光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

書評・兵隊さんに愛されたヒョウのハチ

2020年04月11日 | 日記
 新型コロナの影響で不要不急の外出をしなくなった今日この頃。家で本を読む時間が増えました。そんなある日新聞の広告欄に、目がいきました。たちまち9刷 七歳の少女から95歳のお年寄りまで続々感動の便り『兵隊さんに愛されたヒョウのハチ』という本の広告です。

 興味をひかれたのでAmazonで注文しようとしたら品切れ。中古本もでていたのですが、新刊より何倍も高い値段です。びっくりしました。暫く待ってみようと思い、1週間後にまたAmazonで探してみると、在庫があり早速注文しました。

 

  第二次世界大戦中の辛くて可愛そうな話でした。中国の湖北省陽新県と大治県の境に在る銅山「牛頭山」で日本軍の兵隊に拾われた子どものヒョウのハチ。猛獣も親身に世話をすれば心が通い合うという実話です。ヒョウもいびきをかくそうです、初めて知りました。

 その後上野動物園に引き取られたのですが、大戦末期に空襲で檻が壊れ、町に出ると危険と言う事で処分されてしまいます。しかし剥製が高知みらい科学館に展示されているいるそうです。一度見てみたい、辛い思いをさせたねと言ってあげたい、本を読んでそんな気持ちになりました。