ここをキャンプ地とするっ!IV

根っこが生えてしまってからの活動記録

映画「Bohemian Rhapsody」

2018-11-25 20:40:23 | 父ちゃんのブログ
さほど熱心なファンではないのです。

音楽好きとして、ヒットした楽曲は押さえてはいるが…な程度。
でも、トレーラー(予告編)を見て予感した。これは観なければいけない映画だ。



だってそっくりなんだもの、"フレディ"が。

スチルを見ると結構似てない。でも"動く"と凄い!本物かよ!?って。

オープニング、"20世紀FOX"ロゴのバックに流れるファンファーレがブライアン・メイのギター演奏で、ちょいとニヤリ。
ストーリー展開は凡庸、良くある王道パターン。
でも、ミュージカルのように挟み込まれる楽曲(演奏シーン)が、とにかく素晴らしい。
アルバムでしか触れたことのない私が抱いた印象は…「クイーンの楽曲ってこんなにパワフルだったっけ?」。
どれもが、熱く、ヘヴィな、ロック。

特筆すべきはクライマックスのLIVE AID、ウェンブリー・スタジアムでのシーン。何から何まで完コピ。
元々圧倒的なパフォーマンスで有名なステージが、完璧に再現されてます。とにかく凄い、観客との一体感。

私にとっては、近年稀な"泣ける"映画でした。
もうね、楽曲が流れるたび(演奏シーンのたび)に号泣ですよ。何故だか涙が溢れて止まらない。

当日は偶然にもフレディの命日である11月24日。
映画ラストでのテロップを見るまで、私はこの事を知りませんでした。
巡り合わせの妙に言葉もありません。








水論と投資論

2018-08-26 15:50:25 | 父ちゃんのブログ
ある日の散歩、高崎市江木町の「長野堰用水 円筒分水」



空っ風も息切れした穏やかな冬の日、時間潰しのため高崎駅あたりからテクテクと。

本管?の長野堰からの水を下流側4堰に分配する、その名の通り円筒形をした分水堰。
1962年に設置されるまでは、それはそれは激しい水争いが起きていたそーで。お米が主な耕作物の日本では、正確な分配が必須なんでしょうな。



Google Mapを航空写真にしていろんな場所を眺めつつ、その土地の成り立ちとか想像するのが好きなんだけど、そんな中で偶然発見した"変なモノ"が円筒分水だったのよね。なかなかどーして有意義な時間となりました。

頃合いを見て、向かう待ち合わせ場所。現れた美容院帰りの嫁さんは確実に5歳以上は若返って見え…こんな場で恥ずかしげもなく言ってしまえば"かなりカワイイ"。
"美"にお金かけると効果テキメンだって事がよく分かった。毎回通ってくれれば良いのになぁ。



見上げれば北斎ブルー @ すみだ北斎美術館

2018-06-18 22:28:30 | 父ちゃんのブログ
ある日の美術品鑑賞、東京都墨田区の「すみだ北斎美術館」



葛飾北斎の美術館といえば、晩年を過ごした長野県小布施町の「北斎館」を思い浮かべますが、最も長く居を構えていたといわれる現在の墨田区に、満をじして2016年に開館したのが「すみだ北斎美術館」。

ところどころにスリットが入る、銀色のモダンな建物に本日の青空が写り込み…まさに"北斎ブルー"な絶妙の輝き。



館内からスリット越しに外を見やれば、お近くのスカイツリーが。



凸版印刷が復元に参画した、大絵馬「須佐之男命厄神退治之図」や…



もはや説明不要な著名な作品群。

意外な事に撮影可の作品が多く、遠慮がちに2〜3枚撮影しましたが…美術館での撮影ってどーなんでしょねぇ?
海外でも人気の北斎だけに、外国人の方も多く結構な混雑具合。皆さん高身長だから見づらいんだよぅ…

それと、フロア間の移動にエレベータの使用が必須な箇所があり、ここでかなりの行列が発生します。
そんな"縦型"コンパクトな不便さに加え、作品数のコンパクトさも若干気になる美術館ではありましたが、企画展の内容によっては化けるんじゃないかと…思いたい。

すみだ北斎美術館 HP


秩父氷柱巡り

2018-02-24 22:03:10 | 父ちゃんのブログ
冬の秩父には"三大氷柱"という流行り?のスポットがあるらしく、その中の一つ「尾ノ内渓谷の氷柱」にお出かけして来ました。



秩父郡小鹿野町にある尾ノ内渓谷の氷柱は、パイプを引き回し散水して造られた人工物なのですが、大胆に揺れる吊橋で氷柱に近付くこともできるスリリングなスポット。



夜はライトアップもされるらしく、真価を発揮するのはそちらの方かも知れないな。



第一駐車場は氷柱から300mほど手前にあり、テキパキとした対応が素晴らしい誘導員さんにまず感心します。
途中には休憩所もあり無料の甘酒をいただけました。

氷柱の手前にはシャクナゲの木がたくさん植えられていて、花の咲く頃はこちらも見応えありそな感じ。

ちなみに協力金として200円が必要となりますが、管理の行き届き具合を考えれば格安と言っても良いのではないか?



ついでと言ってはなんですが、道中でチラリと見かけた「ひさつき氷柱」にも立ち寄ってみます。



氷柱は川沿いにあり、小さな丸太橋を渡ってこちらもすぐ近くで見物することができます。
尾ノ内渓谷の氷柱と同様に人工的に造られた物ですが、河原から眺めるシチュエーションとか雰囲気が私好み。見物客も少ないしね。



ところで冒頭で述べた秩父三大氷柱は、他に「三十槌(みそつち)の氷柱」と「あしがくぼの氷柱」があるのですが、どれもが割と離れたところに存在するんですよね。狙いを定めてお出かけするのが吉かと…夜なら尚更です。

足元は雪や凍結といった状態がほとんどですので、それなりの履き物で。防寒対策もしっかりとお出かけしてみてはいかがでしょうか。
まだ間に合うと思うよ。






諏訪湖の御神渡り2018

2018-02-22 22:31:09 | 父ちゃんのブログ
前回の出現が2013年の事。実に5年ぶりの御神渡りを拝みに行ってきました。

出現したのは2月2日、久方ぶり故に付近は見物の車で渋滞してるとの情報も。
混雑を避けるため自宅を早朝に出発、駐車場が広く御神渡りに近いとの事前調べにて選択した「赤砂崎公園」の駐車場に着いたのは、8時ちょうどの事でした。



見事にせり上がってます。そして想像してたより岸に近い!
気温-10℃の寒さの中、見渡せば20人ほどの見物客。みなさん熱心に写真撮影しております。



茅野市の方向に目をやれば、小さく富士の山頂が。



そもそも"御神渡り"とは、全面結氷した氷が夜と昼の温度差で膨張と収縮を繰り返し、行き場のなくなった氷がせり上がる現象の事。
現象が確認されると、諏訪湖近くの八剱神社が認定をし「御神渡り」となるそうです。
なんでも氷のせり上がりかた(道筋)に意味があるらしく…今年の御神渡りをザックリ言えば、かなり「イイ感じ」の出来栄え?らしいです。

日が昇るにつれ収縮してゆく氷は、常に「ビシビシ」「ミシミシ」「パキパキ」と音を立てていて、まるで生き物のよう。
そんなこと考えていたら、本当に動物の唸り声のような「ウオーン…」って音が鳴り始めたと思った瞬間…「ドーン!」という大音響と共に岸近くの氷が数センチ一気に動いた!
あまりの音に思わず声をあげたのは私たち夫婦のみ。みなさん熱心に写真撮影しております。

ご近所さんとおぼしき犬の散歩中のご婦人曰く『随分小さくなったわねぇ…」という事なので、早めに見に来て良かったなと。
まあ、今後さらに冷え込んで御神渡りが進化したりとか…することもあるのかねえ?



Audi Takamae Premium Live Night

2018-02-21 22:10:59 | 父ちゃんのブログ
ある日のイベント、前橋市下阿内町の「ザ・リーヴス プレミアムテラス」にて開催された「Audi Takamae Premium Live Night」

いつもお世話になっているディーラー「Audi高前」主催のイベントで、年始にひょっこり顔を出した際に応募したところ見事?当選したってワケ。



会場エントランスにはプレミアムなAudiがズラリと並び、特徴的なヘッドライトのみが眩く輝いてます。
敢えて車体を目立たせない演出が強烈にカッコ良く、すでにこちらは「マイリマシタ」な気分。

来場者の車種も大型のAudiがほとんどで…我が家のA1の肩身は狭い。



待ち時間に軽食をいただきつつ…



開演直前に写真をパチリ…いよいよ始まります「Audi Takamae Premium Live Night」。
司会はFM GUNMA朝の番組「WAI WAI Groovin'」のパーソナリティ内藤 聡さん。思いっきり手を振る嫁さんに笑顔で答えてくれる内藤さん、ありがとうございます。
さて本日の主役はギタリストの村治佳織さん。かわいい。ハッキリ言って超かわいい。
しかし繰り出される音楽は美しいと共に"凄まじい"と言ってよく、オリジナルからポップスを織り交ぜた演奏はとても一本のギターが出す音には思えず、口を"あんぐり"とするばかり。
途中、実弟の村治奏一さんがサプライズゲストで登場。姉弟による演奏も楽しく聴かせていただきました。

終演後には当然CD買いましたよ。購入した「RHAPSODY JAPAN」にしっかり村治佳織さんと村治奏一さんのサインも頂いて…大満足の一夜となったのでした。

帰りがけ、内藤さんに突撃するウチの嫁さん。実は嫁さんの兄がFM GUNMAのヘビーリスナーであり、ラジオネームを伝えると案の定ご存知のようで…この一件は後日当人に内藤さんから直接伝えられたようです。




May the Force be with you

2018-01-14 21:43:00 | 父ちゃんのブログ
新年…明けてましたね。そんなにおめでたい事も無いのですが、とりあえずおめでとうございます。
戌年ってことで「藤やん犬」を"特等席"に設置。顔は人間なんですが…藤村さんなんですが…



そんなこんなで昨年も同じセリフで書き出してますが…やはりと言っては何ですが…すっかり更新が滞ってました。
"ドラクエに夢中事件"が明け、再開するよと宣言したのもつかの間、身内の入院騒動などありまして…blogやってる場合ではなくなってたってのが実情。
入院騒動も終わってみれば「逆に良かったんじゃないの?」と言えるほどの幸運なものとなり、一時は「どうしたものか…」と悩んだのもすっかり笑い話。

で、年末をどのように過ごして居たかっていうと…大掃除はもちろんのこと、徹底的に"断捨離"してました。
現在の棲家もはや6年、たまった不要物は指定のゴミ袋に換算して10袋以上(!)。ええ、がっつり処分しましたよ。

スッキリしたところで年始恒例の映画鑑賞、スターウォーズ/最後のジェダイを観てきました。
フォースの覚醒もそうでしたが、過去のスターウォーズへのオマージュが随所に盛り込まれており、妙なところでニヤリとしたりホロリとしたり。
世間では賛否両論渦巻いているようですが…私的には面白かったですよ。
ただ、"スカイウォーカー"の物語はいよいよ終わるのだろうなと…次作では私の愛したスターウォーズではない何かになるんだろうなと。

もはやヒーローもヒロインも必要なく、"フォース"は全銀河に在り続ける…
エンドロールの「Disney」の文字に激しい怒りを覚え、イオンシネマを後にしたのでした。

木曽路宿場巡り 馬籠宿-妻籠宿-奈良井宿

2017-09-13 22:46:26 | 父ちゃんのブログ
夏の思い出…

振り返れば雨模様ばかりの夏でした。
とはいえ夏休み絶賛満喫中の子どももおりますし、タイミングの良い時に少し遠出したいよねぇ…って事で行ってきました、題して「木曽路宿場巡り、馬籠-妻籠-奈良井を制覇して気分はハットトリック?の旅」。

天気予報は「曇り時々雨」、蓋を開ければ「晴れ!」。"マグリットの雲"がぽっかり浮かぶ清々しい空、私の日頃のおこないゆえと…言っておこう。
工事による車線規制ばかりの中央自動車道を南下し中津川ICで一般道へ。馬籠宿からスタートし中山道を北上しつつ妻籠宿〜奈良井宿へ…ざっとこんな感じのルート。

iPhone 7 Plusでの4K動画撮影にハマってる私、現場ではカメラも持たず10秒程度の撮影を繰り返します。
それをiMovieで編集(ただ繋げただけともいう)したのがコレ↓

木曽路宿場巡り 馬籠宿-妻籠宿-奈良井宿(Magome-Tsumago-Narai) 4K 2017/08/04


三つの宿場を巡って頭に浮かんだ言葉は「大同小異」。まあそりゃそーなんだけど、全体を通して寂しげな雰囲気が漂うのは、私が感じた気分を反映した物だと思っていただいて結構でございます。
中山道や中央本線と違い中央自動車道は木曽を通りませんでした。地形的(工事の難度や費用含む)な面や経済効果の考慮が大きな理由だと思いますが、時代の変化と言いますか"世の移ろいのはかなさ"を考えてしまう旅ではありました。

…なんだか暗い文章だけど、キッチリ楽しんできたからご心配なく。






びょうぶとあそぶ @ 東京国立博物館

2017-08-27 22:32:37 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

雨脚強まる上野公園、濡れた服とまとわりつく湿度にウンザリしつつ「東京国立博物館」へ。



2017年7月4日から2017年9月3日までの特別展「びょうぶとあそぶ 高精細複製によるあたらしい日本美術体験」を鑑賞しました。
複製屏風とスクリーン映像で屏風絵の世界を体感できるという一風変わった展示は、夏休み期間中ということもあり親子で楽しむって趣旨なのかもしれない。



まずは長谷川等伯による「松林図屏風」。

裸で置かれた複製屏風の後ろには湾曲したスクリーン。畳に座り相対すれば、映し出される海や里山の四季と装置による風と香り(!)が見る者を屏風の世界へ誘います。
映像が鳥の目線で作られている事もあり浮遊感がとても心地よい。



続いて尾形光琳の「群鶴図屏風」。

屏風を模したスクリーンに鑑賞者の人数とリンクした鶴が降り立つ演出で、その鑑賞者の動きに合わせて鶴が驚いたりと、ちびっ子のハートをがっちりキャッチな展示。

他にも「びょうぶにさわる」コーナーや「びょうぶをつくってみよう」コーナーなどありましたが、その辺はパスして…上記の映像二作品だけでも十分楽しむことができました。

外に出ると雨は上がっており、雲間からは薄日も。
予定を変えて、どこかお散歩しましょうか。


東京国立博物館 HP

キヤノン綴りプロジェクト:びょうぶとあそぶ



雨の銀座6丁目

2017-08-23 21:50:03 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

せっかくの銀座ってことで、開業(2017年4月20日)間もない「GINZA SIX」を見物。

所在地が銀座6丁目だから銀座"シックス"というネーミングは、5丁目にある「銀座ファイブ」と同様の理屈。
どうせ(金銭面的に)買えるものなどないのに、雨のなかやって来た理由は…



草間彌生さんの"インスタレーション"が見たかったから。

"水玉"を見るのは2012年に松本市美術館を訪れて以来で、無機質なフロアデザインに対して柔らかさと力強さを漂わせる"かぼちゃ"が不思議な空間演出。いつかは瀬戸内の直島へ行って見たいなと…ある種人生の目標(のひとつ)が固まった、そんな気分。



せっかくついでに屋上の「GINZA SIX ガーデン」へ。
都合よく雨が止んでるハズもなく、人影はまばら。



向かいには「UNIQLO銀座店」。スッゲーおしゃれな服が売ってそうだけど、そんなことないない、どこも一緒。



雨降り銀座の"空中庭園"、時計の針は動くのをやめてしまったみたい。




ロマンチック街道は甘く切なく

2017-08-02 20:31:10 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…



カフェで"おなか"を満たしたにも関わらず「金谷ホテルベーカリー」で"おやつ"を調達。こんなことやってるから、いつまでたっても痩せられないんだなって事は…ええ、知ってますとも。

直帰するには早めの時間帯、国道120号 第二いろは坂から片品〜沼田経由でちょいと回り道くねくね。



このルートでのドライブは十数年ぶりで、ある意味とっても新鮮…新鮮すぎて「明智平ロープウェイ」乗っちゃうよ。

嫁さんと子どもは初めての「明智平ロープウェイ」、私は免許とりたての頃デートで一度乗った以来。25年以上前の甘酸っぱい記憶が蘇る…かと思ったら意外と記憶は断片的。老化のせいなのか忘れたい思い出なのかは考えないことにしよう。



展望台からは中禅寺湖・華厳の滝・男体山の雄大な眺め。どちらも近くで見るより美しく感じるのは気のせいか?



中禅寺湖付近はスルーして戦場ヶ原でひと休み。大蛇(男体山)と大ムカデ(赤城山)が戦った"戦場"も今は静かに風がそよぐのみ。



栃木県に来たからにはコレでしょ?的な「レモン牛乳」を近くの「三本松茶屋」で。レモンの味がするわけではないし、甘ったるいだけなんだけど…私、コレ好きなんです。

車中、家族揃って「レモン牛乳」をストローでチューチュー。通りがかりのカワイイお姉さん、こちらを見て大爆笑…

そんなに変だったのかなぁ…?




将軍様は森の中

2017-07-22 21:10:22 | 父ちゃんのブログ
ある日の観光、栃木県日光市の「日光東照宮」
祝日(海の日)の8:30、観光客が本格的に動き出す前に久方ぶりの日光東照宮参拝。









6年がかりの平成の大修理(第四期)も後半戦、修理の済んだ「陽明門」が眩い。

姫路城ではないけれど、装飾の施された白塗りの柱は不自然なほど"白く"、周囲には無粋なアクリル板。
昨今の"寺社液体事件"も鑑みて、おそらく外されることはないだろう…とは観光ガイドさんの弁。
嫌な世の中になったもんだと、つくづく思う。









早い時間のおかげか鎮守の森のおかげか、湿度高めなれどそれほど暑さを感じることなく無事参拝。
唯一の失敗は御朱印帳を忘れたことで、普段忘れ物をしない私としては痛恨の極み。
御朱印帳は地元「咲前神社」の物を愛用してるのですが、中途半端に一冊増えちゃったな。

福島県民時代は帰省ルート(高速未使用時)の中間地点である日光市は、我が家にとっては観光地というより休憩エリア。
不遇?の時代を懐かしく想いつつ"今日の目的地"へ急ぐのであった。







足元に奴がいる…再利用ラックレールのお話

2017-07-18 22:45:38 | 父ちゃんのブログ
信越本線といえば、廃線区間となって久しい碓氷峠を"アプト式"なる"ラック式鉄道"の一種が運転していたことは、まあ…みんなが知ってること。

その"アプト式"も1963年の粘着運転化により廃止となり、"アプト式"の特徴である(二本のレール中央の)歯型レール…つまり「ラックレール」も撤去された訳なのですが、その「ラックレール」が様々な場所で再利用されているとのblog記事を見かけまして…興味を持った私、会社帰りにちょっと遠回り。



まずはJR磯部駅の西側100m程の場所にある「赤城前踏切」の線路南側。



同じく北側。どちらも側溝の蓋(橋?)として再利用されてます。



そして、JR磯部駅北口ロータリー。こちらも水路?の蓋として使われてますね。
若かりし頃は遊びや通学に、おっさん化した今でも時折利用する場所にも関わらず…記事を目にするまで全く気が付きませんでした。

鉄道唱歌においても、「これより音にききいたる 碓氷峠のアブト式 歯車つけておりのぼる 仕掛は外にたぐいなし」と唄われた碓氷峠のアプト式。
往年の"スター"も、今では渋みを効かせた縁の下の力持ち。
鈍く光るその輝きは、「まだ終わらんよ」と無言のうちに語りかけてくるようでした。




ちょっと癒しを @ ふくろうカフェ楽園

2017-06-11 22:00:10 | 父ちゃんのブログ
ある日の癒しスポット、高崎市棟高町の「ふくろうカフェ 楽園」



「いきなりステーキ 高崎店」の帰り道、おなかを満たした後は心を癒してみませんか?的な発想でこちらのカフェへ。
強烈なお肉の香りをまとった私たち夫婦、もしやフクロウさんに囲まれるんではないか?最悪噛みつかれたり?などと、かなり的外れな心配をしつつ入店。
当然だが全く無反応なフクロウさん達。そりゃそうだ、焼いた肉の香りなどに興味は無いわな。



前金制の料金を支払い、ワンドリンクと座席を確保。1時間の癒しタイムの始まりでございます。

ふくろうカフェ楽園 2017-06-08


平日のお昼時ゆえ、先客もなければ後からの客もなし。しかし週末の予約の電話がひっきりなしに鳴ってるところをみると、かなりの人気スポットだろうことが伺えます。ビバ有給休暇、ビバ平日。貸切状態の店内で撮影しまくり、お触りしまくり。



中でも私の心を捉えて離さなかったのが"コキンメフクロウ"の「キッド」くん(ちゃん?)。ヨーロッパや北アフリカに分布する"コキンメフクロウ"は体長19〜27cmと小型のフクロウで、人間でいえば眉毛に相当する白い部分が鋭い目つきを演出して実に可愛らしい。フクロウというより、少しだけ鷹っぽくもある凛々しいお顔。

フクロウとしては珍しく昼間も活動するという習性があるらしく、確かに他のフクロウさん達に比べ元気で機敏な動作。このちびっ子のまん丸の目で見つめられた日にゃ…ああ…惚れてしまいますってよぉ。

てな訳であっという間の1時間。手乗り体験こそパスしたものの様々なフクロウさんをナデナデし、撮影し、癒しの空間を満喫することができました。
店員さんの説明やフォローも丁寧でありがたかったですし、マジでオススメの癒しスポットでっせ。

なお撮影の際はフクロウの眼の保護のためフラッシュ厳禁、さらに補助光も危険なため機能停止できない場合は店員さんにテープをもらってライトを塞ぎましょう。
フクロウに触れるときは、頭から背中にかけてゆっくりと羽を逆立てぬよう注意して。"モリフクロウ"なんて撫でると小さくなって面白いよ。


ふくろうカフェ 楽園 blog