暑中お見舞い申し上げます。
本格的に夏という感じですから、増田カイロ内は軽井沢の避暑地をイメージして「涼しくさわやか」にしております。
この夏も、脱水・熱中症には、皆様どうぞご注意ください。
熱中症とは、「脳が煮えている状態」だと思ってください。脳が煮えたら、脳は使い物になりませんよ。
ということで、屋外・屋内に関わらず、脳を守る対策は必須です。
首から上は熱くならないよう、帽子をかぶったり、頭に水をかぶったり、首に冷えるタオルを巻いたり、エアコンで室温・湿度を調整することが大切です。
一方、首から下の内臓は、冷えに弱いものです。
よって、私のようにエアコンの効いた室内に一日中いるような人は、体幹は冷えないよう、重ね着・重ねパンツ(冷え性の人なら腹巻)が必要です。
私がクリニックの室温を低めに設定しているのは、全て私の脳のため。
患者さん一人当たりにかけられる時間は5分~10分ですから、休憩時間以外は1日中、集中を切らしません。
ということで脳がいつでもフル回転できるよう、頭が涼しく感じるくらいが、私にとって集中力を楽に維持することができる室温・湿度というわけです。
かつ内臓が冷えて機能低下を起こさないよう、常にゆったりした服を重ね着をして、空気の層を作り、体熱の放散(冷えること)を予防しています。靴下もハイソックスです。
重ね着してクーラーつけているなんてもったいない、と思われる方もあるでしょうが、他では電気の無駄遣いはしていないと思うので勘弁してください。室温を上げて私の脳の生産性が低下することの方が、他人の健康が関わる大きな損失となりますから。
そして脱水・熱中症に関して、まず注意しなければいけないのが、たんぱく質が摂れているかです。タンパクといっても、アミノ酸スコアの高いものは、動物性タンパクです。肉・魚・卵・乳製品、もちろんアレルギーがあったり、食べられないものを無理に食べる必要はありません。
しかし動物タンパクの摂取が十分でないと、血液量が増えませんから、血管内脱水を起こしかねません。タンパクが摂れていないところに水と塩だけ頑張って入れても、その水分は肝心な血管内ではなく、細胞内にいきますから、むくみ・機能低下の原因となります。
そして特に一旦脱水レベルに陥ると、胃腸が動かなくなりますから、経口水分補給ができなくなり、飲もうとすればするほど吐くという悪循環に陥ります。そうなると、幼児・高齢者は命の危険もありますから、飲んでも吐くという場合には、すぐ病院です。点滴を打って血管内脱水をまず改善させる必要があります。血管内脱水が改善されれば、胃腸が動き、水分・食事を摂ることが出来るようになります。
そして暑い中よく口にするのは、甘くて冷たいアイスやジュースですね。これらはさっぱりしていますから、とりすぎてしまう傾向にあります。冷たいものや糖分(砂糖・果糖・乳糖など)でお腹が冷えると、体内潜在感染源(特に夏場は真菌・カンジダなど)を元気にさせてしまいます。みんなが元気になると、心身に不調を来たし、異常行動にも繋がりますのでご注意ください。(真菌は、春・夏の「変な」事件の主犯でもあります)
ということで、普段の食生活を見直して、自己管理に活かして下さい。
本格的に夏という感じですから、増田カイロ内は軽井沢の避暑地をイメージして「涼しくさわやか」にしております。
この夏も、脱水・熱中症には、皆様どうぞご注意ください。
熱中症とは、「脳が煮えている状態」だと思ってください。脳が煮えたら、脳は使い物になりませんよ。
ということで、屋外・屋内に関わらず、脳を守る対策は必須です。
首から上は熱くならないよう、帽子をかぶったり、頭に水をかぶったり、首に冷えるタオルを巻いたり、エアコンで室温・湿度を調整することが大切です。
一方、首から下の内臓は、冷えに弱いものです。
よって、私のようにエアコンの効いた室内に一日中いるような人は、体幹は冷えないよう、重ね着・重ねパンツ(冷え性の人なら腹巻)が必要です。
私がクリニックの室温を低めに設定しているのは、全て私の脳のため。
患者さん一人当たりにかけられる時間は5分~10分ですから、休憩時間以外は1日中、集中を切らしません。
ということで脳がいつでもフル回転できるよう、頭が涼しく感じるくらいが、私にとって集中力を楽に維持することができる室温・湿度というわけです。
かつ内臓が冷えて機能低下を起こさないよう、常にゆったりした服を重ね着をして、空気の層を作り、体熱の放散(冷えること)を予防しています。靴下もハイソックスです。
重ね着してクーラーつけているなんてもったいない、と思われる方もあるでしょうが、他では電気の無駄遣いはしていないと思うので勘弁してください。室温を上げて私の脳の生産性が低下することの方が、他人の健康が関わる大きな損失となりますから。
そして脱水・熱中症に関して、まず注意しなければいけないのが、たんぱく質が摂れているかです。タンパクといっても、アミノ酸スコアの高いものは、動物性タンパクです。肉・魚・卵・乳製品、もちろんアレルギーがあったり、食べられないものを無理に食べる必要はありません。
しかし動物タンパクの摂取が十分でないと、血液量が増えませんから、血管内脱水を起こしかねません。タンパクが摂れていないところに水と塩だけ頑張って入れても、その水分は肝心な血管内ではなく、細胞内にいきますから、むくみ・機能低下の原因となります。
そして特に一旦脱水レベルに陥ると、胃腸が動かなくなりますから、経口水分補給ができなくなり、飲もうとすればするほど吐くという悪循環に陥ります。そうなると、幼児・高齢者は命の危険もありますから、飲んでも吐くという場合には、すぐ病院です。点滴を打って血管内脱水をまず改善させる必要があります。血管内脱水が改善されれば、胃腸が動き、水分・食事を摂ることが出来るようになります。
そして暑い中よく口にするのは、甘くて冷たいアイスやジュースですね。これらはさっぱりしていますから、とりすぎてしまう傾向にあります。冷たいものや糖分(砂糖・果糖・乳糖など)でお腹が冷えると、体内潜在感染源(特に夏場は真菌・カンジダなど)を元気にさせてしまいます。みんなが元気になると、心身に不調を来たし、異常行動にも繋がりますのでご注意ください。(真菌は、春・夏の「変な」事件の主犯でもあります)
ということで、普段の食生活を見直して、自己管理に活かして下さい。