光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市郊外の野鳥たち-近寄っても逃げないフレンドリーな鳥たちです。

2020年03月11日 | 日記
 
 暖冬のせいか今年は冬鳥をあまり見かけません。毎年今頃になると見かけて撮影する鳥がいないので少し寂しいですね。しかしシラサギやアオサギ。そしてツグミ等はよく見かけます。

 かなり接近しても逃げません。よく見かける人間と認識しているのかもしれませんね。上と下のコサギは、家の近くの細い川によくいる鳥です。手を伸ばすと届く距離から写しました。(2/14午後3時17分頃撮影)





 以前もUPした小山の上によくいるツグミ。ここが縄張りの様です。3/7午前9時15分頃撮影)





 近くの公民館の庭にあったヤドリギ。ヤドリギってこんなふうになっていたんですね。野鳥撮影の合間に撮りました。



 3/1午前7時18分頃自宅近くの農業用水にいたタシギ。最近タシギもあまり見かけません。





 2/24午前7時頃撮影のアオサギ。餌を啄んだのち10分位で他の場所に飛んでいきました。



 カラスが何か持っていたので、カメラを向けると木の枝でした。暫く口にくわえていたのですが下に落としました。巣を作っているようですが、枝が気にくわなかったようです。2/27午前7時20分頃の出来事でした。



ヒマワリ咲く3月9日の木更津市郊外-暖冬ですね。

2020年03月10日 | 日記
 
 新型コロナウイルスの為、いろいろな行事が中止になり予定していた行動が殆どできなくなりました。残念です。仕方がないので、自宅付近の散策に時間をかけブログをUPしています。9日は庭の隅に咲いていたヒマワリの紹介です。

 ヒマワリはキク科の1年草、いろいろ種類があるようです。咲くのは主に7~9月と言われていますが、我が家では3月の初め頃から咲いていました。今年の異常な暖冬のせいでしょうね。





 蕾も何本かあるのでまだ楽しめそうです。



 それに黄色いラッパ水仙も咲いてとても綺麗。この他ダンコウバイや椿等も咲いて花の写真を撮るには不自由しません。





 朝は富士山が見えました。山頂が雲に隠れていますが、こんな富士山もいいものです。(2枚とも3/9 午前7時頃撮影)



袖ヶ浦市の延命寺・百地蔵-裏山に沢山の地蔵尊と石板

2020年03月09日 | 日記
 
 3/6(金)ツレと3か月ぶりに袖ヶ浦市の延命寺を訪問しました。ここはお寺の裏山に沢山の地蔵尊と石板が置かれている不思議な場所です。昨年の台風で大変な被害を受けたのですが、それもほぼ復旧しています。大変な努力に頭が下がります。





  百地蔵の置かれた裏山には河津桜が美しい花を咲かせていますが、もう見頃は終わり散りかけていました。古い社殿でお参りした後、裏山に百地蔵を撮影に登りました。





 百地蔵のある延命寺は奈良時代の神亀元年(724年)の頃、行基上人によって創建されたと言われる古刹です。豊臣秀吉発行の文書が残り、幕末には旧幕府軍が立て籠もり戦場となった所でもあります。



 地蔵が置かれた裏山の中腹あたりを見回すと、台風で倒された木がまだ何本も残っているのが目につきます。凄い風が吹いたようです。





 結構急な坂道ですがそれ程苦になりません。この百地蔵が置かれた山自体が不思議な雰囲気を持っていて、何かパワーを貰っているように感じました。

 お彼岸になると、お参りに来た人達によって地蔵様に無数のお札が張られます。姿が見えなくなる位です。今度はそれを撮影しに来ようと思います。


 

 

富津岬の漁師めし「公園食堂・志のざき」で美味なランチ

2020年03月08日 | 日記
 朝早くから富津市の遺跡や店舗をまわったせいかお腹が空いてきたので、時間を見ると午後1時近く。急いで富津岬の付け根の富津公園の駐車場に車を停めました。駐車場の前にある公園食堂・志のざきに入るためです。ここは地元の食材を使った漁師料理が人気の店。今回で3度目の訪問です。



 店内に入ると至る所にメニューが張ってあります。有名人も来ているらしく会計をするところには沢山の色紙が張られていました。注文したのは海堡丼(税込み950円)とツレの磯ラーメン(950円)です。





 店内は午後1時近いのにほぼ満席。人気があるんですね。
横の席でお婆さんグループが食事会をしていました。ちょっと上を見上げると瓦が並んでいました。部屋の中に屋根がある?飾りでしょうか、それとも部屋を足したのでしょうか。気になりました。



 5分位でツレの磯ラーメンが出てきました。塩味の海鮮ラーメンですね。色々な貝や海苔、海藻がたっぷりトッピングしてあり、麺は中太ストレート麺。薄味好きのツレはスープの塩味が強いと言っていましたが、私は気にならず磯の香りがして美味しいラーメンでした。





 それから5分程で私の海堡丼が登場です。バカガイやアサリ、二シ貝等が玉子で甘辛くとじられご飯の上にかけられていました。
 貝類が新鮮でプリプリ、さすがに漁師飯です。値段もそこそこでコスパは良好でした。


富津市佐貫の古い町並みから岩瀬海岸・下洲漁港へ

2020年03月07日 | 日記
 宮醤油で買い物を済ませ、レトロな富津市佐貫の町を少し散策しました。佐貫は江戸時代に築かれた亀城という城が在った場所。宮醤油等、昔ながらの面影が残る町並みが続いています。上と下の写真は亀屋と言う店ですが今は営業をしていないようです。





 その後、車で佐貫から国道465号線をJR佐貫町駅に向けて走りました。佐貫駅からは大貫方面に向かい、内房線の線路と並行する道を40分程進むと岩瀬海岸です。対岸の町や富士山がくっきりと見えます。この海岸では毎年9月に「うまだし祭り」が行われ、海岸を神馬が駆けまわります。



 岩瀬海岸から国道465号線を富津岬に向かいました。途中下洲漁港にも寄る事になり漁港に車を停めました。漁港横の海岸では海鳥が沢山集まっています。私たちが顔を出すと大急ぎで飛びたってしまいました。



 下洲漁港は今は海苔の収穫時期です。港にはトラックがずらっと並んでいます。海苔を収納するタンクを積んだ車も目につきます。





 また船の反対側で網を洗っている人がいたので、「今年は海苔の出来はどうですか?」と声をかけてみました。「駄目だね。海苔を魚が食べてしまうから、でも去年よりは出来は良いと思う」と答えてくれました。今洗っているのも海苔を魚から守る網だそうで、余分な仕事が増えて大変だと嘆いていました。


富津市佐貫の宮醤油-天保5年創業・蔵造りの店舗

2020年03月06日 | 日記
 3/3、ツレと富津市の巨人伝説の里を撮影した後、国道127号線を一路木更津に向けて走っていると大きな樽が2個見えてきました。宮醤油です。

 何年か前に訪問してレトロな店の外観やこの付近の古い町並みを撮影した事があります。そしてこの時店の女将さんの写真を撮らせていただいたので、そのプリントも持って来ていました。





 店に入る前に店の外観を撮影しましたが、ここも昨年の台風の被害を受けていました。駐車場に在った木の塀が壊れベニヤ板のような物で塞いであります。蔵の屋根にもビニールシートが掛けられ痛々しい。

 この宮醤油の建物、店舗他9棟が国登録有形文化財に指定されています。店の駐車場のお釜に創業天保5年(1834年)江戸の味を今に伝えて186年とありますが、修理・復元するのが大変でしょうね。





 正面のガラス戸を開けてはいると、少し暗い店内にはお客さんが2組3人入って醤油を購入していました。懐かしい香りのする店内です。子供の頃畳が敷いてあり商品が並んだ同様な店に、親と買い物に行った記憶があります。

 1組の人は自宅で使う醤油を24本も買っていました。この醤油でなくては我が家の味が出ないので、まとめて買っていくそうです。



 

  ツレは溜漬けと味噌を購入しましたが、会計をしている時隣の部屋から女将さんが出てきました。以前撮った写真を差し上げるととても喜んでいただきました。少しお年を召しましたが、笑顔がとても素敵なので、今回も撮らせていただきました。また来た時プリントをお持ちしますからと言って店を出ました。とても爽やかな再会でした。


富津市の巨人伝説を訪ねて②-関尻の大わらじその後

2020年03月05日 | 日記
 富津市の関、関尻地区にある巨人伝説を求めて3/3、ツレと車で周って来ました。最初は巨人の石臼と言われる「姥石」。次に2/2に制作を見学した関尻地区の大わらじが設置された場所、3か所を探して撮影して来ました。

 1番初めは県道88号線沿いのデイサービスセンター・あさひの横にある大わらじ。側には去年の古い大わらじも置いてありました。



  この大わらじは江戸時代から続く行事で、関尻地区の17戸住人13人が長さ約1.5m、幅0.6mの大わらじを3体作製し、村の境界に設置するものです。

 疫病神に「ここにはこんなに大きなわらじを履く大男がいるんだぞ」そして「新しいわらじを履き、酒樽を持って帰ってもらう」と言う意味が込められているものです。



 次は峰上城跡に向かう坂道に設置された大わらじ。電柱にぶら下げられていました。





ちょうどそこから下の関尻の田んぼや家屋を見下ろしているようです。更に小さな祠も置かれていました。





  最後は県道88号線の小さな崖に置かれた大わらじ。ここが一番人目に付く場所です。車やバイクが引っ切り無しに通過して行きますが、あまり気付く人はいないようです。



  しかし何故この辺りは巨人伝説があるのでしょう?他にも不思議な犬石や1升飯を食べる
「大食らいまち」等があり巨人の里と言われているようです。これからいろいろな行事に参加して調べて行こうと思います。





富津市の巨人伝説を訪ねて①-不思議な巨石「姥石」

2020年03月04日 | 日記
 
3/3(火)ツレと富津市の関と関尻地区に伝わる巨人伝説の痕跡を撮影して来ました。国道127号線、県道88号線を車で走り継ぎ約1時間半程で関の姥石(うばいし)です。この姥石は湊川の側に置かれ、手すりが付けられ案内板も立っていました。





  姥石は8角形をしており、上部は窪んで人の頭位の丸い石がのっています。大きさは高さ約5尺(1.5m)周囲約28尺(8.7m)で石質は砂岩、かなり大きな石です。



 この石は「でぇでっぽ」と呼ばれる大女が頭にのせて持ってきたものと言われ、上にのっている石は大女のたもとから落ちた石との由。また市内の中倉と志組には巨人の足跡が残っているそうです。

 有名な民族学者柳田国男も早くから紹介していますが、この辺りにあった関所の台石、寺の基礎等色々な説があってハッキリした事は分からないのが現状の様です。





  この石の右側は湊川が流れています。水で削られたと思われる地層がとても綺麗。鮎も獲れるようで収穫時期と料金が看板に表示されていました。




富津岬の戦争遺跡「富津元洲堡塁砲台跡」を今年初訪問

2020年03月03日 | 日記
 昨年末富津岬に行った際、富津元洲堡塁砲台跡に寄ったのですが老朽化が進み立ちり禁止になっていました。今年にはいり修理は終わっていると思い訪問して来ました。入り口の橋も渡れるようになり、砲台跡に入って見るとビックリしました。



 登りの道や階段が真新しいコンクリートに吹き替えられていました。以前在ったインカの石組のような精巧な造りが台無しです。まあこの方が安全でしょうが、もう少し考えて復旧してほしかったですね。





 新しく舗装された道を上がって行くと中の島展望台です。ここは未だ立ち入り禁止。少し離れたところに半円形の銃座のような物があります。





 半円形の石組の先には、急な階段があり収納庫のような場所に入れます。ちょっと急すぎて怖いので、他の場所から下に降りました。



 この場所の斜面には石の煙突が残っていました。何に使われたのでしょうか?説明板でも立てて欲しいところです。





 富津岬よりの階段を降りると、不思議な形の橋があります。何のための橋なのでしょう。渡る人は誰もいませんでした。そして駐車場に向かいましたが途中大きな猫に出会いました。歩道にいたのですが道をふさいでいました。貫禄ある猫でした。



袖ヶ浦公園の妙になれた野鳥たち②

2020年03月02日 | 日記
 
2/27(木)袖ヶ浦市郷土博物館で大正雛を見学した後、袖ヶ浦公園の遊漁池に群がる野鳥たちを撮影に行きました。1/3にもここで妙になれた野鳥たちを撮影、手から餌をあげたのを覚えています。この日も目の前に来る野鳥を至近距離から撮影です。





 遊漁池の手すりにオナガガモの雄が止まっています。良く慣れており、手から餌をもらっていました。最初は板張りの遊び場にツガイでいたのですが、子供が近寄ったので手すりに逃げたのです。直ぐに雌もきたのですが、雌の方がなれなれしいです。



 こうして近くから見るとデコイ(精巧な鳥の模型)の様です。





  子供が代わりばんこに野鳥に餌をあげています。これでは野鳥ではなく飼育している鳥のようですね。





 遊漁池のベンチで見ていると次々にオナガガモが近くに寄って来ました。しかしこの日はバスが4台も停まり幼稚園生の集団が来ていました。その集団が遊漁池の方に来たので撮影を止め自宅に戻りました。

***** 3/1をもって「光と影の軌跡Ⅱ」のブログも1周年を迎えました。沢山の方に訪問していただき感謝に堪えません。また1月度ブログコンテスト新人の部で「優秀賞」に入りました。有難うございました。今後ともご愛読の程宜しくお願い致します。 管理人*****