八ヶ岳URARA(うらら)日和

人生もそろそろ後半戦、残りの人生はゆったり暮したくて八ヶ岳に移住しました。
手作り石けん教室Urara+

昨日の地震

2011-03-12 14:00:21 | あれこれと
地震が起きた時は、ちょうどパソコンに向かっていました。
最初は小さな揺れだったのが、徐々に大きくなってなかなか終わらない。
見る見るツイッターに「いま地震が起きてます」の文字が・・
自分も打ち込もうとしたときに、プッっと電気が切れてネットもつながらなくなりました。

夕方からはホテルのバイトが入っていて、行くか迷ったけれど出勤しました。
ホテルでは非常電源が作動して小さな電燈はついていましたが、他の電気は使えません。

陽が沈む前に、テーブルにロウソクをあるだけ用意して、わずかな明かりを確保。
料理は前菜と鍋物のみと寂しいながらも、なんとか食事を用意できました。
暖房が使えないので、レストランはとても寒かったです。

信号がつかない真っ暗な道を用心しながら運転して帰宅。
家族は、お隣の家にお世話になっていました。
ランタンを囲んでの食事。
暗い夜、一緒に過ごす人がいてくれるだけで心強く感じます。

電気がこないと料理もできない、暖房もできない、電話さえもつながらなくなります。
如何に電気に頼って生活しているか・・・・
今回暖房には石油ストーブを、料理はカセットコンロを使いました。
電話の通じなかった茨城の義父宅では、アンティークな電話が通じてくれ安否を確認できました。

東京の友人にメールすると、帰宅できなくなり会社に宿泊していたり、歩いて4時間かけて帰宅したり、
以前言われた「帰宅難民」が現実になっているのに驚きました。

今、私の目の前には何事もなかったように長閑な田舎の風景が広がっています。
しかし、岩手や福島ではいまだに安否がわからない人が大勢います。
どうか一人でも多くの方が無事に助かりますように。
そして、被害にあわれた方々が、一刻も早く普段と変わらぬ生活に戻れるように、切に願います。