ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

大きくなってからでも思い込みを考え直したりできるものなのでしょうか?

2019年01月29日 | カウンセリング


19/01/28のブログ 事実か?思い込みか?に2つコメントをいただいき、ありがとうございます。

ここに、転記して、お返事します。

まず、お一人目の質問です。

①質問してもいいですか?
Unknownさん
幼少期に感じ、決めて取り入れたこと、思い込みは大きくなってからでも、考え直したりできるものなのでしょうか?自分自身のネガティブな部分を変えることってできるのでしょうか?

① Unknownさんへのお返事

思い込みを変えるには…

自分のネガティブな思い込みに気付いて変えたいと思った時に、

まず、自分が決断したんだという自分の考えに責任を持つこと、

そして、自分の溜め込んだ気持ちに向き合うことが大切です。

幼少期に親や親的役割の人から与えられたメッセージであっても
子どもをそれを信じた場合に「決断」となります、
この「決断」とは、自分で決めて取り入れたこと。

つまり、子どもの側がそう感じて、そう思い込んだことで、自分を守ってきたとも言えます。


例えば、暴力を振るう親が悪いとは思わず
「お前が怒らせた」という親の言葉を信じて
「親が暴力を振るったのは、自分が悪いからで、親を怒らせないように良い子にしよう」
と、決断します。

そうすれば、この子は、暴力を振るわれなくて済みます。
それ以上、心も身体も傷つかないように、自分を守ったのです。

その「決断」=思い込みを続けていると、
大人になってからも不都合が生じてきます。

例えば、人から理不尽なことをされても、自分が悪いと思って我慢してしまう。

自分が親になった時に、親と同じように子どもを抑えつけてしまったり、
良い子にさせようとしてしまったりという不都合です。

なので、一旦、自分が決めて取り入れたことは、
自分で決め直すことが可能です。

その為に、専門の心理療法をする心理カウンセラーが居て
子どもの頃の気持ちに寄り添いながら、
子どもの頃の決断を変えるお手伝いをします。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-01-30 17:45:37
先生のおっしゃること
理屈でも腹の底でも以前よりよく分かります

自分がこの世界に見ている価値観やその瞬間での反応や思いというのは
自分がすべて色をつけ
自分で是非というレッテルを貼っているということ

ただし、
そこが分かってきても
自分にとっての悪い方向での
反応や思い込みというのは理性を失い反応的に行動に出てしまうんですよね

まずは自分でその場面や癖に気づき
そこの場面にひとつひとつ丁寧に向き合い、反省し
感情や思い込みに自分が向き合うしかないんですよね

心理学に限らず
人生は内省が大事と説かれることもありますが
やはり主体性というのは前提として
そして自律へのゴールとして
大事だと改めて思います
返信する
Unknown (Unknown)
2019-02-01 10:18:38
自分の溜め込んだ気持ちに向き合うと思い込みが変わっていくのでしょうか
返信する

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