ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

「何でこうなれないの?」の代わりに気持ちを理解する

2019年12月19日 | こころの子育て
や先生は、子どもが期待通りにならないと

「何でこうなれないの?」

と言うことがあると思います。

この言葉、良くないそうです。

著書「ピーターパン・シンドローム」を書いたダン・カイリーは、親のこの言葉について触れています。

「ピーターパン・シンドローム」とは
「成長することを拒む男性」のこと。

そう定義したアメリカの心理学者ダン・カイリーは、

男の子を心理的に成長させることに失敗した母親の良く言う言葉を調べました。

良く言う言葉
「何でこうなれないの?」

なるほど、頭ごなしについ怒ってしまうけど、良くないんですね。

大切なのは、出来ない辛さを理解しようとすること、
どうサポートすればいいか、困り感を理解しようとすることです。

この言葉を自分自身に言ってしまうことがあります。


もし、あなたが介護や看病しているとして、

「もう死んでしまいたい」

と、闘病中の方が言った時、

叱咤激励するのではなくて

「それほど、辛いんだ」

と、相手の気持ちを理解しようとすることが大切です。

自分にだって、
何でこうなれないんだろうと自分を責めるより

そう出来なくて、辛いなあと
自分の気持ちを受け入れましょう。


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