増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

あと1日。

2010年10月10日 | アレルギー・NAET
シンポジウムを2日間終え、明日のアドバンス2セミナーを残すところとなりました。
身体は疲れていませんが、英語疲れと胃の食べ疲れはいつものことです。

NAETは本部と支部としてヨーロッパ・オーストラリア・日本などがありますが、ヨーロッパのインストラクターはとてもまとまっていて感心します。

皆もちろん英語は大丈夫ですし、医師とか博士号を持った人などバックボーンがしっかりしているので、独自の研究・レポート発表も活発に行われています。

日本も初めのうちは英語で症例を提出してジャーナルに出していましたが、最近は目の前の仕事に追われているのが現状で、出版業務も、英文症例提出も、国内での症例発表会なども滞っています。

ということで、増田院長がNAET JAPAN代表なのですが、実務がまだ難しいですから、代表代行の私がもっともっとがんばらなくてはいけないんですね。

といっても、前日の続きじゃないですけど、実は、今の私には「組織のリーダーとしての適性」はないんですよ。
いち施術者でいるほうが、私には居心地がいいんです。
それだからこそ、居心地のいいところにいて、代表代行としての役割がしっかり果たせないんですね。

でもいつまでもこれでは皆さんに迷惑ばかりかけてしまうので、さっさと自己治療を進めないとなあ、と思っています。
もしくは公認施術者の中でNAET適性が高く、リーダー適性のある人を探してとりあえず「首を変える」というのもひとつの手ですよね。

とにかく今の公認施術者ひとりひとりの仕事が、NAET JAPANの将来に関わっているという事実だけは変わらないと思います。
種をまいて、ようやく芽が出始めたところですから、水やりを怠らず、大きな実を付けるその日まで施術者も患者さんも、皆がチームとなって大きなウェーブを起こせるよう諦めずに前に進んでいきましょう。


シンポジウムでは、多くの症例発表や研究発表がされていました。

私の興味を引いたのは、ライム病の症例検討です。
日本ではあまりないのかなと思っていたら、日本も世界のライム病分布に入っていました。

ライム病とは、鹿につくダニが介するボレリア・スピロヘータやその他の細菌によっておきる全身疾患です。
日本にはあまり鹿はいないよなあ…と思っていたら、カモシカとかエゾシカとかいましたね。
そういえば奈良にもいました。

比較的大きなダニから来るようで、半ズボンや靴下なしの歩きが危険です。
さされたあとは、中心が赤く二重丸のようになります。
その後慢性経過を辿り、10年、20年と発症し続けるそうです。
症状は慢性疲労症候群や繊維性筋痛症とにており、人によっては自閉症症状も現れるということです。

インド、バンガロールのシスターナイナは、HIV治験を続けており、死にそうだったのが元気に遊びまわるほどに回復した子供たちの元気そうな写真が印象的でした。
大勢の子供たちがHIV陽性であるがために孤児となっており、シスターはかれらをHIV陰性にして、養子縁組を進めています。
(ちなみにこれを見て個人的に寄付したいなあという方がいらっしゃいましたら、責任を持って私が送金しますので、クリニックに現金書留でインド宛として送ってください。)

そしてシンポジウムには色々な業者が来るのですが、ゼロ磁場をつくる水晶とミネラルとダイアモンドダストの入ったペン状の棒を今回は購入してみました。
器具の効力は永久で、その有効性は10、私には必要なしと出ましたが、増田院長には必要性が高くでたので、セルフケアとして使ってもらおうと思っています。
商品は良くてもネットワークビジネスだったので、そちらの参加意思はないので1本だけ試し買いです。

他にもアレルギーをチェックするマシーンの業者がいくつか来ていましたが、今もっているものも滅多に使っていませんから、今追加購入する必要性はなく眺めるだけにしました。

筋力検査で有効性や必要性を聴くようになってから、無駄買いが減ったかなと思います。
以前は何でも試してみようと、特に院長は値段関係なく、おもちゃのように買っていましたからね。
使っていないお宝はそのうち処分するよと言うと、院長はまだNOサインを出しますから困ります。
そのうち処分したら、これもインドのシスターやNARF(NAETの研究機関)に寄付できればなあと密かに思っています。

自分の人生を切り開きたい人へ

2010年10月09日 | アレルギー・NAET
昨日適性のことに触れましたが、早速問い合わせがありましたので、追加で書いておきます。

適性とは、あなたは○○に向いている、ということですね。
よく占い本にも、こういう職業があなたには向いているというようなことが書いてありますでしょう。
でも普通はそれを見て自分の職業を決めませんよね。
自分で選んで決める、もしくは親の家業を継ぐ。そんなところですよね。


他人のことをここに例えとして書くのは失礼かもしれませんので、私を例に挙げてみます。

私は自己チェックによると、医療系で、かつ開業可能なもの、内容としてはNAET・カイロプラクティック・看護(日本では開業権がない)には適性があるようです。

適性があるものは、例え困難なことであってもそれを乗り越えるパワーが備わっているので、辛くても楽しみ・やりがい・生きがいを感じることができます。

逆に医療系でも病院の職員のような雇われの身であったり、開業しても鍼灸・マッサージ・整体・気功には適性がないので、個人的に興味がわきませんし、そこでがんばっても芽が出なかったり、長続きしない可能性が高いです。

他に現時点において適性のないもので思いつくのは、家庭人・主婦・母親・手芸・音楽家・芸能関係・事務職・外交官・組織の代表・ミリオネア…。


これまでを振り返ると、高校で進路を決めるのに、事務職は何だか無理そうだなあと思って、たまたまテレビでマザーテレサを見てこれだと思い、看護学校へ。
大学病院勤務5年目で、看護婦の仕事は好きだけどこのままでは自分がなくなると思い退職。
1年半ブラブラしてみたものの、医療系の仕事以外に考えられず、かといって病院勤務では先が見えないと感じ、手技療法を模索。
大学ならいいのかなとたまたま見つけたRMITでカイロを学ぶ。
卒業してもカイロプラクティックのどこがいいのか正直わからず自信が持てなかったが、増田DCを通じてカイロプラクティック神経学と出会い、そこからアクティベータ・NAETと芋づる式に「これだ!」と心底思えるものを見つけて約10年、現在に至っています。

筋力検査を知る前は、直観だけで生きてきましたが、結構トントン拍子で上手くいくことが多かったと思います。

もちろん現在私が扱うNAETは、とても大変かつ困難な仕事ですが、ライフワークと思えるだけのやりがいがあります。
もちろんまだ修行中ですから、けものみちを歩く苦しさもありますが、それ以上の楽しさと将来への希望があるので、いつもワクワク・ドキドキでマンネリ感はありません。

ピアノが上手く弾けたらなあとか、指編みがすいすいできたらなあとか、5ヶ国語くらい使いこなせたらなあとか、アパートつきNAETクリニックを建てるために大型の寄付はないかなあとか、こうなったらいいなあ、だけど無理かな、みたいな部分は結局は適性がないことなんだと思います。

これまでに小型ピアノを買うと何度も言っているけど結局買っていないし、指編みの本も3つくらい持っているけど1回チャレンジしただけだし、英語教材なんて山ほどこれまでに買っているけどどれも最後まで終わったことないし、NAETクリニックを建てたいと思っていてもそのための直接的アクションは興していないし…、というわけで、結局行動も伴っていないのです。
これでは成功したくても、するはずがありません。


働くことに適性がなければ、がんばっても仕事が見つかりません。
結婚に適性がなければ、独身願望が強かったり、離婚・家庭内別居ということになります。
育児に適性がなければ、育児放棄をしたり虐待したくなります。
大金を持つことに適性がなければ、稼いだ大金・貢いでもらった大金・当てた大金を失います。

もちろん適性だけで片付けられるものではないでしょう。
しかし「○○に適性がある」というエネルギーに対するアレルギーは、人生の質を左右する大きなファクターであるということを知っておく必要があると思います。
学校では、こういうこと教えてくれませんからね。


人の一生は短いです。
適性度の高いものを選んで、的確に人生を歩いていくことが一番楽に成功を手に入れる方法です。

しかし自分がこれだ!と選んだものの、適性が低かったら…。
それが学校でも、学部でも、職種でも、就職先でも、結婚相手でも、子供を持つことでも…。
がんばっても、上手く行かないのです。だからつまずいてばかり。

これではストレスがたまる一方で、同じ人生を生きていても楽しくありません。
だから苦しいとか辛いという言葉が出るのです。

適性ある、成功への道なら、苦しくても、苦しい・辛いという言葉は出てもすぐ消えます。
そして真摯に前を向けますから、後悔ではなく反省をして、軌道修正ができます。


しかし自分の選んだ道。
たとえ自分に適性が低くても、この道で成功したいという強い意志があるなら、適性を上げればいいのです。治療して。

私はNAETしか使いませんから、NAETを応用した方法しかわかりません。
他のテクニックにもあれば、それでいいと思います。

とにかく自分の歩く道は、きちんと整備して、適性を上げてから歩くこと。
それは自分のためだけでなく、家族のため、社会のためです。
なぜなら自分の利益は、他人の、社会の利益と繋がっていますからね。


ピアノを弾いたり、指編みしたり、一人でヨーロッパ・南米に行ったり…、私の人生にもっとスパイスを効かせるために、ひそかに治療を進めてみましょう。
それでNAETクリニックが建ったら…、海にも山にも川にも町にも近くて、温泉・ホームシアター・畑つきがいいんだけどなあ。

インストラクターセミナーにて。

2010年10月08日 | アレルギー・NAET
今日は各国のインストラクターを集めたインストラクターセミナー。
全員が出席するわけでもないので、今回は20人程度でした。
アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストリア、オランダ、インド、オーストラリア、そして日本だったかなと思います。

まず皆が自己紹介をして、症例や近況を発表しました。
私は院長の脳梗塞後失語症の症例を発表したかったのですが間に合いませんでしたので、自力立位・歩行困難となった脳脊髄液減少症の女性が栄養素や電磁波とともに脳神経関連の治療をすることで現在バイクに乗るところまで行った例や、急性・慢性問わず、筋骨格系の症状に対する組織系に対するアプローチの著効性などを話しました。

もっともっとシェアしたい症例はいくつもありましたが、時間と英語力の関係でここまででした。
インストラクタークラスの症例発表ですから、色々出ていました。
アナフィラキシー、ガン、各種食物アレルギー、セリアック病、過敏性大腸炎、糖尿、高血圧、甲状腺疾患、MS、HIV、ライム病、栄養失調、肥満、歯科治療後の寝たきり患者、自閉症、ダウン症、精神疾患…、本当に総合病院のようです。

しかし、それぞれの症例や近況を発表する中で気になったのが、いくつかの国で「NAETもどき」が出てきていることでした。
特に問題になっているのがオーストラリアですが、メキシコやヨーロッパにもそんな話があるようです。

「もどき」とはどういうことかと言うと、NAETのセミナーを受けた受講生が、エッセンスを取り入れて自己流に作りかえて、名前を変えたり、ほとんど同じ名前を使ってセミナーを開いているということです。

Bioset(バイオセット)やBMT(ボディートーク)など色々な類似テクニックは、みなDrデビの昔の生徒です。
アメリカでは「もどき」で治療を受けても結局はNAETに戻ってくる患者が多いので、名前を変えてNAETとは関係なく独自路線でやる所まではDrデビも黙認状態だったのですが、オーストラリアは違いました。

医療資格を持たない人までが施術をしたり、セミナーで教えていたので、これは大問題でした。
日本でいう医師会のようなところが、まわりまわって大元のDrデビのところにまで言いがかりをつけてきて、オーストラリアのNAET施術者がNAETもどきのとばっちりをうけているということでした。

日本にもいつかそういう人が出てくるでしょうし、外国から「もどき」が入ってくるかもしれないから注意しておきなさいとは、昨年あたりからDrデビに時々言われていました。
日本にもNAET以外のエネルギーメディスンは色々とありますが、常に最悪の事態を想定しつつ慎重に行動しなければいけないとオーストラリアやメキシコなどの当事者の声を聞いてさらに痛感しました。


日本人の公認施術者は毎年セミナーを受けるよう規定していますし、まだグループとして小さいので、どこの誰がどの程度できて、何をしているかは情報として入ってきますし、言葉の壁もありますから簡単に外国人がセミナーを開ける状況にはないので、他の国よりまだコントロールしやすいと思います。

しかしその前にNAETであろうが、NAETもどきであろうが、インストラクターが「施術者の適正度」を把握していれば問題ないのではないかなあと思いました。

インストラクターセミナー参加者には、さすがにNAETの適正度の低い人はいません。
しかし世界中のすべてのNAET施術者が、NAET適正度が高いとはいえません。もちろん日本もです。
適正度は筋力検査で確認できますし、低かったとしてもどうしてもこの世界で生きたいということであれば、治療して適正度をあげることはできます。

「適正度が低い=結果が出せないから成功しない、長続きしない」、ということです。
がんばっているのに…という人、周りにいませんか?
そもそもの選択が間違っているのです。

これはNAETだけではありません。
鍼灸師も、カイロプラクターも、医師も、教師も、警察官も、魚屋さんも、営業も、主婦も、学生なら志望校や学部の選択も、みんなにあてはまります。

それぞれの事柄において、初めから才能があって上手い人、努力すれば上手くいく人、努力しても上手くいかない人が世の中にはいて、社会の均衡を保っています。

ですから自分のしたいことよりも、適性の高いものや手の届くものをまず手にするということのほうが、個人の負担も少なく社会のエネルギーを好循環させられるのではないかなと感じています。

適正はどうやって測るか?占いでもいいし、適正テストでもいいですよ。
私はもちろん筋力検査で調べたものを自分や患者さんの利益のために使っています。

世界中が本当に重い空気に包まれていますから、政治の世界でも、本当の意味での適正を生かした「適材適所」で、世界中の首相を選べばいいのに…と思う人は国連とかにいないのでしょうか。


ちなみに予断ですが、「紫微斗数」という占い本を読もうと今回持参したのですが、生まれた時間がわからないと調べられなくて、しばらくおあずけです。残念。
占いも色々ありますが、正確な占いは、結構治療と関連性があって面白いんですよ。

NAETシンポジウムにきています。

2010年10月07日 | アレルギー・NAET
もう10月ですね、やっと涼しくなり私も衣替えです。
でも日中は日当たりが良すぎるため、まだ冷房が必要です。

前回Drデビのセミナーを受けたのが6月ですから、もう4ヶ月近くたっています。
院長も一緒に臨床をしていた頃は年6回くらいアメリカに来ていましたから、最近はちょっとさびしい感じですが、往復の飛行機がしんどくなってきているのは気のせいではないようです。
こちらに着いたら即チェックインして、寝ていますから。(以前はスーパーめぐりなどしていたのに。)

メールのやり取りはいつもしているので、久しぶりに会うという気がしませんが、明日からのインストラクターセミナー、およびシンポジウム、Drデビや諸先輩方の講演、楽しみにしています。

こちらでがんばっている日本人施術者に会うのも楽しみです。
シアトルのさちこさん、ハワイのゆみさん、ロスの新井先生、ちえさん…。(女性はさんになっています)

Drデビ、Drマーラ(デビの妹)の息子もそれぞれNAETに向かってきています。
Drデビの息子のロイは、そろそろ病院勤務を終えて、NAETに専心する心づもりだと思います。
「お母さんのおかげで鳥籠から出られた」と言った、自らの経験を大いに生かして、次の世代にNAETをしっかり残していくという大役ですから、もちろん世界中の施術者が彼らを支えていくことでしょう。

私も日本の土地・状況にあった形にNAETをより柔軟かつパワフルなツールに仕上げることで、多くの人とHAPPY・ENJOY・LOVEを共有し、今世界に広がっている暗く重たい空気(エネルギー)をひとりひとりの身の回りから消し去れるようがんばって行きたいと思っています。

布教して広げていくというスタンスではなく、じわりじわりいつの間にか当たり前のように身の周りにあったというスタンスで。