ちえたまブログ

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新潟地震での悲しい出来事

2007-07-19 02:30:51 | 災害

宮崎県では東国原知事の裏金への問題発言が騒がれているようですが、新潟ではご近所の救出により助け出された「五十嵐キヨさん79歳」が受け入れ先の病院がすぐに見つからず亡くなられたと悲しい出来事が報じられています 住宅の下敷きになった五十嵐さんをご近所の人たちが救い出したのに救急車は呼べどもこない、仕方なく軽トラックの荷台にて運んでは見たものの道路は凸凹で寸断されている、病院に電話連絡しても受け入れ先が承諾してくれない、何とか救急車のある場所まで運び、重体である五十嵐さんを確認させ優先的に救急車に乗せたのだが間に合わなかったそうです

テレビなどのメディアが入ったところや消防、警察、自衛隊、レスキュー隊での救出に対しては病院も救急車も対応が早し万全なのに、何故にご近所の機転で救い出せた同じ重症ケースの怪我人の対応ができなかったのか疑問に思いました 県庁や警察、消防、自衛隊の情報収集力って生き埋めになっていらっしゃる方たちの情報なのに知ることはできなかったのですか?と問いかけたいですし、そのような状況のときは救出活動のときに役所員を確認のために呼びつけた方が親切なのでしょうか?とも聞きたい、軽トラックの荷台で運ばれた救護活動は福知山線の列車事故を思い出させます なんとも無念な気持ちです

病院の受け入れ態勢については、今回の規模の地震で、既に対応ができない状況下になっていたと報じられています 消防、警察、自衛隊、メディアもヘリコプターを保有しています 天候も悪くないのに何故、飛ばせなかったのでしょうか 重症患者の場合、陸路を行くより空路の方が早いと思いますし、被災地域外の受け入れもできるはずです 国家は?県庁は?危機管理体制をどのようにお考えなのか本当に今回の地震についても情報の収集のあり方や防災時の注意事項に至らない点ばかりではないのかと政治という仕事のお粗末さが露呈しまくっているようにも思えてなりません

政治の助け合い精神は美しいとは思いますが、もっと現実に起きる出来事に対して本気で取り組んでいただかないと「安心」「安全」は単なる神話でしかなくなります 初心者でも一年生でも新米でもない素人たちが、現実を目の当たりにして気がつくのですから、政治家であられる方々は、もっともっと立派な仕事を確立していただかないと納得できません 今回、冷静さの欠けた文章になってしまいましたが、 失礼とは思いますがブログといたします

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