光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

季節外れの大崩(をくづれ)水仙郷を訪ねて①-千葉県鋸南町

2020年03月21日 | 日記
 
 3/17(火)ツレと大崩(をくづれ)の里と佐久間ダムに行って来ました。2月の末頃から早咲きの頼朝桜を見に鋸南町に行こうと言っていたのですが、新型コロナの影響で遅れてこの日になってしまいました。

 木更津駅午前8時28分発のJR内房線館山行きに乗車。9時17分に安房勝山駅に到着です。9時37分発の町営循環バス「青バス」に乗り大崩に向かいました。



 何時も赤バスで大崩に行くのですが、今回は逆回りの青バスに乗りました。大崩まで約35分位、車窓から昨年の台風の傷跡がまだだいぶ残っているのが見えました。屋根が壊れた家やブルーシートを被った家があちこちにあります。山の木も折れてそのままになっているのが無残でした。





 10時10分頃終点の大崩。ここは水仙の里として有名ですが、今は菜花の里ですね。少し鴨川方面に歩くと公民館があります。

 現在は大崩公民館ですが、明治の頃は小学校。この光景は妙に子供の頃を思い出させます。





 約2か月前水仙が咲き誇っていた頃ここを訪問、その時に道路横の道端で青モジのツボミ状態の枝を一束購入しました。

 売っていたおばさんに「是非青モジの花が咲いたら写真を撮って見せてほしい」と頼まれました。その約束を果たしに青モジの花の写真をもっておばさんの家を訪ねました。



 おばさんの御主人は鹿やイノシシを捕獲しているそうで、家には2匹の猟犬が飼われています。最初は見知らぬ訪問者の為か吠えていましたが、家の人の知人と分かると吠えなくなりました。利口な犬です。その後おばさんは、お礼だと言って庭の菜花を摘んで持たせてくれました。感謝です。






 その後先に進み八雲神社に向かいました。樹齢350年の大イチョウが圧倒的な存在感を示しています。



  そして創業嘉保3年(1096年)の八雲神社を参拝し周辺を撮影しました。



ワンコ同伴も可・カフェびいどろ茶房でパスタ&ピザのランチ-木更津

2020年03月20日 | 日記

 3/12(木)木更津の港や千葉フォルニアを撮影した後、木更津市中島地区にあるびいどろ茶房でランチを食べました。新町船溜りと牛込漁港に行く奥まった道路沿いの店。店の向こうはもう海です。見かけたことがない店なので、係の人に聞いてみると開店してまだ1年目と言う新しい店でした。





 店の入り口にはテラス席ワンコ同席がOKと出ていました。木更津では珍しいカフェ。入店したのは午前11時半頃。女性3人グループが先客で入っていました。店内は落ち着いたアンティーク家具で整えられ大正浪漫と言う雰囲気です。





  ツレが注文したのはパスタランチの中から「ベーコンと野菜のパスタ、税込み970円」私はピザのランチから「コーンピザ、1100円」をお願いしました。ランチには飲み物が付いているので2人ともホットコーヒーをチョイス。先にコーヒーを出してもらいパスタとピザが来るのをまったりしながら待ちました。



 注文してから25分位してツレのパスタが出てきました。少し時間がかかり過ぎ。麺はかなり硬くて、ツレは柔らかいのが好みなのであまり食べられませんでした。





 私のコーンピザはそれから5分位して登場。熱々にかぶりつきました。しかし上にのったチーズとコーンは柔らかくて美味しいのですが、下の生地が固くて咬み切れません。悪戦苦闘して食しましたが、3分の1位残しました。





 外のテラスに女性のグループが犬を連れて入店して来ました。テラス席の海側にはドッグランがあります。注文してから犬と遊んでいました。このようなカフェもありですが、料理がもう少し充実していたらと思いました。海側の席は見晴らしが良いです。対岸のスカイツリーも見えていました。


夢の千葉フォルニア-袖ヶ浦市

2020年03月19日 | 日記
 
畔戸漁港、高須船溜り、牛込海岸と回って最後は袖ヶ浦海浜公園に向かう1㎞の直線道路を撮影です。ここは袖ヶ浦市南袖にある千葉フォルニアと呼ばれる場所。2車線の道路の海側に、高さ約10mのワシントンヤシが98本並んでいます。ヤシの下は1m位の緑地帯で外は海、アクアラインや海ほたる、そして対岸のビルやスカイツリーが良く見えます。





  海と道路の間にはガードレールや電柱が有りません。青い海と高いヤシがまるで米国カリフォルニアの景色の様。開放感溢れる風景です。トヨタのアクアGs'のTVコマーシャルに使われた場所でも知られています。





  毎年この道路の突き当り袖ヶ浦海浜公園で開かれている「氣志團万博」という音楽フェスタに出演した矢沢永吉が「ここはハワイかよ」と言ったそうです。





 この日は晴れてはいたのですが、風がかなり強く吹いていました。公園から東京湾方面を撮影しましたが波が荒く、怒ったような海の光景に魅かれ、何回もシャッターを切ってしまいました。


高須船溜りと牛込海岸そして金田さざなみ公園-木更津の港巡り

2020年03月18日 | 日記

 畔戸漁港から海岸通りをアクアライン方面に進むと高須船溜り。アクアラインの側に水門があり小型の漁船が沢山係留されています。水門近くには海鳥が群れをなし、遠くに海ほたるが見えてフォトジェニック。





 この船溜りにも漁師の姿が見えません。漁は朝が早いので一仕事終わった後なのでしょうね。



  牛込海岸に向かう途中、三井アウトレットパーク横を通り、金田さざなみ公園に寄って来ました。



 キサラピアの観覧車横を鴨の群れが飛んでいました。そして公園近くの機場池に着水。そこには野鳥が沢山いましが、あまり見た事のない鳥なので名前は分かりません。





 そして3/14(土)から潮干狩りが始まる牛込海岸を訪問。ただ訪問したのが12日だったので、係員が砂浜を整備しているところでした。干潮なので砂浜と後ろの光景がマッチしてなかなか風情がありました。




鄙びた畔戸漁港(くろとぎょこう)を訪ねて-木更津の港巡り

2020年03月17日 | 日記
 
 3/12(木)ツレが通っている現代写真研究所が新型コロナウイルスのせいで休校になったので、2人で木更津市内の港を撮影してまわりました。最初はホテル三日月の隣の小さな港、畔戸漁港。寂れて哀愁漂う漁港です。

 ホテル三日月入り口に架かる橋に、変わった藁飾りが立てられていました。ツレの話ではこの地域の正月飾りで、畔戸の人たちが飾ったのではないかと言う事でした。





  ホテル三日月に沿って海岸の方に進むと畔戸漁港。廃棄された漁船が三日月側の道に何隻も置かれ雑草が生い茂っています。道の反対側には手製の桟橋が造られ、アクアラインが見えています。





  訪れたのは午前10時頃。誰もいません。寂しい漁港です。暫くするとホテル三日月の補修工事をしているらしい人の車が2台ほど入って来ました。しかし漁師らしい人は皆無です。





 小さい港なのでツレと一回りしてみました。海鳥が沢山います。海岸に上がって羽を休めているようですが、近寄ると静に海に入って行きました。





  漁港の端はホテル三日月のプライベートビーチになっています。普段は鉄のゲートが閉まっているのでしょうが、シーズンオフの為か開いていました。
 その上空を陸自の大型ヘリが何機もブンブンと爆音をたて飛んでいました。




昭和が香る喫茶ピコでランチ-木更津市

2020年03月16日 | 日記

 3/11(水)ツレと盤洲干潟や江川海岸、久津間海岸を撮影した後、木更津市のJR巌根駅近くの喫茶ピコでランチをいただきました。ピコは航空自衛隊の補給基地に沿った太い道沿いにあります。
レトロな外観につられて1度行って見たいと思っていたので、希望がかなった事になりました。



 中に入るとチョット暗めの照明で、窓から入る光が良い雰囲気を醸し出しています。ビニールレザーが貼られたターコイズブルーのイスが昭和を感じさせます。





 私が注文したのは好物のオムライス(税込み650円)とブレンドコーヒー(350円)。ツレはハムサンド(450円)に同じブレンドコーヒーをお願いしました。10分位でオムライスとハムサンドが登場。コーヒーも同時に出していただきました。

 オムライスが大きくてボリュームたっぷり。中はケチャップライス、ハムと玉ねぎが良い味を出しています。完食は無理かと思ったのですが食べきれました。これで650円は安いです。





  ツレのハムサンドも食べごたえがあります。1切れ貰いましたがバターを塗った食パンにハムを挟んだシンプルなものでした。ブレンドはさすがに喫茶店のコーヒーです。1杯ごとに落とした本格的なコーヒーでした。



海中電柱が健在な久津間海岸-木更津市

2020年03月15日 | 日記
 
 江川海岸の次は久津間海岸を訪問、時間は13時頃になりました。ここには江川海岸で失われた海中に立つ電柱が残されています。そして広大な駐車場に不思議な赤い鳥居が立っているのでも知られています。



  この鳥居はもう少し陸に入った場所にある水神社の鳥居と言われています。鹿島神宮の神のように久津間の海から上陸し、神社に鎮座したとの言い伝えがあるようです。



 この日(3/11)の干潮は12時05分。かなり遠くまで潮が引いています。海鳥の姿も見られましたが白いカモメが目を引きました。





 そしてコンクリート製の防潮堤の側に東電の作業車が来ており、工事をしていました。もうすぐ開園する潮干狩り場に電気を送る作業の様です。ただ久津間海岸の潮干狩りは江川海岸と違い4/5(日)のオープンとなっています。水平線に雲が出て富士山の姿は見えません。海中電柱は撮影したのですが、富士山とのコラボは採れませんでした。また来てみます。




絶景と言われた江川海岸も潮干狩りのシーズンです。

2020年03月14日 | 日記
 
  海中電柱があった江川海岸も、昨年8月に電柱が撤去され静かな佇まいを見せている今日この頃。3/11(水)ツレと盤洲干潟を訪問した後に寄って来ました。今月14日(土)から潮干狩りが始まる予定なので、漁協の人も忙しい様です。この海岸の横は自衛隊の基地。3月〆で年度予算を消化する為かヘリコプターが引っ切り無しに飛んでいます。





 江川海岸の水門近くに浜大根がたくさん咲いています。清楚で綺麗な花です。広大な駐車場を通り過ぎると船溜まりがあり、プレジャーボートや海苔摘み採り船が置かれていました。





  その奥には柵があり、ゴミが山になって積み上げられています。トラックが側に在るので、処分場に運ぶようです。何処の海岸でもゴミを見かけますが、それだけ昨年の台風の被害は甚大だった様です。





 突き当りが江川海岸の潮干狩り場入り口です。以前はこの場所から沖に海中電柱が置かれていたのですが、今は何もありません。潮干狩り中に電柱に登り、写真を撮っている不心得者もいたそうですから、漁協の人もかえって良かったのではないでしょうか。





  少し前まで潮干狩り場の建物もブルーシートを被っていましたが、修理は終わったようで料金所や休憩所、トイレも整備されていました。後は3/14を待つだけですね。




国内最大級の干潟・盤洲干潟②-台風の被害が残ってます。

2020年03月13日 | 日記

 3/11ツレと盤洲干潟を訪問しましたが、平日の為か私たちの他は誰もいません。干潟に向かう細い道を15分程歩くと、漸く干潟が見えてきました。



 干潟の側には、以前東京電力が建設した揚水ポンプ場跡も姿を表します。これは新日鉄(現日本製鉄)の製鉄事業の為に、小櫃川の水を冷却水として使用する実験で制作された物です。結局塩分濃度が高すぎて中止になりました。





 かなり大きなコンクリートの塊です。スターウォーズに出て来る戦車を思い起こさせます。この横にはカワセミ池と呼ばれる池があり、近くには同心円状の浸透実験池があるようですが見つかりませんでした。





 それと驚いたのは、大量のゴミ。先の台風の被害でしょうが、凄い量です。それでもかなり片付いたようです。ゴミの分別がなされていました。





 いろいろな物が打ち上げられたようですね。色とりどりのプラスチック製品がまとめられていました。そして空気が澄んでいるせいか、干潟の向こうにある工業地帯の様子が良く見えました。



国内最大級の干潟・盤洲干潟(ばんずひがた)①-木更津市

2020年03月12日 | 日記
 
 良く晴れて気温が4月並みになった3/11(水)ツレと3年ぶりに小櫃川河口の盤洲干潟を訪問して来ました。この干潟は最大1443ヘクタールにもなる東京湾に広がる国内最大級の干潟です。そして日本の重要湿地500選にも指定され、付近にはアクアラインや海ほたる、スパ・ホテル三日月があります。(下の写真がアクアラインと海ほたるですが、気温が高いので蜃気楼のように揺らいで写っています)





 11日の干潮は12時05分、盤洲干潟には12時頃に到着。亀山ダム警報局付近から入りました。道にはカニが沢山お出迎えしてくれますが、人を見るとどこかに隠れてしまいます。アシハラガニの様です



 干潟に沢山生えている葦の向こうにスパ・ホテル三日月竜宮城が見えています。何年か前に前都知事・舛添氏の家族が泊まった事で名を上げた?ホテルです。





盤洲干潟に続く細い道を進むと、東電が工業用水確保のために実験設備を作った痕跡が見えてきました。コンクリのU字溝を積み上げた物や、巨大な揚水ポンプ跡(下の写真)が何故か墓標のようで不気味です。