増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

敗戦直前の日本と私

2007年04月03日 | 近況
とてもご無沙汰していました。こんなに書いていなかったとびっくりしましたが、ここしばらくは全く書く気力がなかったのが正直なところです。

セミナー準備から始まり、セミナーをクリニックで終えたあともなかなか疲れが取りきれず、それでも60人以上の患者さんを診ていて仕事が終わると抜け殻のようになり、休みたいよ~って狂いそうな時もありました。

これでは全くナンセンスですね。でも抜け出せなかった。
自分でわかっていながら毎日毎日に流され、どうすることもできずにいたのですが、私のメンターである院長が助けてくれました。

昨年6月に院長が脳梗塞をしてから、ひとりで2人分以上の仕事を切り盛りしてずっと走り続けてきたんだから、あたりまえだよって。
昼休みも、休日もない状態でしたから、今までも何度となく院長には釘を刺されていたんですが、耳に入ってきませんでした。
というより、入れようとしていなかったように思います。

しかし今回の戦争研究家?としての彼のコメントが私にはとてもわかりやすく、これではいけないなと考えさせられました。

今の私は、敗戦直前の日本だって。

食料も休暇もなしに、お国のためだけにただ勝つ事だけを考えてがむしゃらに戦っていた日本兵。
もう一方のアメリカ兵には、ちゃんと食料もクリスマスのような家族と過ごすバカンスも十分にあったんだと。

だから日本は負けて、アメリカは勝ったんだと。

私は負けず嫌い。だから敗戦したくない。
だから4月からは診療スタイルも余裕を持てるようにかえて、休暇もたくさんとるように、今度こそは自分を変えていかないといけないなあと思いました。

今の私はスタッフなしでは何もできませんから、4月からスタッフが増えてますます自分にブレーキをきかせる必要性をひしひしと感じています。
私にとっても、患者様にとっても、3人とも大事な大事なスタッフですから。
そして患者様には、今まで以上の質で応えられるように自分を磨いていきたいと思っていますのでご理解よろしくお願いいたします。