増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

秋の花粉シーズン到来です

2013年09月24日 | アレルギー・NAET
9月過ぎてからちらほら反応する人が出てきたかな、と思っていましたが、9月19日の満月前後から花粉量が増えているようです。
秋花粉は基本雑草の花粉ですから、スギ・ヒノキのように遠距離を飛ぶような花粉ではありませんが、漂っている感は強くあるようです。
23日は風が強いなと思っていましたら、車が嫌な汚れ方をしていましたので、チェックすると黄砂が観測されていました。

ということで連休中、連休明けから、花粉の急性症状で来る方が多くなっています。
秋花粉はいわゆるくしゃみ・鼻水といった典型的な花粉症状でないことも多いですので、自分の普段の症状が悪化したり、いつもない症状が出てきたら、この時期の引き金としては花粉が怪しいと思っておいてください。ぜんそく・不整脈・パニック・自殺願望など、重症症状は侮れません。

草の多いところを避けること。そして何か症状があるということは、酸性の身体だということですから、弱アルカリ化に必要なカルシウム・ミネラル・塩を必要量摂り、かつ、いつものように糖質(甘いもの・果物・主食)をカットするのはもちろんのことです。

それに加えて、花粉の時期は、発酵食品の摂り方にも注意する必要があります。特にパン(パン酵母)・ヨーグルト(各種乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌)・漬物(乳酸菌)・乳酸菌飲料は、おなかの常在菌(悪玉菌+善玉菌)を騒がせ、アレルギー反応を増強させることが多いので、毎日摂っては摂りすぎです。できれば避けておくか、週1~2回たまに程度と思っておいたほうがいいでしょう。もちろん自覚症状があり、悪化しているような場合は、症状が安定するまでしばらくの間は摂るべきではありません。

花粉症にはヨーグルトがいいとか、善玉菌がいいとかいわれることがありますが、これも同じ。ある人の薬は、ある人の毒ですから、すべての情報は、まず自分に取り込む前に、「自分には有効なのか、自分には必要なのか」というフィルターをかけなければいけません。それがアレルギー体質の人ならなおさらです。味方が味方じゃないんですから。

そして必要であれば(身体がそのように反応するという事です)、抗ヒスタミンのクラリチンやロラタジン(処方薬)、消炎剤のセデスやイブ(市販薬)も必要量・必要期間摂ることで、脳の炎症を的確に解消させ、脳が全身をコントロールする機能をきちんと回復させることも重要でしょう。

ようやく涼しくなって、散歩でもしようかなと思った方。まだもう少し待つか、砂糖・発酵食品制限を1週間くらい除去してからにしましょう。外出先で体調を崩されませんよう、くれぐれも皆様、ご自愛ください。

P.S,
症状がある人は、身体が酸性であるだけでなく、脳がむくんでいるわけですから、携帯・イヤホン・パソコン・ゲームなど、触る電磁波への接触は最低限にしておきましょう。こういう時の電磁波は火に油を注ぐことになり、脳のむくみを悪化させ、症状もさらに悪化させることに繋がりますので。

あなたの味方

2013年09月21日 | アレルギー・NAET
よくがん患者さんには話します。「がん細胞こそ、忌み嫌うのではなく、愛すべき存在なんですよ」と。なぜなら、自分の生活の中の問題点を、誰も指摘してくれない自分の欠点を、がんは指摘してくれるのですから。

がん細胞はそれこそできの悪い自分の子。だからこそ慈しみ、手をかけて大事にしなければいけないのです。
だから西洋医学的な「邪魔だから排除する・なくす・消し去る」という考え方では、再発をしたり、別の問題となって現れたりして、身体は自分にメッセージを出してくるのです。

○活という言葉が流行っていたときに、「腸活」なる言葉を耳にしたことがありました。
その時はなんじゃ、そりゃと思っていましたが、日本は世界有数のプロバイオティクス大国なのでした。ヤクルトとか、ミルミルとか、色々なヨーグルトもありますものね。

脳ではなく、腸を元気にすることこそが、健康のカギであることは藤田紘一郎先生が多くの著書で述べています。そして私もエベレスト山頂を目指す日々の臨床の中で、腸相を良くしていくことの重要性(全身の免疫システム強化、および弱アルカリ化)を遅ればせながら感じています。

おなかの健康の目安は、「浮くバナナ」であり、毎朝お目にかかれるかどうかで、昨日の生活・食生活が合格か否かを、こっそり自分だけに教えてくれます。食べるものによっても量が変わりますが、大きなバナナをゲットしたければ、主食代わりに野菜をたくさん食べることですね。

毎朝浮くバナナを見れない人は、食べているものが悪いか・足りないか、ストレス度が強すぎるか、何億という腸内細菌群にアレルギーがあるかです。
腸内細菌は、一般に悪玉菌と善玉菌、そしてその時の強い方につく、いわゆる日和見菌に分けられます。

悪玉の代表格は、ウェルシュ菌。そのほかクリストリジウム・ディフィシルとか、バクテロイデス・フラジリスとか。。。
善玉の代表格は、ビフィズス菌。そのほかにエンテロコッカスやラクトバチルス(乳酸桿菌)など6種類ほどいて、まとめて乳酸菌を言われたりする。
日和見菌の代表格は、大腸菌・枯草菌・ブドウ球菌・レンサ球菌など。強い勢力に味方するから、日和見菌と呼ばれている。また大腸菌は体内でビタミン(B・Kなど)合成も行う。
悪玉は食物を腸内で腐敗させ、アンモニア・メタン・インドール・スカトールなどの毒性物質を作り出すのに対し、善玉菌は食物を腸内で発酵させる役目を持つ。

しかし善玉菌にも、悪玉菌にもアレルギーがあれば、自分の味方は0になる。
納豆・めかぶそばや、キャベツもやし炒めなどは、とてもよい浮くバナナを作るメニューだが、味方0の人はそうもいかない。下手すれば、下剤を飲んでも出てこない、頑固さんたちがいるのだから。

善玉も悪玉も人間が勝手につけたあだ名。
生まれ持っての悪人がいないように、菌たちもそうなんじゃないかなと思っています。

まず腸内細菌群のアレルギー除去をすすめて、味方10までもっていけたら、おなかや体の中に何億という味方がいることになりますから、もう怖いものなしですね。そしてその状況が、自分と外界・他との関係性をも向上させますから、知らないうちに物事がうまく運んで行ったり、恵まれた存在であることに気づくことができるでしょう。

そして腸内細菌は、その人の性格・言動にも関与します。というより、菌によって、性格・言動が代わるといっても過言ではないでしょう。だから世界中のみんなが仲良しになるには、まずこれも腸内環境から…なんですね。

悪玉菌はもちろんのこと、善玉菌のアレルギーを除去してから、自分に有効、かつ必要度の高いヨーグルトや乳酸菌飲料やサプリが探せるといいですね。また野菜・海草をしっかり摂って、水分補給を十分行っていれば、毎朝、スッキリさわやか。それは素敵な一日を約束されるようなものです。

ちなみに私は毎朝、桐井さんが入れてくれるおいしいコーヒーで「上からコーヒー浣腸」状態です。

しばらく貝はお休みかな。。。

2013年09月06日 | アレルギー・NAET
今日のニュースで気仙沼湾産のホタテから麻痺性貝毒が検出とありました。
これからのカキシーズンに問題が長引かなければいいなあと思っていますが。。。

今年はほかにも大阪湾でも貝毒、浜名湖では特産のノコギリガザミのカニみそから貝毒が検出されています。

貝毒は、麻痺性と下痢性があります。
麻痺性貝毒は主としてカキ、アサリ、ムラサキイガイ(ムール貝)などで、下痢性貝毒はホタテガイ、ムラサキイガイなどで検出されるそうです。麻痺性貝毒は、フグ毒と同じで致死的な生物毒。生物兵器にもなりうる怖いものですから、しばらくは避けておいたほうが無難ですね。

加熱しても毒は毒ですから、エネルギー的には問題となります。
万が一、貝毒にやられた人がいましたら、吐いたものや下痢したもので、すぐゲートマッサージや背中トントンしておきましょう。
もちろんこちらには生物毒のサンプルもあるので対応しています。

毒に対するアレルギーは、解毒薬や経時的変化によって回復したように見えますが、ほとんどのケースで毒は体内に残っています。
毒にアレルギーがない人はいないからです。毒に対するアレルギーは、排出できないことが症状ですので、身体のどこかに残ってしまいます。

そして、残った毒は将来的に問題を起こす可能性が否定できないわけです。生ポリオワクチンを摂取した人が、数日後~数年後、はたまた成人してから神経麻痺を起すように。
これは関与した特定の毒に対するアレルギーの強弱、そして摂取量にもよるかと思います。

貝毒発生には海水温上昇によるプランクトンの大量発生が関与します。
この夏はいつにもまして暑さが厳しかったですし、以前は他の国のものだと思っていた竜巻が日本でもあちこちで見られるようになり、その爪痕をニュースで見るたびに、何かロシアンルーレットみたいな気持ちになります。

とにかく、地球環境が何だかおかしいんですよね。
海水温上昇により、プランクトン問題だけでなく、魚が北上することで漁場に変化が見られているということも聞きます。今まで採れていた貝がいなくなり、代わりに越前クラゲが大量に九州で採れているというニュースも見ました。

環境の変化は、生活の変化に直結します。
しかし、環境の変化を生み出したのも、結局のところ我々人間の生活なのですから、自分たちでなんとかするしかないですね。地球から借りていたきれいな海を、そのまま子孫に手渡せなければ、申し訳ないです。

貝毒のニュースが消えるまでは、しばらく貝はお休みにしたいところですが、院長の定番は「アサリのスープパスタ」。アサリの貝柱まで、しっかり残しません。これダメといったら、怒るだろうな…。でもお店で出しているものは大丈夫なわけですからね。
もしおなか壊したら、背中トントンしておけばいいわけですし。。。

相変わらず、随分溜めていました。

2013年09月05日 | 近況
今日は深夜からものすごい雨と雷でした。
昨日、名古屋はもっとすごいことになっていたようで、映像を見てびっくりしましたが、皆様大丈夫でしたでしょうか?

さすがの私も今朝は雷の音で目を覚まし、4時30分頃から起きてしまいました。
停電はありませんでしたが、ドカンドカン音がしていましたから、アンテナがやられたのか、テレビが映らないため、ワンセグの臨時テレビでニュースを見たり、いざという時のために懐中電灯を用意したりして、また7時30分頃ベッドに戻りました。

嵐が来ても、今日は休みだから、出勤しなくてラッキーだわ。。。と思いつつ眠りにつくと、8時30分ワンセグテレビで「あまちゃん」を見終えた院長が「ひろし~、ひろし~、ひろし~(通訳:梨むいてくれ)」と呼んでいます。

火曜日の勉強会で差し入れに頂いた梨をおいしそうにパクパク食べていたので、買っておいたのがいけなかった。。。
冷蔵庫に入れてある梨を持って、院長は容赦なくやってきます。「ひろし~、ひろし~(むいてよ)」と。

「今日は休みだから、まだ寝かしてちょうだい。私はさっき寝たんだから~」いうと諦めて去っていったのですが、その20分後に母親からの電話で起こされ、しぶしぶ起きる羽目となりました。

大雨の朝に出勤しなくてラッキーだったのに、朝は寝不足でちょっとアンラッキー。
そのままべーグルサンドにカマンベールチーズ、そしてひとり1個の梨を食べて、アマゾンで院長のご希望本を注文して、院長をお風呂に入れて、洗濯して、ランチに行って…といつもの休日でした。

午前中には雲は残っていましたが、雨も止んでスッキリした青空を見ることもできました。
休日には、静かなカフェに行って、溜まっている本を順に読み、新しい情報を消化・吸収していくのが私のお決まりパターンで、今日はSBSの17階にあるTemboooというカフェに行きました。ここはカフェタイムは静かなので、たまに行きます。しかしソファー席に座ってスイーツをいただいて、雲の動きを見ているうちに眠くなって、読書もそこそこで30分ほど居眠り。系列店の223カフェでも、よく寝ていましたから、居心地がいいのでしょうか。

そして、久しぶりに溜めこんでいたブログの存在を思い出しました。
いつも最新情報をと頭の片隅にはあるのですが、これではちっとも最新ではありませんね。

日々忙しすぎることを反省し、来年はもっと余裕が持てるようになりたいなと思っています。
忙しいとは、心を亡くすと書きますね。そのつもりはなくても、その積み重ねがひずみを生み、いろいろなことに影響していると思います。
NAETで施術が進むと、少ないご褒美で、最大限仕事ができてしまうことは、良いような、悪いようなですね。

残り4か月、もう少し自分へのご褒美を増やして、仕事もプライベートも10点評価を出せるようにしたいと思っています。
それが私の仕事の結果にも直結するのですから。

そんなことを話していたら、早速院長が日本地図を引っ張り出してきました。
テレビで見たのか、伊勢からさらに山奥に入ったところを指して、車で行こう!と。運転手は私だけなので却下したら、プイッとすねてしまいました。私からしたら、車で5時間より、飛行機で1時間のほうが楽でいいなと思うわけです。9月の連休は2日半しかなく、翌日はフルで仕事ですからね。

ということで、長距離運転のできるスタッフがいたらいいなと思う、今日この頃です。

**7月から溜め込んでいたものがあるので、少しずつこっそりアップしておきます。**