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神戸市埋蔵文化財センター春季企画展 「発見! 遺跡のどうぶつたち」 on 2017-5-13

2017年05月18日 05時31分01秒 | 神戸情報
2017年5月13日、神戸市埋蔵文化財センターで開催されている2017年春季企画展
「発見! 遺跡のどうぶつたち」を見学しましたので写真紹介します。

併行して14時~15時30分表題の企画展の解説をする講演会もあり聴講しました。
講演会での話も含めて展示の内容を簡略に観ていきます。



上の写真は西神中央公園の入口に設置の企画展の看板

神戸市埋蔵文化財センター春季企画展 「発見! 遺跡のどうぶつたち」の基本情報
会期:平成29年(2017)4月15日(土曜)~5月28日(日曜)
場所:神戸市埋蔵文化財センター  神戸市西区糀台6丁目1 西神中央公園内 TEL:078-992-0656
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:5月22日(月曜) 入館料:無料
公式サイト:http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/



上の写真は2017年度の神戸市埋蔵文化財センターの企画展スケジュール


上の写真は今回の企画展「発見! 遺跡のどうぶつたち」挨拶文パネル


上の写真は展示室の遠景


上の写真は主役の動物たち(イノシシ、ニヒンシカ、イヌ、サル、タヌキ)の剥製

1.動物を食べる




上の2枚の写真は動物を食べるコーナーの展示
縄文時代の石の鏃(二宮東遺跡、玉津田中遺跡、滝の奥遺跡)

弥生時代の新方遺跡出土のシカ・イノシシ・イヌ・イルカの骨及びアザラシ類の骨が展示
  イノシシが50%、シカが44%でこの2つが弥生時代のメインの肉
  縄文時代、イヌは猟犬として利用されていたが弥生時代になると食用にもなった


上の写真は上述の縄文人が犬を現在と同じようにペットとして飼っていたと思われる遺構



魚類の採取道具と骨、貝類の展示

ニホンジカの骨格標本:兵庫県立人と自然の博物館所蔵

参考ブログ:神戸市埋蔵文化財センター2013年夏企画展「発掘された骨たち」の展示から


2.動物を描く 



馬形埴輪(住吉宮町遺跡、住吉東古墳)

高塚山2号墳の石室石材

装飾付須恵器(篠山市 箱塚4号墳)


上の写真は「土器に描かれた動物たち」の展示


上の写真は「想像上の動物たち」の展示


上の写真は土人形、動物が描かれた陶磁器(兵庫津遺跡)

亀形の硯(宅原遺跡)が面白かった
和鏡、鳳凰の飾り金具(滝の奥遺跡)も貴重


上の写真は「まじないに使われた土製品」の展示

3.動物と働く




上の写真は「動物と働く」の展示

狩口台きつね塚古墳出土金銅装馬具他が展示

住吉宮町遺跡で長年飼われていた馬が埋葬される写真パネルに興味があった。







上の3枚の写真は稲作など農耕に関する動物と道具(馬鍬)
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