリルを味わうことができます。静岡駅についた時点で発車まであと2分!しかも車椅子院長付きですからねえ。

でも、乗るといったら、絶対乗るんです。
自分から少しでも諦めさえしなければ、これまでもそうですが、何事も思い通りに事は運びますから何とかなるもんです。

新大阪の駅を降りて、静岡時間慣れしている私には、早速、人の動きが早く感じました。
佐藤先生が一緒にいなかったら、車椅子の院長と完全に迷子になって遅刻でしたが、ちゃんと会場まで連れて行ってもらいました。

今回は新大阪駅・ホテル・会場とすべて5分圏内にあり、観光一切なし。「大阪」を味わったのは、テレビで見た知らないコマーシャル、昼に入った蕎麦屋の店員さんの動きの速さ、街で耳にした関西弁の音、駅で見かけた???な髪型(盛っているというより重力に逆らって上げてあるという感じの人を数人見かけました)、そしてお土産の551です。


17日佐藤章夫先生の講義は、代謝タイプの話でした。
先生は一般向けにも講義をされていますので、興味のある方はウェブサイトや先生のブログをご覧になって見てください。
↓↓↓↓↓↓
http://nutmed.exblog.jp/

私の結果をまだ見ていませんが、肉を食べると元気が出ますし、夜せんべい食べ過ぎると翌朝せんべいが胃に残っている感じがしますので、タンパク質タイプかな?ミックスタイプかな?と。主食や甘いものはたまに食べようかな、という感じで毎日要りません。

代謝タイプを見極めたうえで食事内容を決める必要があるという内容でした。
糖質除去食が流行っていますが、これも合っている人には有効ですが、合っていない人にとっては逆効果となるということですね。

こちらではすべて筋力検査で代謝タイプも含めて身体に聴けばよいので、これまでのチェックに加えて行きたいと思いました。

医療従事者向けのセミナーを開始されたようで、今後は関西でも開校予定ということでした。以下をご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓
http://nutmed.exblog.jp/16876561/

私も次のクールで、東京での6ヶ月コースを受けて見ようかなと考えています。日曜日だからクリニックのこともあるのですが、私が生まれ育った街が会場のようなので、ちょっと懐かしさもあり惹かれました。もう人形町も水天宮も、随分変わってしまったことでしょうね。

夜はJAC西日本の先生方と院長とともに、焼肉屋さんへ。
いつも思いますが、同じメンバーとしか過ごさない院長にとって、こういう場は刺激になっていいのです。とても楽しそうでした。皆さん気を遣っていただき、本当にありがとうございました。

翌日に備えてのみ過ぎないようにして、早く寝ました。が、部屋がバリアフリーでないため、夜中院長に起こされました。そして洗濯もしました。。。

今回はテクニックセミナーでないので、NAETとはどんな施術か、臨床的にはどんな意味があるのかをお話しました。

私はカイロプラクティック学位を持っているだけで、いわゆるカイロプラクター的な業務から全く離れていますので完全アウェーな気分でしたが、前日の懇親会で先生方と話したり、お守り(院長)持参でしたので、まあまあ落ちついて話せたかなと思っています。

しかし自分で点数をつけるとしたら60点。ギリギリ合格かな。初めての人に対して、もっと効率よく、もっとインパクトをもって話せるよう、これから努力していきたいと思いました。

参加いただいた先生方、未熟な講義に最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。院長がその熱意ゆえに、時折乱入してきたことをお許しください。

帰りの新幹線も相変わらずギリギリでしたが、551の豚まんとシュウマイのセットはしっかり買いました。

新幹線の中で映画同様、今日の点数は何点だった?と聞くと、院長は100点を出してくれました。でも最近、何でも満点出すからなあ…と笑いながら、いつの間にか眠ってしまいました。

JAC西日本セミナー参加

2013年02月14日 | 近況
今週末は、臨時休診です。
JAC(日本カイロプラクターズ協会)西日本支部の主催するセミナーに参加します。

詳細は以下をご覧ください。
↓↓↓↓↓
http://jac-west.jimdo.com/

1日目は参加者として、2日目は講師として。

参加者として参加するのは、佐藤章夫先生の栄養学セミナー受講です。
このセミナーの存在を知っていれば、もっと先に受けていたのにと悔やまれます。

もっともっと私が外に眼をむけなければいけなかったのですね。静岡のクリニックに年中こもりっきりですから、そういうところは反省しなければいけません。

佐藤先生・栄養医学研究所に関しては以下をご覧ください。
↓↓↓↓↓↓
http://www.nutweb.sakura.ne.jp/index.html

分子栄養学を学んでいる先生方は、血液データなどを元に身体の機能を判断し、回復につなげるためのサプリメントを処方します。

もちろん日本でも海外でも、医学の主流は、いわゆる西洋医学(薬+手術+放射線などによる治療)ですから、NAET同様、医師の世界でもまだまだ「異端児・変わり者扱い」でしょう。

でもそんな他人の評価なんか屁とも思わない人間だからこそ、獣道を国道に帰ることが可能なんです。他人の言うこといちいち気にしていたら、進化はもちろんのこと、現状維持すらおぼつかないでしょう。アインシュタインも、エジソンも、モーツアルトも…挙げたらきりがないですが、みな異端児・変わり者・曲者の分類に入る人たちです。

話がそれそうなので戻しますが、2日目は私が担当する「NAETセミナー」です。
もちろんNAETテクニックは教えません。NAETはDrデビのもの、そして私の宝物。
内容を教えるのは静岡でのNAETセミナーに限られます。

しかしNAETとは?聞きかじったことはあるけど、どんなものかよくわからないという医療者向けの内容にしていくつもりです。

どんな考え方で人を、そして健康と捉えるのか、どんな疾患・症状・状況・生物に対応できるのか、どんなことに応用していけるのか、NAETの長所・短所、Drデビの自閉症治験の最新DVDなどを、実技を混ぜつつ紹介して行きたいと思っています。

私にとってNAETは、すでにテクニックではなく、「人としての生き方」です。こういうとより宗教に近くなりそうですが、私は本当にそう思っています。日本の「NAET教信者2号」(ちなみに1号は増田院長)ですから、空気同様、毎日の生活に欠かせない存在です。

増田カイロでは、毎月のべ1500人近くの診療を続けていますが、ここで目指しているのは健康ではないんです。患者さんは健康を求めてくるのですが、健康はひとつの通過ポイントに過ぎません。

私が目指しているのは、健康の為のNAETではなく、『幸せに、人生をより楽しむためのNAET』なんです。だからそれを求める患者さんが来るんです。


限られた時間の中でどのくらい説明できるか、またご理解いただけるかはわかりませんが、NAETとはどんなもので、どんなことが期待できるのかが伝えられたらいいなと思っています。

平日(月曜日)ですが、医療系資格のある方なら参加可能ということでしたので、お時間のある方はどうぞ遊びに来てください。あっ、お勉強です。

といっても、NAETセミナーでしか話したことがないので、ちょっと講師としての不安があります。まだ資料も完成していません。それを院長に伝えると、「9時から9時30分はぼくが話す」とめちゃくちゃなことを言っています。「ひろし」しか言えないのに…。

先生なりの応援なんですね。私にとって心強いお守りをつれて参加します。
セミナー中は騒がないよう、暴れないよう警備スタッフを配置しますが、院長も理解力はしっかりあり、かつドクターとしての血が騒ぐこともありますので、途中で乱入してきたらどうぞお許しください。(先に謝っておきます。)

これから資料完成させないといけないのに、院長はのんきに映画(脳男)に連れて行け、と言っています。どうしよう…。

今日はやたら多い・・・

2013年02月10日 | アレルギー・NAET
日本は四季があって美しい国。
だけどアレルギー施術をするものにとっては大変な国。
世界で一番アレルギーが強く、根深く、複雑きわなりない国、日本。(おそらく中国・韓国もだと思います)

気候が変わるがゆえに、それに伴うアレルゲンの量も半端でない。
酸性体質・アレルギー体質の方が元気に過ごすには、いろいろな項目の除去が必要となる。

農作物・農薬・電磁波・抗生物質などに対する規制が強いヨーロッパからの患者さんのほうが、症状のわりには、もともと持っている身体の土台が、日本人の患者さんより強いように感じる。こちらに見えた方だけでの感想だから、そうはっきりと言いきることはできないのですが、向こうの硬水がいいのか何だか…、そう感じます。

この時期特有のアレルゲンとしては、花粉・果物など花粉と交差しやすい食物・風(強い風が多くなる)・感染源(特にウィルス・細菌)・受験がらみのストレス・これから来る黄砂、そしてニュースでよく聞くようになったPM2.5辺りがよろしくないです。

こういう時期は日ごとに異なる問題が勃発しますので、こちらでは毎回の優先項目を患者さんの身体(脳)に聴いてから除去するようにしています。そうしないと本当の問題を見逃すからです。

医療者の知識や常識だけで判断し出した答えは、「的を得ていない」ことが現実に多々あります。医療における今の常識や最新ニュースも、10年も経てば非常識となるわけですし、「知識や常識の外に本当の答えがある」ということを医療者がまず知らなければ、この間違いは当分繰り返されるでしょう。


話がそれましたが、前回や昨日の施術で優先項目に食べ物とか感染源で出ていた人の多くが、今日は「吸うもの」とでます。

スギ花粉の人、そして目立ってやたら反応するのがPM2.5。

見えない分やられている実感はないんですけど、確実にみなさんの免疫システムを狂わせているようです。除去後の制限期間も1日から10日と個人差が大きい。もちろんアレルギー度が大きい人への影響度は強いです。

花粉やPM2.5を吸い込むと、身体を守る免疫に関わる兵隊さん方(NK細胞・抗体・インターロイキン・インターフェロンなど)がまずやられます。だから無防備になるんです。

そこに今だ~!とばかりにヘルペスウィルス・ピロリ菌・大腸菌・歯周病菌・クラミジア・カンジダなどの潜在感染源があちこちで騒ぎ出します。そして生まれたありとあらゆる症状が、その結果です。

だから症状を消すことは、何ら意味を持たないことがわかるでしょう。

しかし「いや、とにかく症状を早く消したいんだ」という人は、薬を使えばすぐ消えるのですからそれでいいと思います。こちらでも薬を否定しませんし、西洋医学の薬も漢方薬も必要ならよく使っています。

一切の薬は使いたくない、だけど早く治したい、というのは、アレルギーの軽い人ならできますが、重症アレルギー体質の方には無理な相談。1000円しか持っていなければ、ラーメンとかさわやかのハンバーグ単品を食べればいいだけでしょ、それなのに高級フレンチのフルコース食べさせろと言われるようなものなんです。

でもそれが無理だということを患者さんも、医療者もわかっていないことがよくあります。症状が嫌だからといって、それを消すことを患者も医療者も求めます。しかし症状だけを消すことは、本当の問題を隠すことになり、あとで大きな別の問題としてでてくるのです。

「症状を消す=くさいものに蓋をする」です。

だから私は「症状をすぐに消します」と平然と言える施術者・医療者がいたら、「私はくさいものに蓋をするのが得意です」といっているんだと理解します。決して「治癒や改善を意味していない」ということです。

また随分話がそれましたが、とにかく今日はPM2.5がでてきた人が多かったので、皆様も免疫力を落とさないよう十分お気をつけください。

何をって、まずは甘いもの・米・酒、そして嫌なことや電気製品の使用を控えて、体内感染源を刺激しないことです。またショウガやビタミンDのサプリも体内感染源にしたら空爆ですから、「何するんじゃ~」と反撃してくるかもしれません。ですから、「飲んで不快なサプリは直ちにやめる」ことです。その代わり動物タンパクと塩分はしっかり摂っておきましょう。

保険が効くのもどうかなあ・・・

2013年02月06日 | アレルギー・NAET
ピロリ菌除去は私が看護婦時代からやっていた。同僚もピロリ菌除去をしてよくなったとその時は言っていた。しかし彼女は残念ながら、今健康ではない。もちろん元気になっている人もいるでしょう。しかし…、と思う。

抗生物質2種と胃酸抑制剤を2週間内服して、その後反応がなければOK。
ピロリ菌がいるかいないかをチェックする簡易キットも市販されている。
ただ1クールで除去できないと、2クール、3クールと別の薬を使って除去するようになっている。

そして胃潰瘍というような特定病名がついていなければ、ピロリ菌反応があっても、健康保険が使えなかった。

だから今回、大勢の人に存在するピロリ菌を除去することで、「将来の胃潰瘍・胃がんといった病気・病理への進行を予防できる、だから保険をつかわせてくださいよ」というのが製薬会社や消化器内科医の言い分。

これには私は大反対。
だいいち、こちらに来られる患者さんで、「ピロリ菌除去が100%成功していると医師に言われている人」でも、「NAETの筋力検査では100%引っかかる」からだ。

他の黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、インフルエンザ菌、腸球菌は抗生物質の多様・乱用でこれまでに多くの耐性菌を作り出し、死者まで出しているというのに、「ピロリ菌だけは薬で除去できる」という事はありえない。実際ピロリ菌の耐性菌の出現は指摘されている。

さらに抗生物質でピロリ菌が弱化したのをいいことに、他の体内細菌・耐性菌・真菌群が、下克上のように暴れだすこともある。

なのに今更保険適用を検討するというのは、やっぱり役人はバカだ。厚労省にも医務官はいても、彼らは臨床経験十分のベテランでは決してない。机上の書類を相手にする医師国家試験を通過しただけの素人同然のペーパー医師だ。

そういう人にコメントを求めるのはいかがなものか?と常々思うし、こここそ「税金の無駄」だからいなくなればいいと思っている。本当に医師適正・医療適正の高い人間は、臨床現場にこそ生きられるのであって、役所では本物の医師は死んでしまう。役所で生きられる医師は、本物の医師ではない。

得をするのは、患者ではなく、製薬会社だ。胃潰瘍から別の疾患に変わるだけで、医療費削減には到底なりえない。その場限りの政党に、医療費を本当に削減する気はない。


この世で一番バカなのは人間だ。
菌もウィルスも、人間と違ってバカじゃない。
テロリストと同じに考えれば誰でもわかる。

これからまたここに空爆(抗生物質投与)がくる、というのにそこにいるテロリスト(ピロリ菌)がいるわけない。

ピロリ菌除去後に胃カメラしても、キットで検査しても見つかるわけない。
みずぼうそうや帯状疱疹のヘルペスウィルスも、発症している時には血液検査で出るが、隠れている時には決して検査に出ることはない。しかし懲りずに、症状を変えて再発する。


アメリカ・モンサント社の遺伝子組み換え農産物を使った加工品は世界中に広まり、アメリカやカナダでは、遺伝子組み換え食品のアレルギー除去の必要性が上がっている。そのサンプルも持ってはいるが、日本では除去の必要性は、現時点においては、まだほとんどないといえる。

しかし自社農薬しか効かない種をモンサント社は世界中に売っており、現に日本でも検討中だ。こういう肝心な問題は、「サングラス」をかけているメディアでは取り上げてくれない。

モンサント社の種や遺伝子組み換え製品を、日本政府がOKを出すのも時間の問題だ。大臣クラスの人間がNOと言わない限り。。。

これを農家が使ったら、農家は種を取れなくなるので、毎年モンサント社から種を買わざるを得なくなる。これでアメリカ・カナダ・インドの農家が苦しんでいるという映画を前に観た。

世界の食を独占しようとする怖い世界と、ピロリ菌除去の保険適用には、同じ種類のエネルギーを感じる。胸が苦しくなって、涙が出る。

しかし保険が効こうが効かまいが、「YES」というのは患者本人。だから選択権もその結果も、自己責任だ。

私は決してピロリ菌除去をしないし、NAETで除去するから必要もない。

しかしNAET施術をする立場で言えば、ピロリ菌の存在は邪魔だ。
栄養素を補給しても上手くいかない人には必ずピロリ菌が大きく絡み、栄養素の半分以上を横取りされている。それだけでなく、さまざまな内臓で反応し、さまざまな病理・症状に関わることを臨床で確認しているから。

とはいえ、抗生物質で自分からあえて「耐性ピロリ菌」を作ることは、自分の将来そして将来の日本の子供にとって大きなリスクとなり、少子化や子供の健康問題の悪化に繋がることは容易に予想される。

ピロリ菌は日本人が100%持っているといっても過言ではない、と日々の臨床から私は思う。だから持っていることを大前提に、物事を考えればいいと思っている。

持っている=抗生物質による除菌が必要、という方程式ではないということを知っておいてほしい。

できれば『抗生物質 VS NAET』で除菌率や将来の健康水準を比較して、より医療費削減ができる方を、心ある医療者は選択してほしいと願う。

私はおりこうさんでなく、まだまだバカ人間のひとり。
バカだからこそ、未だ実現していない、自分や家族に受けさせたい心ある医療の世界を求めるんです。

こちらはきましたよ。そちらはどうですか?

2013年02月04日 | アレルギー・NAET
1月31日頃からここ静岡では花粉を引き金とした症状がチラホラ見られています。

発熱(37~39度台)、風邪症状(病院ではインフルエンザといわれます)、眼・耳・鼻・のど症状、頭痛、めまい、判断力低下、眠い・眠れない、便秘・下痢、頻尿、関節痛、痛み・痒みの悪化、感情コントロール不良(イライラ・うつうつ・パニック・不安など)、多動の悪化など。

引き金となった花粉や花粉のフェノリクス成分にアレルギーが強くあるなら、花粉関連の除去を優先させます。

症状はあるけれど、花粉関連アレルギーの程度が低ければ、弱アルカリ性の身体を創り上げる体質改善のほうを優先して行きます。

以前にスギ花粉のアレルギー除去をある程度している人は、花粉が来る前にはほとんど反応が出ません。しかし、実際に花粉が来ると、未完成部分の隠れていた反応が出てきます。もちろん完璧に済んでいる場合には、反応は永久的にでません。

これはインフルエンザも同じ。昨年末のチェックで反応しなくても、今年に入って全国的なインフルエンザポテンシャルが高まることによって、わずかに自分の中に隠れているものがでてくることを確認できます。「緩んだネジ」はちょっと締めなおせばいいだけですから、必要な組み合わせ項目(特に免疫系)を済ませば、すぐに反応は消えます。

そしてこの時期、自分ももしかしたらそうかな??と思う人がすぐ出来ることは、これまでにも触れていると思いますが、砂糖・米をまず止めてみることです。それでもちょっとまだなあ??という人は、卵・麦も諦めてください。

スギ・ヒノキ花粉と交差しやすいといわれるトマト・リンゴ・桃・メロン・キウイも反応する方は摂りすぎに注意しないといけませんね。

特に症状は出始めの1~2週をどう過ごすかがポイントです。くさいにおいもそのうち慣れますでしょ、それと同じで脳が反応性を下げてくれますから。そこで甘いものや米を我慢するのと、しないのとでは大違いです。もちろんアレルギー除去を全くしていない人なら、花粉期間中の糖質制限は続けられたほうが安心でしょう。

中には花粉のアレルギーというよりも、花粉を引き金として潜在感染源であるピロリ菌やヘルペスウィルス群(単純ヘルペスウィルス・帯状疱疹ウィルス・突発性発疹ウィルスなど)、カンジダ菌が騒ぎだした結果として、眼・耳・鼻・のど症状を初めとした、何らかの症状が現れる方もいます。

こういう場合は感染源がもたらす炎症なので、消炎鎮痛剤でいえばイブ、そして金時ショウガサプリも症状を抑えるのに有効です。有効度・必要度の高い人には、この時期茶々の金時ショウガ粒を使いますが、もちろんショウガにアレルギーがないことが大前提です。
ちなみに感染源の関与しない花粉による頭痛には、セデスのほうが有効です。

備えあれば憂いなし。
嫌な予感がする人は、さっそく準備に取り掛かってくださいね。

ニュースでは今年はたくさん飛ぶという予報でしたが、スギさんに聴いたところではそうでもなさそうなので、たくさん飛んでこないことをみんなで心からお祈りしましょう。強い願いは、きっとかないますから。