増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

ひさびさのメガネ

2013年10月31日 | アレルギー・NAET
私は小学校からメガネっこ。いつからかけていたかは覚えていないけど、4年生頃かしら?
覚えている限りでは、偏食・食事拒否・異食・円形脱毛・全身蕁麻疹・部分アトピー・便秘・外耳炎・中耳炎・保健室通学・給食食べないなど、小さいころからそういえばいろいろあったように思いますが、それでも全体的には元気で、「健康優良児」で何度か表彰されたことも覚えています。

院長が病気をしてからは、自分を守るために自己治療を毎日続けていますが、近視はまだ回復していません。最近測ったことはないですが、両方裸眼で0.02位だと思います。今はワンデーをマンスリーで使っても、何も困ったことはないので、いつか良くなったらいいなあくらいに思っていますが、そんな私が新しくメガネを買ってきました。

そして今日から使っています。やっぱり使ったほうがいいですね。パソコンのブルーライトカット用のめがねのことです。

パソコンだけでなく、テレビ・携帯・ゲーム機からも出るブルーライトは色彩の元である可視光線とは違います。目の玉の奥の網膜まで届き、網膜に障害を起こしたり、夜画面を見ることでメラトニンという体内時計にかかるわホルモンがでにくくなるなど、不眠・睡眠障害・精神疾患などとの関連が指摘されています。

NAETで電磁波や、パソコン・テレビ・携帯などの電気製品のもつ特定の電磁波アレルギー除去をしていても、パソコンに集中できなかったり、テレビ・携帯・パソコンに近寄りたくない気がしたり(それでブログも書かないことがよくあります)…ということがよくありましたが、私の仕事上、パソコンの前に何時間も居続けることがないので後回しにしていました。

しかし10月に入り、施術者からの質問やセミナーのまとめを作ったりして、比較的長時間パソコンを使う必要が生じたために、気になってチェックすると、パソコン画面がついている状態でキーボードに手を置いて目をつぶっていると筋力が強いのに、目を開けると途端に弱くなりました。パソコンの電磁波は画面より、キーボードのほうが強いのですが、画面からの光線(ブルーライト)が良くないんだなと。

そういえばパソコン業務がメイン(といっても、今は代理人がメイン)の桐井さんも何やら専用メガネの話をしていたなあ…と思いだし、早速セノバのJinsで買ってきました。私はパソコン使用時に使うだけなので、カット率が高い色つきのほうにしました。これを付けてパソコンの前にいても筋力が弱くなりませんでした。でも1回の使用は2時間までという感じです。

黒のバックに白文字で文書を作ることでブルーライトを軽減できると言う情報もみましたが、インターネット閲覧など、それができないことも多いです。そこでメガネにしましたが、パソコンに張るシートもあったんですね。ただ、会社によって有効度(製品の質)が違ったので、改めてチェックしてからすべてのパソコン・ipadにつけようかと思っています。そうすればメガネをかけなくてもいいですからね。短時間はいいですが、仕事中にメガネをかけたり、はずしたりするのが私には面倒くさくなりそうです。

もちろんブルーライトのアレルギー除去をすればいいんです。ただブルーライトのサンプルがないので、まだ先になりそうです。(よほど困っている人は、実物で施術できます)

私はこのブルーライトは眼球の問題だけではないと思います。どちらかというと、視覚情報の元締めである後頭葉、そのほかに頭頂葉や脳幹・小脳への影響度のほうが問題があると思います。今の子供は早いと1歳ぐらいからパソコン・携帯・ゲームをいじっています。電磁波のことも考慮に入れるととても怖いことなのに。子供たちの脳も眼もとてもデリケートで弱いです。できれば子供が視る画面には、自宅も学校も、すぐにブルーライト除去シートを付けておくことを勧めます。もしくは学校で使う際は、PC用メガネを持たせるべきでしょう。

電磁波やブルーライトのエネルギーを浴びると、体内潜在感染源が騒ぎます。
みんなが騒ぐと脳に炎症を起こし、脳をむくませ、全身コントロール不良が起こります。その結果として、痛み・かゆみ・しびれ・疲れ・アレルギー・ガン・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・各種内臓疾患・精神疾患・発達障害…、ありとあらゆる病態・症状に繋がっていきます。もちろんこれは電磁波だけでなく、特定の食べ物、農薬や洗剤などの各種化学物質、重金属、ストレスなど、色々なものが引き金となりえますから、病態がすすんだ人ほど、引き金も体内で暴れる潜在感染源も多い(=アレルギー除去すべき項目がたくさん)ということになります。


電磁波で思い出しましたが、JR東海の進めているリニアは、1席あたりの電力消費が新幹線の3倍だそうです。ゾッとします。ほんの短い試験区間でも、社員を何回も、毎日載せて、それで健康問題が一切ないかをまずテストしないと。その前に工事はダメでしょう。

日中ガラガラの新幹線を見るたびに電気の無駄遣い…と感じているのに、さらに無駄遣いをする必要性は、この狭い日本のどこにあるんでしょうか?リニアの電磁波・音波で環境および健康被害が出ることは簡単に予想がつきます。これ以上急げ急げの生活は、人間性をさらに破壊するでしょう。作ってしまったあとでは遅いので、地域で誰かが動かないといけません。有効度2、必要度2の乗り物に、お金をもらっても私は乗りません。

また浜岡原発を止めて経営が悪化したからと中部電力は電気量値上げを申請しましたが、「津波防護壁を作って、安全に廃炉にする」前提なら値上げも仕方ないと思いますが、再稼働目的で防護壁を作って、お金足りないから徴収する、では納得できません。どうか値上げ申請を通さないでください。値上げの必要性は本当にないのですから。(しかし適性の低い役人が決めれば、通ってしまうでしょうね)


メガネの話からずいぶんそれました。その分、長いこと画面を見せてすいませんでした。ブルーライトカットは、みな必要ですよ。アレルギーのない人はいないですからね。
脳がおかしくなる前に、自分でできる対策を講じましょう。パソコン・携帯・ゲームはブルーライトカットシートを貼り、かつ子供は制限時間を決めましょう。1時間以上見ることはシートを貼っていても好ましい状態ではありません。テレビ(映画もあるかしら?)はブルーライトカットメガネをかけてみるとか、1日1~2時間までにするとかですね。

情報の7割を眼に頼っているわけですから、眼はまず大事にしないと、あとで困りますよ。
眼と鼻は脳の一部ですからね。

そろそろ冬支度

2013年10月23日 | アレルギー・NAET
まだまだ昼間の厚さは夏だなあ…と思っていたら、急に秋を飛ばして冬がやってきました。

抵抗力・免疫力のまだ十分でない乳幼児は、急激な環境変化についていくことは難しいので、この1週間でゼコゼコヒューヒューと病院に行けば入院間違いなしの重症呼吸器症状の子を何人か診ました。大人でも風邪気味と調子を崩したり、耳鼻科症状やぎっくり腰など、自分の弱いところが出てくるような人もいますから、同じようなものですね。

寒さを引き金に、冬大活躍のウィルスたちが目を覚ましだします。大抵のウィルス疾患は、その時外からもらうのではなく、もともと身体にいたものが、環境の変化や周囲のポテンシャルの上昇によって共鳴、活性化したために起こる。遺伝子経由でもらっている場合もあるし、子供のころに罹患したり、ワクチン接種で取り込み、その後も感染源を持ち続けている場合もある。

そんなわけで、このところインフルエンザ(A型・B型・新型など)反応を示す人が増えています。
以前除去していても、組み合わせが残っているなど完璧でなければ、秋から冬にかけて再び顔をのぞかせる可能性は十分あります。今の時点で完璧に除去しておけば、12月から来年にかけての流行時期に大きな風邪をひくこともなく乗り越えることができるでしょう。

インフルエンザのほかに、RSウィルスやノロ・ロタウィルスなど、冬の代名詞みたいなウィルスが皆さん出てきますから、出てきたものから順に片づけていきます。

ウィルスが終わると、次は細菌です。高気圧優位の秋・冬は、ウィルス・細菌にとっては水を得た魚。魚じゃないけど体内をスイスイと泳ぎまわりながら、脳をはじめ、あちこちで炎症をおこしまくります。

結核じゃないけど結核みたいなアビウム菌や、食中毒菌として有名なカンピロバクター、扁桃腺炎などをおこす溶連菌などなど、色々な細菌がでてきます。

そしてもちろん秋は、東洋医学で言うと肺と大腸の季節ですから、大腸菌や各種腸内細菌群がより活発化します。悪玉菌がさまざまな毒素をいっぱい出してきますし、その毒素がまた血流にのって全身を巡り、特に脳のコントロール機能を失わせます。新米のパワーは自分じゃなく、体内感染源にみんな持っていかれてしまいますから、ほどほどに。。。

そしてこの時期の病気予防対策としては、
① 糖質(特に甘いもの・果物・米)を摂りすぎない。感染源のライフラインをカットすることは、どんな問題にも有効です。
米は1日1食まで、しかも夜はダメ。夜中に感染源は活性化しますから、米(米飯・せんべい・もち・団子・酒)を夜口にするということは、潜在感染源のパーティーに一升瓶の差し入れをするようなもの。もし夜主食を摂るなら、そば・うどんを少し。鍋ものなどよく加熱した野菜・肉・魚をしっかり摂ることが大事です。

② 適切な消炎剤の使用;アレルギーのないものを必要量だけ摂ります。
特に感染源に対してはイブ(有効成分:イブプロフェン)が効果的です。しかも感染源が騒ぐのは大抵夜~朝にかけてですので、その頃深い症状がある人で、イブプロフェンアレルギーのない人は、夕食後2錠飲んでおくといいでしょう。朝起きてからもまだ症状が残る人は、朝食後にセデス(有効成分:エテンザミド)1錠とイブ1錠を使ってみてください。

*「消炎剤は体を冷やすから良くない」「長期に飲んで大丈夫か」という質問が時々がありますが、アレルギーがなく、必要量・必要期間だけに限定して摂る分には問題ありません。アレルギーがなければ、長期服用していても、体温は低下しませんから、飲んでいる時と飲まない時とで自分で実験すればわかります。

しかし、アレルギーがなくても、体内で感染源と薬が接して、そこで問題を起こす場合もありますので、飲んで違和感があればやめたほうがいいでしょう。もちろん感染源のアレルギー除去が完成してくれば、セデスもイブもタイレノールも要らなくなります。

その時までのつなぎとして、一時的に症状を抑え、QOLを上げるために使うものですから、カイロ・鍼灸・サプリ・漢方などと意味合いは全く同じです。

高血圧・糖尿・コレステロールなどの薬、サプリ、オーガニックの食材…。
当たり前に毎日毎日せっせと摂っているこれらにアレルギーがあれば、どうなるでしょう。実際これらが体を冷やし、炎症を招き、病気を作ります。常識とは、99%が思い込みだという事です。

同じようなことを塩でも言われます。「こんなに塩とって大丈夫?」「病院では控えろって言われているんだけど」と。こちらにいらしていて、病院で塩を減らせと指導されている人たちに、塩アレルギーを除去したのち、びっくりするくらい塩を摂らせても、血圧は全く変わらないばかりか、服薬なしで安定します。もちろん血圧の問題にも、各種感染源が絡みますから、完璧にするには塩アレルギー除去だけでは足りませんが。

とにかく、自分が口にするものは、まず自分にアレルギーがあるかないか、自分が口にしてもいいか悪いか、自分の目の前で最後のフィルターにかけてから決めるべきなのです。ある人にとっての薬は、ある人にとっての毒なわけですからね。

③体を冷やさない。乾燥に注意。
首・おなか・足首は冷やさないようご注意ください。そして温かく、身体を冷やし感染を誘発する生ものは避けて、火の通ったものを食べるようにしましょう。糖質・コーヒー・チョコ・南国の果物・精白食品も身体を冷やす傾向にありますので、摂りすぎ注意です。

また空気が乾燥しますから、粘膜が弱まり、その結果、特に呼吸器器官(肺・気管支・のど・鼻)の免疫が低下します。加湿・塩水うがい・マスク着用など工夫しましょう。

④無理しないこと。これは一年中の対策ですが、睡眠時間をしっかり確保し、自分へのご褒美をきちんと確保することは、健康を創り上げる上での土台・スパイスとなります。

以上に加え、衣替え、暖房器具準備と共に、感染源に対する冬支度もお忘れなく。

秋と言えば・・・

2013年10月20日 | アレルギー・NAET
このところ、秋らしく、ずいぶん涼しくなってきました。
とはいえ、クリニックは暑いので半袖出勤の私は、そのまま帰りにどこかに立ち寄ると、ひとり夏の格好で心なしか寒そうに見えます。。。

秋と言えば、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋…、いろいろありますが、どの秋が好きですか?
私はどこか紅葉でも見に行けたらと思っているのですが、車いす押しながらの山道は無理なので、車中見学+αができるような所かな…と考えているところです。

先日のアドバンスセミナーで受講生のご褒美平均は5でした。
最近は、ライフワークバランスなんていうしゃれた言葉を使うんですね。
クリニックでは、「ご褒美」という言葉がそれを表します。

ご褒美(=アメ)が6~10ないと、仕事(=ムチ)の効率が悪くなります。
栄養素のサプリは一生懸命摂ろうとするけど、ご褒美もれっきとしたサプリですから、忘れてはいけません。

もちろんご褒美は自分が好きなこと、楽しめること、穏やかになれることです。
旅行が嫌いな人が無理に旅行しても、アメではなく、ムチになりますからね。とにかく無理をしないことが一番です。
無理しているというのがわからない、という人も中にはいますが、迷ったら、それは無理していることです。本当に心と身体が求めることなら、迷いません。
今年もあと2か月強ですから、今年のライフワークバランスの帳尻合わせをしておきましょう。


また秋と言えば、臨床的には春同様、花粉・黄砂・PM2.5の3点セットが、問題になります。
9月中旬から11月後半までは避けられないでしょう。

大陸の影響をいつも受けている九州は別としても、日本で季節的な影響を受けないのは12月と1月だけ。だから、この時期だけ調子がいいという人もいるほどです。

9月中旬から、もうひと月ほど経ちますから、個人のもつアレルゲンのキャパを超えると、体内感染源が目を覚まして騒ぎ出します。よってこの時期も、身体症状だけでなく、精神症状や、悪い引き寄せによるトラブル発生が起こりやすい時期となりますのでご注意ください。

まずすぐできる対策としては、4つ。

外出を極力控えること。そして長時間の外出時はマスク着用です。
毒物だらけの黄砂・PM2.5が飛ぶ中、わざわざ外に出なくていいですよ。吸入アレルゲンのエネルギーは解毒器官を経ずに、ダイレクトに脳に行きますから、食べたり飲んだりするものより、危険度が高くなります。

そして引き金(花粉・黄砂・PM2.5 )の出現によって騒ぎだした潜在感染源によって、炎症が全身に起こり、様々な症状の原因となります。よって、彼らのライフラインを止めることが重要になります。がん治療のひとつにエンボリというのがあって、がんの栄養血管をつぶすことを言います。私たちの生活から水道・電気・ガスがなくなったら困るのと同じです。
感染源たちは、糖質(特に米・砂糖)が来なくなると一番困ります。糖質制限をすると体内潜在感染源に元気がなくなり、結果として一時的な症状改善につながります。糖質制限の程度は、その人の潜在感染源次第ですが、主食は1~2食の人が多いです。しかし、それでも症状が取りきれずすっきりしない場合は、いっそのことしばらく主食抜きの野菜・肉・魚中心生活を送るといいでしょう。鍋もおいしい季節ですから、今ならできそうですね。
また糖質制限が有効な人は、新米も当分止めておきましょう。新米パワーは、潜在感染源のパワーも強めますから。

糖質制限と併用したいのが、アレルギーのない適切な消炎剤の使用です。
栄養素(花粉・食べ物など)、化学物質(PM2.5・ダイオキシン・農薬など)、重金属(黄砂中のメチル水銀・ヒ素・ニッケル・カドミウムなど)、電磁波、感情による炎症には、エテンザミド(セデス)、感染源(ウィルス・細菌・カビ・真菌・寄生虫)による炎症には、イブプロフェン(イブ)、天気病みにはアセトアミノフェン(タイレノール)、貧血性の痛みにはアセチルサリチル酸(バファリン)が有効なことが多いです。ですから炎症の引き金(花粉・黄砂・PM2.5)に対してはセデスを1~2錠/日、潜在感染源による炎症に対してはイブ(ジェネリック可)を1~4錠/日、ともに食後摂るようにして、脳のむくみをコントロールしている。症状が出るのは全身あちこちだが、それを認識しているのは脳だから、局所ではなく、脳の炎症を取り除くことの方が症状を一時的に消しておくには有効です。
もちろんアレルギーがなく、有効度・必要度が高いことが使用条件ですので、効果がない時には3日以上は続けないほうがいいでしょう。

そしてもうひとつ。
ダメダメばかりでは疲れてしまいますから、多すぎるくらいに、自分にご褒美をあげること。脳には新鮮な刺激が不可欠なのです。


院長は好きなものを最後に残しておくタイプですから、ご褒美が後の人。だから頑張りすぎたのかしら。。。
私は好きなものを先に食べるタイプですから、まずご褒美が先の人。とはいえ、ずっと「鉄の女」モードで走り続けていますから、院長の二の舞になったらいろいろな意味で困ります。特に、わがままし放題な2人をお世話してくれる、そんな変わった人いませんからね。

今、私の欲しいものは、家政婦さんと何もしない休日。だけど院長にそれは通用しません。だから休みが私の休日じゃない。
人並みに秋らしいのんびりとした時間を過ごしてみたいなあ…とふと思う、今日この頃です。

秋の花粉シーズン到来です

2013年09月24日 | アレルギー・NAET
9月過ぎてからちらほら反応する人が出てきたかな、と思っていましたが、9月19日の満月前後から花粉量が増えているようです。
秋花粉は基本雑草の花粉ですから、スギ・ヒノキのように遠距離を飛ぶような花粉ではありませんが、漂っている感は強くあるようです。
23日は風が強いなと思っていましたら、車が嫌な汚れ方をしていましたので、チェックすると黄砂が観測されていました。

ということで連休中、連休明けから、花粉の急性症状で来る方が多くなっています。
秋花粉はいわゆるくしゃみ・鼻水といった典型的な花粉症状でないことも多いですので、自分の普段の症状が悪化したり、いつもない症状が出てきたら、この時期の引き金としては花粉が怪しいと思っておいてください。ぜんそく・不整脈・パニック・自殺願望など、重症症状は侮れません。

草の多いところを避けること。そして何か症状があるということは、酸性の身体だということですから、弱アルカリ化に必要なカルシウム・ミネラル・塩を必要量摂り、かつ、いつものように糖質(甘いもの・果物・主食)をカットするのはもちろんのことです。

それに加えて、花粉の時期は、発酵食品の摂り方にも注意する必要があります。特にパン(パン酵母)・ヨーグルト(各種乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌)・漬物(乳酸菌)・乳酸菌飲料は、おなかの常在菌(悪玉菌+善玉菌)を騒がせ、アレルギー反応を増強させることが多いので、毎日摂っては摂りすぎです。できれば避けておくか、週1~2回たまに程度と思っておいたほうがいいでしょう。もちろん自覚症状があり、悪化しているような場合は、症状が安定するまでしばらくの間は摂るべきではありません。

花粉症にはヨーグルトがいいとか、善玉菌がいいとかいわれることがありますが、これも同じ。ある人の薬は、ある人の毒ですから、すべての情報は、まず自分に取り込む前に、「自分には有効なのか、自分には必要なのか」というフィルターをかけなければいけません。それがアレルギー体質の人ならなおさらです。味方が味方じゃないんですから。

そして必要であれば(身体がそのように反応するという事です)、抗ヒスタミンのクラリチンやロラタジン(処方薬)、消炎剤のセデスやイブ(市販薬)も必要量・必要期間摂ることで、脳の炎症を的確に解消させ、脳が全身をコントロールする機能をきちんと回復させることも重要でしょう。

ようやく涼しくなって、散歩でもしようかなと思った方。まだもう少し待つか、砂糖・発酵食品制限を1週間くらい除去してからにしましょう。外出先で体調を崩されませんよう、くれぐれも皆様、ご自愛ください。

P.S,
症状がある人は、身体が酸性であるだけでなく、脳がむくんでいるわけですから、携帯・イヤホン・パソコン・ゲームなど、触る電磁波への接触は最低限にしておきましょう。こういう時の電磁波は火に油を注ぐことになり、脳のむくみを悪化させ、症状もさらに悪化させることに繋がりますので。

あなたの味方

2013年09月21日 | アレルギー・NAET
よくがん患者さんには話します。「がん細胞こそ、忌み嫌うのではなく、愛すべき存在なんですよ」と。なぜなら、自分の生活の中の問題点を、誰も指摘してくれない自分の欠点を、がんは指摘してくれるのですから。

がん細胞はそれこそできの悪い自分の子。だからこそ慈しみ、手をかけて大事にしなければいけないのです。
だから西洋医学的な「邪魔だから排除する・なくす・消し去る」という考え方では、再発をしたり、別の問題となって現れたりして、身体は自分にメッセージを出してくるのです。

○活という言葉が流行っていたときに、「腸活」なる言葉を耳にしたことがありました。
その時はなんじゃ、そりゃと思っていましたが、日本は世界有数のプロバイオティクス大国なのでした。ヤクルトとか、ミルミルとか、色々なヨーグルトもありますものね。

脳ではなく、腸を元気にすることこそが、健康のカギであることは藤田紘一郎先生が多くの著書で述べています。そして私もエベレスト山頂を目指す日々の臨床の中で、腸相を良くしていくことの重要性(全身の免疫システム強化、および弱アルカリ化)を遅ればせながら感じています。

おなかの健康の目安は、「浮くバナナ」であり、毎朝お目にかかれるかどうかで、昨日の生活・食生活が合格か否かを、こっそり自分だけに教えてくれます。食べるものによっても量が変わりますが、大きなバナナをゲットしたければ、主食代わりに野菜をたくさん食べることですね。

毎朝浮くバナナを見れない人は、食べているものが悪いか・足りないか、ストレス度が強すぎるか、何億という腸内細菌群にアレルギーがあるかです。
腸内細菌は、一般に悪玉菌と善玉菌、そしてその時の強い方につく、いわゆる日和見菌に分けられます。

悪玉の代表格は、ウェルシュ菌。そのほかクリストリジウム・ディフィシルとか、バクテロイデス・フラジリスとか。。。
善玉の代表格は、ビフィズス菌。そのほかにエンテロコッカスやラクトバチルス(乳酸桿菌)など6種類ほどいて、まとめて乳酸菌を言われたりする。
日和見菌の代表格は、大腸菌・枯草菌・ブドウ球菌・レンサ球菌など。強い勢力に味方するから、日和見菌と呼ばれている。また大腸菌は体内でビタミン(B・Kなど)合成も行う。
悪玉は食物を腸内で腐敗させ、アンモニア・メタン・インドール・スカトールなどの毒性物質を作り出すのに対し、善玉菌は食物を腸内で発酵させる役目を持つ。

しかし善玉菌にも、悪玉菌にもアレルギーがあれば、自分の味方は0になる。
納豆・めかぶそばや、キャベツもやし炒めなどは、とてもよい浮くバナナを作るメニューだが、味方0の人はそうもいかない。下手すれば、下剤を飲んでも出てこない、頑固さんたちがいるのだから。

善玉も悪玉も人間が勝手につけたあだ名。
生まれ持っての悪人がいないように、菌たちもそうなんじゃないかなと思っています。

まず腸内細菌群のアレルギー除去をすすめて、味方10までもっていけたら、おなかや体の中に何億という味方がいることになりますから、もう怖いものなしですね。そしてその状況が、自分と外界・他との関係性をも向上させますから、知らないうちに物事がうまく運んで行ったり、恵まれた存在であることに気づくことができるでしょう。

そして腸内細菌は、その人の性格・言動にも関与します。というより、菌によって、性格・言動が代わるといっても過言ではないでしょう。だから世界中のみんなが仲良しになるには、まずこれも腸内環境から…なんですね。

悪玉菌はもちろんのこと、善玉菌のアレルギーを除去してから、自分に有効、かつ必要度の高いヨーグルトや乳酸菌飲料やサプリが探せるといいですね。また野菜・海草をしっかり摂って、水分補給を十分行っていれば、毎朝、スッキリさわやか。それは素敵な一日を約束されるようなものです。

ちなみに私は毎朝、桐井さんが入れてくれるおいしいコーヒーで「上からコーヒー浣腸」状態です。

しばらく貝はお休みかな。。。

2013年09月06日 | アレルギー・NAET
今日のニュースで気仙沼湾産のホタテから麻痺性貝毒が検出とありました。
これからのカキシーズンに問題が長引かなければいいなあと思っていますが。。。

今年はほかにも大阪湾でも貝毒、浜名湖では特産のノコギリガザミのカニみそから貝毒が検出されています。

貝毒は、麻痺性と下痢性があります。
麻痺性貝毒は主としてカキ、アサリ、ムラサキイガイ(ムール貝)などで、下痢性貝毒はホタテガイ、ムラサキイガイなどで検出されるそうです。麻痺性貝毒は、フグ毒と同じで致死的な生物毒。生物兵器にもなりうる怖いものですから、しばらくは避けておいたほうが無難ですね。

加熱しても毒は毒ですから、エネルギー的には問題となります。
万が一、貝毒にやられた人がいましたら、吐いたものや下痢したもので、すぐゲートマッサージや背中トントンしておきましょう。
もちろんこちらには生物毒のサンプルもあるので対応しています。

毒に対するアレルギーは、解毒薬や経時的変化によって回復したように見えますが、ほとんどのケースで毒は体内に残っています。
毒にアレルギーがない人はいないからです。毒に対するアレルギーは、排出できないことが症状ですので、身体のどこかに残ってしまいます。

そして、残った毒は将来的に問題を起こす可能性が否定できないわけです。生ポリオワクチンを摂取した人が、数日後~数年後、はたまた成人してから神経麻痺を起すように。
これは関与した特定の毒に対するアレルギーの強弱、そして摂取量にもよるかと思います。

貝毒発生には海水温上昇によるプランクトンの大量発生が関与します。
この夏はいつにもまして暑さが厳しかったですし、以前は他の国のものだと思っていた竜巻が日本でもあちこちで見られるようになり、その爪痕をニュースで見るたびに、何かロシアンルーレットみたいな気持ちになります。

とにかく、地球環境が何だかおかしいんですよね。
海水温上昇により、プランクトン問題だけでなく、魚が北上することで漁場に変化が見られているということも聞きます。今まで採れていた貝がいなくなり、代わりに越前クラゲが大量に九州で採れているというニュースも見ました。

環境の変化は、生活の変化に直結します。
しかし、環境の変化を生み出したのも、結局のところ我々人間の生活なのですから、自分たちでなんとかするしかないですね。地球から借りていたきれいな海を、そのまま子孫に手渡せなければ、申し訳ないです。

貝毒のニュースが消えるまでは、しばらく貝はお休みにしたいところですが、院長の定番は「アサリのスープパスタ」。アサリの貝柱まで、しっかり残しません。これダメといったら、怒るだろうな…。でもお店で出しているものは大丈夫なわけですからね。
もしおなか壊したら、背中トントンしておけばいいわけですし。。。

相変わらず、随分溜めていました。

2013年09月05日 | 近況
今日は深夜からものすごい雨と雷でした。
昨日、名古屋はもっとすごいことになっていたようで、映像を見てびっくりしましたが、皆様大丈夫でしたでしょうか?

さすがの私も今朝は雷の音で目を覚まし、4時30分頃から起きてしまいました。
停電はありませんでしたが、ドカンドカン音がしていましたから、アンテナがやられたのか、テレビが映らないため、ワンセグの臨時テレビでニュースを見たり、いざという時のために懐中電灯を用意したりして、また7時30分頃ベッドに戻りました。

嵐が来ても、今日は休みだから、出勤しなくてラッキーだわ。。。と思いつつ眠りにつくと、8時30分ワンセグテレビで「あまちゃん」を見終えた院長が「ひろし~、ひろし~、ひろし~(通訳:梨むいてくれ)」と呼んでいます。

火曜日の勉強会で差し入れに頂いた梨をおいしそうにパクパク食べていたので、買っておいたのがいけなかった。。。
冷蔵庫に入れてある梨を持って、院長は容赦なくやってきます。「ひろし~、ひろし~(むいてよ)」と。

「今日は休みだから、まだ寝かしてちょうだい。私はさっき寝たんだから~」いうと諦めて去っていったのですが、その20分後に母親からの電話で起こされ、しぶしぶ起きる羽目となりました。

大雨の朝に出勤しなくてラッキーだったのに、朝は寝不足でちょっとアンラッキー。
そのままべーグルサンドにカマンベールチーズ、そしてひとり1個の梨を食べて、アマゾンで院長のご希望本を注文して、院長をお風呂に入れて、洗濯して、ランチに行って…といつもの休日でした。

午前中には雲は残っていましたが、雨も止んでスッキリした青空を見ることもできました。
休日には、静かなカフェに行って、溜まっている本を順に読み、新しい情報を消化・吸収していくのが私のお決まりパターンで、今日はSBSの17階にあるTemboooというカフェに行きました。ここはカフェタイムは静かなので、たまに行きます。しかしソファー席に座ってスイーツをいただいて、雲の動きを見ているうちに眠くなって、読書もそこそこで30分ほど居眠り。系列店の223カフェでも、よく寝ていましたから、居心地がいいのでしょうか。

そして、久しぶりに溜めこんでいたブログの存在を思い出しました。
いつも最新情報をと頭の片隅にはあるのですが、これではちっとも最新ではありませんね。

日々忙しすぎることを反省し、来年はもっと余裕が持てるようになりたいなと思っています。
忙しいとは、心を亡くすと書きますね。そのつもりはなくても、その積み重ねがひずみを生み、いろいろなことに影響していると思います。
NAETで施術が進むと、少ないご褒美で、最大限仕事ができてしまうことは、良いような、悪いようなですね。

残り4か月、もう少し自分へのご褒美を増やして、仕事もプライベートも10点評価を出せるようにしたいと思っています。
それが私の仕事の結果にも直結するのですから。

そんなことを話していたら、早速院長が日本地図を引っ張り出してきました。
テレビで見たのか、伊勢からさらに山奥に入ったところを指して、車で行こう!と。運転手は私だけなので却下したら、プイッとすねてしまいました。私からしたら、車で5時間より、飛行機で1時間のほうが楽でいいなと思うわけです。9月の連休は2日半しかなく、翌日はフルで仕事ですからね。

ということで、長距離運転のできるスタッフがいたらいいなと思う、今日この頃です。

**7月から溜め込んでいたものがあるので、少しずつこっそりアップしておきます。**

責任・義務、そして権利。

2013年08月16日 | アレルギー・NAET
辺氏の著書から、日本人と韓国人の比較はいろいろと参考になったと先日書いた。

サザンの新曲の歌詞にもある通り、いつも歴史は古代史から学ぶから、近代史は時間切れ。
まともに教わった記憶はないし、歴史に興味がないから自分から本を読むこともなく大人になった。
祖父母から戦争の話を聞かされたことはなく、今更聞いてみたいと思っても、もう遅い。

バックパッカー時代、カナダのユースホステルで中国人の同年代の女の子と友達になったが、その子の出身地大連を知らないといったら、日本人は何も教わっていないと言われ、はじめて自分の無知を恥ずかしく思った。これはもう20年前の話。

お互い帰国してからも連絡を取ろうと手紙を何通か書いたが、返事はなく、中国のことを知る日本人に聞いてみると、手紙はきっと届いていないよ、とのこと。当時、パソコンはあったけど今のようにインターネットも普及しておらず、携帯電話も弁当箱位大きかった時代で、日本からの私の手紙が検閲なしに本人のところに届くことはなく、中国の唯一の友人を失ったことが残念だった。が、仕方ないんだなとその時思った。

辺氏の著書に、日本人は責任を自分に見つけ、韓国人は責任を他人に見つけるとあった。
しかし世界標準からみると、これは韓国人が特別なのではなく、日本人が特別なのである。

日本ほど平均的に知的・生活水準が高く、平和で安心な国はないと私は思っている。日本にいると、井の中の蛙でそれが当たり前だから、その良さがわかっていない人が多い。日常の平穏のありがたさを知らないから、日本人はねじが抜けたような中途半端な人が増えているのかな…とも思う。

しかしエネルギー的視点で考えるなら、「すべての物事は自分に責任がある」と認識し、行動されているほうがうまくいく。自分に起こる問題を他人や社会のせいにしているうちは、エネルギーレベルがまだまだ低い。だからお金・愛情・健康、何事も上手くいかない。

欧米では「自己責任」がよく言われる。学力以外で就職に不利なものとして、体型・歯並びなども含まれる。自己管理ができない人に仕事を任せられない、という理由で。

その一方で、何か悪いことがあると、その根は自分ではなく、他人に向けられる。
ファーストフードを毎日食べて健康を害したから店を訴えるとか、レンジで猫を温めたら猫が死んだからから家電メーカーを訴えるとか、たばこを吸ってがんになったからたばこメーカーを訴えるとか…、この手の訴訟は後を絶たない。

日本では眉をしかめたくなるようなことが当たり前にあるのが他の国だと思っていたらいいかも。どの価値観も、どちらが良い悪いではない。建前では、人に他人をジャッジすることはできないと思うから。

しかし私は、何かあれば、常に「自分のどこか・何かが悪い」という思考回路を持つように訓練している。
というかNAETを進めれば進めるほど、そうなってきたというべきで、かつそれがなければ物事の本質、真の原因にたどり着けないからだ。だからこそ結果よりも、そのプロセスが大事なんだと学んでいる。

化学物質に過剰反応する化学物質過敏症、電磁波に過剰反応する電磁波過敏症、特定の食べ物で死に至るほどのアナフィラキシー、自閉症・発達障害など、世の中には原因不明とされる健康問題がどんどん増えている。

そしてこのような難治性の健康問題に苦しむ患者さんと関わる中で思うことは、その原因は決して化学物質だけ、電磁波だけ、ピーナッツや特定の食物だけではない、ということ。

時代が複雑化する中で、それに追いつけない人体機能があるということ。
症状は、単にその結果。

難病だろうが、腰痛・肩こりだろうが、癌だろうが、発達障害だろうが、精神疾患だろうが…、実際にみえる症状はその氷山の一角でしかない。だから症状を追い求めることが、木を見て森を見ないことになり、結果的には誰の得にもならない最期が待っていることになる。そしてそのことを医療にかかわる人間自身が知らない。

21世紀は、これまでの知識・常識の中だけですべてを解決できるようなシンプルな世の中ではない。これからもっともっと混沌としていくでしょう。

そこで自分の物差しをしっかり持ち、自分を冷静に分析・評価できることは、エネルギー的にとても重要なことです。

これからも自分を過信せず、謙虚に、しかし攻めの姿勢も忘れないよう、よりバランスのとれた施術を確立していければいいなと思っています。また患者さん側も、自費治療だからこそ、医療者にお任せの姿勢ではいけません。自費治療というのは、自分の健康管理に自己責任をもつ覚悟のある人が、自分で選んでくる医療なのですから。

お互いに真剣勝負、というところです。

電車で韓国へGO!

2013年08月15日 | 近況
最近大人買い(といってもまだ6巻しかないけど)した漫画のひとつが「テツぼん」(永松潔著・小学館)。
ガツガツしていない鉄オタの2世議員がいろいろな案件に対して上手くまとめていく話で、こんなに和やかに本当の政治が進んだらいいのに…と思える内容だ。

それまで鉄道にはあまり興味はなかったが、いろいろなところに行ってみたいし、いろいろな駅弁を電車に乗りながら食べたい気持ちはあるので、雑誌一個人の特別編集本「のんびり列車の旅」「気ままに!ひとり旅」など買って、何時かのために準備しておこうとたまに眺めている。

そして今日は院長のおともで行った本屋でたまたま見つけた本にワクワクした。

辺真一(ピョンジンイル)著の「世界が一目置く日本人、残念な日本人」三笠書房(2013.3.5初版)だ。
辺氏はテレビでもコメンテーターとしてよく出ている方だから、知名度は高いと思う。

両国の国民を知っている彼だから書けること。だからいろいろと勉強になった。
日本・韓国の大学生がアメリカ大学生の10分の1しか読書をしていないこと、日本のGDP(生活レベル)は17位で34位の韓国の倍であり、中国は90位であること、日本人が集団・恥の文化であるのに対し、韓国人は個人・罪の文化であること…などなど、私が知っていることも知らないこともいろいろとわかりやすくコメントしてあり、とても参考になった。

帯には、『日本人は「アジアのリーダー」としての自覚に欠けています』と書いてあったが、私はリーダーという言葉に弱い。
NAET JAPANの実質リーダーでなければいけないのだが、未だに一施術者だったらどんなに気楽かと思うこともたびたびだからだ。

セミナーをするのに、どれだけの労力と気力と体力が必要か、これはやった者しかわからない。
だから私はDrデビを心から、ゴッドマザーだと思っている。そして増田院長は私にとってのゴッドファザーだ。

この2人の存在がなければ、これまで他人に寄っかかりながら、目立たないように生きることを好んできた私が、こんなに頑張ることはできないと、いつも感謝している。本当の私は、みんなでワイワイは苦手。静かにひとりでカフェで本でも読んでいる方が好きだから。

そしてここまで育て上げてくれた、そしてこれからも私をもっとハイレベルのNAET施術者として育ててくれる存在であり続けてくれているNAET愛好家の施術者・患者さん方にも本当に感謝している。施術者の結果が出る出ないも、自分の患者さんの症状が変わる変わらないも、すべて私の日々の自己評価に繋がり、この日々の積み重ねが今の私の施術に直接反映されているから。

NAETを始めたころ、5年前、2年前、1年前…、私は自分がこれまでどんな施術を行い、どんな結果が出て、どんな結果が出なかったのかをすべて知っている。5年位前からは毎日の予約表をノートに保管し、その施術内容やコメントなどをメモしてある。

お宝ノートには、この時はこんな患者さんがいたな、こんなことをしていたな…と反省材料に事欠かない。医学に限らないが、世の中に完璧はない。だからこそ、自分のレベルを、そしてNAETの代替療法としての完成度を、より完璧に近づけるための継続した努力を怠らないのは、私の当然の責務だ。


また随分と鉄道の話からそれましたので戻しますが、私がこの辺氏の本で一番驚いたのは、日韓海底トンネルの話。
私は全く知りませんでしたが、増田院長に聞くと、知っているとのこと。歩く図書館はやっぱり違う。

これはもう20年以上前から韓国側から首脳レベルでの話が出ていたそうですが、日本側が消極的で話が頓挫しているとのこと。
しかしその元は日本で1930年年代に建てられた「大東亜縦貫鉄道構想」だそうで、その国内版が新幹線網となるわけです。

アメリカ・ロシア間にも海底トンネルの話がでているそうで、そうなったら日本からアメリカ、さらには南米まで車で旅行なんて言うことも実現する日が来るかもしれませんね。

箱根までドライブしてヒーヒー言っている軟弱な私にはとてつもないことですが、それこそ何か月かかけてのドライブ旅行というのも楽しそうじゃないですか。

ただ、中国・韓国間の海底トンネルの話もあるそうで、そちらが先に決まれば、金銭的に、日韓海底トンネルの話は消えるようなので、「テツぼん」こと、せんろてつお議員にぜひ頑張って、この夢のある話を進めて、アジアをひとつにまとめていくことができたら、地球ももっと楽しくなるのになあと思った次第です。


何だか変!

2013年08月11日 | アレルギー・NAET
毎年、毎年、今年は云々…というニュースを耳にするが、この夏も熱中症の搬送者が5倍とか、手足口病がまた流行とか、何だか変。

地球上の水も・空気も・食べ物も・エネルギーもみな汚染され、地球全体が病的な様相なんだとしか思えません。

いつから天気予報に38度とか出るようになったんだろう。
私が朝のニュースを見ていた学生時代は、31度でも暑くて大変だという認識だったのに。。。

慣れは怖い、けど慣れたくない。
なんでこんなに暑い梅雨、そして暑い夏になったんだろう。

暑ければ儲かる人たちもいるけれど、暑すぎればこの国の人たちは前にも書いた通り、「慢性潜在性炎症病(脳炎)」なのだから、やばいこと間違いない。

怪我をすると、痛くなり、腫れあがり、熱を持つ。これが炎症だ。
ふつうそこは冷やしますでしょ。冷やすのは、防衛のために出てくる炎症物質を過剰に発生させないため。
炎症物質がたくさん出るとその結果、炎症が長引くから。

毎日食べるもの・飲むもの・吸うもの・使うもの…によって、現代人の脳は慢性的な炎症状態です。そこを外出によって、また空調を使わないことによって温めれば、熱中症です。

熱中症は、脳の機能不全が病態ですから、最悪死に至らしめます。あなどれないのです。

夏の注意点をまたクリニックに張り出しました。
口で説明しても、内容の多くは流れて行ってしまいますので、患者さんには施術時に何度も見て・聞いてを繰り返してもらいます。

糖質を減らして、肉+塩をしっかり補給。そして脳を常に冷やして、必要に応じて適宜消炎剤(子供はロラタジンのような抗ヒスタミン:処方薬)を使うことで、自己管理は十分可能です。

増田カイロの冷凍庫には、保冷枕と首巻用の冷却材が、そして冷蔵庫にはそのカバーが常備してあります。

まず保冷枕を持っていない人は、買ってきて冷凍庫に入れておくことから始めましょう。
ドラッグストアによっては、凍った保冷枕を売っているところもありますよ。

こんな夏ですから、皆様、どうぞ熱中症対策をあなどりませんようご自愛下さい。