ここをキャンプ地とするっ!IV

根っこが生えてしまってからの活動記録

函館-青森旅行 Day 3

2017-05-29 20:44:06 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

2017年3月26日 日曜日。旅行最終日、帰りの新幹線の時間を考慮して行動範囲を青森駅周辺に絞る計画。
前日寝込んでしまったせいで入浴しそびれた私は早朝の露天風呂へ。貸切状態の露天から眺める青森湾を大小様々な船が音もなく進む。冷えた空気が心地よい。

函館・青森旅行 Day 3(2017/03/26) 4K


[  ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。

[06:21]
湯冷めを気にしつつ、嫁さんと二人「サンセットビーチあさむし」を散歩。

[06:24]
何かを獲る地元の漁師さん。それを撮る私。

[06:29]
振り返れば朝日に照らされつつある「浅虫温泉さくら観光ホテル」。東北の熱海とうたわれた浅虫温泉も、オフシーズンだからか時代の流れか、少し寂しさを感じる風情。

[06:30]
柔らかな波音をぼんやりと。

[06:45]
先行した嫁さんが手招き。行ってみるとそこには沢山のウニ!
先程の漁師さんの獲物はコレだな。

[07:51]
朝食を済ませチェックアウト。豪快にスピードを出す「青い森鉄道」で青森駅へ。

[09:37]
青森駅通路の鉄道グッズ販売店でタイムロス。貨物系のグッズが充実しており、熟考の末いくつか購入。旅行中の財布の紐はゆるい。
東北本線からIGRいわて銀河鉄道を経由し青森駅まで接続する青い森鉄道は、普通列車より多いのではないかと感じるほど貨物列車(金太郎)が運行しており、そういった状況下での商品ラインナップなんだと思う。

[10:04]
青森駅からタクシーにて「青森県立美術館」へ。5kmほど内陸へ移動しただけなれど、残雪格段に深し。

[10:21]
巨大な犬の立体像「あおもり犬」や…

[11:16]
ブロンズ像「Miss Forest / 森の子」といった奈良美智さんの作品をはじめ、棟方志功の作品が多く収蔵された美術館。
これらの作品(シャガールとかもあったけど…)も良かったですけども、僥倖だったのが「三沢の犬」などをはじめとした写真家「森山大道」の作品を観ることができた事。

一応趣味の一つにカメラが入ってる私がただ一人好きな写真家が森山大道氏でありまして、その昔GR Digital Ⅱを使っていたのは完全に同氏の影響。
当時はモノクロでフィルムの荒れ感を出すために日中でもISO感度を目一杯上げて、そのままでは真っ白な写真になってしまうところをNDフィルターをかましてバランスとる、なんてことをやってた。
結局モノクロはいいけどRICOH独特の色味が好きになれず、4年ほど使用して売ってしまったのですが…実は今回の旅行のためにGR Ⅱを購入してしまったのですよ。その辺の顛末はまた別の機会に。

[12:00]
さて、再びタクシーにて青森駅に隣接する「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。

[12:16] [12:19] [12:20]
展示された大型の"ねぶた"を鑑賞し…

[13:15]
ねぶた囃子の生演奏を見物。太鼓体験などのコーナーもありましたが本来屋外で演奏するねぶた囃子、ホール内では大音量になってしまい左耳の弱い私は早々にリタイアし別のエリアへ。耳を痛めてからはや20年、結局改善することなく一生付き合っていくんだろうなぁと、ちょいとブルーな気分。

[13:55]
少し遅めの昼食を青森駅前の「帆立小屋」で。
ここで調子に乗った私、「よりどり三酒」で地酒飲み比べを。普段ほとんどアルコールに縁がない私が結果的に3日連続で(少量ですけどね)酒を呑むという…うーん、旅って怖い。



立派なおっさんのくせに日本酒に関する知識ゼロの私、「飲みやすいのはどれか?」という「だったら飲むなよ…」的な質問を店員さんに投げかけ、ちょっと呆れた顔で教えてもらったオススメ三酒をいただくことに。

写真の並び通り左から順に飲んでいったのは偶然だけど、"勉強"した今になって思えばベストだったように思う。
三つの中で最も淡麗?な「駒泉」を飲んだ時には特に感じるものはなかった。しかし「八仙」を口に含んだ時の驚き。酒ではなく甘酒の味と香りがするのよ!
しかし驚くのはまだ早かった、さらに「田酒」…とろりとした舌触り、なんという芳醇な米の旨味、未体験の扉を爽快に開かれた感覚。
日本酒といったら"お清め"くらいしか口にしたことがなかった私、この後「田酒」を求めてしばし駆けずり回ることになるのです。

[13:59]
帆立小屋」には、生け簀のホタテを制限時間内釣り放題というコーナーがあり、前日函館朝市でのイカ釣りに気を良くした同行者たちはまたしても"釣り"を希望。
しかしイカは釣れたがホタテは手強い、4人中釣れたのはたった1人。されどその1人が5枚のホタテを釣り上げる快挙、戦利品を浜焼きでいただくことができました。

[14:10]
シメは「大間産本マグロ鉄火丼」。旅先最後の充実した食事となりました。

[14:52]
ねぶたの家 ワ・ラッセ」向かいの「A-FACTORY」にて土産物を物色。「田酒」を探すも見つからず、のちにそう簡単に入手できる酒ではない事を知ることになるのですが…

[15:03]
「とうきびジェラート」を食べながら時間調整。ここのところ地元の某ジェラート屋さんに出かけてない事を思い出す。

[15:13]
"雪の中"ではない青森駅から…

[15:39]
奥羽本線にて新青森へ。
「はやぶさ」に乗り込んだら(帰りもグリーン車だ)この旅もほぼ終了。トラブルもなく無事帰ることができました。

今回の函館・青森旅行、新幹線での北海道上陸は非常に楽チンでした。
従来の羽田空港から飛行機で…を考えると、新幹線で東京駅、在来線で浜松町、さらにモノレールで羽田空港そこからフライト…と何しろ移動が大変

それに比べ、大宮で「はやぶさ」に乗っちゃえば着いてしまう新幹線は実にイージー。群馬県民からすると利用価値の高い移動手段だと感じました。
惜しいのは現状函館止まりな事でして、これが例えば札幌辺りまで路線が延びれば道内での選択肢が広がると思います。
ただし函館から札幌までの距離は相当にあり、今度は飛行機移動での時間の短さが有効化するという…なかなか悩ましいものです。

来年は何処へ旅しようかな。





函館-青森旅行 Day 2

2017-05-21 18:09:40 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

2017年3月25日 土曜日。旅行"なかび"の観光計画は、午後に控える青森への移動の為ほぼノープラン。
前日の"歩けなさ"に対応したプランを速やかに立案せねばと、ぼんやりした頭でぼんやり考える夜明け前の時刻は5:00、今日が始まります。

函館・青森旅行 Day 2(2017/03/25) 4K


[  ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。

[05:43]
宿泊した「LA VISTA函館ベイ」のエレベーターフロア?からHyperlapse撮影。街が動きだす。

[05:57]
金森レンガ倉庫の奥には、昨夜の喧騒が嘘のように思える静かな佇まいの函館山。二日目の朝は穏やかで優しい表情。

[07:19]
LA VISTA函館ベイ」の名物、日本一とも言われる朝食バイキング。6:30からオープンの2F「北の番屋」はすでに大行列。
しまった、出遅れたか…と思いきやどうやら座席は難なく確保できそうな雰囲気。
バイキングエリアが入り口付近から始まってるためなのと、係りの方が入場をコントロールしているために列になってるだけの事でした。

そのバイキングエリアは入場正面から左右に分かれており、そのどちらも並んだお料理は同一の物。そのため流れは意外にスムーズでストレスなく目当ての品をピックアップすることができます。

流れが混沌としたバイキングは露骨な横入りや追い越し、挙句混乱に乗じお料理をこぼしたりなど大げさに言うと人間の浅ましさみたいなものがが垣間みえて、好きじゃないんですよね。お店側も料理の補充が遅いとか汚れを放置しっぱなしとかしちゃうと、そこはもう戦場みたいな有様になっちゃうし。

ここ「LA VISTA函館ベイ」はホテル側のコントロールが上手いのか、宿泊客のマナーが良いのか非常に快適に食事できました。



で、どんな朝食をいただいたかって? ↑こちらなんですけどねっ、昨夜の食事と変わんねーじゃねーかと皆に言われたし自分でもそれはわかってるんだけどねっ。
噂に違わず全て美味でございましたが、中でも特筆すべきはタラコ。スケトウダラの水揚げで有名な鹿部町がお隣だからか、食感の良さとまろやかなお味には思わず目から鱗。

[08:41]
チェックアウトまでしばしの時間的余裕があり、嫁さんと二人近くを散歩することに。まずは金森レンガ倉庫

[08:50]
小舟に乗った「新島襄ブロンズ像」。この地よりアメリカへ密出国した新島襄は、帰国したのち同志社英学校(のちの同志社大学)を設立…するわけですけども、群馬県人の私からしたら、安中藩士の生まれであり、「平和の使徒(つかい)新島襄」であり、近所に彼の名のついた学園があり…そんな身近?な人。若き七五三太くんの凛々しい顔に我が子の事を想う。

[08:57]
その昔「チャーミーグリーン」というキッチン洗剤のCMで老夫婦が手を繋いで踊ってた八幡坂。早朝ゆえに行き交う車も少なく、とりあえず手を繋いで踊ってみたのは言うまでもない。

[09:36]
チェックアウト後「函館朝市駅二市場」へ。旅の出資者は複数宛に大量の"お土産"を購入。お店と"交渉"するうちに待遇が徐々にVIPになっていくのが可笑しかったなー、その後も顔をあわせるたびにお礼を言われるし。まああんだけ購入すればねえ…買ったのは私じゃないのにねぇ。

[10:14]
元気な衆はイカ釣り体験で大奮闘。行列20分待ちほどの人気コーナーで、直前の数組が苦戦してたのを尻目に我がチーム3名はそれぞれ投入即釣り上げという爆速な釣りっぷり。イカ釣り名人のオーラを醸し出した我が家族は、周りのギャラリーから「(なぜ簡単に釣れるのか?)DNAなんじゃね?」っという妙なツッコミをいただくのでした。

釣ったイカはその場でサバいてもらい胃袋の中へ。あしがウネウネ動く様を眺めつつ美味しくいただきます。人間て残酷な生き物よねえ…

[10:49]
その後は、朝市エリアを食べ歩き。生牡蠣に…

[11:01]
びっくりする値段の焼きタラバ…

[11:23]
夕張メロン…

[11:36]
毛がにまん…と普段なら躊躇しまくる単価の品物を食べまくる。

[12:30]
移動の電車まで時間を持て余した我々は急遽「北島三郎記念館」へ。
個人的にはそれほど期待していなかったものの思いの外充実した内容で、旅のメンバー一部に大受け。特にクライマックスでサブちゃん人形がぐりぐり動き歌う「まつり」のステージは圧巻で、撮影可能なのになぜ撮らなかったのか…後悔する始末。

[12:52]
路面電車には乗らないが、そろそろ函館駅へ向かいます。
昨日とは逆に「LA VISTA函館ベイ」フロントで預けた荷物を函館駅前の「はこだて手ぶら観光 駅前朝市店」で受け取り。このサービス非常に便利で助かりました。

[13:22]
青森?のゆるキャラ「いくべぇ」に出迎えられつつ、函館駅から「快速はこだてライナー」で新函館北斗駅へ。来た時と同様に新幹線への乗り継ぎに苦労する。でかいキャリーケースをゴリゴリ差し込んでくる観光客、要領の分からぬおばさんをでかい声で注意する見知らぬおじさん、も少しおおらかになれんモノかとつくづく想う。

[16:27]
新函館北斗駅から新幹線で新青森駅へ。さらに在来線に乗り換え(奥羽本線だ!)青森駅へ到着。そこから青い森鉄道に乗り込み…

[17:12]
浅虫温泉駅に到着。湯ノ島の向こうに沈む夕日が美しい。

[18:23]
本日の宿は「浅虫温泉さくら観光ホテル」地元名物のホタテづくしの夕食を。
ワインで眠くなった私は夕食後の「津軽三味線 生演奏」を観ることなく深い眠りに落ちるのでありました。




函館-青森旅行 Day 1

2017-05-14 22:08:55 | 父ちゃんのブログ
2017年3月24日 金曜日、会社と別方向に車を走らせ向かう「安中榛名駅」。
各々のスケジュール調整がままならなくなり、しばらくお預けとなっていた遠方へのお出かけ…幾多の苦難を乗り越えて?ようやくの実現となりました。
はい、ご覧の通りまたも平日絡みです。有給の取りやすい会社(職場)に感謝、感謝。

今回は"通常の倍の人数"かつ"歩行困難"なれど"資金的余裕有り"という特殊な状況ゆえ、日程のコンパクト化と交通機関の贅沢な利用を徹底。
出来るだけ"移動しない"そして"歩かない"旅を、まあ…満喫したと言って良いか。

函館・青森旅行 Day 1(2017/03/24) 4K


[  ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。

[07:23]
「あさま406号(07:24発)」で大宮駅へ。余裕ある乗り継ぎ時間を利用し中央自由通路脇の売店で駅弁を買い込む。

[08:42]
「はやぶさ5号(08:44発)」で目指すは新函館北斗駅。今回は奮発してグランクラスでゆとりの旅を…なんてのはちと無理な相談だけど、ちょっと頑張ってグリーン車を予約。こいつがえらい快適なんだよー。(ただしN700系のぞみと違って公衆無線LANが無いのはマイナスポイント)



車内はエグゼクティブな雰囲気を醸し出したスーツ姿の方がほとんど。匂いを放つのは気が引けちゃうけど、腹が減っては観光できぬ、各々がチョイスした駅弁をいただきます。ちなみにこれは利久の「牛たん丼 たれと塩のW弁当」。タンは薄切りなれど旨味は深し、幸先良し。



大宮駅から新函館北斗駅までは約4時間、読書と居眠りを繰り返しつつマッタリ過ごします。

[12:33]
新函館北斗駅で「快速はこだてライナー」に乗り継ぎ、ここが第一関門となった。とにかく新幹線ホームから在来線ホームまでの渋滞が酷い。明らかにキャパ不足でありオフシーズン?の平日でこれだものハイシーズンなんて考えただけでゾッとする。

[13:07]
15年ぶりの函館駅は、当時の三角屋根っぽい駅舎から近代的にリニューアル。ホームから駅舎全体がバリアフリーとなっていて評価できるポイントであるが、商業ゾーンに関しては充実した土産物店に対して食事の取れる店舗が少なく、移動を控えたい今回のような状況だと不便さを感じるところ。

路面等に積雪は全く無いものの、函館の街は断続的な吹雪。北国の春は遠い。
事前に調べを付けていた「はこだて手ぶら観光 駅前朝市店」に荷物を預ける。

[14:40]
タクシーで「五稜郭タワー」へ。こちらも15年前に昇ったタワーはすでに無く、約1.5倍高くなった新タワーがお出迎え。

[14:52]
展望フロアから見下ろす冬枯れの五稜郭。

[14:58]
反対側には函館山。雪雲が低く垂れ込める。

[15:33]
"歩ける者"だけ五稜郭中央の「箱館奉行所」へ。寒風吹きすさび、カメラを持つ手も感覚無く早々に退散。

[16:43]
現在天気晴天ナレド波高シ

[16:44]
金森赤レンガ倉庫をウロウロ。

[16:51]
本日のお宿「LA VISTA函館ベイ」にチェックイン。「はこだて手ぶら観光 駅前朝市店」に預けた荷物は予定通りホテルフロントに搬入済み。

[18:26]
"元気のある者"だけ函館山へ。とっても美しく、とっても寒く、とっても混んでるの。アジア系の外国人観光客がほとんどを占めていて、最近はどこの観光地もこんな感じだけども…こういう時代なんだなぁと。

[19:56]


本日の夕食、「LA VISTA函館ベイ」のお隣に位置する「函館ベイ美食倶楽部」内「きくよ食堂」。

和洋合わせた"ハイカラ"な店内の居酒屋ライクなお店であり、調子に乗って様々オーダーしましたが、全てが驚くほど新鮮でそして美味い。
初日の"しめ"として申し分のない料理の数々であり、明日への期待もさらに膨らむお食事でした。




緑響く @ 長野県信濃美術館 東山魁夷館

2017-05-05 07:05:12 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

ある日の絵画鑑賞、長野県長野市の「長野県信濃美術館 東山魁夷館」



2017年3月30日〜2017年5月30日の期間中、「東山魁夷館改修前特別展 東山魁夷 永遠の風景 --館蔵本制作一挙公開--」と題して、東山魁夷館が所蔵する代表作すべてを一挙公開という"大盤振るぶる舞い"な特別展。

学芸員?の方の解説を遠くに聞きながらマイペースで魁夷の世界に没入。長野県茅野市にある御射鹿池(みしゃかいけ)がモデルとなった有名な「緑響く」の前で足が止まります。




 一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え去った―そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲(ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488)の第二楽章の旋律が響いているのを感じました。
 おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。

『東山魁夷館所蔵作品集』1991年 より




液晶TV「AQUOS」のCMにも使用された御射鹿池は、作品の雰囲気そのままの美しい池とのお話。多くの方が撮影されていますがいつか私も撮ってみたいなと…しかし、それ以上に気になったのは"モーツアルトのピアノ協奏曲"。

モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番:第2楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]


私はこの絵画を見た時、完全なる静寂…音のない世界を感じていたのですが、なるほど…こんな"音"が鳴っていたのですね。



絵画を堪能した後は併設の「Café Kaii」で一服。魁夷の「緑響く」をイメージした季節の和菓子、その名も「緑響く」をいただきます。
セットの日本茶は抹茶と上煎茶から選択できますが、抹茶が苦手な私は当然上煎茶をチョイス。

抹茶ってみんな好きだよねー、"抹茶なんたら"っていうスイーツとか多いしさ。
いつか好きになれる時が来るのかな…


長野県信濃美術館 東山魁夷館 HP








春風そよ吹く 空を見れば @ 菜の花公園

2017-04-30 14:50:59 | 父ちゃんのブログ
ある日(2017年4月29日)のお散歩、長野県飯山市の「菜の花公園」

前々から訪れてみたかったこの場所ですがなかなか機会に恵まれず、今回ようやく行くことができました。
それほど遠い場所ではないんだけれど、いつでも行けると思う場所ほど後回しになってしまうという典型的な例です。



当日の開花状況は写真の通り。まだまだ一面の黄色とは言えない状態ではありますが、とうとうと流れる千曲川と残雪残る斑尾山(多分)、そして未だ白く輝く妙高の山々…雄大な景色と菜の花のコラボレーションを眺めているだけで心が洗われるってもんです。



私が何故にココに来たがっていたかというと、誰もが知っている?あの唄「朧月夜」の舞台となった場所だから。
公園には千曲川を見下ろす形で歌碑も建てられています。


菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜


郷愁を誘う素敵な歌じゃないですか。小学生の時にはこれっぽっちもそんな風に思わなかったけど…歳をとったんだろねぇ。
そういえば中島美嘉×葉加瀬太郎の「朧月夜〜祈り」ってのもあったな。ちょいと調べてみると2004年リリースとな…その年は福島に転勤になった年だね。懐かしい、実に懐かしい。



歌の雰囲気を味わうのだったら夕暮れ時じゃなきゃなんだけど、まあその辺はアバウトというか適当な人間なんで。



さて、ここ菜の花公園で開催される「いいやま菜の花まつり」は5月3,4,5日の三日間(菜の花は期間中にちょうど見頃を迎えると思われます)。
満開でもなけりゃ祭りの期間でもない日の朝8:00にココへ来た理由?そりゃあ確実に空いてるからだよぅ、混んでんのが嫌なんだよぅ。

まあその辺は辛抱強くないというか忍耐不足な人間なんで。


第34回いいやま菜の花まつり HP





特別展「燕子花図と夏秋渓流図」 @ 根津美術館

2017-04-23 22:05:48 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

ある日の美術品鑑賞、東京都港区南青山の「根津美術館」



東武鉄道の社長などを務めた根津嘉一郎氏のコレクションを展示する美術館で、ここに一度見てみたいと願っていたある屏風絵が所蔵されているのです。



それは国宝である尾形光琳の「燕子花図 屏風」。

実は2014年11月に当美術館を訪れているのですが、その際「燕子花図 屏風」は展示されておらず残念な思いをしたものです。
後に調べてみれば何の事はない、カキツバタの開花時期に合わせて毎年4月下旬〜5月上旬のみに公開される絵画だったんですね…。

調査不足を反省し虎視眈々と再訪の機会をうかがっている所へ、今回の特別展の情報が。
何と鈴木其一の「夏秋渓流図 屏風」との琳派二大傑作同時展示という願ってもない好機。休日ましてやGWなど混雑必至と思われるので、早めのタイミングで平日に休みを取り、ゆったり鑑賞との企み。二週間前ギックリ腰になった事は…なかった事にして頑張る。座薬とか入れて頑張る。



目論見通り館内は人影まばら、じっくりと様々な角度から鑑賞できました。語るほど絵画を"わかる"訳ではありませんのよ、ただ好きなだけ。だから"あれこれ"とは書かない…ていうか書けない。
ただ書籍や映像ではわからない筆のタッチや"色"の重なり具合、作品の大きさを体感できることなど実物を観なければ感じることができない事がたくさんあり、そう言った意味で美術館に足を運ぶのはとても楽しいことなんですわ。ま、至極当たり前のこと言ってるけども。

江戸時代にはどこぞの藩主の下屋敷があったという根津美術館の敷地には、すり鉢状の地形を生かした日本庭園も。
水辺のカキツバタは開花してませんでしたが、のんびり散策も楽しめました。

樹々の奥には六本木ヒルズ。飛び去るヘリを眺めていたら急に、ハラが、減った…


2014年11月の記事

根津美術館 HP




さくら舞い散る中に忘れた記憶と…

2017-04-16 22:15:28 | 父ちゃんのブログ
「さくら舞い散る中に忘れた記憶と 君の声が戻ってくる
吹き止まない春の風 あの頃のままで…」

絶好の花見日和と思われた先週末は、これでもかっと強い雨。
挙句、大河ドラマが始まる頃に人生二度目のギックリ腰…こいつが超痛かった。

激痛のため立つこともままならず、普段なら5秒で到着するトイレに四つん這いで10分。
MRI検査の結果は…見事、椎間板ヘルニアだそうで。

三日間の休養と良く効く痛み止めのおかげでどうにか動けそうな今週末、ちょいと遅めのお花見を。

一峰公園 2017/04/15 4K


春の風に舞う桜の花びらはまさしく"桜吹雪"。幻想的な景色に腰の痛みも一瞬、忘れた。

沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり。今日からきっと良い事だらけ…だろ?





春遠からじ

2017-03-02 21:57:31 | 父ちゃんのブログ
風の穏やかな午後、冬枯れの風景を歩きたくなり向かったのは一ノ宮貫前神社。



昨年12月から今年3月まで12年に一度の式年遷宮祭開催中であり、神様も仮殿に一時引っ越し中。
地元衆で12年前その勇姿を見せてくれた義父も今は亡く、今回はその孫が祭に参加。過ぎ去った年月を想う。



満開の梅の花が春を告げる、主人のいない本殿。



式年遷宮祭の)神様の通り道を記した笹(竹)が点々と続く総門のある台地の、南斜面にある細く急な坂道を下る。下れば背筋が、登ればアキレス腱が伸びる。空はどこまでも青い。



小腹が空いたらほど近い「富光堂(ふこうどう)」へ。
食パンの"のぼり旗"は貫前神社の駐車場に車を停めた時点で確認済み。行き当たりばったりではないのです。緻密な計算?の元に成り立ったお散歩…どうだ参ったか?



台地の上に戻り眼下の街を眺めながら「ジャムバター」を。甘酸っぱいジャムと塩気の効いたバター、ふわふわを通り越してふにゃふにゃな食パン。このシチュエーションなら、どんなごちそうより美味い。

遠くから"コー"っと車の音、近くでは"サラサラ"と風の音。

春遠からじ。






-- 本日のBGM --

フリー・ソウル・キリンジ



堀込兄弟時代の名曲を揃えたコンピレーションアルバム。
「フリーソウル」というコンピシリーズを手掛けている橋本徹氏による"キリンジセレクト"は、よりファンの視点に立った選曲がなされており、レコード会社が製作した"ベスト盤"や"シングル集"とは一味違うアルバムとなっています。

DISC 1の終盤、Drifter→エイリアンズ→スウィートソウルと畳み掛けるような展開もすごいですし、DISC 2の最終曲にサイレンの歌を持ってきたあたりも我が意を得たり!なエンディング。

しかし、今最も私の心を捉えて離さないのは堀込高樹(兄)のソロ作品である「冬来たりなば」。
キリンジらしい美メロ溢れる曲展開も素晴らしいですが、とにかく良いのが歌詞。
ざっくり言えば冬の風景であり、もっと言えばお正月の歌なんですが、一つ一つの表現がすごくカッコ良いんだよね。
クラムボンの原田郁子がコーラスで参加しているのも聞きどころの一つ。

冬枯れの散歩道を歩けば、脳内に流れる「冬来たりなば」。
季節は移り、来年までしばしのお預け…かな。

堀込高樹 冬来たりなば wmv

ランドセル持って @ 丸広百貨店 川越店

2017-02-25 22:21:04 | 父ちゃんのブログ
平日のある日、小江戸川越。



開店直後に訪れたのは「丸広百貨店 川越店」、わざわざ何故に?

役目を終えた子どものランドセル、埃をかぶったままの放置も処分するのは忍びなく…
そんなランドセルの第二の人生、"ランドセルリメイク"の申し込みにやって来たのです。

リメイクしていただくのは「SNAKER」という革製品の専門店。丸広百貨店に店舗があるわけではなく「SNAKER」への発注の窓口を百貨店が代行する仕組み。
インターネット等で直接「SNAKER」側に発注することも可能のようですが、やはり注文書が書面で残る方が安心ですしね。完成まで1〜2年ほど必要となればなおさらです。

リメイクはランドセルの"蓋"の部分の革を使用するとの事で、その蓋の面積でリメイク可能な品種と個数が決まります。
財布やキーホルダーなどを幾つかチョイスし、ランドセルを預けて発注終了。土屋鞄製のランドセル、リメイクの完成が楽しみです。



ところでこちらのデパート、今や懐かしい屋上遊園地がまだ現役バリバリ。平日の寒空にもかかわらずチビっ子の歓声。お母さんも若くてピチピチ(古い表現だな)。ある意味、異空間。



その屋上遊園地の隅には「民部稲荷神社」という小さな社が。相撲好きの狐さんを祀ったこちらの神社、紆余曲折を経て今はデパートの屋上に。ちょっと不思議な感じですね。



そろそろ小腹が空きました。天気も良いので、何故かバレンタインデーの特設会場で販売していた入間の「PANJA」というパン屋さんの「まるごと煮タマゴ」をパクリ。カレーパンのカレーの代わりに煮玉子が入ったパンの味は想像したまんま、絶対美味いヤツです。

屋上の南東側には小さくスカイツリー。またまた東京に行きたくなっちゃう私なのでした。

丸広百貨店 川越店 HP

SNAKER -革製品専門店- HP

民部稲荷神社

自家製天然酵母石窯パン工房 PANJA HP



東京 Friday night

2017-01-25 22:27:02 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

リアルマリオカートが爆走する外苑東通り…



六本木交差点を折れて、向かうは六本木ヒルズ。日没近いタイミング、展望フロアで夜景でもって魂胆。



まずは展望回廊で新宿越しに地元方面を。雨上がりの澄んだ冬の空気は思いの外綺麗で、赤城・榛名もしっかり見える。
日没寸前にはこんなのも撮れたしね。



頃合いを見て屋上「スカイデッキ」へ。"展望"といえば東京タワーやスカイツリーが定番でしょうが、その二つを外から眺められるのは六本木ヒルズならでは。ただし海抜270mの高さは伊達でなく、地上とは比べ物にならない風と寒さに早々のリタイア。街の明かりが瞬く様は…後々の楽しみに取っておきましょうか。



金曜日の夜、しかも"イブイブ"。ヒルズ下層フロアは大混雑。

浮かぶフレーズ…Stay tune in 東京 Friday night…






-- 本日のBGM --

Suchmos "STAY TUNE" (Official Music Video)


ぼんやり眺めていたTVから流れてきたこの曲に一発ノックアウト。ホンダ「VEZEL HYBRID」CMソング「Suchmos(サチモス)」の"STAY TUNE"。
ファルセットを多用するスタイル、アディダスのジャージ、時折見せるダンス、そしてサウンド…わかりますよね、ほぼジャミロクワイです。
思い起こせば1990年代、ガリアーノ、インコグニート、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、そしてジャミロクワイが台頭した"アシッド・ジャズ・ムーブメント"。私も当時どっぷり浸かってた一人。
ブームの終焉から随分経ちましたが、この時代にこの音を再び聴くことができるとは…しかも日本発。

そして本日は2nd ALBUM「THE KIDS」の発売日。「STAY TUNE」はもちろん、先行シングル?の名曲「MINT」も収録。これは要チェックでっせ!まだ買ってないけど。

どういう大人の事情か知りませんが、TSUTAYAレンタル限定盤「TSUTAYA rental selection 」なんてのも存在しており、実際近所のTSUTAYAさんにてレンタルしました、聴きました。めぼしい曲がうまくピックアップされており、予習にぴったりな一枚。こちらもオススメですよー。

Suchmos "MINT" (Official Music Video)

フォースと共にあらんことを

2017-01-05 22:32:47 | 父ちゃんのブログ
新年…明けてましたね。そんなにおめでたい事も無いのですが、とりあえずおめでとうございます。

今年はね、ブログ…ちゃんと書こうと思いますの。
お手軽なSNSにうつつを抜かしていた間に溜まりに溜まった"ネタ"、昨年中に消化しようと目論んでいましたが結局果たせず。PCのデスクトップに放置されている"おいしいモノ"の写真は減るどころか日に日に増えていく始末。妙なプレッシャーが私を襲う。

だから…頑張ってみるよ、やれるだけ。SMAP(山崎まさよし)もそう言ってたし。

で、2017年一発目に何を書くかってーと…意表を突いて映画のお話。元日朝一から「ローグ・ワン」観て来ました。

スターウォーズ Episode IV 新たなる希望(劇場一作目)のオープニングロールの一節に「…秘密基地を発った反乱軍の宇宙船団が、邪悪な銀河帝国軍に対して初の勝利を収めた。この戦いで、反乱軍のスパイは帝国軍の究極兵器の設計図を奪取することに成功する…」ってのが書かれてるんだけど、「ローグ・ワン」のストーリーがまさにこの部分。

ジェダイは登場しないし胸のすくような展開もない、どちらかといえば悲劇的な物語の中でどうにか繋ぎ止めた小さな"希望"。この"希望"(つまりデス・スターの設計図)があったからこそ、その後の"有名キャラクター"が活躍できたんだぞっ!ていうね。言い方は悪いが"裏方さん"にスポットを当てた物語。

ファンタジー成分が少ないので戦争映画を観ているような感覚もあり、特にクライマックスの戦闘シーンなどは舞台が"ビーチ"って事もあって「地獄の黙示録」あたりを思い浮かべてしまったりもした。

そしてラスト5分、怒涛の展開。ダークサイドに落ちた"あの方"が迫る中、"希望が"ついに"あの姫"の手に…そしてお馴染みのテーマ曲がジャジャーンと!ついでに私の眼から涙がジャジャーンと。なんというエンディング、このままEpisode IVに突入ですよっ。
帰宅してDVD(もちろんEpisode IV)観たもの。面白さ倍増だもの。

「フォースの覚醒」も良かったけどさ、「ローグ・ワン」なかなか見応えありまっせ。

そんなわけで新年一発目、あえてテキストだけで攻めてみました。
これからも完全順不同、古いネタもバンバン挟み込んでテキトーに書いていこうと思います。

今年一年、フォースと共にあらんことを。

諸行無常

2016-12-07 20:33:29 | 父ちゃんのブログ
「形あるもの、いつか壊れる。」と申します。

だからといって掃除機とTVと冷蔵庫…ほぼ同時期に壊れなくてもいいじゃないか?
この一週間の電気屋さん通い、正直疲れました。望んだ買い物ではないからあんまり嬉しくないしね。



街は輝くイルミネーション。夜空の三日月さんにお願いしたい…「これ以上、家電が壊れませんように」ってね。


Art is an explosion!

2016-11-28 22:57:24 | 父ちゃんのブログ
前回の続き…

ゆらり揺られて再びの東急東横線。降り立つは明治神宮前駅、表参道を南青山方面へ。
いつ来ても表参道は人が多い。高低差の大きい通りゆえ"谷間"の部分に入り遠くを見ると、まるで人の波が迫り来るよう。溺れちまう前に抜け出さなければ…



南青山に入れば人も減り、いつか行きたい「Blue Note TOKYO」の向かい側の路地を入ればそこに…



目的地である「岡本太郎記念館」があるのでした。

1996年に84歳で亡くなるまでアトリエ兼住居だった建物。当然展示スペースは広くはないですが、ここで数多くの作品を制作したんだと思うと…今なお岡本太郎の"チカラ"を感じる事ができるんじゃないか、そんな気がしてくる。



驚いたことに全館撮影OKのうえ、どしどしSNSにアップせよとの説明が。



という事で撮りました。そして今、記事を書いてますのよ。



建物の外にも…



見上げればそこに…(ちょっとカワイイ)

基本的には例の"顔"がベースなんですね。そこから無限に枝が広がりつつ伸びていくような。
機会があれば、まとまった量の作品を見てみたいと思いました。

岡本太郎記念館 2016/11/18


最後はハイパーラプス動画を。

アート好きのクセにアートのわからない私が言うのもナンですが…そうなんです、芸術は爆発なんです。





秋色の九品仏

2016-11-24 22:59:31 | 父ちゃんのブログ
ゆらり揺られて東急東横線。



降り立つは自由が丘、九品仏川緑道を西へ西へ。

オシャレ感が閑静な雰囲気に変わり、さらには生活感が見えて来たらそこには…



ある日のパン、東京都世田谷区奥沢の「穂の香 自由が丘店」

「ミルヒ」という名のクレセントロール(三日月型のパン)にミルククリームたっぷりのパンをいただき…たかったんだけどねぇ、焼き上がりの時間がちょいと先のようで。
まあ仕方ない。本日食べなければならんモノは他にもあるし、行かなきゃならんトコもある。心の中で再訪を誓い向かった先は…



九品仏(くほんぶつ)浄真寺

ここは京都か鎌倉か? そんな錯覚を起こしてしまいそうな広い境内は、都内にいることを忘れてしまうほどの静かな佇まい。

本堂の向かい側に上品・中品・下品(品は"ぼん"と読む)という3つの阿弥陀堂があり、その内部それぞれに3体ずつ阿弥陀如来像がいらっしゃいます。
3×3で九品仏ってことですね。上品(じょうひん)とか下品(げひん)の由来だって山田五郎さんがアド街で言ってたっけ。



境内に数多くあるモミジはまだ青かったけど、イチョウの木がちょうど見頃。



おごそかな空気に、身に染み付いた悪いものが洗われてゆく…
そんな心持ちなっていたら急に、ハラが、減った。








ちょっとお散歩でも @ 簗瀬二子塚古墳

2016-08-07 20:29:36 | 父ちゃんのブログ
ある日のお散歩…の折り返し地点、安中市簗瀬の「簗瀬二子塚古墳』
ダイエット及び体力維持の為のお散歩コースに度々設定される場所です。

簗瀬二子塚古墳 2015/07/18


整備される前は竹林だったと記憶しています。古墳の南にかけられた「やなせ大橋」に関係する道路整備で、このあたりの景色も大きく変わりました。

さかのぼれば中学時代「セブンイレブン安中原市店」が現在の東側交差点近くにあった頃、瓶入りのポカリスエットを買って飲むのがたまの贅沢だったあの頃。
ペットボトルなんて無くて缶がメインだった時代、瓶入りのポカリは違う味がした。他の容器のものより美味しかった。

懐かしいCM ポカリスエットボトル 舘ひろし


そうそう、夏は「スラーピー」も楽しみだったなあ。今は見かけないけど。
ふわふわなシャーベット状のドリンク、今の子は知らんだろうが…

ああ、古墳の話だった…


●●概要●●
簗瀬二子塚古墳は、安中市域に初めて登場した大型前方後円墳で、古墳時代後期初頭(6世紀初頭)に築造されたと考えられています。この地域一帯を支配した有力者の墓と推測されます。

また古墳の埋葬部分は横穴式の石室が作られています。この横穴式石室は、上野地域さらには東国において、石室が竪穴式から横穴式へと移る最初の頃のものと考えられ、学術的にもとても重要な古墳です。

●●規模●●
2段築造の前方後円墳で全長約80m、後円部径約50m・高さ約8m、前方部幅約60m・高さ7m、上野地域の古墳時代後期初頭(6世紀初頭)最大級の古墳です。


以上、安中市HPより抜粋。

綺麗に整備された古墳の上から地元の街を眺める夕方、感傷的になってしまうのも許していただきたい。