ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

理解する

2012年07月24日 | メッセージ

 今日は、梅雨明けの夏の青空の下、長崎に日帰りです。
久しぶりに車を置いて、JR特急「かもめ」で移動中です。
ちなみに、国鉄からJR九州になって25周年だそう…。

さて、先日アスペルガー症候群について触れました。
自閉症患者は、
日本では、1000人に1~2人と言われます。
どこまでを自閉症とするかは、判断が難しい所ですが、
独特のこだわりや不安、視線が合わないこと、物への興味深さ、純粋さなどについて
理解するのにオススメの映画があります。
あの名優ダスティンホフマンが見事に自閉症の役をしています!

自閉症と一口に言っても、IQも高い、低いも個人差があり、
ダスティンホフマンが演じたのは、
本を一度読んだだけで、
丸覚えするような暗記や計算の特殊能力を持つサヴァン症候群。
映画は、全体を通じて専門家の監修のもと、
サヴァン症候群の様子が比較的忠実に描写されています。
ダスティン・ホフマンは、
役作りの上でサヴァン症候群の
患者の中でも映画の役、レイモンドの能力や行動に最も近い
驚異的な速算力で有名だったジョゼフ・サリヴァンに会ったとか。

ダロルド・トレッファート博士は、
映画『レインマン』は
自分のお気に入り映画の1つであり、
患者を演じたホフマンの演技に非常に感銘を受けたと語ったそう。
ダスティンホフマンは、この映画で、アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

自由奔放な青年が重度の自閉症の兄と出会って心を開き、
忘れていた愛情を取り戻して行く過程を描いた心温まるストーリー。
高級外車のディーラーをしているチャーリー
(トム・クルーズ)の元に、
自分を勘当した父の訃報が届く。
遺産目当てに故郷に戻った彼だったが
遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、
レイモンド(ホフマン)の手に渡る事が分かる。
なんとか金を物にしようとチャーリーは施設にいる
レイモンドを誘拐まがいに連れ出し、
ロスに戻ろうとするのだったが……。
二人が、少しずつ、理解し心を交わして行く展開。エピソードは絶妙!(アカデミー賞オリジナル脚本賞受賞)。
それらををつなぎ合わせる音楽のみで描写する美しいシーンの数々。
レヴィンソン監督(アカデミー賞監督賞受賞)
80年代を代表する作品です。(アカデミー賞作品賞受賞)
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どちらが、多数派かで、少数派が、障害と呼ばれます。

「しょうがい」でなく、「ちがい」。
違いを理解して、仲良くする。
そうなると、良いな~!
コメント
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