ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《断わる勇気》

2015年12月22日 | メッセージ
《断わる勇気》

dropさん

職場で、大変でしたね。

コメントを読んで、私も、職場で似たような感じだったことを思い出しました。

頼まれると断れない私は、色んな部所からの沢山の仕事を請け負ってしまい、
他の社員が帰った後もよく一人机に向かって、残業していました。

ある日、上司から、痺れを切らしたかのように
「君は、いったい何をしているんだね?」
と、聞かれて、ついムカッとしました。

あの時、私は上司に怒っていたと、今まで思っていましたが、
今、改めて、あの時の私の気持ちを見直してみると
悲しかったんだろうな。

こんなに頑張っているのに、上司に分かってもらえなくて。

退職する時に
「私がやってた仕事、誰がやるのかな?
困るんじゃないかな…
でも、上司は、あんなこと言ったんだから、思い知ればいい」
などと、
とても意地悪な気持ちを抱いてしまったことを覚えています。

20代のあの頃の私は、とても大人気なかったなあと、今更ながら思います。

断れないから、大人気なくなる。

「断れる」って大事なこと。

「断ったら、私は価値がないまま。断らないことが、私は、価値のある人間にしてくれる。」

そんな自信のなさ、怯えから、断れない性格になっていたんだと思います。

何の仕事が出来ようが、出来まいが
私にもあなたにも価値がある。

だから、一人で抱え込まなくていいですよ。

断わる勇気も必要です。

一つだけ、あの頃、断らなかったおかげで
色んな仕事をして
その経験は、今でも生かされています。

まるで、犠牲者のように
一人で抱え込んで、損したと思っていましたが、
得しました。
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1 コメント

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間違えたら、どうしようという不安がついてくる (drop)
2015-12-22 11:41:10
コメントを取り上げてもらった驚きと 憧れのひまわり先生にも そのような体験や気持ちがあったなんて。

カウンセリング後まだ、自分がふとその場から成長できずに留まっているような、冷静に自分を分析ししたい この体験を活かしたい そう思いました。      
 ひまわり先生のブログ読みながらスーッと思いがけず 涙が流れていて その自分にも驚きました。まだそこにいるの…?しっかりしなさいよ!と思わずにいられませんでした。そして、結果で落胆しているだけで、そうか、その途中では、一つ一つ自分なりに どんな仕事にもいろんな人にも向き合ってたことや 考えてなるべく丁寧に迷惑をかけないでやろうという気持ちだったことを思い出しました。やれてたじゃん自分!!       やるのは当然、結果、人に評価してもらえなかった、何もできなかったと全否定し、可哀想すぎると思ってました。
 一番忘れていたのが、過程での現在ここの自分に向き合えてなかった。いつの間にか、義務感に苦しんで楽しめていなかった。もったいなかった。
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