増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

メタボ検診

2008年07月31日 | 近況
スタッフからメタボ検診は義務だから行かないといけないと聞いてびっくり。
そんなのいつ決まったんですか?
名前は聞いたことあるけど、何のことだか私はよく知りません。
しかも有料だなんて。無料ならわかるけど、勝手に決めておいて。

地デジもそうだけど、知らないうちに勝手にそうなっていることっていろいろあるんですねえ。
行かないと、保険料がアップするとか、脅し文句を聞かされるとなおびっくり。
この間スピード違反で15000円払ったから、更なる出費は痛いですからね。


私は役所からの手紙を読まずにさっさと捨てていたので、休日に朝一番で行って再発行してもらい、早速近くのクリニックに行ってみた。


そうしたら、そこで看護師さんから、「メタボ検診は、希望者だけでいいんですよ。」と言われ、どっちが本当なんだろうと思いましたが、せっかく来たのだから久しぶりに採血でもしてもらおうかなとお願いしたら、朝ごはん食べてきた人はダメでした。

またしても残念。
アイスクリームが朝食でした。
来週に予約を取り直して出直しです。
でも禁食のこと、覚えている自信がないなあ。。。
昔は看護師だったのになあ。。。(今も資格は持っているんですが)


それにしても何でメタボ検診が必要なんだろう。
医療費削減?
この検診をしたところで、病気予備軍の人の運命は今更変えられないのですから、医療費削減になるとは思えません。

健康に気をつけている人は、自分で日頃から気をつけています。
健康に無頓着な人は、誰が何を言っても無頓着なんですから、わざわざ変える必要ないんです。
健康であることにその人の価値観がないのですから。

検診を受けて問題が早期発見・治療した人も、検診を受けずに末期になって問題が見つかり何も治療しなかった人も、寿命自体に変わりはなかったというイギリスの論文を公衆衛生かなにか講義で聞きました。
そしてこのときのおちが、健康診断は浅く広くしても無駄であり、ターゲットをかなり絞らないと意味がない、経費の無駄ということでした。

このメタボ検診なんか、40歳~75歳って、幅として広すぎるし、ウエスト周りで健康レベルが測れるほど人間の身体はシンプルではないですからね。

いまさら反対しようにも、もう決まっているんですものね。
お偉いさんは、誰も反対しなかったのかなあ?
この国は民主主義といいながら、不思議な国です。

私は定期健診も一切行かないし、こういう機会でもないと病院に行かないから、それはそれでいいことなのかな。来週の採血結果を楽しみにしています。


食中毒の季節です。

2008年07月28日 | アレルギー・NAET
昨日、焼肉屋でカンピロバクターによる食中毒がつたえられていましたが、近年増えているようですので、注意が必要です。

食中毒で多いのは、魚貝からくるノロウィルス、卵や鶏肉などからくるサルモネラ菌、そしてこのカンピロバクターです。

カンピロバクターで問題を起こすのはほとんどが、カンピロバクター・ジェジュニと呼ばれるもので、ほとんどは1週間程度で治りますが、まれに感染数週間後にギランバレー症候群(四肢麻痺・顔面神経麻痺・呼吸金麻痺)に移行するケースがあるのでしばらくは要注意です。

家庭での食中毒予防を知っておく必要があります。

1)肉・魚を触った手、切った包丁で、そのまま他の食材(特に生で食べるような野菜)を切ったり触らない。必ず手洗い。包丁も洗ってから。

2)(特におなかに自信のない人は)生肉・生焼け・刺身・生野菜は食べない。
傷んでいる食材は思い切って捨てる。食べる直前に十分加熱されたものだけを食べる。

3)冷蔵庫・冷凍庫を過信しない。
おなかの弱い人なら特に冷蔵庫に入れるものは少なく、短期間に。冷凍した肉にも食中毒菌は残っています。

4)夕食後のお片づけで、包丁は洗ったあとに熱湯をかける。まな板は、重曹・クエン酸をふりかけ、熱湯をかける。
このひと手間が無理な場合、熱湯をかけるだけでも違います。または、まめに買い換えたほうがいいでしょう。

5)鍋に作ったものを、そのまま常温においておかない。冷めたら、冷蔵庫、または小分けにして冷凍庫に。

以上は、一般的な予防法。


その他にNAETで出来ることは、予め上記のノロウィルスなど、好発性の食中毒原因菌のアレルギー除去をしておくことです。

ノロウィルスにアレルギーがある人が、ノロウィルスに汚染された食べ物を食べればひどい症状となり治りにくいです。
しかしアレルギーがなければ軽症で済みます。

また実際に食中毒で嘔吐・下痢を発症したならば、吐いたものや下痢便をティッシュに少しつけたものをガラス瓶にいれて治療するとすぐに楽になります。

毎食少しずつガラス瓶にとって、ゲートマッサージをしておくことも予防になるでしょう。しかしこれは、基本15項目が終わってからです。
そのガラス瓶を冷蔵庫に次の食事まで取っておけば、後で問題が起きたときにすぐ対処ができます。
終わっていない人は、食後食べたものをイメージしてゲートマッサージでもいいでしょう。


予防すれば防げるものばかりですから、ご注意ください。
またこの時期は皆さん脱水しています。塩分・水分足りていない状態です。
こういう身体は感染にかかりやすく、治りにくいですから、脱水予防にも気をつけなければいけません。

脱水してないですかね。

2008年07月26日 | アレルギー・NAET
暑中お見舞い申し上げます。

この暑さですから、脱水していない人はいないでしょうね。
朝から晩までクリニックの空調の聞いた部屋にいる私は、外に出たいと思いませんもの。インドア派です。

こんな時期ですから、私はクリニックで10段階で患者さんに伝えています。
そこで2程度なら問題ないのですが、8~9の患者さんはみなヘロヘロです。

めまい・吐気・頭痛・かゆみ・蕁麻疹・目が開けていられない・だるい・倦怠感・微熱・食欲不振・不眠・筋肉痛・ひどい生理痛・こむら返り・かぜが長引くなど、いろいろです。


脱水対策、知っておきましょう。

1)無駄な外出はしない。屋外でのスポーツも控える。長風呂しない。

長時間外出したり、スポーツや入浴で汗をかけば、でた水だけでなく、ミネラル・塩分もきちんと補わなければいけません。
しかし塩分・水分が十分吸収できる身体を持っている人は皆無です。
ですからかなり多めにこれらを摂らなければ(特にミネラルたっぷりのいい塩)脱水症状は悪化します。

ポカリスウェットのようなアイソトニック飲料は、味の素などが入っているのでお勧めしませんが、いそいでいる時には、2倍に薄めたものならいいでしょう。
それでも毎日摂ることは勧めません。

2)いい塩は控えない。食卓塩は摂らない。

血圧を上げるのは、食卓塩です。
ぬちまーす、雪塩、海の精など、各地のいい塩や、味噌・しょうゆ(材料がいいものであること)は問題ありません。

一番いいのは食事時に塩分の高いおかずをしっかり摂ること。
糖分・塩分・水分がそろっているときに、これらの吸収度は上がりますから、ごま塩かけたり、おしょうゆたっぷり使ったり、味噌汁を濃い目につくったり、漬物等をしっかり摂って下さい。

朝ごはんがコーヒーとパンだけなら、ほとんど塩は摂れません。
おやつもジャガイモに塩とか、塩おにぎりとか、特に外での肉体労働の方は気をつけないと、事故を起こしたり怪我をすることにもなりますのでご注意ください。

夏に食欲をなくす人は脱水しているから。塩をしっかりとってください。
おかゆに梅干、塩昆布などはいいですよ。
そうめんだけじゃなく、しっかり塩っ辛いおかずも食べてほしいです。
吐気が強いとか口から摂れない場合は、倒れる前に早めに点滴してもらいましょう。

3)室温・湿度に気をつける。

室温25~26度、湿度60%程度にします。

湿度がしっかりコントロールできていれば、室温が多少高くてもひんやりすごせます。
冷房が苦手な人は、塩が足りない人ですから、治療してもらったらしっかりいい塩を摂ります。

4)1杯お酒を飲んだら、2杯ウーロン茶を飲んで、つまみは塩っ辛いものをしっかり摂ること。

飲んだ次の日にぎっくり腰だ、寝違いだなんていっている人は、まさに脱水。
自己管理が足りないからです。

5)夜寝る前と起きたら、ミネラルウォーターを飲むか、野菜ジュースに塩を入れて飲む。

私の朝ごはんは、野菜ジュース+リキッドミネラル+いい塩です。
これでしゃっきり。
しかし野菜ジュース、ミネラルウォーターもアレルギーがあってはダメですからね。

6)NAET治療している人なら、水(H2O)、塩、砂糖を組み合わせも含めてしっかり治療して、脱水指数を2以下にする。

2以下なら、脱水で問題を起こすことはありません。
しかし出たら補給はしないとだめです。

元気に暑い夏を乗り切ってください。

洗濯機のカビ取り

2008年07月24日 | アレルギー・NAET
4月から徐々に増え、今もさらに増え続けているものは何でしょう?
答えは、ダニとカビです。

このところカビで反応する人を調べると、多いのが洗濯機。
皆さん、洗っていますか?洋服じゃなくて、洗濯機です。

洗濯機は年3回、クリーナーで掃除しないといけません。
洗ったものに黒いものが付いていたら、もうかなり遅いです。

うちではシャボン玉の洗濯槽クリーナー(500円)を使って、2回してもらっています。

1回につき2回(2袋いる)洗って、それを年3回です。


あとカビの反応箇所としてもれやすく、しかも多いのが寝床です。
枕・敷布団・マットレス・掛け布団などがかびていたら、睡眠時間中ずっとカビに包まれているんですよ。

病んで当然です。朝起きられないなんていうのも、これが一因です。
言われて調べてみたら、ウォーターベッドの中の水がかびていたり、ジェルマットの間がびっしりカビだらけだったという人もいました。

カビ・ダニのシーズンは、布団を変えるだけで体調がよくなる人も多いのです。
私は20年来愛用のベッドでノープロブレムです。

買ったときはずいぶん高い買い物をした(ねずみっぽかったので)と思いましたが、もとは十分とりました。
今は、全く同じものではないのですが、同じような製品がディノスで安く買えます。

今のがダメになった時用に買っておこうかなと思っています。
患者さんでも何人か買い換えて、良かったということでした。
(買う前に必ず筋力検査してOKの人しか勧めていませんので。)
名前は忘れましたが、河合俊一さんが載っているところです。

合成洗剤や柔軟材は、衣類について体温で揮発した化学物質を吸うことで健康問題を引き起こすのですが、カビも同じです。
洗濯機で衣類にカビがつき(もちろん見えないレベルです)、そのカビが出す化学物質を常に吸い込んでいるのです。


どうです、洗濯機のカビ取りする気になりましたか?
やっていないという方は、ぜひお願いします。

ずっとカビない家は実現可能なのかしら?

2008年07月14日 | アレルギー・NAET
免疫住宅という本を読んだ。
カビない家だという。
本当だったらすごい、と思う。

九州の江頭さんという木材問屋の方が、木材を始めとするあらゆる建材・家具・衣類・寝具などにFFC加工を行って物質の劣化を防ぎ、空気中のかび・雑菌の繁殖を抑制するそうだ。

私なりにいままでかび防止グッズはありとあらゆるものを試したが、納得できるものは見つかっていない。

所詮、かびや細菌・ウィルスに人間は勝つことはできないと思っているから、仕方ないのかなと思っているが、とりあえず何でも良さそうなものを試したい私は、自分の衣類や寝具類をまず加工してもらうことにした。

これからクリニックのリネン類も加工してもらおうと思っている。

自分の衣類・寝具・枕などを全てFFC加工してもらい、それを身につけているだけでも、そこで寝ているだけでも、いいエネルギーに包まれ、家の空気の質までが変わるのだという。これは九州大学との研究データが提示されている。


九州大学との共同研究では、空気中の雑菌繁殖抑制効果は示されているが、自分のクリニックや自分の寝床でそのよさをまず実感できたら、皆さんにもお勧めしたいと思っている。

家具などを加工するのは大変だが、寝具や衣類なら誰にでもできるし、誰にでもいい影響を及ぼせるだろう。

化学物質は年数が経てば揮発して揮発性化学物質は減っていくが、カビに関しては年数が経つにつれ揮発性化学物質が増えていく。

だから最近流行の高気密・高断熱住宅において、いかにかび害を防ぐかは重要課題だと思う。


私の現在の住まい(オール電化の借家)も高気密・高断熱で24時間換気が付いている。
しかし家には実質8時間もいないのに24時間換気をつけて、電気代月3万円以上取られるのもいやなので、換気を切っていた。

そのせいかわからないが、畳がかびだらけになった。
その部屋に寝ていたのは、院長だ。
それだけが原因とは思わないが、院長の病にも静かに影響していたのだろうと思う。

しかも私の父がたまに治療にやってきて、その部屋に泊まるのだが、前回(6月)帰って数日後に、心筋梗塞および肺水腫疑いで入院したのである。
結局大学病院に2週間も入院したものの、原因不明だから帰っていいという方針には苦笑したが。。。

今はファンを一日中まわしているが、これから一度かびたものがこのFFC加工でどうなるのか試してみたいと思っている。