光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

明治35年創業・清水屋の美味な和菓子-流山市

2020年02月16日 | 日記
 
 流山本町江戸回廊の散策を終え、ツレの土産に江戸川沿いの菓子舗・清水屋の和菓子を購入しました。古い店構えが和菓子の美味しさを語っているようです。出先で古い和菓子店が在ると必ず寄ってしまします。この清水屋は創業が明治35年(1902年)118年前です。建物も創業以来の建築とされ国登録の有形文化財に指定されています。





 店に入ると和菓子の他にいろいろな物が置かれていたので、写真を撮ってもいいですかと聞いてみると「どうぞ」と言っていただいたので何枚か撮影しました。



  いろいろな和菓子があるので何を買おうか迷いました。ショーウインドウの上に陣屋もなかの文字が見えたので、これを2個(@税込み198円)とさくら餅2個(@172円)にしました。陣屋もなかは、近藤勇の本陣が置かれた蔵の形を模した物のようです。
 こしあんとつぶあんがあり、栗の入ったこしあんを購入しました。



 帰ってからツレと和菓子をいただきました。さくら餅は桜の葉の香りが爽やか、餡は上品で甘すぎずもう2~3個食べられそうな美味しさです。陣屋もなかは餡の中に入った栗が良い仕事をしてます。パリッとした皮と柔らかいこしあんがとても美味。



 古い清水屋を出ると江戸川沿いの本町通りが明治時代にタイムスリップしたように見えました。店の横には国登録有形文化財の説明板が置かれ、柘植の木の苗がありました。無料で持って行きませんかと書かれていました。お店の人の親切心が顧みられるようで、微笑ましかったです。