増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

永遠の方程式

2009年08月31日 | 近況
8月30日は、日本の歴史に残る1日でした。
長い自民党政権から、民主党に政権交代が国民選択によってなされた日です。

増田院長が何かやらない時に「選挙連れて行かないよ」と脅すと、素直に言うことを聞いてくれていましたが、もうその手が使えなくなりました。

4年前の選挙のまるで逆ですね。
民主党の新人議員が大半ですから、彼らをプロの政治家集団としてひとつにまとめ上げていくのは大変なことだと思いますが期待したいところです。

選挙に勝つことでスタートラインに立った訳ですから、戦の本番はこれからです。
とにかく「何か変わらなきゃ」という国民の気持ちに民主党だけでなく、全国会議員が一丸となって戦ってもらいたいと思います。

民主党の中でこれはという2人は、岡田・長妻両氏だと私は思っていますから、ぜひ組閣で働きやすいポジションをいただけると日本のためになるのでは…と期待しています。

アインシュタインの言葉に、
「政治は当座の問題、方程式は永遠」
というのがあります。
方程式に一生をささげた彼らしい言葉だと思います。

私もNAETという武器を使って、健康・疾病における永遠の方程式を作り上げているところですが、政治家だろうが、農家だろうが、会社員だろうが、公務員だろうが、医者だろうが、主婦だろうが、みんな個人個人が自分の命、使命を精一杯全うすることが、この地球に生きるひとりひとりが生み出す偉業につながっていると思います。

永遠に続く方程式は、自分たちの足元にいっぱい転がっているのですから。

政治家にお任せするのではなく、ひとりひとりが「何か変わるぞ、変えるぞ」と思い小さなことから実行していくことで、日本中の変わるモードのスイッチがONになるでしょう。

千里の道も、一歩からです。

おひさま 好き?嫌い?

2009年08月29日 | アレルギー・NAET
私は、基本的におひさまは好き。
昔はよくベランダとか、ビルの屋上とか、公園とか、いろんなところで日光浴していました。

バックパッカー時代、ブラジルでは現地の人と間違えられたほど、いい色をしていました。その頃は毎日ぶらぶら、ビーチでゴロゴロのおひさまと共に生きる生活でしたから。

1年半の放浪生活を終えて無事成田に着いたのですが、迎えに来ていた母親は私を見つけることはできませんでした。。。

看護師時代も毎年夏休みはどこかの島に行ってのんびりしていました。
黒くて、オールドレッドヘアの看護婦(ちゃんとキャップもかぶっていました)は、今考えたら怖いです。

でも私はそういう人でした。
婦長さんにも怒られるかと思っていたら、触らせてよという素直なリアクション、患者さんからも触らせて、よく見せて・・・と、妙に好評だったのを覚えています。

だけど今の私は一日中クリニックから出ることはありません。
だから私としては、とても白いのです。

クリニック内は空調が効いていますし、昼休みにちょっと外に出るだけでウゲ~ッと感じるくらいですから、現在の私は完全に「インドア派」です。

話が変にそれてしまいましたが、おひさまにもアレルギーがあります。
もちろんお月様にも。
それらの光線が持つエネルギー磁場に対するアレルギーと思ってもらえればいいです。日光光線も月光光線も、電磁波のひとつなのですから。

おひさま大好きの人、おひさま嫌いの人がいますね。
また、月夜にそわそわする人とか、月夜が好きという人は結構いますよね。

満月の日は出産が多くなるとか、犯罪が多くなるとか、月の満ち欠けによって脳のセンサーである視床下部・下垂体・松果体・扁桃体などが、自分の意志とは関係なく勝手に反応することはよく知られています。

また、湿気が高い時期は日光が乱反射しますが、8月の後半辺りから空気が乾燥してきますので、地表に届く日光量はダイレクトとなり、一年で最も強くなります。

太陽光線には、赤外線・可視光線・紫外線に分けられ、それぞれに特徴があり、それを生かして治療に用いられたりしています。

例えば紫外線には、殺菌効果・ビタミンD活性などのいい面もありますが、アレルギーがあれば、逆に免疫低下、ガン、白内障・緑内障・視力低下・飛蚊など眼の問題、やけど・炎症・肥厚・たいせん化など皮膚の問題、睡眠障害、骨粗鬆・骨軟化、うつ・強迫神経症などの精神疾患など、さまざまな問題を引き起こします。

これは赤外線も可視光線も同様です。
可視光線というのは、色のことです。

そして多くの人は白や黒にアレルギーがあります。
黄・赤・青・黒・緑・紫などたくさんの色に反応している人もいますが、そういう人は大変です。いつも目をつぶっているわけにはいきませんから。

白と黒の制服を着ていると勉強ができない子がいたり、白い紙に黒い印刷文字の書類ばかり眺めているとめまいがしてきたり、白い壁に蛍光灯がたくさんついたところにいると精神不安定になったり、米のアレルギーはないけど白米をみると食べられない人がいたり、食べ物にアレルギーがなくてもカラフルな皿に盛り付けられた食事で反応したり、緑色は大丈夫でも同じメーカーの同じシャツで白を着ると調子悪いとか、赤アレルギーのせいでトマトが食べられない…、というように眼からの情報は人間の感覚器の7割を占めますから、あなどれないことはよくわかると思います。

ラッキーカラーを身につけることも大事ですが、アレルギーのある、神経系の働きを崩すアンラッキーカラーを治療しておくことは重要です。

これから楽しい秋の運動会、行楽シーズンとなりますが、日光にアレルギーのある方が日差しの中長時間いることは、脳のコントロールセンターを乱し、疲れたり、だるくなったり、熱が出たり、意欲がなくなったりしますから、十分ご注意ください。

運動会の後、ぎっくり腰を起こすお父さんは結構多いのですが、原因は久しぶりに走ったからとは限りませんよ。

新型インフルエンザはどこから来るのかな?

2009年08月28日 | アレルギー・NAET
新型インフルエンザで休校!とか、ワクチン足りない!とか、妊婦は危険!とか、いろいろな情報が飛び交うと、みな不安になりますよね。

自分は大丈夫かな・・・って。
私は経験していないからわからないけど、これまでのいわゆる「新型」インフルエンザともいえる「アジア風邪」で世界で200万人、「スペイン風邪」で世界で4000万人、「香港風邪」で世界で50万人といわれる人々が亡くなっている経緯があります。

今回の新型インフルエンザにどこまで威力があるのかみていませんが、これからどうなるかわかりませんからね。神のみぞ知る、です。

毎日患者さんの新型インフルエンザアレルギーをチェックし治療していますが、家族性が高いので、先祖の感染履歴は遺伝子に組み込まれますから、そちらが何か関連しているのかな?と思ったりもしますが、その辺はまだよくわかりませんね。

「100匹目の猿」のお話、ご存知ですか?
私もうる覚えですから、間違っていたらすいません。

どこかのお猿さんがものを食べる前に水で洗い出したそうです。そのうち仲間も真似て、洗ってから食べる猿が徐々に増えたそうです。
そして100匹くらいのお猿さんが洗って食べるようになった頃から、別に教えたわけでもないのに、全国あちこちのお猿さんが同じような振る舞いをするようになった、という話です。

新型インフルエンザにも、この現象は当てはまると私は思っています。

日本中、世界中に、新型インフルエンザ感染者が増え、そのエネルギーが高まれば、別に飛沫感染しなくとも、自分の身体がすでに持っている新型インフルエンザのエネルギーが活性化して、実際に感染症状を引き起こすという感じです。

ですからバンデミックのその時が来る前に、新型インフルエンザにアレルギーがあれば予防的に治療しておく必要があるのです。

新型インフルエンザに対するアレルギーを除去しておけば、周囲に新型インフルエンザのエネルギーが高まっていも、自分はそれに共鳴することはないですから、「罹りにくく、治りやすい」身体であるといえます。そんなにカリカリ心配する必要はありません。

心配だなあと感じる人は、きっとアレルギーのある人ですから、罹らないように早めに治療をしておくべきでしょう。

また一般に出回っているタミフル・リレンザという薬にもアレルギーがないかどうか、一緒に調べてもらうといいでしょう。

タミフルにアレルギーがあって、リレンザにアレルギーがない人なら、万が一罹った時には病院でリレンザをもらってこないといけないわけです。
そこでタミフルをもらっても、意味がないのです。飲む時期を逃しますから。

国内での死亡者が4名となり、学級閉鎖などの処置が必要となっている地域も多いようですから、どうぞ皆様、ご自愛くださいませ。

とにかく基礎疾患がある人、夏バテしている人は、免疫が低下しているのですから、外をふらふらしないことです。

ウィルス感染の危険性以外に、今、外をふらふらしないほうがいいには他の訳もあります。すがすがしくて、気持ちいいんですけどね。
それはまた後でにします。

ハッピ バースデ ツー ユー  by ヒロシ

2009年08月27日 | 近況
本日、増田院長の61回目のお誕生日です。

先生に会ったら、「いくつ」と聞いてみてください。
左手で6・1のサインを出してくれます。

今年の4月、私の誕生会で無理かなと思いつつも「ハッピーバースデーの歌、歌ってよ」と院長にリクエストしたら、レクイエムのように音程は一緒でしたが歌えたんですね。
とっても嬉しかった。

嬉しかったから、家に戻って、もう一度お願いして、歌っているところをビデオに撮りました。いつでも見れるように。

運動性失語の患者さんでもなぜだか歌を歌えるそうです。
みんながみんなそうなのかは、わかりませんが。

昨年、リハビリ病院を「自己」退院後、以前のかかりつけの脳内の先生にお願いして、言語リハビリの先生のところに通った時に、何気なく先生と一緒に歌を歌っている姿を目の前にして、呆然としながらうるうるしていたのを思い出しました。

その時「ヒロシ」といっていたか記憶が定かでないのですが、それまであいうえおもたどたどしく、単語として話すことはありませんでしたから。

今現在も運動性失語は変わらず経過しています。
人の口を見れば、単語はなんとかまねて言うことができますが、どんな時でもすぐに「ヒロシ」が先に出てきてしまうので、本人も言いたいことが伝わらない時には歯を食いしばって表情豊かに教えてくれます。

以前は逆に、表情のあまりないというか、表情を顔にださない、口数の少ない先生でしたから、歯を食いしばって悔しがる様子、右手を振り回して怒っている様子、口を大きく開けて笑っている様子、目を閉じていても口がちょっと曲がっていて知らんぷりしておすましする様子など、その表情を見て、私たちは和ませてもらっています。(時々頑固で困ったさんの時もありますが。)

今回先生のお誕生会はうなぎやさん、そしてケーキ屋さん。
個室じゃなかったので、自分で歌いませんでしたが、後で一緒にまたハッピバースデーを歌いました。

その日はそれから東京に絵を見に行くつもりでいたのですが、院長が行かないと言い出したので、私も中止して一緒にいることにしました。

それじゃあどこに行きたいの?と言うと、得意の「左手ウィンカー」が出て、付いたところは床屋さん。がっくり。

スッキリして、次の行き先は清水のシネコン。
そこで映画を見て、夕食のおすしを買って帰りました。
無難な、いつもどおりの休日でお誕生日は終わりました。

来月、院長の同級生のジャズライブが静岡であるので、院長のお誕生日会第2弾として、みんなで行こうと思っています。(院長の気が変わらなければの話ですが・・・。)


神経の働きは未知の世界です。
画像で見れば明らかに広範囲な梗塞巣があるのですが、他の部分が失った機能をカバーできるよう院長の神経細胞は修復作業を進めているはずです。

私が静岡に来た頃、ひどいてんかんでどちらか忘れましたが片方の脳を切除した子が院長の患者としてきていました。
その子は治療と共に自分で歩き、意思疎通が出来る程度に話も出来るようになりました。

今度は私の番。
何年かかるかわかりませんが、前のように話せて、キーボードが打てるようになるまで、院長をサポートしていきたいと思っています。
いつかその日が来ることを、私は楽しみに待っています。

8月30日 ほっこりマーケット in京都

2009年08月26日 | アレルギー・NAET
来る8月30日(日)、京都府男女共同参画センター主催の「ほっこりマーケット」にNAET公認施術者である京都の津田先生が出店、ご自身の「未来の」治療院をPRをされるそうです。

お近くの方、京都は暑いとは思いますが、ぜひ足を運んでみてください。
他にもいろいろと、おこわとかプリンとか、出展されるようですよ。

ほっこりマーケットについては以下をご参照ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.kyoto-womensc.jp/phpprog/event/eventdisp.php?dp=1&cd=A&nen=2009&fn=A200908300054

津田先生ご自身が、化学物質過敏症(CS)、電磁波過敏症(ES)を発症されたことから、NAETを受け初め、現在までにかなり回復されてきています。

自分自身がNAETを受け、CSという分厚い壁をもう一息で突き破ろうとしているところですから、同じ病気で辛い思いをしている患者さんにとっては、これからきっと心強い存在となることでしょう。

しかし夏場はCS患者さんにとって、一番辛い時期でもありますから、催し物会場にいることすらちょっと辛いのではないかなと思います。
ですから、津田先生も、どうぞご無理をなさいませんように。

現在津田先生は出張などで治療を行っていらっしゃいますが、これからオーダーメイドで「マイクリニック」を建てられる予定です。
完成したら、私もぜひ行ってみたいと思っています。

その津田先生のCS・ES対応クリニック・住宅を手がけられるのが、神奈川の尾竹先生です。
尾竹先生もCS発症者ということですが、建築関係の方にとってCSは職業病のようなものですね。

尾竹先生も9月5日、大阪でシックスクールについて講演会をされるそうですので、お近くの方はぜひ足を運んでいただければと思います。

詳細は以下のURLをご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
第2回シックスクール学習会~本当に安全な耐震工事ってなあに?
http://www.nakapon-news.com/diary/2009/08/20/1193/


買いだめ

2009年08月23日 | 近況
地震の後、お店でヘルメットが売り切れていたので、アスクルで5つ買いました。
名前をつけて、自分のサイズに調整して、どこに置こうか・・・考え中です。

これからは、
新型インフルエンザの流行が発表されたらまたマスクが売り切れちゃうかも。
梅雨が長かったから米が十分穫れなかったら、米が売り切れちゃうかも。

と考えをめぐらしている最中で、もともと私は買いだめが好き。
以前は旅行に行くにも、万が一をいつも考えてな~んでも持って行きました。

それでバックパッカー時代(もう10年以上も前のことになってしまいました)、高度4200メートルまで上がるインカトレイル(マチュ・ピチュにいくための道)でも場違いに大きな荷物を造ってしまい、結局自分では持てずに、現地のポーターさんに持ってもらうことになった苦い経験があります。

それからは身軽を第一に考え、旅行にはその土地で買えるものはもっていかなくなり、余計なお土産も買わなくなりました。
食べ物以外は。

食べ物やおやつがないのはとても心細いので、いつもリュックにはおやつを欠かしたことがないので、リスのようだと言われたことがあります。
そしていまだに、食品やサプリのまとめ買いぐせは変わりません。
別に変えようと思っていないところもあります。

「もしもの時」のために水や缶詰やレトルトや麺などなど、棚にいろいろあるのですが、大抵期限が切れていますよと、佐藤先生のチェックが入ります。
ですからいままで捨てた買いだめ食品やサプリは山のようです。

もったいないことはしてはいけないのですが・・・、ドライフードのおかゆと味噌汁をさらに追加購入しました。
そして今はコンロは何がいいか検討中です。

自然災害予防の自己治療は毎日頑張って続けていますが、もしもの備えも必要ですよ。

麻薬汚染とアレルギー

2009年08月22日 | アレルギー・NAET
このところ見たくなくても毎日のように芸能関係者の覚醒剤汚染のニュースが流れています。

芸能人・セレブと呼ばれる人たちは、通帳の0が増える代わりに良くも悪くもみんなの見本であり、ゴシップの種ですから、大変なんだなあ・・・と思わざるを得ません。

自分は関係ないと思っている人がほとんどでしょうが、日本は売人にとって、覚醒剤の大きなマーケットです。
いつ自分の目の前に「白い粉」がでてくるかわかりませんよ。
そのときNOとしっかり言えますか?

私もバックパッカーツアーでヨーロッパを廻っていた頃、面白半分で「スペースクッキー」というのをかじったことがあります。
友達はオーストラリアなまりの英語でしたから、てっきりスパイスの効いたクッキーかと思っていたら、そんな味はしないし、もう一度聞きなおしたら「スペース=宇宙」に行けるクッキーだということがやっとわかりました。

もちろんそれは日本ではなく、合法的に入手できるアムステルダムでのことですが。
私は何の変化もなく、???という感じでしたが、食べ過ぎた何人かは大きな身体のくせにと思うほど寝入ってしまっていました。

しかしクッキーですからたいして入っていなかったのでしょうかね。
ハイになって・・・という人まではいませんでした。

一度あの味を覚えたら忘れられないと言うことですが、アレルギーの観点から見れば、チョコ中毒もタバコ中毒も覚醒剤中毒も皆同じ。

「嗜癖」には、ドーパミンなどの脳内物質が影響しています。
まず身体の土台を作ってから、中毒物質を治療していきます。
それから各種神経伝達物質や脳神経の各部位、および関連する潜在感染などの問題も含めて治療していきます。

アメリカでは覚醒剤犯罪は再犯性が高いので、刑務所などで鍼灸やNAETのような治療を取り入れているところもあります。

日本は何に対してもリスクを怖がる閉鎖社会ですから、いいものはいいものとして、もっと広く取り入れることが出来る社会になったら、もっといいのになあと思います。

それには我々日本人の大人が、もっと本当の意味で「精神的に成熟した大人」にならなければ無理そうです。

他人に、次の世代に問題を押し付けない、他人の意見に流されない、自分で価値・判断を決められる大人に。

新型インフルエンザ対策

2009年08月16日 | アレルギー・NAET
国内感染者で初の新型インフルエンザ死亡者が出たというニュースが昨日ありました。
沖縄の50代後半の男性でしたが、心筋梗塞・腎不全といった持病をお持ちの方だったそうです。

病気で辛い思いをしてこれまで頑張ってきたのに、インフルエンザごときに命を奪われるとは、ご本人もご家族も思っていなかったことでしょう。
患者さんのご冥福をお祈りすると共に、お悔やみ申し上げます。

今回、新型インフルエンザの毒性が強毒化したのではなく、免疫の弱まった人には影響が大きいであろうことは察しがつきます。

しかし国内感染が騒がれ始めた当初、その多くが中高生でした。
中高生の免疫が弱いとは思えませんが、なぜなのか、その答えは出されていません
ん。

勉強とスポーツと・・・というように頑張りすぎているのかもしれませんね。
また食生活の乱れも影響しているでしょうし、「ポッテンガーの猫」の実験が現実化していることも一因なのかもしれません。

ポッテンガーの猫に関してご存じない方は、「キレない子どもを作る食事と食べ方」主婦の友社 今村光一著をまず読んでください。

本が手に入らなければ、インターネットで調べるとその本を引用しているサイトやブログに行くでしょう。でも、この本は皆さんに読んで欲しいですね。

こちらにいらしている患者さんでも新型インフルエンザおよびワクチンのアレルギー検査をしています。
アレルギーのある方は、自分が罹っても、またそれを他人に移してもいけませんからこちらで治療していますが、アレルギー反応を示す方は全体の5%前後、ごく少数です。

これに反応している患者さん方に共通点があればと思って診ているところですが、絶対数が少ないのでまだ何とも言い切れません。

そして今、私が臨床で気になってリサーチしている潜在感染があるのですが、反応しない人・動物はなく、弱毒性なのに、脳神経疾患、精神疾患、出血・梗塞などの血管疾患、糖尿、関節痛、耳鼻科疾患、眼科疾患、皮膚科疾患、婦人科疾患、胃腸疾患、歯科疾患、各種ガン、血液疾患・・・・ほとんどすべての病気・病理に関連しているようです。

多くの人が複数菌種に反応していますから、血管疾患にはこの菌、精神疾患にはこの菌、腫瘍やアナフィラキしーにはこの菌・・・というように分類できるとは思いませんが、統計は取れるなと思っています。

今回お亡くなりになった患者さんの心筋梗塞も腎不全も血管疾患ですから、もちろん潜在感染に影響されていたと推測できます。

潜在感染は夏の暑く低気圧傾向のこの時期や、花粉や黄砂の舞う時期に活発化します。

鶏と卵のようで、どちらが先かわかりませんが、夏のこの時期や花粉・黄砂の舞う時期に体調を崩しやすいアレルギー疾患全般にも潜在感染は大きく影響しているということがいえます。

しかしこの潜在感染に100%有効な薬は現在ない、といっておいたほうがいいと思います。
鼻炎・腸炎・胃炎・膀胱炎・気管支炎・肺炎・中耳炎・カンジダ症など、感染疾患に対して抗生剤などの薬を使った人ほど耐性菌が100%出来ていますので、「治ったのではなく、移動しただけ」ですから「薬で治った」とは100歩譲っても言えません。

ピロリ菌除去目的で抗生剤を使った患者さんは、逆にみな、潜在感染症にひどくやられるようになっています。

子供の中耳炎でもそう。薬、特に抗生剤は身体にとっては「原爆のようなもの」だと認識しなければいけません。
炎症を止めるために「原爆」を落とし続けているような身体に明るい未来はありません。

自分に出来るインフルエンザ対策は、マスク・手洗いはもちろんですが、バランスよい食生活と十分な睡眠、そして嫌なことはせずに難しいことは潔く諦めることです。(楽しければ諦めることもないのですが。)

そして自分に合わない食品を口にしないで、薬(特に抗生剤)の使用は最低限にしておくことです。

そして何よりも新型インフルエンザにアレルギーがあればアレルギーを除去しておくことで、罹りにくく治りやすい身体になるわけですから、ワクチンを打つとか打たないとか、ワクチンが足りないとか、そういう議論は必要なくなります。

麦茶もビールもほどほどに。

2009年08月14日 | アレルギー・NAET
夏になるとおいしそうな麦茶やビールの宣伝が目立ちますね。
昨日今日といい天気です。

こんな暑い日はビールをきゅっと、麦茶をがばがば飲んでしまいそうですが、ちょっと気をつけておいてください。

なぜならセリアック病とまではいかないけれど、9割以上のほとんどの人に対して、麦タンパクは特に胃腸系の問題と関連しているからです。

胃がやられれば、食欲不振・食欲過多・胃痛・胃のむかつき・首肩のいたみやこり・肘膝の痛み・腰痛・恥骨の痛み・口内炎・口唇炎・前頭部痛・前頭葉疾患(自閉症・ADD・ADHDなど)・鼻炎・下肢のしびれだるさ・胃潰瘍・胃がんなどの問題として現れます。

腸がやられれば、便秘・下痢・腸のむくみ(いわゆるビール腹)・悪臭のガス・腰痛・腹痛・肩の痛み・五十肩・股関節痛・手指の問題・十二指腸潰瘍・十二指腸ガン・大腸ポリープ・大腸がんなどの問題として現れます。

麦茶はノンカフェインで健康的な飲み物ではありますが、それと同時に強アレルギー性の飲み物であるということを知っておかなければいけません。

夏になると普段より麦茶もビールも飲むようになりますから、ギリギリで自分の免疫系を保っている人はすぐに問題を引き起こします。痛みやら、痒みやら、うつやら・・・。

麦の問題は、胃腸だけでなく、脳や子宮・卵巣・前立腺といった生殖器、腎臓などにも臨床的に影響が大きいと思います。

パンやクッキーを食べて癇癪やヒステリー発作を起こしたり、そばを食べて卵巣を腫らして救急車で運ばれたり、腎炎を起こしたり、もちろん小麦アナフィラキシーも多くなっています。

豆や卵などのタンパクだけでなく、麦や米のような穀物由来のタンパクアレルギーにも今後より注意を払う必要がでてくると思われます。

避難訓練しないと・・・

2009年08月13日 | 近況
大きな地震は1回きりですが、余震がまだ続いているようですね。
以前勤めていた大学病院ではしっかり毎月防災訓練していましたから、それを思い出してここでもしようと思案中です。

非常持ち出し物品を決め、それを誰がどの袋に入れて、どのように外に出すか。
火の元確認は誰がするか。
出口を確保し、患者誘導は誰がどのようにするか。子供・大人・老人によって方法が異なります。
2Fにいる院長確保はいつ誰がするか、などなど・・・。

ヘルメット欲しいなとか、もう少し補強すべき家具があるなということで、佐藤先生がホームセンターに見に行ったら、すでに売り切れで入荷待ちでした。

みな考えることは同じですね、でもこういうことがあったからこそ、次に大きいのが来たらどうしようか・・・とみんな考えているのですから、いいことです。

高速道路がまだ使えないようですが、あんまりせっかちに直されても、安全性の確保が優先されるべきですから、1ヶ月くらいしっかり時間をかけて直してもらったほうがいいと思います。

とにかく一人一人の力には限りがありますから、前回書いた「地震を引き寄せないための方法」を全国でひとりでも多くの人が試してもらえるといいなと思っています。
自分のため、家族のため、そして日本にいるみんなのために。
皆様のご協力に心から感謝いたします。