ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

幸せの鍵 自分の人生の主人公になる

2018年08月19日 | メッセージ

皆さんは、自分の人生の主人公ですか?

「主人公」という言葉、小説などでは「物語の中心となる登場人物」のことをさします。

もともとは禅の言葉だそうです。

禅でいう「主人公」とは、「立ち返るべき自分本来の姿」のこと。

「自分がしっかりと、なりたい自分になれているか」を確かめるための言葉だそうです。

禅の世界では、「なりたい自分」は、積み重ねの上に出来上がるものではなく、余計なものを脱ぎ去ったときに表れると考えます。

「人生の主人公として生きる」

発達心理学者のエリク・エリクソンは、青年期の発達課題として「アイデンティティ」をあげました。

青年期は心身ともに変動が激しく、不安定な時期で、自分と他者の違いに意識ぐ向く時期です。

アイデンティティーとは、自分とは何かという自己定義、大人としての自己の確立にあると言われます。
禅でいうこの「主人公」の概念と似ていると思います。

心理学の交流分析では、カウンセリングのゴールを
「人生脚本」(無意識の人生計画)を自分らしい人生脚本に書き換えることと
と考えていて、この「主人公」の考え方と似ていると思います。

さて、先日 ミキティさんが、自分の思考・感情・行動に責任を取るのが難しいとコメントくださっていました。

確かに、私もつい、人のせいにしたくなります。

子どもが小さい時、子どもたちが暴れているのに気を取られて、洗っていたお皿を割ってしまった時
思わず「もう〜」と、言ってしまったことを思い出しました。

大切なのは、「誰のせいか?」ではなく
ストレスになる出来事について、自分が主人公になって、自分の感情を感じるということだと思います。

嫌は、嫌でいい。

腹を立ててもいい。

怖くていい。

悲しくていい。

疲れた、きつい、まいった、困ったと思っていい。

自分を主人公にすることが大切。

子どもを、あなたの人生の主人公にしていませんか。

ご主人を、奥さんを、あなたの人生の主人公にしていませんか。

会社や上司を、あなたの人生の主人公にしていませんか。

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