増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

どんな星の元に生まれても・・・

2011年10月28日 | アレルギー・NAET
何をやっても上手くいかない、報われない人たちがいるんです、この世には。

生まれてから親に愛されない、他人から愛されない、男運・女運が悪い、学校に行けばいじめられる、転校してもまたいじめられる、がんばっても勉強ができない、先生に目を付けられる、自分だけ褒められない、自分だけ認めてもらえない、何も悪いことをしていなくても自分のせいにされる、引っ越した先々で嫌がらせをされる、会社を変えてもいつも上司・同僚とトラブルが絶えない、いつも誰かに足を引っ張られる、離婚を繰り返す、商売がどれも上手くいかない、お金を貢いでばっかりいる、お金を借りてばっかりいる、買い物をしてもいつも不良品をつかまされる、すぐ物を壊す・物が壊れる、接客の人に冷淡に扱われる、泥棒が何回も来る、訪問販売が何回も来る、何度も自傷をする、いつも誰かから軽蔑される、いつも誰かから怒られる、家族がみな病気、家族がみな若く死んでいる、幸せからわざと目をそらす、自分に都合の悪い方をなぜか選んでしまう、(勉強・治療・生活全般など)どんなに努力をしても報われない、動物が庭先で糞尿をまく、どこにいても虫にさされる、行く先々で事件・災害に遭う、犯罪を繰り返す、出かけるときはいつも雨…

何で???またなの???とこちらは思いますが、これらはみな患者さんの訴えであり、こうなること自体が症状なのです。
身の周りにこういう人一人ふたりいませんか?きっといると思います。

たいてい、こういう症状を連ねる人に、自分が好きな人はいません。
もう自分が嫌になっちゃう状況のオンパレードですから、それも仕方のないことです。嫌いにならないわけがないし、生きていて楽しいはずがない。自分がもしこういう立場だったら…と思ったら、辛いですもの。

こういう訴えに対して、どんな背景があるのか、最近やっとわかってきました。
なぜこの人はこういうことになるのか…。


こういう患者さんは「そういう不幸な星の元に生まれている」こと自体が治療対象なのです。自分で選んだのか、選んでないのかはわかりませんが。。。だから自分の力だけでは、どうしようもないのです。しかし中には、自分でこの運命というか、宿命を変えられる人もいるでしょう。でもよほど強い意志と目的がないと難しいでしょう。

またこの問題は、個々の宗教観もありますが、前世の問題や思考パターンの問題とは次元が違うと思います。

前世のせいにしてしまうと、それは結局他人事でしかなく、それを自分で何とかするというモチベーションに欠けます。
考え方や思考・行動パターン、それ自体が施術する立場から見れば身体症状のひとつです。ですから意識的に、強制的にそれらを変えたとしても、根本原因は残ったままですので、引き金があれば形を変えて再発します。

「自分にとって悪いエネルギーを引き寄せ、良いエネルギーを寄せ付けない運命をたどるスイッチ」は、しっかり「遺伝子上」に残されています。
それが自分の人生における何か(各種アレルギーや心身のストレスなど)を引き金としてスイッチがONとなり、この世にはくしょん大魔王のようにじゃじゃ~んと飛び出てきてしまうのです。

ですから先ほども書いたように、このマイナスエネルギーの連鎖は自分の力ではどうにもならないパワーを持っており、この線路から抜け出すことができなく設定されているように私には思えます。
家族・親類にも同じ傾向を見出すことができることは、科学的ではありませんが、この裏づけにもなっています。

ドストエフスキーの小説が殺人者ばかりを描くことから家族的無意識を追求したソンディーは、「家族的無意識は、個人の選択行動の中に表現されている」と主張した。その選択行動は無意識なものゆえに衝動的であり、かつ人生を大きく左右するものとし、そこには恋愛・友情・職業・疾病・死亡形式までもが含まれ、これらは「家族的無意識に操られている」と。
(なぜそれは起こるのか 第4章より抜粋 喰代栄一 サンマーク出版)

家族性がその体質・性格・思考・感情・嗜癖などの個人形成における重要な部分に影響を及ぼしているということに、私も臨床家として、人間として同意せざるをえない。

特にマイナスエネルギーに強く支配されている状況下において、今ある心身症状を解決する為にいろいろな治療に時間とお金を費やしても、「そういう星の元にいる」こと自体を解決しておかないと、その努力が実らないのです。こういう人は、最初のうちは良いかなと思っても、すぐに耐性ができるというか、すぐに効果が感じられなくなるでしょう。だから、あちこちの病院や施術院をジプシーのようにさまようことになります。(医療用語では、これをドクターショッピングといいます。)

遺伝的に「悪い状況に身をおくことが宿命で、いい状況を拒絶する」言動パターンを持つ人を、「不幸な星の元に生まれた人」と私は捉えています。

施術の優先項目として「悪いエネルギー」と「良いエネルギー」を組み合わせまで詳細に除去していきます。
これによって、悪いエネルギーを遠ざけ、良いエネルギーを自分に取り入れることが、当たり前にできるようになります。

すべて完了すると、上記の訴えが少しずつ改善されたり、突然パタッと悪いことが起こらなくなったり、ラッキー!ということが続くようになります。それまでの長いトンネルから抜け出した人のうれしい報告は何よりも励みになりますし、まだまだトンネルのないかの人もいますので、早く引き出さなきゃ、という想いで毎日臨んでいます。

運命を変えることがNAETの目的であると同時に、私がNAETを優れていると思う点のひとつに、「一度完璧に施術しておけば、決して再発しないこと」が挙げられます。
それは、「自分が遺伝子上に持っているマイナス情報が完全にOFFになったら、それは自分の子供に遺伝しないこと」を指します。

今存在するどの治療・施術も、遺伝子操作を完成させていませんから、「良い意味での」遺伝子組み換え作業だと勝手に思っています。

最初に挙げたほどではなくても、人それぞれ生きている中で上手くいかないことのひとつやふたつ、誰にでもあると思います。ですから、ひとりでも多くの人を、この不幸の連鎖から抜け出させることは、日本・地球のエネルギー全体にも必ず何らかの意味を持つと思っています。

私も、そしてDrデビもまだ誰も体験したことのないエベレストの頂上を目指し、日々臨床経験とデータを積み上げています。いつの日か、この星に生まれてよかった、とみんなが心から言えるように。

今こそ、ピグマリオン効果が必要

2011年10月26日 | アレルギー・NAET
今年は、東日本大震災だけに終わらず、アラブ諸国の政治不安(アラブの春と入っても決して桜色ではない春)、西欧諸国の金融不安、そして今現在も進行中のタイの大洪水やトルコの地震など、とても地球全体が不安定な時期にあるんだなあと、誰もが感じていることと思います。

こういうときは無理に動かずじっとしているのが安全だと思いますが、それにしてもマイナス要因ばかりが続くと、世界中ひとりひとりの想いがどんどんマイナスに傾いていくように思います。

しかし、私たちを取り巻くエネルギーの動き・流れは、そういう「想い」に敏感です。

ダメだと思う人のところには、ダメな結果が来ます。
大丈夫かなあ…と思う人のところには、大丈夫じゃない結果が訪れます。
不安だ不安だと嘆き悲しむ人、泣いている人のところには、さらに土砂降りが降ってきます。
ぶつかる~と思えば、本当にぶつかるし、落ちる~と思えば、本当に落ちるのです。

その一方で、
大丈夫と思う人のところには、大丈夫な結果が来ます。
何とかなるかなと思う人のところには、何とかなるような結果が来ます。
上手くいくと思える人のところは、上手くいくのです。

プラスエネルギーも、マイナスエネルギーも、この「引き寄せの法則」をもとに動いています。
これは教育現場において、ピグマリオン効果と呼ばれます。

いい引き寄せはローゼンタール効果(教師期待効果)とも呼ばれ、悪い引き寄せはゴーレム効果とも呼ばれます。

私の中学2年のときの担任は音楽の先生でした。
そしてなぜか私を何度か呼び出し、叱咤激励しました。
そしてその後、なぜか学年一番になっていました。

今思えば、先生は私で実験したのかしら?とも思えるような、ピグマリオン効果の模範例です。
高校は学区で一番の学校でしたが、今思えば勉強の適性自体が低かったので、大学に行きたいという気持ちも当然なく、流されるまま受験校で3年を終え、気がついたら看護学校にいましたが、それが大正解。

辛いことも多かったけど、楽しく看護婦人生を終え、今がありますから。
大学に行って、どこかの企業で働いていたら、今頃どんな人生を送っているんでしょうね。
映画みたいに、別の人生も楽しめたらいいですが、私は今の人生がエキサイティングで一番好き。
できればこのまま何十年後かに、映画「きみに読む物語」のラストシーンがどこかで迎えられたら、もう言うことなし。

話がまた随分とそれましたが、今年もあと2ヶ月。
震災からの復興にはあと10~20年かかるでしょうから、そこは全体的には長い目でみて行くべきだと思います。そして今すべき目の前の問題を、ひとつひとつ確実に、サクサクと間違いなく片付けられる、より成熟した社会に自分たちが変えていかないといけませんね。

そこはやはり、政治家や官僚にお任せの他力本願ではダメです。皆が協力して日本にとってどうするのが一番いいのかを、自分の家族・自分の会社を守るのとおなじ意識・目線でひとりひとりが考え、行動すべきでしょう。

そこで忘れてならないのが、自分を・家族を・他人を心から信じること。
人は信頼に応えようとする生き物です。ですから自分を、他人を変えたかったら、まず自分を、その人を信じきることです。

自分を、他人を信じるというエネルギーはキラキラしています。
この小さなひとりひとりのピグマリオン効果が、時間経過と共に、町に、県に、地方に、国に広がるはずです。
そうなったら怖いものはありません。想いは叶いますから、その喜びが、もっといいことを引き寄せます。

地球上において、今、好循環の波は、中国やインドなどに行っていると思います。
しかし、、私の中では日本は潜在エネルギーの強い国のひとつ。
栄枯盛衰・諸行無常の世の中ですから、必ずこの日本にもチャンスがやってきます。

その日が来る為には、ひとりひとりが自分を信じて、他人を信じて、自分の使命をこなしながら、歯を食いしばってその日を待つだけです。そして来たチャンスをものにできる自分をそのときまでに用意しておくことです。

批判・非難・拒絶・無視・憤慨・嫉妬・怨恨といったマイナスエネルギーからは、いいエネルギーはひとつも生まれません。

逆に、協力・感謝・尊敬・慈愛・許容・信念・正義・謝罪といったプラスエネルギーからは、良いエネルギーしか生み出されないでしょう。

欲しいものがあれば、それを自らが実践する。
それを自分も、家族も、子供も、社会も、そしてどこかにいるかもしれないサムシンググレイトもしっかり観ています。
人間、自分にはうそがつけませんからね。

当面私にできることといえば、感情の自己治療でエネルギーレベルでの施術を社会に対して行うこと(被災地に対しては毎朝続けています)、そして患者さんの施術をどんどん進めて、症状が改善するだけでなく、エネルギーポテンシャルの高い人をたくさん創ること。

まず自分が、そしてクリニックのスタッフが、そしてNAET施術者のエネルギーポテンシャルを最大限高め、それを維持することで、そのエネルギーを有効に社会に還元し、循環させることは、決して難しいことでも、不可能なことでもありません。

ボランティアワークを良くされている鎌田先生の言葉を借りれば、「がんばらないけど、諦めない」。
これが永く続くコツですよね、何でも。

明日から早速、みんなでたくさん良いエネルギーをあちこちに振りまきましょう。
でも疲れたら、無理せずちゃんと休みましょう。
そしてがんばったらご褒美も忘れずに。(ちなみに、私は先にご褒美をいただく主義です。)

すごい記憶力

2011年10月25日 | 近況
本日、文化勲章ならびに文化功労者が発表された。
その中のひとり、丸谷才一氏は、増田院長お気に入りの作家。
もちろんニュースを見て、うれしそうな顔をしていた。

増田院長がカイロ哲学(?)と称して、好き勝手に話していたMCC時代の佐藤先生のノートには、丸谷才一とか美輪明宏とか、斉藤孝とか、その頃院長がよく読んでいた作家の名前が連なる。ノートを見ただけでは、何の授業だかわからない代物。

全くカイロとは関係ないところからカイロ哲学を学ばせようとする院長は、本当に只者ではなかったと今更ながらに思う。
よって、マニアックな学生には受けていたであろうと推測される。
(当時、院長が講義の日は私がひとりで留守番診療だったので、この貴重な講義は聞けなかった。)

院長のMCCでの講義は録画されており、ちょうど失語のリハビリに使わせていただこうとすべてダビングさせていただいたのだが、いでたち・振る舞いはわかるものの、声が良く入っていなかったため断念。
たくさんのDVDは家のどこかに眠っている。


話が飛んだが、今日また私がびっくりしたのが、その丸谷才一氏に関すること。
自宅にて、「本名は根本才一って言うんだって、知ってた?」と聞くと、無言ですかさず立ち上がる。

そして、自分の本棚にある昭和文学全集23巻を持って、戻ってくる。
いかにも重そうな本をテーブルに置き、あるページを開いて、私に見せた。

それは丸谷才一年譜のページで、その中の一ヶ所を院長は指さしている。
そこには、29歳のところに「結婚して根本家を継ぐ」とあった。
なんでこんなところまで覚えているの~、ストーカー並みだ!と言うと、がはは~と笑っている。

ところで丸谷才一氏のお父さんは丸谷姓なのに、何で根本なの?マスオさん?と聞くと、その辺のことはわからないようで歯を食いしばって怒った表情をする。まったく今の院長は、表情がコロコロ変わって面白い。(失礼ですが)

それでおしまい、といわんばかりに、すぐ別の本を読み始める。
院長は昔から、何冊もの本を同時期に読むのが得意。
あちこちの部屋に読みかけの本があり、そこに行くとそれを読んだり、決まったものがあるときには、どこに行くにも読みかけの本を数冊必ず持っていく。掃除の時には、ベッドの下からも出てくる。

今もその傾向は変わらない。
そしていつも脳神経内科の担当医に言われるのだが、「本当の」ブローカー失語の人はこういうことはしないそうだ。

この他にもいくつか言われた。

歌が下手→本物はもっと上手いらしい。
身振り手振りを入れて話そうとする→本物はしないらしい。
計算をする→本物はしないらしい。

これは増田院長が、「本物」の運動性失語ではない、という証拠であり、発話障害部分が強いのではといわれているが、本人のもともとの性格とか傾向はどうなのかなあ…と思ったりする。

ちなみにNAETの症例では、各種失語において、代理人に発生させたり、朗読させながら治療することで、その機能回復を認めている。しかし院長はこの適応ではなかったのでこれは断念。

院長は前頭葉部分が大きく損傷したが、記憶に関する海馬・側頭葉は守られている。
しかし自分の都合の悪いこととなると、それはあっさり忘れられるようだ。。。

こういう人に私はなりたい。

自分の選んだ道のゴールは。。。

2011年10月22日 | アレルギー・NAET
私がNAETをここまで溺愛(?)し、人生のすべてを賭けられるのも、適性が高かった(=最初から相性がよかった)から。
院長がアメリカから帰って、すぐどんなものか教えてもらいましたが、ほとんど一目惚れでした。
だから、初めてアメリカに行かせてもらった時の興奮は、今でも忘れません。やっと出会えた!!!って。

それまで西洋医学、様々な代替医療・エネルギーワークを見てきて、そんな気持ちになったことはありませんでしたから、私にとっては東西ドイツの壁が崩れるほど衝撃的な出来事でした。
常識の壁が目の前でいとも簡単に崩れたのですから。

そして今にして思えば、適性があったからこそ、踏まれても蹴られても、とにかくしがみ付いてここまでやってこれたんだと思っています。以前にどこかで書いたかもしれませんが、適性がなければどんな職種の仕事も5年続けることはまず不可能でしょう。

適性がない、というのは、その仕事に合っていないということですから、楽しいのはせいぜい2~3年。
それ以上はどんなにがんばっても前進できません。そこでスパッと諦めればいいのですが、諦めなければず~っと芽が出ません。悶々とした紆余曲折の日々が続くことになります。

ですからどんな職種においても、まず経験が最低でも5年以上、できれば10年以上ある人でなければ、まずその仕事に対する適性が確実に高いとは言い切れません。よって、信頼性の高い、信じるに足る的確なアドバイスはもらえない、ということになりますから、どうぞ賢く生きるうえで参考になさってください。

2005年にDrデビが初めて日本に来たときから数えて、来年で8年目に入ります。
ということは、2005年から公認として現在まで続けて来られた先生方は、初めから適性が合格点にいたラッキーな人(そのひとりが私)か、最初の適性は低かったけれど、5年以内に自己治療を積み上げて努力して適性を高くした人か、そのいずれかです。そういう人たちですから、私も責任を持ってエベレスト山頂まで連れて行く覚悟でいます。

私は来年もNAET JAPANの公認インストラクターとしての使命を背負いますが、私とご意見番の増田院長が思うことはただひとつ。(ご隠居、いやご意見番は、ああ見えて頭の中はしっかりしています。)

今の日本でNAET施術者の数を単純に増やすことよりも、適性が高い施術者(=やればやるだけ伸びる人)の施術のレベルを向上させ、皆を同じレベルまで引き上げること、「質の重視」です。
以前も書いたと思いますが、そこそこの人が100人いるより、バッチリ任せられる人が5~10人いた方がグループ単位でのエネルギーはパワーアップしますし、その上で初めて、ねずみ算のように増やすことが可能となるからです。

世界的な流れを見ても、まだまだ代替医療に対する風向きは向かい風ですが、それは代替医療に携わる自分たちの努力不足が招いている結果。

どんな世界においても「すべての結果はすべて自分の責任」と捉えるところから進歩があり、成功への道が伸びるのです。
他人や世の中のせいにしているうちは、良いエネルギー循環を手にすることはできません。

仕事が見つからないのも、結婚できないのも、親や他人に理解してもらえないのも、お客が来ないのも、仕事でミスするのも、事故にあうのも、災難に遭うのも、病気が治らないのも、詐欺に遭うのも、いじめられるのも…、みんな他人や社会や前世のせいではない、ということをひとりひとりが知っておくべきです。できれば子供のうちに。。。

こんなことを書いていると、痛く、辛く、苦しい思いをしてがんばっている人の気持ちが全くわかっていないと思われるかも知れませんが、私はそれは「自分のまいた種なんだから仕方ないじゃない、自己責任だよ」とは言っていません。

自分が持つエネルギーが招いたその状況を変えられるのは、他力本願では無理なのです。
それができるのは、今を生きている自分だけなんです。そのことを知ってほしいのです。

他人を変えることは難しいのですから、他人任せではなく、自分の方が変わってしまえば、より早く自分の望む道を切り開くことができるのです。あなたがその気になったら、助けてくれる人がきっと現れます。相談に乗ってくれる人がきっと現れます。主体はあくまでも自分自身ですから、NAETではエネルギーという眼に見えないものを通して、なりたい自分になる後押しをします。だから愚痴を言ったり、他人や社会の批判・非難をしていないで、希望を捨てずに顔を上げて、しっかり今の自分と向き合ってほしいと思います。

辛い、苦しい、ダメだ、おしまいだ…
ネガティブな発現は自己否定である、ということを先日書きましたが、こんなに辛いのにわかってくれない、助けてくれない…という他人への攻撃という一面もあるのです。表裏一体なのです。

ネガティブな感情がわくこと自体、NAETを10年やっている私から見たら、アレルギー症状のひとつ、酸性体質の証しでもあります。だからネガティブなエネルギーが言葉として出てくるのです。その言葉のマイナスエネルギーは、向けられた人を無意識・意識下において傷つけます。

もちろん言葉のエネルギーはブーメランで自分に返ってきますから、自分の発した否定的・破壊的言語は毒矢となって自分の心に突き刺さります。何回も言ったり、思っていれば、何回も突き刺さります。グサグサ、ブスブスっと。

でも人間だから、うっかり我慢できずに言ってしまうこともあります。そんなときには言葉を向けた人に、そして自分に「言い過ぎてごめんなさい」とすぐ取り消すことです。ちなみに弱アルカリ体質であれば、どんなに辛くても、どんな障害・困難があっても、決して感情に自分をコントロールされることはありません。いつも平常心なのが当たり前ですから。



私はNAETというエネルギーメディスン漬けですから、自分のことをいろいろとチェックして、自分の道の軌道修正に使っています。(数値化すると、漠然としていないので、進歩やすべきことが良く見えます。ただし筋力検査の正解率が限りなく100%でなければ話になりません。)

自分の施術者レベルは?
自分のクリニックの社会的有益度は?
増田カイロの患者さんに対する結果・成功率は?
特定の患者さんに対する自分の施術レベルは?
特定の疾患に対する自分の施術レベルは?
自分の人間性は?

答えを知りたい人には、ご自身のでも、私のでも、クリニックで教えます。
(増田カイロの患者さん、もしくはNAETの患者さんならメールでも答えますが、他人のことは答えませんよ。)


エネルギー循環において、トップの人がどれだけ努力したかで、そのグループの将来性や、関係する人の運命が変わります。だからこそ、私はこれらすべてが100点満点にいくよう、現在進行形で日々黙々と、着々と積み上げているのです。

だって、エベレスト頂上からの景色がみんなで見たいから。。。私の願いは、ただそれだけです。


今年最後のセミナーを終えて

2011年10月20日 | アレルギー・NAET
また前回からひと月位経っていたんですね。
全くこちらまで手が廻らない状況ですので、もう少し時間が欲しいとひろしサンタにお願いしたいです。

そして我々3人の処理能力をはるかに超えた仕事量をこなしてくれているスタッフには、ただただ感謝するのみです。
毎日自己治療を進めることでしか、私には恩返しはできませんが。。。

それに加え、日々の臨床に加え、セミナーやら何やらやることが多くて、個人目標の「ゆび編み」「ピアノ」まで全然手が届いていないのがとても悔しい今日この頃です。このまま2012年度の目標にずれ込む予感がします。

私の日々の気分転換法で一番手軽なのは、映画と漫画。
違う世界で時間をつぶして脳を休めるわけです。

テレビを見ないので、2時間ドラマを観る感覚で、毎週1本は映画に行くようにしていますが、セミナー前後はその時間も取れませんでした。そして今日、久しぶりに院長と「はやぶさ」を観てきました。

私は全く宇宙に興味なし。宇宙兄弟でJAXAを知った程度。。。
院長はブラックホールとか、宇宙の起源に興味ありだったくち。。。

それでもはやぶさくんをわが子・家族のように想い、専門の先生方が英知を結集させていった姿はやはり感動しますね。
大きな宇宙の姿を知ることは、自分の存在の根源を知ること。

ひとりひとりの命と宇宙との繋がり、スケールは大きいですが、NAETにおいても、私は大きな大きな潜在意識という共通無意識は宇宙に通じるものがあると感じています。
実際、治療項目の中にも宇宙系が出てきますからね。何でだか知りませんけど。そこがNAETの面白いところです。


こちらの近況ですが、先々週、今年最後の国内セミナーを終え、来週末には今年最後のDrデビのセミナーに行ってきます。
夏のシンポジムでいろいろな材料を持ち帰り、それらも含めて施術の体系を私なりに構築しなおしました。
それを基に、日本の公認施術者のレベルアップかつ平均化を、来年以降の短期目標の軸にしていきたいと考えています。

世の中にはまだまだ知らない多くの情報や、まだ科学的に解明されていない事柄もたくさんあります。だから毎日毎日、引退するまで勉強が続くわけです。臨床家と研究者は別物ですから。

そして私のこれまでの経験上、常識と自分の知識のみに縛られている限り本当の答えは見つからない、という確信がありますので、いかに常識や知識の壁を取り払うことが施術者も患者自身も大事かということを前提に、誰もが同じように施術を組み立てていけるような枠組みの共有化を進めたいと思っています。

例えば患者さんでも、毎回毎回自分の症状をあれこれ訴える人と、逆にほとんど何も言わない人がいます。一般的に治りが早いのは、後者です。

なぜなら症状の訴えが多い人は、それだけそんな自分が嫌いだから。
自分を認めていない、信じていない、愛していない人だからこそ、自分を自分の口で非難しているのです。ここがダメ、あそこがダメという具合に。

患者さんの訴えというのは、表面化した症状の伝達ですから、いわば「意識下の声」です。
私たち施術者が本当に必要としているのは「無意識下の声」です。

症状ひとつひとつを追いかけていたら、その場は一時的にいいかもしれませんが、結局のところ本当に大切な部分が抜け落ちている限り、いつまでも症状が改善しないのです。

先ほどの例であれば、自分が嫌いな理由がきっとどこかに隠れているのでしょう。
遺伝子や血液タンパクかもしれないし、食物アレルギーの症状かもしれないし、体内感染源やその毒素の影響かもしれない…。
その探偵作業を迷うことなくマニュアル化したものを今回のセミナーで紹介しました。

医師や施術者が訴えにそ~なのそ~なの、あ~そ~なのとすべて反応していたら、こちらの心身が持ちません。病院やクリニックでは、看護婦やスタッフが聞き役になることが多いですが、そのほうがいいのです。それでみなハッピーなのですから。

患者さんがどんなことをしても、どんなことを言っても、すべて「それ自体が症状」と捉えられるようになれば、施術の進行によって現れる言動や性格の変化を患者さんと一緒に楽しむことができます。「最近○○しなくなったね、○○言わなくなったね」「最近薬飲むの忘れてた」…というように。

私もこれまで多くの経験を重ねてきたからこそ、訴えのみを重視し、それに基に施術の方針を決めることの危険性を身を持って思い知らされたわけです。しかし、臨床でつまずくことは失敗ではなく、次へのステップです。

先ほどの映画「はやぶさ」でも日本のロケットの父である糸川博士の言葉がせりふに入っていました。
「彼は失敗とはいわず、成果と呼んだ」と。

そしてトーマス・エジソンも、1本のフィラメントを見つけるのに、何百という失敗を重ねたわけですがこう言っています。
「失敗なんかしていない。上手くいかない方法を700通り見つけたんだ」と。

本当にその通りです。
それがなければその上には決していけないのですから、つまづいた回数が多ければ多いほどいろいろな智慧を持つことになります。そして成功の唯一の方法は、成功するまで諦めないこと。

代替医療の世界も日本で広がっているように思いますが、現実はまだまだ西洋医学だけが主流です。
ウエスタンメディスン・イースタンメディスンと並んで、エネルギーメディスンも医学の主流となるには、もっともっと自分たちが努力しなければいけません。自分に起こる事すべての原因は、結局自分にあるのですから。

まず今の私に必要なのは、数年で日本のNAET公認施術者の質的レベルを上げ、平均化するべく環境を整えること。数を増やすのはそれからです。
まずは自分の足元をさらにしっかりと固め、己の仕事は一本のみに精通することだと確信しています。


話は戻りますが、映画の後はいつも院長の点数を聞いています。
今日は9点だそうです。

だけど、宇宙研は文部科学省の管轄だから国から予算・研究費が出てうらやましいなあ…、うちはそんなのないなあ…と院長と車の中で笑っていました。

私はセミナー前に観た「海洋天堂」には10点をつけましたが、院長は7点。趣味の差かな。
これからも観たい映画がいろいろあるので、がんばって消化していこうと思っています。
それが仕事の糧?肥やし?になるのですから。

ちなみにエジソンの名言、もっと見たい方はこちらをどうぞ。
皆さんの心のサプリになるかもしれません。
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.earth-words.net/human/thomas-edison.html