ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

レ・ミゼラブルに見る愛他的行動

2019年08月21日 | オススメです



辛い時に癒されようと思ったら、
楽しい曲を聴くより悲しい曲がオススメです。

東京芸術大学の研究で
人は悲しい曲を聴いた時
ロマンチック、リラックスといった心地よい感情を感じているという研究があります。

昨日は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」を観てきました。
確か今月26日まで博多座で上演されています。

レ・ミゼラブルのミュージカルを観るのは、今回で4回目。

観ると、その後は必ず音楽にハマり、しばらくずっと聴いています。


昨日聴いたセリフで心に響いた言葉

「人は愛する時、神のそばに居る」

20年程前、近所に南アフリカの宣教師さんご夫婦がいらっしゃいました。

まさに、同じことをおっしゃっていたのを思い出しました。

ご夫婦は、そんな生き方をされていました。

私は、キリスト教やキリスト教の神ことを良く分かっていませんが、

「慈悲の深さ」

また、心理学でいう

「愛他的行動」

「集合的無意識」

なんだと、昨日は思いました。

神父さん、ジャンバルジャン、エポニーヌだけでなく、シャペール警部の中にも…

立場や考え方の違いなどを超え

形を変えて、愛が伝わる。

このミュージカルの感動するところだと思います。

ヒュージャックマン主演の映画もとても良かったですが、

生オーケストラと
俳優さんたちの息遣いが聴こえるミュージカルは、

見る度に自分の感じ方・生き方が変わっているのを感じさせてくれます。

命をかけて彼を愛したエポニーヌの曲をご紹介

♪On my own

And now I'm all alone again
またいつものたった独りのときがやって来た

Nowhere to turn, no one to go to
帰る場所も行くあてもなく

Without a home without a friend
お家も友だちもいない

Without a face to say hello to
話しかける相手すらいない

And now the night is near
夜がやって来る今

Now I can make believe he's here
ようやく私は彼がここにいると思い込める

Sometimes I walk alone at night
ときどき独りで夜の世界を歩いてみる

When everybody else is sleeping
町中が眠りについているとき

I think of him and I'm happy
私は彼のことを思うだけで幸せになれる

With the company I'm keeping
仲間だと思えるだけで生きていける

The city goes to bed
町はベッドに潜り込む

And I can live inside my head
そして私はやっと頭の中の世界で生きることができる

On my own
独りきり

Pretending he's beside me
けれど まるで彼が側にいてくれるよう

All alone
たった独りで

I walk with him till morning
朝がくるまで彼と一緒にに歩く

Without him
彼はいない

I feel his arms around me
けれど 彼の腕が私を包む温かさを感じられる

And when I lose my way I close my eyes
もし道を見失ったら目を閉じる

And he has found me
そうすれば 彼は私を見つけてくれる

In the rain the pavement shines like silver
雨に濡れた舗道が銀のように輝いている

All the lights are misty in the river
街頭の灯りは川に反射して滲んで見える

In the darkness, the trees are full of starlight
暗闇の中 木々の間には星明かりがいっぱい

And all I see is him and me forever and forever
永遠に永遠に彼と私の姿しか見えない

And I know it's only in my mind
分かっているの 叶わぬ願い

That I'm talking to myself and not to him
彼とではなく ただ私自身と語り合っているだけなんだと

And although I know that he is blind
Still I say, there's a way for us
そして先のことなど考えることのできない彼にも、私たちにもまだ道はあるのだと

I love him
彼を愛している

But when the night is over
けれど夜が終わると

He is gone
彼は去ってしまう

The river's just a river
Without him
彼がいなければ川はただの川に戻る

The world around me changes
私を取り巻く世界は変わる

The trees are bare and everywhere
木々は葉や枝すらも失い

The streets are full of strangers
街には味方なんて一人もいなくなる

I love him
彼を愛している

But every day I'm learning
けれど日々思い知らされている

All my life
私の人生は

I've only been pretending
ただ幸せを装っているだけなのだと

Without me
私がいなくても

His world would go on turning
彼の世界は周り動き続けるのだと

A world that's full of happiness
世界中にあふれる幸せを

That I have never known
決して私は知らない

I love him
彼を愛している

I love him
彼を

I love him
愛してる

But only on my own
けれど 私は独り
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