増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

宇宙最大の電磁波

2013年07月22日 | アレルギー・NAET
梅雨が明けると、今度は太陽の出番。
日本は四季があって素晴らしい国ですが、このところの気温上昇や豪雨といった異常気象には自然の脅威を感じます。

宇宙環境の変化が地球にも影響し、そのうえさらに人間の傲慢さが自然を破壊しつづけたために、地球の生態系がどんどん崩れてしまいました。人間は地球を支配しているのではなく、地球に寄生しているのです。

寄生虫は人・動物にいいことも、悪いこともします。
だから人は地球にいいことも、悪いこともします。みな同じ。

ねずみの嫁入りというお話で、世界で一番強かったのは、確かねずみさんでした。
雲は太陽に勝つけれど、雲は風に負ける。風は雲に勝つけれど、風は壁に負ける。壁は風に勝つけれど、壁はねずみに負ける。でしたね。

人間がもっともっとと勝ちを追い続けた結果、こんな窮屈な地球になってしまいました。
自分も失敗するのに、他人の少しの失敗も、ミスも許さない。
それはすべて自分に対する愛情の欠如から来ること。

自分を愛さないから、自分を粗末にする。もしくは他人を粗末にする。借りている地球も粗末にする。これは幼児期の生育環境によることも大きいのですが、それは遺伝、もしくは体質ということになる。なぜなら自分に対する愛情の欠如は、愛情アレルギー(愛情を感じない・受け付けない・もらえない・あげられない・愛情に対する嫌悪感など)によるものだから。

愛情にアレルギーがあると、アレルギーの程度にもよるが、自分にも、他人にも、物にも、何に対しても愛情が持てない。そういう親から生まれるのだから、親は子供に愛情を持って接することができない。だから子供は幼児期に十分な愛情という心の栄養をもらえない。そこでまた自己批判・自己否定・自己卑下・自己中心・わがままといった自己に対する愛情アレルギーの症状が負の連鎖として現れる。

アレルギー(エネルギーの反発と引き寄せ)という呪縛から解くのが、NAET施術者としての私の使命だ。

少しそれたので戻しますが、今回のテーマは宇宙最大の電磁波、太陽です。電磁波過敏の人は電気製品からの電磁波をことさら気にされますが、もっとも今気を付けなければいけないのは太陽の磁場。

それは赤外線・紫外線・可視光線といった光由来のものだけではなく、その存在の持つエネルギーをも含みます。だからな北半球の夏は太陽と最も向き合っている状況なわけで、正面からそのエネルギーを受けていることになる。磁場だから建物内でも影響は受けます、もちろん外にいるよりは影響は少ないのですが。

よってこの時期の施術優先項目として、気象関連項目がいろいろと出てきます。
温熱、冷気、湿気、太陽、低気圧、雲、雷…
そのなかでも温熱・冷気・湿気・太陽の影響は、意外と大きい。

特に宇宙最大の電磁波である太陽の磁場に対するアレルギーは、ほとんどの人が大なり小なり持っている。そしてそのアレルギーの程度に比例して、症状も千差万別。

ということで、この時期の外出は極力控えるべきで、日没近くになって外出されたほうがいいでしょう。なぜなら、これらのエネルギー下にいること自体で、各種ミネラル・塩分などを浪費してしまうからです。

現代人の骨貯金は普段からそう多くないですから、きちんと日々補給しておくか、無駄遣いを減らしておかないと、カルシウム・鉄・その他ミネラル・塩分不足による体質の酸性化は避けられなくなるでしょう。それはさまざまな疾患・症状に結びつきます。

そしてこれらの宇宙系電磁波の影響により、日中外に出ることは、大きなオーブンレンジの中にいるようなもの。それだけで、脳の中には熱がこもります。頭蓋骨があたかも魔法瓶のように働き、脳に熱をこもらせてしまうからです。

昔から頭寒足熱というように、頭(脳)は冷えていないと機能しません。(もう一つ睾丸も温めてはいけないところです)よって首に巻くタイプの保冷剤や水にぬらすと気化熱で冷えるタイプのスカーフをして外出するのもいいでしょう。そして夜寝るときには保冷枕や氷枕で頭を冷やしておくと気持ちよく眠れるでしょう。

子供は真夏に外で遊ぶときには、頭を濡らしておくぐらいが気化熱が出てちょうどいいのです。よく頭だけ汗をかく人がいますが、まさにこれ。自分で頭に水分を出して気化熱で脳の熱を取り除こうとしているのです。脳内の熱を逃がすために自律神経が調節しているが故の汗なのです。脳細胞は熱に弱いですので、こういう人は普段から脳を冷やしておく工夫が必要です。

ただしもちろん冷気のアレルギーのある方は冷やしすぎは逆効果になりますから、何事も快・不快で選ばれるといいでしょう。
ちなみに増田院長は首に巻く保冷剤がお気に入りで、家・クリニックとあちこちの冷凍庫に予備をいれてあるので、自分で頑張って替えています。

私は一日中、冷房の効いた日差しの入らないところが仕事場ですので、これからはますますもやしっ子ですね。運動もしないで、栄養だけは人一倍しっかり摂っていますから、この夏も緩みっぱなしにならないよう少しは気を付けていきたいと思っています。(といっても、院長の外食三昧に付き合っているので、いつまで身が持つか…という気もしますが)

私のことはさておき、これから9月終わりまでは油断なりませんから、皆様宇宙系最大の電磁波源である太陽にやられないよう、太陽に負けないよう、どうぞくれぐれもご自愛ください。

3日間セミナー、無事終了

2013年07月21日 | アレルギー・NAET
NAETアドバンス1セミナーが、ここ静岡で3日間行われました。

参加された先生方、休日返上のご参加ありがとうございました。
そして、今回の参加は、先生方にとって、収穫のある、満足度の高いものであったでしょうか?

NAETに限らず、セミナー受講というものを「義務教育の授業」と勘違いしている方もいらっしゃるようなので、ここであえて言わせていただくと、「セミナーの満足度とは、受動的なものではなく、99%自動的なもの」であるということです。

ただしそれは個人に対する特定のセミナーの有効度・必要度が高い、ということが条件です。
自分に対する有効度・必要度の低いセミナーなら、将来の役に立つことは多くないでしょうし、まず私ならお金と時間の無駄を省くために、事前のチェックでGOサインが出たもの以外は参加しません。

そしてセミナーの有効度・必要度が自分にとって高いものであったとしても、を前提にして話を進めますが、何をしてもらった、何を教えてもらった、感動した、楽しかった、良い資料をもらった…では、セミナーの元は明らかに取れません。

セミナーインストラクターという人は、明らかに自分よりも多くの知識・技術、そして経験を積んでいるわけですから、その人だけが持つ24時間365日の経験から創り出された体・技・心を、どれだけ自らの血や肉として吸い上げたかで、その後の人生に大きな差が生じます。

ですから、将来につながるセミナーの本当の満足度というものは、「何をしてもらったか」ではなく、「自分が何をしたか」なのです。

現在、NAET本部公認インストラクターは、実質私だけなので、東洋医学部分を除いて、一人ですべてをしなければいけません。よって、レベル分けはせずに、みな一緒に行うことになります。

全くの新人と5年以上のベテラン組を一緒にするのは、無茶な部分もありますが、同時に双方が得るものも大きいと感じています。
ベテラン組からは臨床の実際をいろいろと聞けるでしょうし、新人に教えることはベテラン組にとって自らを見直す機会となります。

そんな中で、「自分は何をしたか」という自分主体の視点で学ぶ姿勢を持つ施術者は、5年後、10年後に、今私の歩いている獣道を、着実な舗装道路へと繋いでくれる人材だと確信しています。私はそういう人材が自然と引き寄せられてくるようなNAETJAPANという組織を増田院長とともに目指しています。

NAETはこの30年で世界中に拡がりつつありますが、それでもまだまだ大海の一滴でしかありません。しかし、NAET本部では世界中に散らばるたくさんのNAET施術者すべてを管理・監視できませんから、今年からアメリカ本部のほかに、カナダ・ヨーロッパ・メキシコ・インド・日本を支店のようにして、各地域にその管理を任せるようにしました。

その背景には、NAETをDrデビ、もしくは各国のインストラクターから学び、それを自己流にアレンジして「新しいセミナー」を始める人が複数出てきていることです。理論は共有しても、テクニックの類似は知的財産侵害となっているからです。

しかし所詮二番煎じは、やはり二番煎じでしかないことは、これまでに世界中で出現したNAET受講者による別のテクニックセミナーの状況・現状を見ていればわかります。結果を評価するには最低でも5~10年以上は必要ですが、そのテクニックの持つエネルギーや存在価値はチェックすればすぐわかりますから。10年、20年待つまでもありません。

もちろん私がこんなことをいうのは手前味噌以外の何ものでもない、と笑われるかもしれませんが、私の言っている意味はそんな上っ面のはったりだけで言っているのではありません。NAETを心から愛し、NAETをDrデビから預かった大切な宝物として、そしてその宝物を自国で発展させようと努力し続ける各国からの本部公認インストラクターたちを私は知っているからです。みな命を懸ける程の覚悟を持った人たちです。

みな私に劣らずのNAET信奉者であり、彼らの真剣で患者さんを、そして各国の医療の現状をおもう(憂う)気持ちは本物です。彼らの眼も心も、みな澄んでいます。そんな中で、私もその一員としての役割を日本で果たすことのやりがいを十分感じていますし、何も持っていない私が、増田院長の代行というその責任の大きさを乗り越えるためのNAETによる自己治療が、私をここまで強くしてくれたことを心から感謝しています。

自分のため、家族のため、クリニックスタッフとその家族のため、患者さんとその家族のため、施術者とその家族、そして施術者の患者さんやその家族のため、日本のため、世界のため、地球のため、宇宙のため…、ずいぶん大げさですが、エネルギーの流れは森羅万象すべてに繋がっていると思います。そのエネルギーの流れを良くするのも悪くするのも、すべてひとりひとりの日々の行いの積み重ねの結果だと思うからです。

自分のための自己治療も、毎日患者さんに行っているNAET施術も、ひとりひとりのエネルギーレベルを、そして地球・宇宙全体のエネルギーレベルを上げることに繋がっているという強い信念と確信が、私をここまでパワフルに動かしてくれているのです。

またNAETと称しながら、全くDrデビや各国インストラクターの指導と異なる内容で自己流施術を行っている施術者が多いことも問題視されています。こちらはNAETと称しているので、その責任はDrデビ、および各国インストラクターにあるわけです。

日本でセミナーをしていても、NAETという魔法の杖を使いこなすのに、先生方が苦労されているのを肌で感じます。自分がその道を歩いてきたのですから、もちろんわかりますし、私もまだその道半ばです。その一方で、自分の信念にもとづき、茨の道をともに歩いて下さる先生方の心意気に私は感謝し、そしてこれに応える責任があると感じています。

実際、私が指導している内容とは異なる「自己流」でトラブルを起こしてこちらにクレームが来ることもあり、がっくりすることもありますが、すべて私のリーダーとしての力のなさを示しているんだと感じます。

まだまだNAET施術者として、インストラクターとして、そして医療者として、私も、NAET JAPANという組織も未熟者ではありますが、日々の臨床を通して自分の道をもっともっと追求し、日本の医療の真の革命に繋げるための覚悟を持って正面だけを向いて一歩一歩進んでいきたいと感じています。

院長そして佐藤先生・桐井さん、患者さん方、施術者の先生方、これからもNAETの同志として、よろしくお願いいたします。

ちょ~っと、増えていませんか?

2013年07月08日 | アレルギー・NAET
こちらではその時期に特に必要な項目をチェックして、毎回伝えるようにしています。一人にたくさんのチェックは時間的に無理がありますので、今のメインメニューは「酸欠度・肉+塩・糖」です。

酸欠に関しては前回書いた通り、7月梅雨明けまでは誰にも、もれなく付いてきます。

そして肉(動物タンパクの代表で、栄養素のバランスが最も良い)+塩の摂り方は、脱水・熱中症予防には欠かせません。タンパクは、身体を作る材料ですし、タンパクがないと、新しい細胞・組織を作り出すことができませんし、酸素も栄養素も身体の隅々まで運べません。もちろん外敵と戦うすべもありません。だから一年を通して、タンパクは最も重要な栄養素なのです。

しかもこの時期、脱水予防として水+塩+糖を一緒に補給しても、低タンパクでは、それらが生かされないのです。

タンパクには動物性(肉・魚・卵・ミルク)・植物性(豆)とありますが、身体・脳が求めているのは、臨床的に断然動物性タンパクです。もちろんアレルギーがあって食べられない場合は仕方ありませんが、陸上生物でこれだけの仕事・ストレスを抱えた社会の中で健康を保つには、植物性タンパクのみでは無理があります。

肉を食べるなとか、肉を食べろとか、いろいろな意見がありますが、まずはアレルギーがあるかないかのほうが大事。一般常識や過去のデータではなく、その人にとって有効かつ必要かどうか、ですべて判断すべきです。

肉にアレルギーがなく、消化機能がそこそこあり、宗教的・思想的問題をクリアし、化学物質・電磁波・ストレスにまみれた現代社会で普通に生き抜くためには、必要な肉を十分な塩とともに摂ることは、○○神宮のお守りよりもよく効く、と私は臨床的に確信しています。

ましてや身体の成長期にある20歳前の身体を創り上げるためには、植物性食品だけでは完成しません。完成しないというのは、形の問題ではなく、機能の問題を指します。

宗教ではなく、肉を食べて調子が悪い、食べられないという人は、アレルギーの概念から考えると、動物タンパク・アミノ酸・ヘム鉄・脂質・炎症物質(ヒスタミン・ロイコトリエン・アラキドン酸・プロスタグランディン・トリプターゼなど)・内臓・消化酵素・耐性菌・抗生物質・農薬などに対するアレルギー(自分に合わない)によって、食べること、そして消化吸収することができなくなっていると言えます。

だから宗教・信念以外で肉を食べない方が楽だと言っている人は、逆にかなり身体が病んでいる証拠といえるのです。
人間は雑食動物。何でもバリバリ食べて、何でもバリバリ消化できるのが、本当の意味で健康な身体なのです。

ですから、命にとって問題なのは、肉・卵など動物タンパクのアレルギーが最も問題ということになります。
毎回患者さんは肉・塩、肉・塩と呪文のように言われ続けますから、皆さんそこそこ頭に残っているようで、摂り方の少ない人は、こちらの患者さんではほとんどいません。

肉よりもっと問題なのは、暑くなると摂取が増える「甘いもの・果物・ジュースなどの糖質過剰」です。
こちらの患者さんでも、ちょっと油断していると、すぐ摂りすぎますからご注意ください。冷蔵庫に常にないと不安だ、という人は、もうアウトです。

また日本の米は味を追求するために糖質過剰となっているため、糖尿病の人でなくても、米を毎日1日2食以上食べることは、体質の酸性化を促し、潜在的な炎症を促します。主食の砂糖化が、今日の日本の病を作り、医療費増大の原因となっていることは周知の事実です。

もちろん麦アレルギーやグルテンフリーダイエット中の人は、低糖質のゆきひかりやササニシキを選んでおくべきでしょう。もちろん米アレルギーの人は、米のタンパク質に対する問題ですから、低糖質米にしても問題はたいして変わりませんが。

過剰な脂質(動物性脂肪・揚げ物など)が体内に炎症物質を増加させることは常識的なことですが、私はそれ以上に糖質(砂糖・果物・乳製品・穀物・いもなど)や添加物・化学調味料・残留農薬が体内の炎症物質(特にプロスタグランディンやアラキドン酸)が増やしていると臨床的に感じています。

ですから、米や砂糖のアレルギー除去後に、慢性疼痛が軽減することはよくあることです。また糖質を摂った後の急性症状や、慢性的な糖質過剰による症状に、セデス・イブ・タイレノールといった消炎鎮痛薬が著効するのも、アレルゲンによる炎症を消すことにより症状をコントロールできる証明になります。しかし消炎剤は、症状のもとである炎症を抑える万能薬であるのに、「痛み止め」だと思っている方が大半なので、何とももったいない話です。

米を常食にしている人の代表がマツコ・デラックスで、肉を常食にしている人の代表がモデルの道端姉妹だというのは、以前触れたと思います。糖質過剰は脳をむくませ、全身コントロール不良を招くからです。

米ばっかり食べていると、増えすぎた炎症物質により脂質代謝が停滞しますから、どんどんぷにょぷにょした脂肪がつくことになり、体重は増えていきます。動物脂肪や揚げ物などの植物性脂肪の摂りすぎも、加えて炎症物質を増やします。

全身に増えた炎症物質は慢性的な潜在性炎症を引き起こし、時間経過とともに慢性疾患・アレルギー・アナフィラキシー・発達障害・精神疾患・血管疾患・ガン…というように、すべての心身問題の原因となるのです。

私が妊娠中の患者さんに、その人に必要な糖質制限(主食は1日○回、砂糖・果物制限など)を特に命じるのはこのためです。
脳神経が作られるときに、母親がとった糖質の量は、その子供の将来を左右する最大のポイントだからです。もちろん炎症物質の発生を誘発するほかの食品、残留農薬や添加物、電気製品の使用や過剰なストレスを回避することもそこに加わります。


あれこれ話が長くなりましたが、この夏も暑くなりそうですから、皆様どうぞご自愛ください。

トラックが先か、荷物が先か。

2013年07月04日 | アレルギー・NAET
少し前に、6~7月の梅雨時期は、低気圧優位が最も強まるために、平地でも「酸欠」になっていますよ、と書きました。酸欠の治療には、空気の構成要素が欠かせません。

酸素にアレルギーがあれば、吸っても入っていない(取り込めない)ということで、逆に、二酸化炭素・一酸化炭素にアレルギーがあれば、吐いても吐けていない(呼出できていない)ということです。

これは良いエネルギーの取り込みと、悪いエネルギーの吐きだしにも「エネルギー的に」関わってきますので、単に酸欠の問題だけに関連する項目ではありません。

また酸欠にはほかの要素も絡んできます。
農業によく例えるのですが、キャベツが畑から、私たちのところに届くまでには、以下のようないくつかのポイントがあります。

1)畑でキャベツができる→酸素・二酸化炭素・一酸化炭素のアレルギーがない
2)できたキャベツを収穫する→呼吸筋(肋間筋・横隔膜)が正しく機能する
3)トラックがある→赤血球の質・量ともにそろっている=貧血でない(鉄・タンパク・ミネラル)
4)道が整備されて、スムーズに運べる→潜在感染源による邪魔が入らない
5)適正価格で取引される→脳の延髄にある呼吸中枢(吸うと吐くを調整)が正しく機能する

ですから酸欠をバッチリ改善するには、空気のアレルギーだけ除去すればいいというものではない、ということを知っておく必要があります。

そして除去に関しては、私はロボットみたいですが、すべて身体・潜在意識の言うとおりにしか動きませんから、何から先にするかは、個人個人異なります。

キャベツを先に作るか、農家さんを先に確保するか、道路を先に作るか…、これはみなさんの脳が知っていますから。

自分で探して、自分で決めて、自分で受ける施術

2013年07月02日 | アレルギー・NAET
3月頃、Drデビとやり取りする中で、NAETのことが記事になったのがあるから、日本のウェブサイトでも紹介したら?と送られてきた。
それが先日NAET JAPANウェブサイトにアップした記事だ。まだ見ていない方は、「掲載雑誌」のところをのぞいてみてください。

以前発表された自閉症治験に関するレポートも一緒にアップしておきましたが、すいません、未翻訳です。自閉症治験DVDの内容をまとめたものだと思っていただければいいでしょう。
また、7月のセミナーでその続編、新しいDVDを字幕付きでお見せできると思います。

アメリカ在住の日本人施術者3名(中野佐智子先生:シアトル、藤井夕美先生:ハワイ、木川知恵先生:ロス)に忙しい中、翻訳をお願いし、増田カイロの会計・ウェブ・ショップ・代理担当のスーパースタッフ桐井さんが、休日返上で編集ソフトを駆使し、字幕をつけてくれました。
私にはできないことばかりで、本当に皆様ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

新しい治験DVDは、セミナー後見直ししたのちに完成させ、年内には販売予定(売上はNARFというNAETの研究機関へ寄付)です。

話を元に戻すと、Drデビのお膝元、アメリカでさえ、NAETのようなエネルギーメディスンは、現時点においてまだ大海の一滴です。だからこそ怪しい宗教のように思われたり、西洋医学やカイロなどほかの医療分野からは排除や非難・批判の対象となったりする現実も、もちろんまだあります。

しかし大事なのは、「その人が何をしているか」ということ。
そして、それをしっかり見抜く眼を、ひとりひとりが持たなければいけない、ということ。
あらゆる情報を多角的に集めた上で、それを改めて総合的に、主観ではなく、客観的に評価・判断すること。これがサイエンス(科学)です。

「真夏の方程式」を早速見てきましたが、人間と自然の共生について、湯川先生はそれを「選択の問題だ」と表現しました。

どちらが良い、悪いという論理では、いつまでたっても平行線。
人間が社会生活を送るうえで便利さという恩恵を受けながらも、環境破壊を最低限に抑えるべく建設的な意見交換をしながら、より良い到達点を見つけ出していくのが、今の子供やこれから生まれてくるであろう人たちに対する、今を生きる我々の役割ではないか、というところに映画のテーマを観た気がします。(映画の点数は、2人とも9点)

またまた本題からそれたので戻しますが…、Drデビは、これまで自分のセミナーを受けた後、類似テクニックを「独自のもの」と打ち出している他のセミナーに対して、患者の役に立つならそれでいいと、ずっと目をつぶっていました。また他の医療関係者との共存を望んでいますから、他の既存の治療・施術も患者にとって必要なものであれば、NAETと併用することは何ら問題ではない、というスタンスをとっています。

しかし、ここ数年は、Drデビの講義を過去に受けて、もしくは受けていなくても誰かからの聞きかじりで自己流にテクニックをアレンジし、テクニック名を変えてアメリカや他国でセミナーを開くようなモラル違反の医療者が増えてきました。(どれも似ているから、患者さんには区別がつかないです)

またDrデビのセミナーを1~2回受けただけで、ほぼ自己流に進めているにもかかわらず、「NAETをしている」と患者に宣伝・集客し、かつトラブルを起こしている施術者も海外において一人二人ではないようです。無知ほど、無智ほど、怖いものはありません。

こういうモラル違反の施術者によって被害をこうむった患者からのクレームは、結局Drデビのところに行くわけで、本当のNAETを受けていないのに、「NAETはダメだ、効かない」と言われることに対してDrデビも息子のDrロイも、みな心を痛めています。

だからDrデビは、本当のNAETはこういうものですよ、というものをウェブサイトに新たに載せたり(翻訳中)、本やガイドブックを自分できちんと読んで、施術の知識をあらかじめ持っておくことを強く推奨しています。私にとってもそうですが、DrデビにとってのNAETは自分の命と同じですからね。

そんな中、内科医の妻がなぜ西洋医学を捨てて、不思議なおまじないみたいな施術をあえて選んだのかを不思議に思った夫の、ジャーナリストとしての視点で書いた記事が載ったというわけです。最後に奥さんは、NAETという名前をウェブサイトから消した、と締めくくっています。

それはNAETとあえて表に出さなくても、口コミで自分を見つけてきてくれるような、自分からNAETを望む患者さんにこそ、施術がより生きる・効果を発揮できると感じられたからにほかなりません。それは、患者さんにとって、「特定の医療・施術に対する有効度・必要度が高いこと」が、まず第一の成功条件だ、ということを意味します。

私もNAET JAPANや増田カイロのウェブサイトは出していますが、それ以上の宣伝は不要と考え、すべて断っています。時代がエネルギーメディスンに追いついていないこともありますが、自分から拡げるのではなく、勝手に拡がっていくまで待つことのほうが、私には大切だと感じるからです。

NAETは、私にとっても、それだけ大事な、大事な宝物です。
院長も私も、自分の命と引き換えにしてでも、この大事な宝物を守る覚悟はもうできています。

それだけ思いいれのある施術ですから、患者さんと笑いも涙も共有しながら、二人三脚で、これからも一歩一歩カメさんのように歩んでいきたいと思っています。

そして最後に蛇足ですが、この記事には、別の意味で一番(?)大事なポイントがあったんですけど、わかりました?
(ヒント:数字)