前回の続き…
2017年3月26日 日曜日。旅行最終日、帰りの新幹線の時間を考慮して行動範囲を青森駅周辺に絞る計画。
前日寝込んでしまったせいで入浴しそびれた私は早朝の露天風呂へ。貸切状態の露天から眺める青森湾を大小様々な船が音もなく進む。冷えた空気が心地よい。
函館・青森旅行 Day 3(2017/03/26) 4K
[ ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。
[06:21]
湯冷めを気にしつつ、嫁さんと二人「サンセットビーチあさむし」を散歩。
[06:24]
何かを獲る地元の漁師さん。それを撮る私。
[06:29]
振り返れば朝日に照らされつつある「浅虫温泉さくら観光ホテル」。東北の熱海とうたわれた浅虫温泉も、オフシーズンだからか時代の流れか、少し寂しさを感じる風情。
[06:30]
柔らかな波音をぼんやりと。
[06:45]
先行した嫁さんが手招き。行ってみるとそこには沢山のウニ!
先程の漁師さんの獲物はコレだな。
[07:51]
朝食を済ませチェックアウト。豪快にスピードを出す「青い森鉄道」で青森駅へ。
[09:37]
青森駅通路の鉄道グッズ販売店でタイムロス。貨物系のグッズが充実しており、熟考の末いくつか購入。旅行中の財布の紐はゆるい。
東北本線からIGRいわて銀河鉄道を経由し青森駅まで接続する青い森鉄道は、普通列車より多いのではないかと感じるほど貨物列車(金太郎)が運行しており、そういった状況下での商品ラインナップなんだと思う。
[10:04]
青森駅からタクシーにて「青森県立美術館」へ。5kmほど内陸へ移動しただけなれど、残雪格段に深し。
[10:21]
巨大な犬の立体像「あおもり犬」や…
[11:16]
ブロンズ像「Miss Forest / 森の子」といった奈良美智さんの作品をはじめ、棟方志功の作品が多く収蔵された美術館。
これらの作品(シャガールとかもあったけど…)も良かったですけども、僥倖だったのが「三沢の犬」などをはじめとした写真家「森山大道」の作品を観ることができた事。
一応趣味の一つにカメラが入ってる私がただ一人好きな写真家が森山大道氏でありまして、その昔GR Digital Ⅱを使っていたのは完全に同氏の影響。
当時はモノクロでフィルムの荒れ感を出すために日中でもISO感度を目一杯上げて、そのままでは真っ白な写真になってしまうところをNDフィルターをかましてバランスとる、なんてことをやってた。
結局モノクロはいいけどRICOH独特の色味が好きになれず、4年ほど使用して売ってしまったのですが…実は今回の旅行のためにGR Ⅱを購入してしまったのですよ。その辺の顛末はまた別の機会に。
[12:00]
さて、再びタクシーにて青森駅に隣接する「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。
[12:16] [12:19] [12:20]
展示された大型の"ねぶた"を鑑賞し…
[13:15]
ねぶた囃子の生演奏を見物。太鼓体験などのコーナーもありましたが本来屋外で演奏するねぶた囃子、ホール内では大音量になってしまい左耳の弱い私は早々にリタイアし別のエリアへ。耳を痛めてからはや20年、結局改善することなく一生付き合っていくんだろうなぁと、ちょいとブルーな気分。
[13:55]
少し遅めの昼食を青森駅前の「帆立小屋」で。
ここで調子に乗った私、「よりどり三酒」で地酒飲み比べを。普段ほとんどアルコールに縁がない私が結果的に3日連続で(少量ですけどね)酒を呑むという…うーん、旅って怖い。
立派なおっさんのくせに日本酒に関する知識ゼロの私、「飲みやすいのはどれか?」という「だったら飲むなよ…」的な質問を店員さんに投げかけ、ちょっと呆れた顔で教えてもらったオススメ三酒をいただくことに。
写真の並び通り左から順に飲んでいったのは偶然だけど、"勉強"した今になって思えばベストだったように思う。
三つの中で最も淡麗?な「駒泉」を飲んだ時には特に感じるものはなかった。しかし「八仙」を口に含んだ時の驚き。酒ではなく甘酒の味と香りがするのよ!
しかし驚くのはまだ早かった、さらに「田酒」…とろりとした舌触り、なんという芳醇な米の旨味、未体験の扉を爽快に開かれた感覚。
日本酒といったら"お清め"くらいしか口にしたことがなかった私、この後「田酒」を求めてしばし駆けずり回ることになるのです。
[13:59]
「帆立小屋」には、生け簀のホタテを制限時間内釣り放題というコーナーがあり、前日函館朝市でのイカ釣りに気を良くした同行者たちはまたしても"釣り"を希望。
しかしイカは釣れたがホタテは手強い、4人中釣れたのはたった1人。されどその1人が5枚のホタテを釣り上げる快挙、戦利品を浜焼きでいただくことができました。
[14:10]
シメは「大間産本マグロ鉄火丼」。旅先最後の充実した食事となりました。
[14:52]
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」向かいの「A-FACTORY」にて土産物を物色。「田酒」を探すも見つからず、のちにそう簡単に入手できる酒ではない事を知ることになるのですが…
[15:03]
「とうきびジェラート」を食べながら時間調整。ここのところ地元の某ジェラート屋さんに出かけてない事を思い出す。
[15:13]
"雪の中"ではない青森駅から…
[15:39]
奥羽本線にて新青森へ。
「はやぶさ」に乗り込んだら(帰りもグリーン車だ)この旅もほぼ終了。トラブルもなく無事帰ることができました。
今回の函館・青森旅行、新幹線での北海道上陸は非常に楽チンでした。
従来の羽田空港から飛行機で…を考えると、新幹線で東京駅、在来線で浜松町、さらにモノレールで羽田空港そこからフライト…と何しろ移動が大変
。
それに比べ、大宮で「はやぶさ」に乗っちゃえば着いてしまう新幹線は実にイージー。群馬県民からすると利用価値の高い移動手段だと感じました。
惜しいのは現状函館止まりな事でして、これが例えば札幌辺りまで路線が延びれば道内での選択肢が広がると思います。
ただし函館から札幌までの距離は相当にあり、今度は飛行機移動での時間の短さが有効化するという…なかなか悩ましいものです。
来年は何処へ旅しようかな。
2017年3月26日 日曜日。旅行最終日、帰りの新幹線の時間を考慮して行動範囲を青森駅周辺に絞る計画。
前日寝込んでしまったせいで入浴しそびれた私は早朝の露天風呂へ。貸切状態の露天から眺める青森湾を大小様々な船が音もなく進む。冷えた空気が心地よい。
函館・青森旅行 Day 3(2017/03/26) 4K
[ ]内は動画のテロップ(撮影時間)に対応してます。
[06:21]
湯冷めを気にしつつ、嫁さんと二人「サンセットビーチあさむし」を散歩。
[06:24]
何かを獲る地元の漁師さん。それを撮る私。
[06:29]
振り返れば朝日に照らされつつある「浅虫温泉さくら観光ホテル」。東北の熱海とうたわれた浅虫温泉も、オフシーズンだからか時代の流れか、少し寂しさを感じる風情。
[06:30]
柔らかな波音をぼんやりと。
[06:45]
先行した嫁さんが手招き。行ってみるとそこには沢山のウニ!
先程の漁師さんの獲物はコレだな。
[07:51]
朝食を済ませチェックアウト。豪快にスピードを出す「青い森鉄道」で青森駅へ。
[09:37]
青森駅通路の鉄道グッズ販売店でタイムロス。貨物系のグッズが充実しており、熟考の末いくつか購入。旅行中の財布の紐はゆるい。
東北本線からIGRいわて銀河鉄道を経由し青森駅まで接続する青い森鉄道は、普通列車より多いのではないかと感じるほど貨物列車(金太郎)が運行しており、そういった状況下での商品ラインナップなんだと思う。
[10:04]
青森駅からタクシーにて「青森県立美術館」へ。5kmほど内陸へ移動しただけなれど、残雪格段に深し。
[10:21]
巨大な犬の立体像「あおもり犬」や…
[11:16]
ブロンズ像「Miss Forest / 森の子」といった奈良美智さんの作品をはじめ、棟方志功の作品が多く収蔵された美術館。
これらの作品(シャガールとかもあったけど…)も良かったですけども、僥倖だったのが「三沢の犬」などをはじめとした写真家「森山大道」の作品を観ることができた事。
一応趣味の一つにカメラが入ってる私がただ一人好きな写真家が森山大道氏でありまして、その昔GR Digital Ⅱを使っていたのは完全に同氏の影響。
当時はモノクロでフィルムの荒れ感を出すために日中でもISO感度を目一杯上げて、そのままでは真っ白な写真になってしまうところをNDフィルターをかましてバランスとる、なんてことをやってた。
結局モノクロはいいけどRICOH独特の色味が好きになれず、4年ほど使用して売ってしまったのですが…実は今回の旅行のためにGR Ⅱを購入してしまったのですよ。その辺の顛末はまた別の機会に。
[12:00]
さて、再びタクシーにて青森駅に隣接する「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。
[12:16] [12:19] [12:20]
展示された大型の"ねぶた"を鑑賞し…
[13:15]
ねぶた囃子の生演奏を見物。太鼓体験などのコーナーもありましたが本来屋外で演奏するねぶた囃子、ホール内では大音量になってしまい左耳の弱い私は早々にリタイアし別のエリアへ。耳を痛めてからはや20年、結局改善することなく一生付き合っていくんだろうなぁと、ちょいとブルーな気分。
[13:55]
少し遅めの昼食を青森駅前の「帆立小屋」で。
ここで調子に乗った私、「よりどり三酒」で地酒飲み比べを。普段ほとんどアルコールに縁がない私が結果的に3日連続で(少量ですけどね)酒を呑むという…うーん、旅って怖い。
立派なおっさんのくせに日本酒に関する知識ゼロの私、「飲みやすいのはどれか?」という「だったら飲むなよ…」的な質問を店員さんに投げかけ、ちょっと呆れた顔で教えてもらったオススメ三酒をいただくことに。
写真の並び通り左から順に飲んでいったのは偶然だけど、"勉強"した今になって思えばベストだったように思う。
三つの中で最も淡麗?な「駒泉」を飲んだ時には特に感じるものはなかった。しかし「八仙」を口に含んだ時の驚き。酒ではなく甘酒の味と香りがするのよ!
しかし驚くのはまだ早かった、さらに「田酒」…とろりとした舌触り、なんという芳醇な米の旨味、未体験の扉を爽快に開かれた感覚。
日本酒といったら"お清め"くらいしか口にしたことがなかった私、この後「田酒」を求めてしばし駆けずり回ることになるのです。
[13:59]
「帆立小屋」には、生け簀のホタテを制限時間内釣り放題というコーナーがあり、前日函館朝市でのイカ釣りに気を良くした同行者たちはまたしても"釣り"を希望。
しかしイカは釣れたがホタテは手強い、4人中釣れたのはたった1人。されどその1人が5枚のホタテを釣り上げる快挙、戦利品を浜焼きでいただくことができました。
[14:10]
シメは「大間産本マグロ鉄火丼」。旅先最後の充実した食事となりました。
[14:52]
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」向かいの「A-FACTORY」にて土産物を物色。「田酒」を探すも見つからず、のちにそう簡単に入手できる酒ではない事を知ることになるのですが…
[15:03]
「とうきびジェラート」を食べながら時間調整。ここのところ地元の某ジェラート屋さんに出かけてない事を思い出す。
[15:13]
"雪の中"ではない青森駅から…
[15:39]
奥羽本線にて新青森へ。
「はやぶさ」に乗り込んだら(帰りもグリーン車だ)この旅もほぼ終了。トラブルもなく無事帰ることができました。
今回の函館・青森旅行、新幹線での北海道上陸は非常に楽チンでした。
従来の羽田空港から飛行機で…を考えると、新幹線で東京駅、在来線で浜松町、さらにモノレールで羽田空港そこからフライト…と何しろ移動が大変
。
それに比べ、大宮で「はやぶさ」に乗っちゃえば着いてしまう新幹線は実にイージー。群馬県民からすると利用価値の高い移動手段だと感じました。
惜しいのは現状函館止まりな事でして、これが例えば札幌辺りまで路線が延びれば道内での選択肢が広がると思います。
ただし函館から札幌までの距離は相当にあり、今度は飛行機移動での時間の短さが有効化するという…なかなか悩ましいものです。
来年は何処へ旅しようかな。