増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

無駄遣いをしない!

2007年01月29日 | アレルギー・NAET
ここのところ寒さも手伝って、喘息・気管支炎やら、ぎっくり腰や首・肩・腕の強い痺れを伴うような激痛を訴える方が多くみられます。

みなさんかなりカルシウムやミネラルが不足しているんですよね。
患者さんの”足りてる度”を調べてみるとだいたい10段階で2~3ぐらいの人がほとんど。
症状が重い慢性の患者さんは1以下なんていう人もいます。

コワイデスネ~。
私も骨折をきっかけに強く意識するようになったので、骨折さまさまだと思います。神さま、ありがとう!!!です。

私たちは寝ている間も心臓を動かし、肺で呼吸しています。ですからカルシウムをはじめとするミネラルは24時間必要不可欠なんですね。

日中はそれに加えて、まばたきもするし、食べるし、喋るし、動くしで、もっともっと必要になります。

運動したり、暴飲暴食をしたり、お酒飲んだり、甘いものたくさん食べたり、精神的なストレスが加われば、さらに必要量は増えるわけです。

そして今は寒い。だから体温を上げるために基礎代謝が増えますから、さらに必要量は増えているんです。

お財布に5000円しかないのに7000円のものは買えません。
どうしても欲しい時は、どこかから2000円借りて買いますが、直ぐに返しますよね。

ミネラルのなかで特にカルシウムは、その不足症状だけでも相当な数挙げられます。

カルシウムが不足していると、身体は危機に陥りますから、勝手に骨という自己貯金からカルシウムを”借金”しています。
喘息や気管支炎、ぎっくり腰や関節の痛み、花粉症・鼻炎などなどは、”自己破産宣告”寸前だという身体からの警告なんですね。

ではなぜこんなに足りなくなるのか?

まずは食生活が悪い、良質のミネラル・カルシウムを摂っていない。
そしてアレルギーがあるために、吸収できていない。この二点です。

両方ある人は、カルシウムもミネラルもレベルとしては1~2、もしくは1以下でしょう。鼻をいつもクスンクスンさせている人は、100%このグループの人です。

これらが足りなければ各内臓器官は本来の仕事をしっかり果たせませんから身体中悪循環なんです。

特に甲状腺・副甲状腺というところは、カルシウム代謝に関わるホルモンを作りますが、カルシウムやミネラルが足りなければホルモンを作ることもできないんです。鶏が先か、卵が先か、、、ということになっていきます。

ですからアレルギー除去治療でそれらの栄養素をまず吸収できる身体にする。
次に、良質のミネラル・カルシウムなどを摂るんです。

いくらいいものを摂っても、吸収できなかったら、トイレにお金を捨てているようなもの。ここにもいますよ、今まで月○十万円も健康食品を買っていたという人が。。。

アレルギー除去治療が済んでも、不足分や骨からの借金を返さないと症状は改善しません。
アレルギー除去治療だけで改善したとしても、不足のままならまた直ぐ再発します。

お金で考えたらわかりやすいですね。
借金があるときにブランド品を買っている余裕はありません。
せっせと無駄をなくさないと。

今痛かったり、喘息になったり、花粉が怖いなんて思っている人は、カルシウム・ミネラルの無駄遣いをしないこと。
どういう状況が無駄遣いになるかは、上記の通りです。

スポーツなんてもってのほかです。
身体が痛いって言っているのに無理をするから、大怪我になる。
大怪我をして気付けばいいけど、トレーナーがついていながら皆さん気付かない。
プロのスポーツ選手でさえこの認識がないですから、痛めたり、骨折したり、早死にするんです。
本当の意味で一流の成果を出すには、トレーニングの前にアレルギー除去と栄養補給ではないでしょうか。


一人一人がこの無駄遣いを減らすことは、何兆円という医療費というの無駄遣いの削減に繋がるんですよ。

気になるもの

2007年01月23日 | 近況
私は今、海の近くにスタッフとみんなで住んでいます。

天気のいい日はお散歩でもしたいくらいなんですが、できそうでなかなかできません。
夕方たまにいくと、近所のワンちゃんとのらねこが大集合しています。いろいろな種類の犬がいるもんだなあと感心します。
私が一番安心できるのは、雑種です。ポチって呼べるような犬です。
今年は1月2日に1時間くらいゆっくり散歩して、凧揚げしてる人もいたりして気持ちよかったです。

毎朝、左に富士山、右に日の出を見ながら若葉マークが4つついた車を運転しています。これも気持ちいいです。

でも車線変更はまだ苦手です。
後ろを確認して!カーブではスピード落として!と後からM 教官の声がします。

崖から海を見渡せる日の出というレストラン?喫茶店?があるのですが、そこで本をのんびり読むのが好きです。
でも一人で行ってもつまらないのでみんなを誘うと、(運転が)怖いからいやだと乗車拒否されます。

一人で行って崖に落ちたら困るから、一人では行けません。。。。


また最近、海沿いに何やらチカチカ電飾の建物ができ、なんだろう?とずっと気になっていました。夜はきれいだからよそ見すると、車がぶれるので同乗者をさらに怖がらせていました。

最近、あれは海が望める結婚式場だということがわかりました。
でもハワイと違って、この辺の海はしらすや桜海老漁船も一緒に写真に写るんじゃないかしらと思います。


そして休みの日に近くの海沿いのイチゴ街道をドライブしていると、何やら見たことのない看板を発見。

久能山に健康ランドに江戸村がくっついたようなのができていました。
早速行ってみました。これはいいと、イカ明太やら、あおのりやら、いろんな海産物をたくさん買ったのですが、飽きっぽい私はもう食べなくなってしまいました。賞味期限内に食べられるかな?と思っています。


もうひとつ、気になるものというか、近所に鍼灸学校ができるんです。
今年から佐藤先生がいくのですが、ボス命令で私も”行かされる”可能性があり、そちらがちょっと気になります。

こころの滋養

2007年01月20日 | アレルギー・NAET
NAET治療を進めていくなかで、”人アレルギー”の治療も重要となってきます。
なぜなら感情の”もと”になっているのが人と人との関係がほとんどだからです。

ここで言う人とは、両親・兄弟・夫・妻・子供・ペット・親戚・会社の人・先生・友達・近所の人・自分といった身近なところから、医者・治療者・お店の人・銀行員・郵便屋さん・駅員さんなど、日常生活において関わる人々も入ってきます。

自分のエネルギーがスムーズに廻るには、自分自身のエネルギーが整っていること、そして自分以外の物・人すべてのエネルギーに影響されないことが絶対条件です。

ですから人と人との関係で一番いいのは、”いてもいなくてもいい”、透明人間同士の関係みたいなのがいいんですね。
この状態ならエネルギーの出入りが自由にできる。

単純にこの人がいるとめざわりだとか、イライラするとかいう場合だけがアレルギーではないんです。

この人がいないとだめとか、私がこの人を何とかしなくちゃ、なんていうのも完全にアレルギー症状ですね。

治療者に対して、この先生がいないと困るよと患者さんは思いがちです。また治療者も何とかして私がこの人を治そうなんて考えたりもする。
これは両者共に人アレルギー症状に冒されている。

いてもいいし、いなくてもいいんです。
そうなれた時には、身体も心もずいぶん元気になった証拠でしょうね。

栄養素のアレルギーがなくなるということは、その栄養素が自分に滋養を与えてくれるようになるということ。

人のアレルギーがなくなるということは、自分とその人との間で、愛情とか絆とか思いやりとか、見えない大事なものの受け渡しがスムーズにいくようになるということ。

素直に受け取り、素直に心から与えることができるということ。



最後に「タオ」(加島祥造・ちくま書房・ちくま文庫)の第35章 心の滋養を引用紹介します。

だから大きな風のようなこの
タオのイメージを抱いていれば
天下どこへ行こうと、
心安らかで、ゆったりくつろいでいられるのさ。

ところで、旅の人は
いい音楽やうまい料理には足をとめるが
タオの皿を出されると
味がないと言う。
確かにタオは、
口にいれたって淡白すぎる。
耳に聞かせたって、
かすかすぎて聞き取れない、
見せたって見てとれない、
しかしね、
心に用いようとするなら、
これは、限りない滋養をくれるのだよ。


もうすぐきますね。

2007年01月19日 | アレルギー・NAET
この時期を恐れている人が日本中に何万といます。
そしてそれに対して何億というお金が動きます。

花粉が飛ばないとお金が動きませんから、社会的な経済効果を考えると”花粉さまさま”です。
とはいうものの、花粉関連の医療費が億単位で払われるのには、納税者として納得がいかないところですが。

でも今年は2月中旬からで少ないという予報だそうですね。

私がこけて骨折したのは、オーバーワーク・セミナーの緊張・甘いものの過剰摂取などなどによる体質の酸性化、カルシウム・ミネラル不足が引き起こしたものです。

初スキーの時も大転倒をして足を折ったのですが、そのときは食生活管理は母でしたから、一生懸命カルシウムを摂らされました。
今回は食生活の自己管理能力ゼロに近い私しかいませんし、NAETで骨折の治療したからいいやと、サプリでの補充はさぼっていました。

そうしたらやはりカルシウム不足症状がいくつか出てきました。
鼻グスグス、股関節がパキパキなる、肩こり・首の違和感、頭・耳のかゆみ、目やに、便秘、歯茎のぷくっとした腫れ・出血。
ざっとこのくらいでしょうか。自覚していたのは。

骨折の方はもう全く問題なく過ごしています。
痛みも違和感もないし、骨折しなかったら自分の身体のことも考えなかったでしょうから、私にとっては”骨折さまさま”でした。

身をもっていろいろ体験するのもいいものです。
ちゃんとアレルギーが除去されていて、不足している栄養素を摂れば、ちゃんとその症状がなくなるのがわかりますもの。

花粉症の人は、今のうちにNAETで基本の栄養素をまず”ばっちり”終わらせてもらってください。
毎日の食生活を改善して、さらに必要ならカルシウムやミネラルの良質なサプリを摂って、酸性体質を早急に弱アルカリに変えて行きましょう。

花粉が悪いんじゃないですよ、花粉に反応することで、”氷山の一角としての警告”を出している身体からの声を真に受け止めないといけないんですよ。

鼻水・くしゃみをもって、身体が何を言わんとしているのかを。

ノルマ達成?

2007年01月16日 | アレルギー・NAET
今年、どこかの神社で絵馬に多く書かれていたのが、「ノルマ達成」だそうですね。
厳しい現実に悲しいねえ、と思ったのは私だけではないと思います。

私のノルマ?
締め切りを守る!先延ばしにしない!ことでしょうねえ。でもこれはノルマじゃないかな?
今年は翻訳にも手をつける、はずです。

あっ、もうひとつ大事なノルマがあった。
”水に浮くお通じ”を毎日作ること。おなかの調子は全身の鏡。
腸の具合がいいといい腸内細菌に包まれた”バナナ状の浮くもの”になるそうです。
浮く姿を見たら、悪いことになっていないなと微笑んでもらっていいでしょう。

話をもどします。

前にも書きましたが、今年、私のメンター兼お守りは「タオ」1冊だけ。
これを1年で学ぶというのもおこがましいのですが。。。

いろいろな自己啓発書が出回っていて、はじめはなるほどねえと思って読みあさっていたのですが、だんだん疑問が湧きました。
なんでこんなに幾つも幾つも出て来るんだと。

結局どれを読んでも、みんな元気にも幸せにもなれないから、満足できないから、これでもかというくらいに新しいのがでてくるんじゃないかな。
としたら、著名な先生の似通った本があちこちからいくつもでているのと同じで、ありがたみがないですね。

そんな時に世の中の自己啓発書と正反対のタイトルの本を手に取りました。
「負ける!やめる!あきらめる!希望を捨てたら幸せが見えてきた」 P・ピアソール著 光文社
年末にさっと流し読みした程度ですが、そこには私が疑問に思うことなどが書かれていました。


私の今年のテーマは、達成するほうではなく、捨てるほうにあります。

どんな世界においても、本物はいたってシンプルです。
いろんなものがごちゃごちゃと混ぜ込んであるものは、要領を得ていないから。

私のNAET治療歴も今度の3月で5年目に入ります。
(自分の中ではすでに5年くらいやっていた気がして、以前どこかで”さば”を読んでいたかもしれません。すいません。)
今まで4年間、自分なりにあちこちごちゃごちゃと”回り道”をして、七転び八起き。
何とか形になってきたかなというところですが、よりシンプルにすべく、まだまだ改良点はあると思います。

私の回り道がNAETを愛する患者さん・先生方の助けになることを願い、そろそろ今年のセミナー準備をはじめようと思っています。


”これ”さえしてれば、インフルエンザは怖くない。

2007年01月15日 | アレルギー・NAET
また国内で鳥インフルエンザが発生したそうですね。
インフルエンザは、もやしもん(講談社)の樹教授が言っていたように、世界最小で最大の敵といえます。

しかし本当の問題は、研究者や対策委員の偉い人々が、問題がインフルエンザウィルスにあると考えていること。

これはカイロや整体などの先生が肩こりの原因が、”あなたの姿勢だ”と言い切っているのと同じで、根本原因を全く無視している。


ホメオスタシスという言葉がある。
これは身体恒常性といって、身体機能が正常に働くための必須条件である。
体温は36~37度(年齢間の差はあります)、血液PHは7.35~7.45、体液PHは7.2~7.3です。

土といのち(中嶋常允・地湧社)にも、京大医学部の大西俊一教授のウィルスの細胞内侵入機構の解明に関する論文が引用紹介されている。

そこをここでまた参考までに一部抜粋引用させていただきます。

インフルエンザウィルスは体液PHが7.0(中性)では、赤血球膜に結合させても全く膜融合を起こさない。
ということはウィルスにやられない!ということ。

ところが体液PHが6.0より小さくなる(より酸性に傾く)と融合し始め、5.0(もっと酸性)になると非常に速やかに融合をおこすという結果がえられたそうで、そのほかのウィルスにも同様のことがいえるようだということで、さらに研究が進められているそうです。

昔カルシウムに関するセミナーをマイアミに受けに入ったとき、私の英語力のなさからほとんど寝ていたことを何度後悔したことか。。。

でもそこで買っておいたPH試験紙でみんなの唾液をチェックすると、PH7.0ある人ってまずいないですよ。
みなさんかなり酸性体質だっていうことがわかります。

私もこの間見たときは 6.8、他のスタッフは6.2~6.4、身内のケアをもっともっとしっかり対策をしないと改めて思いました。

対策とは、身体を弱アルカリ性にしておくこと。

それに必要なのは、カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムなどのアルカリイオンを多く含む野菜・海藻。
リン・イオウを多く含む肉・魚・卵は、体液を酸性にしやすい食品です。だからほどほどに。

また肉体的な重労働や脳の過剰な働き(学習・仕事・不安や心配事)もエネルギー消費を高め、体液を酸性にします。

体液が酸性化し陰性体質になると、何事にも引っ込み思案になり、行動も判断もにぶく、悪い方に悪い方に考えるようになります。
アレルギー体質=酸性体質ですから、まさにこれはアレルギー体質患者さん特有の気質です。

弱アルカリ性の陽性になると、すべてがこの逆になるというわけです。

ですから、弱アルカリ体質の人が、酸性体質の人に、「気にするなとか、考えすぎだとか、もっとポジテイィブに考えたら」とか言っても、何の解決にもならないんです。余計イライラさせてしまう。

だから何もいわずにさっさとアレルギー除去治療をして、しっかりこれらのアルカリイオンを含むものを身体に入れることが近道じゃないかと思います。

インフルエンザが怖いんじゃないですよ。
鳥の飲み水やえさに、アルカリイオンのミネラルを入れればいいだけなんです。



納豆までが、、、

2007年01月14日 | アレルギー・NAET
日本人は本当に信じやすく、だまされやすいですよね。
という私も、かつては幾つもキャッチセールスに引っかかったほうですが、もうさすがに卒業しました。(しているつもりです。)

少し前に話題になったジョーク集でも、日本人は”みんながやっている”といえばやってしまう国民性が描かれており、苦笑いした人も多かったはず。

なのに今度は納豆ダイエットが紹介されたからって、スーパーから納豆がなくなっているっていうじゃないですか。
もう脳が機能していないとしか言いようがない。

普通にいつも納豆食べてたのに買えなくなった人がかわいそう。
消費を見込んで増産しても、そのうち売れ残ってもったいないことになるのは目に見えているんだから。余らせちゃったら、お豆がかわいそう。

それに毎日納豆食べているのにやせてない人の検証もぜひやって欲しいわ。

医学でも何でも、一方からだけ見るのではなく、反対から見てもこれは本当なのかを調べていくのが研究です。
大豆イソフラボン自体の有効性すら確定されていないのに、”白いんげん”で全く懲りなかったんですね。

メディアに流れるのは、大抵”都合のいい”情報だけ。
テレビ番組を作る人もやらせだらけ。
以前何軒かの問い合わせに情報提供したけど、視聴者受けの悪そうな、都合の悪い内容はすべてカットですもの。
真実なんて伝わりっこない。本当にバカらしいと思った。こっちにしてみたら、時間泥棒だもの。

被害者が訴訟でも起こさない限り、延々と続くんでしょうね。
今度は何を出してくるやら。静岡の黒はんぺんにくるには、まだまだ時間がかかりそうだわ。

患者さんがバナナ酢を飲んでるって言うのを聞いただけでも寒気がしたもの。
何でそこまでしてって。

話は納豆に戻りますが、昨年末かな、患者さんにいただいた納豆は久しぶりに美味しい!!と感激しました。一粒が小指の先くらいあって、豆食べてる!っていう感じでした。

私は普段納豆を食べないのですが(昔、安いのを食べ過ぎて懲りた)、あれならまた食べたいと思いました。でも、どこの会社かわからなくなってしまいました。。。

水のように

2007年01月08日 | 近況
昨日紹介した加島祥造さんのタオ(ちくま書房・文庫)の第8章を引用して、紹介します。

「水のように」

タオの在り方にいちばん近いのは
天と地であり、
タオの働きにいちばん近いのは
水の働きなんだ。
タオの人がすばらしいのは
水のようだというところにある。
水ってのは
すべてのものを生かし、養う。
それでいて争わず、威張りもしない。
人のいやがる低いところへ、先に立って行く。
水はよほどタオの働きに
近いんだ。

タオの人は、自分のいる所を、いつも
善いところと思っている。
心は、深い淵のように静かだ。
つきあう人をみんな善い人だとし、
自分の言うことは
みんな信じてもらえると考え
社会にいても
タオの働きの善さを見失わない。
タオの人は、手出しをしないで
あらゆる人たちの能力を充分に発揮させるから、
人びとは
自分のいちばんいいタイミングで活動する。

これをひと口でまとめると
争うな、ということだ。
水のように、争わなければ、
誰からも非難をうけないじゃないか。



私の尊敬する師はタオのひとでした。
いちばん近くにいたのに、私はいままで5年間それに気づいていなかった。
それがとても悲しかった。


今年もよろしくお願いします。

2007年01月07日 | 近況
月1どころか、前回書いたのはいつだったでしょうか。。。
楽しみにしているという声をいただくととても心苦しいのですが、睡魔には勝てません。昔から私の特技は、いつ何処ででも、すぐに寝れることでした。

遅くなりましたが、年賀状の代わりです。

皆様、明けましておめでとうございます。
そして本年もよろしくお願いいたします。
今年の私のテーマはタオの”できる限り”の実践です。ちょっとおおげさですね。

加島祥造さんのタオ(ちくま文庫)はお風呂でも読みしわしわですが、昨年から持ち歩いて、何度も読んでいます。わかりやすい文章なので助かります。
またそのうち紹介します。クリニックにも早速置いてあります。

昨年はいろいろなことがありすぎて、ここには書ききれませんが、考える、そしてじっくり話し合う時間が持てたことは、私にとって最大の収穫です。

今まで忙しすぎて、いろいろなことを見過ごしてきたことがよくわかりました。
自分ではそう思っていなかったのですが、とても視野が狭くなっていました。

今現在もスタッフ3人、朝7時から夜10時過ぎまでクリニック漬けの毎日ですが、360度自分のこと、そして周りのことが見渡せるように一歩下がった立ち位置にいられるよう心がけていきたいと思います。

ですから今年のNAETセミナーのテーマも、といっても私なりの勝手なテーマですが、”まず自分、そして自分の家族が幸せになる”なんです。

仕事や患者さんは二の次ですよ。覚悟してください。
祖先を含めた自分の家族、大事な人、そして自分が第一。

まず自分の足元が固まっていなければ、結局どんなに頑張ったって、いい仕事、いい治療ができないんです。だから結果に結びつかないんです。

足元が揺らぎない状態であれば、二の次にした仕事や患者さんにも自然と結果を残すことができ、みんながHAPPYになっていきます。

昨年の色々な”アクシデント”から学び、私自身まさに今これを実感し楽しませていただいています。

デビに言わせると、NAETはアメリカよりもこの日本でブレイクするそうです。
そうみんなで思っていてください。寝る前にそう唱えていてくださいね。
皆さんのエネルギーが現実化させるでしょう。