ここをキャンプ地とするっ!IV

根っこが生えてしまってからの活動記録

函館-青森旅行 Day 3

2017-05-29 20:44:06 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

2017年3月26日 日曜日。旅行最終日、帰りの新幹線の時間を考慮して行動範囲を青森駅周辺に絞る計画。
前日寝込んでしまったせいで入浴しそびれた私は早朝の露天風呂へ。貸切状態の露天から眺める青森湾を大小様々な船が音もなく進む。冷えた空気が心地よい。

函館・青森旅行 Day 3(2017/03/26) 4K


[  ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。

[06:21]
湯冷めを気にしつつ、嫁さんと二人「サンセットビーチあさむし」を散歩。

[06:24]
何かを獲る地元の漁師さん。それを撮る私。

[06:29]
振り返れば朝日に照らされつつある「浅虫温泉さくら観光ホテル」。東北の熱海とうたわれた浅虫温泉も、オフシーズンだからか時代の流れか、少し寂しさを感じる風情。

[06:30]
柔らかな波音をぼんやりと。

[06:45]
先行した嫁さんが手招き。行ってみるとそこには沢山のウニ!
先程の漁師さんの獲物はコレだな。

[07:51]
朝食を済ませチェックアウト。豪快にスピードを出す「青い森鉄道」で青森駅へ。

[09:37]
青森駅通路の鉄道グッズ販売店でタイムロス。貨物系のグッズが充実しており、熟考の末いくつか購入。旅行中の財布の紐はゆるい。
東北本線からIGRいわて銀河鉄道を経由し青森駅まで接続する青い森鉄道は、普通列車より多いのではないかと感じるほど貨物列車(金太郎)が運行しており、そういった状況下での商品ラインナップなんだと思う。

[10:04]
青森駅からタクシーにて「青森県立美術館」へ。5kmほど内陸へ移動しただけなれど、残雪格段に深し。

[10:21]
巨大な犬の立体像「あおもり犬」や…

[11:16]
ブロンズ像「Miss Forest / 森の子」といった奈良美智さんの作品をはじめ、棟方志功の作品が多く収蔵された美術館。
これらの作品(シャガールとかもあったけど…)も良かったですけども、僥倖だったのが「三沢の犬」などをはじめとした写真家「森山大道」の作品を観ることができた事。

一応趣味の一つにカメラが入ってる私がただ一人好きな写真家が森山大道氏でありまして、その昔GR Digital Ⅱを使っていたのは完全に同氏の影響。
当時はモノクロでフィルムの荒れ感を出すために日中でもISO感度を目一杯上げて、そのままでは真っ白な写真になってしまうところをNDフィルターをかましてバランスとる、なんてことをやってた。
結局モノクロはいいけどRICOH独特の色味が好きになれず、4年ほど使用して売ってしまったのですが…実は今回の旅行のためにGR Ⅱを購入してしまったのですよ。その辺の顛末はまた別の機会に。

[12:00]
さて、再びタクシーにて青森駅に隣接する「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。

[12:16] [12:19] [12:20]
展示された大型の"ねぶた"を鑑賞し…

[13:15]
ねぶた囃子の生演奏を見物。太鼓体験などのコーナーもありましたが本来屋外で演奏するねぶた囃子、ホール内では大音量になってしまい左耳の弱い私は早々にリタイアし別のエリアへ。耳を痛めてからはや20年、結局改善することなく一生付き合っていくんだろうなぁと、ちょいとブルーな気分。

[13:55]
少し遅めの昼食を青森駅前の「帆立小屋」で。
ここで調子に乗った私、「よりどり三酒」で地酒飲み比べを。普段ほとんどアルコールに縁がない私が結果的に3日連続で(少量ですけどね)酒を呑むという…うーん、旅って怖い。



立派なおっさんのくせに日本酒に関する知識ゼロの私、「飲みやすいのはどれか?」という「だったら飲むなよ…」的な質問を店員さんに投げかけ、ちょっと呆れた顔で教えてもらったオススメ三酒をいただくことに。

写真の並び通り左から順に飲んでいったのは偶然だけど、"勉強"した今になって思えばベストだったように思う。
三つの中で最も淡麗?な「駒泉」を飲んだ時には特に感じるものはなかった。しかし「八仙」を口に含んだ時の驚き。酒ではなく甘酒の味と香りがするのよ!
しかし驚くのはまだ早かった、さらに「田酒」…とろりとした舌触り、なんという芳醇な米の旨味、未体験の扉を爽快に開かれた感覚。
日本酒といったら"お清め"くらいしか口にしたことがなかった私、この後「田酒」を求めてしばし駆けずり回ることになるのです。

[13:59]
帆立小屋」には、生け簀のホタテを制限時間内釣り放題というコーナーがあり、前日函館朝市でのイカ釣りに気を良くした同行者たちはまたしても"釣り"を希望。
しかしイカは釣れたがホタテは手強い、4人中釣れたのはたった1人。されどその1人が5枚のホタテを釣り上げる快挙、戦利品を浜焼きでいただくことができました。

[14:10]
シメは「大間産本マグロ鉄火丼」。旅先最後の充実した食事となりました。

[14:52]
ねぶたの家 ワ・ラッセ」向かいの「A-FACTORY」にて土産物を物色。「田酒」を探すも見つからず、のちにそう簡単に入手できる酒ではない事を知ることになるのですが…

[15:03]
「とうきびジェラート」を食べながら時間調整。ここのところ地元の某ジェラート屋さんに出かけてない事を思い出す。

[15:13]
"雪の中"ではない青森駅から…

[15:39]
奥羽本線にて新青森へ。
「はやぶさ」に乗り込んだら(帰りもグリーン車だ)この旅もほぼ終了。トラブルもなく無事帰ることができました。

今回の函館・青森旅行、新幹線での北海道上陸は非常に楽チンでした。
従来の羽田空港から飛行機で…を考えると、新幹線で東京駅、在来線で浜松町、さらにモノレールで羽田空港そこからフライト…と何しろ移動が大変

それに比べ、大宮で「はやぶさ」に乗っちゃえば着いてしまう新幹線は実にイージー。群馬県民からすると利用価値の高い移動手段だと感じました。
惜しいのは現状函館止まりな事でして、これが例えば札幌辺りまで路線が延びれば道内での選択肢が広がると思います。
ただし函館から札幌までの距離は相当にあり、今度は飛行機移動での時間の短さが有効化するという…なかなか悩ましいものです。

来年は何処へ旅しようかな。





函館-青森旅行 Day 2

2017-05-21 18:09:40 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

2017年3月25日 土曜日。旅行"なかび"の観光計画は、午後に控える青森への移動の為ほぼノープラン。
前日の"歩けなさ"に対応したプランを速やかに立案せねばと、ぼんやりした頭でぼんやり考える夜明け前の時刻は5:00、今日が始まります。

函館・青森旅行 Day 2(2017/03/25) 4K


[  ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。

[05:43]
宿泊した「LA VISTA函館ベイ」のエレベーターフロア?からHyperlapse撮影。街が動きだす。

[05:57]
金森レンガ倉庫の奥には、昨夜の喧騒が嘘のように思える静かな佇まいの函館山。二日目の朝は穏やかで優しい表情。

[07:19]
LA VISTA函館ベイ」の名物、日本一とも言われる朝食バイキング。6:30からオープンの2F「北の番屋」はすでに大行列。
しまった、出遅れたか…と思いきやどうやら座席は難なく確保できそうな雰囲気。
バイキングエリアが入り口付近から始まってるためなのと、係りの方が入場をコントロールしているために列になってるだけの事でした。

そのバイキングエリアは入場正面から左右に分かれており、そのどちらも並んだお料理は同一の物。そのため流れは意外にスムーズでストレスなく目当ての品をピックアップすることができます。

流れが混沌としたバイキングは露骨な横入りや追い越し、挙句混乱に乗じお料理をこぼしたりなど大げさに言うと人間の浅ましさみたいなものがが垣間みえて、好きじゃないんですよね。お店側も料理の補充が遅いとか汚れを放置しっぱなしとかしちゃうと、そこはもう戦場みたいな有様になっちゃうし。

ここ「LA VISTA函館ベイ」はホテル側のコントロールが上手いのか、宿泊客のマナーが良いのか非常に快適に食事できました。



で、どんな朝食をいただいたかって? ↑こちらなんですけどねっ、昨夜の食事と変わんねーじゃねーかと皆に言われたし自分でもそれはわかってるんだけどねっ。
噂に違わず全て美味でございましたが、中でも特筆すべきはタラコ。スケトウダラの水揚げで有名な鹿部町がお隣だからか、食感の良さとまろやかなお味には思わず目から鱗。

[08:41]
チェックアウトまでしばしの時間的余裕があり、嫁さんと二人近くを散歩することに。まずは金森レンガ倉庫

[08:50]
小舟に乗った「新島襄ブロンズ像」。この地よりアメリカへ密出国した新島襄は、帰国したのち同志社英学校(のちの同志社大学)を設立…するわけですけども、群馬県人の私からしたら、安中藩士の生まれであり、「平和の使徒(つかい)新島襄」であり、近所に彼の名のついた学園があり…そんな身近?な人。若き七五三太くんの凛々しい顔に我が子の事を想う。

[08:57]
その昔「チャーミーグリーン」というキッチン洗剤のCMで老夫婦が手を繋いで踊ってた八幡坂。早朝ゆえに行き交う車も少なく、とりあえず手を繋いで踊ってみたのは言うまでもない。

[09:36]
チェックアウト後「函館朝市駅二市場」へ。旅の出資者は複数宛に大量の"お土産"を購入。お店と"交渉"するうちに待遇が徐々にVIPになっていくのが可笑しかったなー、その後も顔をあわせるたびにお礼を言われるし。まああんだけ購入すればねえ…買ったのは私じゃないのにねぇ。

[10:14]
元気な衆はイカ釣り体験で大奮闘。行列20分待ちほどの人気コーナーで、直前の数組が苦戦してたのを尻目に我がチーム3名はそれぞれ投入即釣り上げという爆速な釣りっぷり。イカ釣り名人のオーラを醸し出した我が家族は、周りのギャラリーから「(なぜ簡単に釣れるのか?)DNAなんじゃね?」っという妙なツッコミをいただくのでした。

釣ったイカはその場でサバいてもらい胃袋の中へ。あしがウネウネ動く様を眺めつつ美味しくいただきます。人間て残酷な生き物よねえ…

[10:49]
その後は、朝市エリアを食べ歩き。生牡蠣に…

[11:01]
びっくりする値段の焼きタラバ…

[11:23]
夕張メロン…

[11:36]
毛がにまん…と普段なら躊躇しまくる単価の品物を食べまくる。

[12:30]
移動の電車まで時間を持て余した我々は急遽「北島三郎記念館」へ。
個人的にはそれほど期待していなかったものの思いの外充実した内容で、旅のメンバー一部に大受け。特にクライマックスでサブちゃん人形がぐりぐり動き歌う「まつり」のステージは圧巻で、撮影可能なのになぜ撮らなかったのか…後悔する始末。

[12:52]
路面電車には乗らないが、そろそろ函館駅へ向かいます。
昨日とは逆に「LA VISTA函館ベイ」フロントで預けた荷物を函館駅前の「はこだて手ぶら観光 駅前朝市店」で受け取り。このサービス非常に便利で助かりました。

[13:22]
青森?のゆるキャラ「いくべぇ」に出迎えられつつ、函館駅から「快速はこだてライナー」で新函館北斗駅へ。来た時と同様に新幹線への乗り継ぎに苦労する。でかいキャリーケースをゴリゴリ差し込んでくる観光客、要領の分からぬおばさんをでかい声で注意する見知らぬおじさん、も少しおおらかになれんモノかとつくづく想う。

[16:27]
新函館北斗駅から新幹線で新青森駅へ。さらに在来線に乗り換え(奥羽本線だ!)青森駅へ到着。そこから青い森鉄道に乗り込み…

[17:12]
浅虫温泉駅に到着。湯ノ島の向こうに沈む夕日が美しい。

[18:23]
本日の宿は「浅虫温泉さくら観光ホテル」地元名物のホタテづくしの夕食を。
ワインで眠くなった私は夕食後の「津軽三味線 生演奏」を観ることなく深い眠りに落ちるのでありました。




函館-青森旅行 Day 1

2017-05-14 22:08:55 | 父ちゃんのブログ
2017年3月24日 金曜日、会社と別方向に車を走らせ向かう「安中榛名駅」。
各々のスケジュール調整がままならなくなり、しばらくお預けとなっていた遠方へのお出かけ…幾多の苦難を乗り越えて?ようやくの実現となりました。
はい、ご覧の通りまたも平日絡みです。有給の取りやすい会社(職場)に感謝、感謝。

今回は"通常の倍の人数"かつ"歩行困難"なれど"資金的余裕有り"という特殊な状況ゆえ、日程のコンパクト化と交通機関の贅沢な利用を徹底。
出来るだけ"移動しない"そして"歩かない"旅を、まあ…満喫したと言って良いか。

函館・青森旅行 Day 1(2017/03/24) 4K


[  ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。

[07:23]
「あさま406号(07:24発)」で大宮駅へ。余裕ある乗り継ぎ時間を利用し中央自由通路脇の売店で駅弁を買い込む。

[08:42]
「はやぶさ5号(08:44発)」で目指すは新函館北斗駅。今回は奮発してグランクラスでゆとりの旅を…なんてのはちと無理な相談だけど、ちょっと頑張ってグリーン車を予約。こいつがえらい快適なんだよー。(ただしN700系のぞみと違って公衆無線LANが無いのはマイナスポイント)



車内はエグゼクティブな雰囲気を醸し出したスーツ姿の方がほとんど。匂いを放つのは気が引けちゃうけど、腹が減っては観光できぬ、各々がチョイスした駅弁をいただきます。ちなみにこれは利久の「牛たん丼 たれと塩のW弁当」。タンは薄切りなれど旨味は深し、幸先良し。



大宮駅から新函館北斗駅までは約4時間、読書と居眠りを繰り返しつつマッタリ過ごします。

[12:33]
新函館北斗駅で「快速はこだてライナー」に乗り継ぎ、ここが第一関門となった。とにかく新幹線ホームから在来線ホームまでの渋滞が酷い。明らかにキャパ不足でありオフシーズン?の平日でこれだものハイシーズンなんて考えただけでゾッとする。

[13:07]
15年ぶりの函館駅は、当時の三角屋根っぽい駅舎から近代的にリニューアル。ホームから駅舎全体がバリアフリーとなっていて評価できるポイントであるが、商業ゾーンに関しては充実した土産物店に対して食事の取れる店舗が少なく、移動を控えたい今回のような状況だと不便さを感じるところ。

路面等に積雪は全く無いものの、函館の街は断続的な吹雪。北国の春は遠い。
事前に調べを付けていた「はこだて手ぶら観光 駅前朝市店」に荷物を預ける。

[14:40]
タクシーで「五稜郭タワー」へ。こちらも15年前に昇ったタワーはすでに無く、約1.5倍高くなった新タワーがお出迎え。

[14:52]
展望フロアから見下ろす冬枯れの五稜郭。

[14:58]
反対側には函館山。雪雲が低く垂れ込める。

[15:33]
"歩ける者"だけ五稜郭中央の「箱館奉行所」へ。寒風吹きすさび、カメラを持つ手も感覚無く早々に退散。

[16:43]
現在天気晴天ナレド波高シ

[16:44]
金森赤レンガ倉庫をウロウロ。

[16:51]
本日のお宿「LA VISTA函館ベイ」にチェックイン。「はこだて手ぶら観光 駅前朝市店」に預けた荷物は予定通りホテルフロントに搬入済み。

[18:26]
"元気のある者"だけ函館山へ。とっても美しく、とっても寒く、とっても混んでるの。アジア系の外国人観光客がほとんどを占めていて、最近はどこの観光地もこんな感じだけども…こういう時代なんだなぁと。

[19:56]


本日の夕食、「LA VISTA函館ベイ」のお隣に位置する「函館ベイ美食倶楽部」内「きくよ食堂」。

和洋合わせた"ハイカラ"な店内の居酒屋ライクなお店であり、調子に乗って様々オーダーしましたが、全てが驚くほど新鮮でそして美味い。
初日の"しめ"として申し分のない料理の数々であり、明日への期待もさらに膨らむお食事でした。




ランチ @ 聖天寿し(妻沼聖天山歓喜院)

2017-05-08 06:20:25 | 父ちゃんのグルメ


国指定重要文化財である「貴惣門」をくぐり、



緑豊かな参道をしばし行けば「歓喜院聖天堂」本殿。



平成24年に国宝指定された本殿裏側の外壁には、日光東照宮を思わせる豪壮華麗な彫刻が。



ボランティアガイドさんの説明によれば、主に民間の寄進によって建てられたが故にタブーがなく、職人の遊び心が散りばめられたデザインに特徴があるとのお話。なるほど、そこかしこにユーモラスな場面を見ることができます。

また、この手の建築物に高確率で登場する「左甚五郎」の作品と言われる彫刻もあるようでしたが、撮影に夢中だった私が覚えてる情報はこの程度なもんで、興味が湧いた方は是非足を運んでみることをオススメします。

さて、国宝見物にて知的好奇心?を満たした後はお腹も満たさなきゃねってコトで、
ある日のランチ、埼玉県熊谷市妻沼の「聖天寿し」



妻沼聖天山歓喜院の参道脇にあるお店の名物は…



店名そのまま「聖天寿し」。テイクアウト専門のお店なので、近くの四阿(あずまや)でいただくことにします。

看板通りの"でっかい いなり寿し"は通常の二倍サイズはあろうかという代物。そいつが三本入ってるってことは、つまり六個分の"お稲荷さん"を食べるってことでありまして、しかも薄切りとはいえ干瓢の太巻きも付いてくるという"重さ"。
お店の設定ではこれで一人前、要するにビビってないで食べろってことです。

甘めでジューシーなお揚げに包まれた"お稲荷さん"は、奇をてらった味付けではなく至極正統派な味わい。その"量感"ゆえ単調になりがちなところを太巻きと紅生姜が変化を与えてくれます。

だがしかし、とにかく半端ないお米の量。一人前とは謳ってますが二人でシェアするのがベストかなと…
完食後、飛び出たお腹をさすりながら思うのでありました。




ちょっとパフェでも @ 純喫茶トムソン

2017-05-07 00:01:13 | 父ちゃんのカフェ
ある日のパフェ、高崎市新町の「純喫茶トムソン」



本日は木曜日…木曜日といえばあの番組。時刻はまさに一か八かの三時台、ボスブラックタイムならぬパフェタイムというわけで、以前スープカレーをいただいた折、妙齢の女性が食べていたパフェが目に焼き付いて離れなかったこちらのお店へ。



私は「自家製コーヒークリームゼリー」、



嫁さんは「フルーツパフェ」をオーダー。今回はドリンクを省き、潔く甘味一本勝負でいきまっしょい!

濃厚かつわかりやすい手作り食感のコーヒーゼリーが実に美味な「自家製コーヒークリームゼリー」は、舟形?のグラスに整然と盛り付けられた姿が目にも嬉しいそんな一品。

そして本日のホームラン「フルーツパフェ」。高級フルーツショップなどのフルーツそのものがてんこ盛りなタイプではない、やや小ぶりな古き良き昭和のルックス。ポイントは底部の緑色のシロップ(ソーダ水で使うやつだ)で、これですよ!この色こそフルーツパフェですよ。
生クリーム・アイス・シロップが渾然一体となったその味は、もう思わず笑っちゃうほどの美味しさ。

純喫茶のフルーツパフェかくあるべし!と、力を込めて言っておこう。


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ランチ @ こまつや

2017-05-06 00:19:23 | 父ちゃんのグルメ
前回の続き…

"牛に引かれて善光寺参り…"ではないけれど、十数年振りの善光寺。



粛々と?参拝を済ませ…



門前町を下りながら良さそうなお店を物色。メインストリートから少し外れた場所に"その"お店はありました。

ある日のランチ、長野県長野市の「こまつや」



店先の黒板には「満席」の文字が…こりゃかなり待つかなと思いきや、中から店員さん「5分ほどで座れます」と。



ランチメニューは日替わりのパスタセットA・Bと季節のパスタセットCから選択するシンプルなもの。



今回はAの「スズキと鰆(さわら)と春野菜のトマトソース マスカルポーネチーズのせ」と「自家製宮崎産レモンスカッシュ」をオーダー。パスタ屋さんのメニューは何故こうも長いんだろ?

旨味のしっかりした魚と甘い春野菜が爽やかなトマトソースに包み込まれ、少し柔らかめな茹で加減のパスタにマッチ。マスカルポーネが味にアクセントをつけて…うん、これはかなり美味しいぞ。
シロップを混ぜながらいただくレモンスカッシュも、微かな苦味のあるオーガニック感が良い。

当blogでは珍しくパスタをいただきましたが、久しぶりに美味しいの食べれて嬉しかったなー。



美味しいランチの後は、向かいの「西之門よしのや」でちょっとお買い物。どー見ても蔵元ですねぇ…何を買ったかは、秘密。


こまつや HP







緑響く @ 長野県信濃美術館 東山魁夷館

2017-05-05 07:05:12 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

ある日の絵画鑑賞、長野県長野市の「長野県信濃美術館 東山魁夷館」



2017年3月30日〜2017年5月30日の期間中、「東山魁夷館改修前特別展 東山魁夷 永遠の風景 --館蔵本制作一挙公開--」と題して、東山魁夷館が所蔵する代表作すべてを一挙公開という"大盤振るぶる舞い"な特別展。

学芸員?の方の解説を遠くに聞きながらマイペースで魁夷の世界に没入。長野県茅野市にある御射鹿池(みしゃかいけ)がモデルとなった有名な「緑響く」の前で足が止まります。




 一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え去った―そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲(ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488)の第二楽章の旋律が響いているのを感じました。
 おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。

『東山魁夷館所蔵作品集』1991年 より




液晶TV「AQUOS」のCMにも使用された御射鹿池は、作品の雰囲気そのままの美しい池とのお話。多くの方が撮影されていますがいつか私も撮ってみたいなと…しかし、それ以上に気になったのは"モーツアルトのピアノ協奏曲"。

モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番:第2楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]


私はこの絵画を見た時、完全なる静寂…音のない世界を感じていたのですが、なるほど…こんな"音"が鳴っていたのですね。



絵画を堪能した後は併設の「Café Kaii」で一服。魁夷の「緑響く」をイメージした季節の和菓子、その名も「緑響く」をいただきます。
セットの日本茶は抹茶と上煎茶から選択できますが、抹茶が苦手な私は当然上煎茶をチョイス。

抹茶ってみんな好きだよねー、"抹茶なんたら"っていうスイーツとか多いしさ。
いつか好きになれる時が来るのかな…


長野県信濃美術館 東山魁夷館 HP








モーニング @ Cafe 里わ

2017-05-01 20:58:18 | 父ちゃんのカフェ
前回の続き…

ある日のモーニング、長野県飯山市の「Cafe 里わ」



千曲川を挟み菜の花公園の対岸に位置する「道の駅 花の駅 千曲川」に併設するCafe。



まだまだ余裕でモーニングの時間帯、メニューの中でひと際輝いて見えたワンコインの「朝カレー」をチョイス。眠気覚ましのコーヒーも追加オーダー。

トマトの酸味の効いたスパイシーなカレーは私好みのサラサラタイプ。ワンコインモーニングのカレーとはいえ、チキンはゴロゴロ入ってるし目玉焼きは付いてるしとなかなかのサービスっぷりで、朝からイイもの見つけちゃった気分。

道の駅にしてはお洒落な店内と美味しいメニュー、おまけに眺めもサイコー。
スイーツも充実しているし、文句なしでオススメの"駅"でした。


Cafe里わ HP

道の駅 花の駅 千曲川 HP