ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

可愛い子どもに苦労を

2014年04月20日 | こころの子育て
スノープラウペアレントって聞いたことありますか?

スノープラウ(米: snowplow)は、
除雪車のこと。

つまり、子どもがぶち当たるであろう困難を
親が先回りして取り除いてくれる親のこと。

子どもが失敗しないように育てる親のことを
アメリカではこう言うそうです。

立山黒部アルペンルート
雪の大谷の映像を見て思い出しました。

ヘリコプターベアレントと似ていますね。

アメリカで「ヘリコプター・ペアレント」と呼ばれる過保護な親たちが、
社会問題化していると聴いています。

もう大人にならなければいけない年頃の大学生の子供に、
頭上を旋回するヘリコプターのように寄り添い、
トラブルが起きたら“介入”してくる親のこと。

こうした親は、
「大学生が自分で考え、決断する力が衰えるなど、悪影響が出ている」と警鐘を鳴らしています。

「ヘリコプター・ペアレント」という言葉は1990年、
米国人医師のフォスター・クライン氏が、
教育書「愛情とロジックのペアレンティング-子供に責任を教える」の中で使ったのが最初といわれます。

教育問題に詳しい大阪大学大学院の小野田正利教授によると、
米国では、子供の大学の講義の内容に抗議させる親のケースなど、
さまざまな問題行動が報告されているといいます。

子どもには、困難を経験させ、
それを乗り越えたという自信を付けてあげることが
自律へと繋がります。

だから、多少の不満やけんかは見守り、
子ども自身や子ども同士で折り合いを付けさることが肝心。

失敗すると分かっていて、あえて、チャレンジさせることも大事。

困難を取り除く親は、子どもの自律を妨げる親。

可愛い子どもには旅をさせよ。

苦労は、買ってでもしろ。

人生に無駄なんてない!
この絵本は、小さい子どもさんにオススメの絵本
はたらきもののじょせつしゃ けいてぃ

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1 コメント

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教訓 (もりもりマーチ)
2014-04-29 22:47:24
今の、私にとってまさしく教訓だ。
見守ること…。待つこと.…。認めること…
大切なことであり、簡単そうで実はかなり難しいのかも?!
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