ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

イメージ療法

2011年07月07日 | カウンセリング
イメージ療法って聞いた事ありますか?

テレビで紹介された事もあるので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

回復の見込みが極めて低いとされたアメリカの9歳の少年の話です。

脳の悪性腫瘍で、腫瘍は神経を圧迫して左半身の麻痺を引き起こしている上、

腫瘍が深い所にできていたため、手術もできない状態だったそうです。

少年は、臨床心理学博士のパトリシア・ノリス医師と出会い、

少年が、当時流行していた映画「スターウォ―ズ」の大ファンであることを知って、博士はイメージ療法を取り入れたそうです。

博士は、「スターウォーズの戦い」を脳腫瘍との闘いに見立てて、
少年に脳腫瘍を退治するイメージの絵を描かせました。

それは、宇宙船が白血球と協力して、癌細胞を攻撃してやっけていくというイメージでした。
そして、イメージをふくらませるために、書いた絵は、回を重ねるごとに具体的にしていったそうです。

さらに、博士は闘いの様子をテープにおさめ、敵が簡単に倒せる相手ではないこと
も少年に知らせ、彼は毎日テープを聴いて、一日も欠かすことなくイメージを続け、集中力を高めていったそうです。

1年後、CTスキャンで調べてみると、脳の中にあった腫瘍の影はすっかり消えていました。

ノリス博士は
「イメージ療法は誰にでも効果があるわけではないが、イメージを高めて前向きの姿勢で生きていけば、
驚くような効果が現れるということを、この事例は教えてくれた」と話しているそうです。


サイモントン療法と呼ばれるそうだけど、イメージの力、治したいという強い思いって、大事なんだな。
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