4/14富津市の大貫漁港を訪ねた後、国道127号内房なぎさラインを車で館山方向に向かいました。竹岡漁港近くに在る燈籠坂大師の風通しトンネルを撮影に行くためです。ここは昨年12月21日の御大師様の縁日に行って以来ですから、4か月ぶりの訪問になります。
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燈籠坂大師は弘法大師が行脚中、ここに腰を下ろして休んだという伝説に基づき建てられたお堂。切通しトンネルはその参道で、明治から昭和にかけ地元住民によって手掘りで掘られたトンネル。長さ約100m、高さは約10m、風が良く通り古代遺跡を思わせるトンネルです。
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国道127号線沿いにある、赤い鳥居のような参道入り口を入ると直ぐ右に駐車場。ここに車を停めて20~30m進むと1つ目のトンネル。入り口の石碑に燈籠坂大師参道と刻まれています。暗いトンネルの下は内房線が通っています。
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小さいトンネルを抜け、右手に進むと切通しトンネル。その威容に圧倒されます。ただトンネルの中央に「落石注意」と「通行禁止」と書かれた看板が置かれていました。地元の人が軽トラックできて、一方の看板をずらして通行して行ったので聞いてみると、気を付けて通れば大丈夫との由。注意してトンネルを歩き、一応天井部分も撮影しておきました。
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大師堂まで急な男坂という階段が続いています。仏教の寺院なのに鳥居がある珍しい場所。上る途中で振り返ると内房線の電車が通過して行くのが見えました。
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太子堂の境内からは、房総の海が見えます。ただ残念な事に富士山は木々に隠れ見えませんでした。帰りは傾斜の緩い女坂を下り、再び切通しトンネルを通って駐車場に戻りました。
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