ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

私は、お母さんの期待に添うために

2012年02月16日 | メッセージ

今日からゲシュタルト療法の百武正嗣先生と
倉成 央先生のコラボレーションのワークショップです。

ゲシュタルト療法は、ユダヤ人の精神科医、フレデリック・パールズ(フリッツ・パールズ)とその妻のローラにより、
ゲシュタルト心理学、実存主義思想などを手がかりにはじめられたものである。

彼は、その後日本にもやってきて、京都の大徳寺で禅の修業もしている。「ゲシュタルト」(Gestalt)は、ドイツ語で「かたち」「形象」をいう言葉。
直接は「ゲシュタルト心理学」から由来した言葉と思われるが、その意味づけは参禅体験などと深くつながっている。
彼の考え方には、エーリヒ・フロムや鈴木大拙などの影響も色濃く見られる。東洋的な瞑想や精神統一
セラピーの姿勢としては、カール・ロジャーズの来談者中心療法などと一緒に人間性心理学(アブラハム・マズローの流れ)の中に分類されている。


ゲシュタルトの祈り

パールズが作ったゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩。

彼はワークショップでこの詩を読み上げていた。



パールズの孫弟子にあたる百武先生も
ワーク中に引用されます。

大好きな詩をご紹介します。

『ゲシュタルトの祈り』

私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。

私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。

もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。

出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鈴木大拙 (カツfromTokyo)
2012-02-23 23:26:40
「鈴木大拙」友人に薦められて何冊か著作を読んだけど難しか。でもなんとなく伝わるモノは感じました。日本人の「ココロ」よね。洋食もグローバルな考え方も良いけど、日本人には日本的な・東洋的な考え方も大切ですよね。ムリして誰かに好かれようとしなくても、自分をちゃんと(自然に?)好きになるのが良いんですね。
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カツくん (ひまわり先生)
2012-02-29 21:11:18
そう、まずは、自分。

鈴木大拙さん、私も読んだことないです。
ゲシュタルト療法の創始者フリッツ・パールズは、
日本で坐禅の修行をして取り入れたらしいです。
カウンセリング中にAha!と気づくことを
『リトル 悟り』と呼んだそうです。

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リトル 悟り (カツ)
2012-03-01 08:47:10
『リトル 悟り』ですか。
ちょっとした気付き、いいですね!
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カツくん (ひまわり先生)
2012-04-29 03:04:58
アメリカの世界一と言われるセラピストの先生にカウンセリングをうけました。
リトル悟り…がありました。
私は、3歳上の優秀な兄に追いつきたいとがんばっていました。
もちろん、兄にはかなわないので自信がありませんでした。
悟りは、いつまで経っても追いつけないということ!楽になりましたよ。
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