CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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伊川谷惣社神社 on 2018-4-10

2018年05月17日 06時40分04秒 | 神戸情報
2018年4月10日、神戸市西区にある伊川谷惣社神社を訪問し写真を撮って
きましたので紹介します。

伊川谷惣社神社の別名で物部神社、可美真手命神社とも呼ばれます。

伊川谷惣社の基本情報

住所:神戸市西区伊川谷町上脇1005  TEL:078-974-9677
御祭神:大己貴尊(おおなむちのみこと)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)
    経津主尊(ふつぬしのみこと)、武甕槌尊(たけみかづちのみこと)
御利益:厄災除け、事業成功、病気平癒
創建:神功皇后の時代 AD363年  社格:郷社
再建:延久3年(1071)


アクセス:神戸市営地下鉄西神中央駅より神姫バス70、73、74、76、80、81系統で
     「細田住吉前」下車 徒歩5分

Goo地図を添付しておきます。
 




上の2枚の写真は伊川谷惣社の拝殿






上の3枚の写真は伊川谷惣社の本殿


上の写真は拝殿前の狛犬 寛政2年(1790)9月吉日の銘あり


上の写真は伊川谷惣社の正面鳥居側から観た遠景


上の写真は拝殿裏側右手の末社。左から稲荷社、猿田彦社、荒神社、八幡社


上の写真は拝殿裏側左手の末社。左から山神社、歳徳社、稲荷社。



上の写真は伊川谷惣社の手水舎






上の3枚の写真は伊川谷惣社の現地説明板(惣社復興事業記念碑)
 由緒や再建工事が記載されています。一部追加及び要約して紹介します。

「惣社は、大己貴尊、素盞嗚尊、経津主尊、武甕槌尊を祀り、物部神社とも称される。
 社伝によると、神功皇后が新羅遠征からの帰途(西暦363年)、当地に大己貴尊を
 祀ったのが始まり。一時衰退したが1071年(平安時代中期)に再建された。
 延喜式の制においては小社に列し、伊川谷の総氏神として崇められ、明治7年(1874)
 には郷社に列せられた由緒ある神社である。
 旧社殿は宝暦11年(1761)に造営されたものであり、1995年の阪神淡路大震災により
 被害を受けたが平成16年(2004)に再建改修された。」


26代継体天皇の時代(6世紀前半)に物部系の明石国造が明石国の神々を当社に集めて祀った。
それで、後に当社は惣社と呼ばれるようになった。物部神社の由来でもある。




上の2枚の写真は忠魂碑と戦没者名簿
忠魂碑は陸軍大将男爵田中義一書。垣が大砲の弾を模っています。伊川谷町から出征し、
日清戦争・日露戦争・日華事変・第二次世界大戦での戦没者の名が記載。

由緒書き

上の写真は明石在住の橋本海関が書いた由緒書きの碑
明治31年(1898)に揮毫されています。

古墳
地元での崇敬が篤かったためか、鎮座地一帯は「鬼神山」という地名となっている。
ここには数基の古墳が存在しており見逃せない見どころである。
東には宮ノ谷古墳群、西には鬼神山古墳群(4世紀)

例祭
毎年10月第1土曜日、日曜日に秋祭りが行われる。 秋祭りでは、布団太鼓、獅子舞が奉納


伊川谷の名所



上の写真は神戸市営地下鉄 神戸学園都市駅近くに掲示の伊川谷の名所案内と
伊川谷惣社の説明





コメント
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