光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津の語源を訪ねて‐木更津市太田山公園

2020年02月22日 | 日記

 2/20(木)久しぶりに太田山公園(おおだやまこうえん)をツレと訪問しました。木更津の目立つ場所に在る小山で、日本武尊命と弟橘姫の像が在る「きみさらづタワー」が立っている処です。この公園のある太田山は標高44m、きみさらづタワーは高さ28m、平成4年(1992年)3月に完成しました。



 神代の昔に日本武尊命が、東京湾を船で走行中嵐に遭遇。それを鎮める為に妃の弟橘姫が海中に身を投げ海神の怒りを沈めたとの由。無事海を渡った命は、この太田山に登り海を見つめながら亡くなった弟橘姫を忍んで「君去らず 袖しが浦に 立つ波の その面影を 見るぞ悲しき」と詠んだそうです。そしてこの歌の「君去らず」が「きさらづ(木更津)」の語源と言われています。



 公園内には弟橘姫を祀る橘神社があり、日本武尊命と弟橘姫の悲恋の伝説から恋の森と呼ばれて若者の人気を集めています。この日は沢山の保育園児が仲良く遊んでいました。





  公園からは木更津港や町が一望できます。日本武尊命が見た光景とはだいぶ違うと思いますが、美しい風景が広がっていました。また公園にはネコが沢山。野良ネコですが、可愛い顔をして寝ていました。