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北朝鮮のミサイル

2016年08月14日 16時20分14秒 | Weblog
北朝鮮は金正恩氏が朝鮮労働党第1書記に就任し名実ともに最高指導者となった
2012年以降、弾道ミサイルの発射の頻度が上がりミサイル開発に拍車を
掛けている。2016年6月22日午前5時57分ごろと8時3分ごろ北朝鮮東部の
元山(ウォサン)よりムスダンとみられるミサイルを発射、さらに2016年7月
9日11時半ごろには潜水艦弾道ミサイルを発射、2016年8月3日7時50分
北朝鮮南西部の黄海側の黄海南道殷栗付近かノドンが発射され秋田県男鹿半島
の西250KmのEEZに落下し、2016年2月の米韓が高高度防衛ミサイル(THAAD)
韓国配備に対抗した動きがさらに加速している。

北朝鮮のミサイルについて2016-8-4の神戸新聞NEXTで一覧表で纏められて
いますので引用紹介します。(下に添付)



日本も上記韓国配備のTHAADのXバンドレーダーを共有しており青森県と
京都府にもXバンドレーダーが配備され早期警戒用途に使用されている。

また、自衛隊法82条の二の三項に基ずく破壊措置命令が2016年8月8日
より常に発令された状態とするため、当面3か月ごとに更新し、万全の
態勢を取られました。

迎撃ミサイルはイージス艦搭載のSM3、陸上ではPAC3が迎撃する。
ミサイル発射の探知システムでは米国の早期警戒衛星がその役割を
果たしています。



北朝鮮のミサイル開発の経過について日経新聞(2009-4-4)朝刊より引用します。

1993年 5月 中距離弾道ミサイル ノドンを日本海に向けて発射
           (射程距離 約1,300Km)
1994年 7月 金日成主席が死亡
1998年 8月 テポドン1号発射するが失敗
           (射程距離約2,000Km)
      9月 金正日総書記が国防委員長に再任 事実上の国家元首に
2006年 7月 テポドン2号などミサイルを連射
      10月 核実験を強行

2008年 9月 金総書記健康悪化説が浮上
2009年 3月 国際海事機関(IMO)などに「試験通信衛星打ち上げ」を通報


digitalglobe isis satellite imagesによる2009年4月2日の
北朝鮮・舞水端里(Musudan-ri)のミサイル発射施設
   http://isis-online.org/uploads/isis-reports/documents/MusudanRi_2April2009.pdf

北朝鮮の核開発に関連して
2010年11月4日Yongbyon nuclear siteの写真
  (digitalglobe isis satellite imagesによる)
 http://isis-online.org/isis-reports/detail/new-satellite-imagery-of-yongbyon-shows-construction-progress-on-experiment/10




金正日体制(1994-2012)の17年間に発射された弾道ミサイルは26発であった
金正恩体制(2012-  )の4年間で発射は34発であり如何に頻度が高いか

特に米国を意識したムスダンや潜水艦から発射のSLBMが少なくとも
8発発射されており今後の北朝鮮の動きから目が離せない状況にある。





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