ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

箸を休めながらゆっくり感謝して食べる

2019年09月03日 | 健康
ウィキペディアによると

箸置きは、卓上で箸を置くための小物。箸が転がったり、食品に触れる部分が他物に接触するのを防ぐ目的で使用される。箸枕、箸休めともいわれる。


歴史を紐解いてみると

箸は、そもそも
聖徳太子が遣唐使を通じて
中国には箸で食べる文化があることを知り
手で食べていた日本人も野蛮だと見下されないようにと
箸を使って食べるようにしたとも言われているそうです。

そして、神に捧げる食べ物も、清潔に保つため箸で盛るようになり
また、箸自体も清潔にと
箸先を汚さないために
現在の箸置きの原型となるものが出来たそうです。

それで、今日、私がお伝えしたいのは、
箸置きを健康のために使いましょうと言うことです。

箸置きが健康のために生まれたと
書いてあるのを見つけられませんでしたが
少なくとも
私の先生(予防医療の内科医)は、

「食事中、口に食べ物を入れたら
箸置きに箸を置いて30回噛みなさい。」

「栄養分の消化・吸収を助け、腸内環境を整えますよ。」

と、教えてくださいます。

ところが、家で箸置き使うの、すぐ忘れてしまいます。

そこで、今日のランチの外食時、
箸袋を三つ折りにして箸置きを作り
ゆっくりゆっくり噛んで食べてみました。

隣りに座ったサラリーマンは、
サッサッと食べて職場に戻って行かれました。

その20分くらいで、
私は、まだ半分しか食べておらず
かなり満腹感を感じて来ました。

無農薬、有機栽培、お野菜、海藻、豆、魚など、
どんなに良い食事をしても

早食いでは、栄養分を吸収出来ないし
満腹中枢が刺激されて、満腹感を感じるのが15分はかかるそうなので
その前に食べ過ぎてしてしまっているかもしれません。

箸置き、箸休め。

箸にも枕を用意し休ませてあげる…

お供物のためとはいえ、箸をも丁寧に扱う日本の心は、
箸を使って食べる人の健康をも
大切にしてくれているだと思った次第です。

107歳まで長生きされた昇地三郎さんは、教員の後、医師免許まで獲得した方。

日本で初めての養護学校を福岡市で作り、
数えの100歳の年から世界一周をしたりして
一生、チャレンジをした方です。

昇地三郎さんは、本に、
小さい頃、母親が30回噛んで食べることを教えてくれ感謝していると、書かれていました。

テレビでも
長生きの秘訣を「小食」と「一口で30回噛む」と語り、実践しておられました。


健康に長生きされた先達を見習い、

私たちもたまには、

食事の時間には、携帯電話やテレビを消して

ゆっくり食事の時間をとって

食べ物に感謝しながら

箸置きに箸を休めながら

丁寧に食べることを実践しませんか。

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