増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

秋と言えば・・・

2013年10月20日 | アレルギー・NAET
このところ、秋らしく、ずいぶん涼しくなってきました。
とはいえ、クリニックは暑いので半袖出勤の私は、そのまま帰りにどこかに立ち寄ると、ひとり夏の格好で心なしか寒そうに見えます。。。

秋と言えば、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋…、いろいろありますが、どの秋が好きですか?
私はどこか紅葉でも見に行けたらと思っているのですが、車いす押しながらの山道は無理なので、車中見学+αができるような所かな…と考えているところです。

先日のアドバンスセミナーで受講生のご褒美平均は5でした。
最近は、ライフワークバランスなんていうしゃれた言葉を使うんですね。
クリニックでは、「ご褒美」という言葉がそれを表します。

ご褒美(=アメ)が6~10ないと、仕事(=ムチ)の効率が悪くなります。
栄養素のサプリは一生懸命摂ろうとするけど、ご褒美もれっきとしたサプリですから、忘れてはいけません。

もちろんご褒美は自分が好きなこと、楽しめること、穏やかになれることです。
旅行が嫌いな人が無理に旅行しても、アメではなく、ムチになりますからね。とにかく無理をしないことが一番です。
無理しているというのがわからない、という人も中にはいますが、迷ったら、それは無理していることです。本当に心と身体が求めることなら、迷いません。
今年もあと2か月強ですから、今年のライフワークバランスの帳尻合わせをしておきましょう。


また秋と言えば、臨床的には春同様、花粉・黄砂・PM2.5の3点セットが、問題になります。
9月中旬から11月後半までは避けられないでしょう。

大陸の影響をいつも受けている九州は別としても、日本で季節的な影響を受けないのは12月と1月だけ。だから、この時期だけ調子がいいという人もいるほどです。

9月中旬から、もうひと月ほど経ちますから、個人のもつアレルゲンのキャパを超えると、体内感染源が目を覚まして騒ぎ出します。よってこの時期も、身体症状だけでなく、精神症状や、悪い引き寄せによるトラブル発生が起こりやすい時期となりますのでご注意ください。

まずすぐできる対策としては、4つ。

外出を極力控えること。そして長時間の外出時はマスク着用です。
毒物だらけの黄砂・PM2.5が飛ぶ中、わざわざ外に出なくていいですよ。吸入アレルゲンのエネルギーは解毒器官を経ずに、ダイレクトに脳に行きますから、食べたり飲んだりするものより、危険度が高くなります。

そして引き金(花粉・黄砂・PM2.5 )の出現によって騒ぎだした潜在感染源によって、炎症が全身に起こり、様々な症状の原因となります。よって、彼らのライフラインを止めることが重要になります。がん治療のひとつにエンボリというのがあって、がんの栄養血管をつぶすことを言います。私たちの生活から水道・電気・ガスがなくなったら困るのと同じです。
感染源たちは、糖質(特に米・砂糖)が来なくなると一番困ります。糖質制限をすると体内潜在感染源に元気がなくなり、結果として一時的な症状改善につながります。糖質制限の程度は、その人の潜在感染源次第ですが、主食は1~2食の人が多いです。しかし、それでも症状が取りきれずすっきりしない場合は、いっそのことしばらく主食抜きの野菜・肉・魚中心生活を送るといいでしょう。鍋もおいしい季節ですから、今ならできそうですね。
また糖質制限が有効な人は、新米も当分止めておきましょう。新米パワーは、潜在感染源のパワーも強めますから。

糖質制限と併用したいのが、アレルギーのない適切な消炎剤の使用です。
栄養素(花粉・食べ物など)、化学物質(PM2.5・ダイオキシン・農薬など)、重金属(黄砂中のメチル水銀・ヒ素・ニッケル・カドミウムなど)、電磁波、感情による炎症には、エテンザミド(セデス)、感染源(ウィルス・細菌・カビ・真菌・寄生虫)による炎症には、イブプロフェン(イブ)、天気病みにはアセトアミノフェン(タイレノール)、貧血性の痛みにはアセチルサリチル酸(バファリン)が有効なことが多いです。ですから炎症の引き金(花粉・黄砂・PM2.5)に対してはセデスを1~2錠/日、潜在感染源による炎症に対してはイブ(ジェネリック可)を1~4錠/日、ともに食後摂るようにして、脳のむくみをコントロールしている。症状が出るのは全身あちこちだが、それを認識しているのは脳だから、局所ではなく、脳の炎症を取り除くことの方が症状を一時的に消しておくには有効です。
もちろんアレルギーがなく、有効度・必要度が高いことが使用条件ですので、効果がない時には3日以上は続けないほうがいいでしょう。

そしてもうひとつ。
ダメダメばかりでは疲れてしまいますから、多すぎるくらいに、自分にご褒美をあげること。脳には新鮮な刺激が不可欠なのです。


院長は好きなものを最後に残しておくタイプですから、ご褒美が後の人。だから頑張りすぎたのかしら。。。
私は好きなものを先に食べるタイプですから、まずご褒美が先の人。とはいえ、ずっと「鉄の女」モードで走り続けていますから、院長の二の舞になったらいろいろな意味で困ります。特に、わがままし放題な2人をお世話してくれる、そんな変わった人いませんからね。

今、私の欲しいものは、家政婦さんと何もしない休日。だけど院長にそれは通用しません。だから休みが私の休日じゃない。
人並みに秋らしいのんびりとした時間を過ごしてみたいなあ…とふと思う、今日この頃です。

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