cannondale・CAAD10 2011年モデル
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このブログにも再々登場していますが、私の自転車生活における現在の主力機です。今年の3月に大阪市住之江区の 「MOON bikes OUTLET」 でフレームを買い、あとのパーツは国内外の通販で揃えて組み上げました。
それまでの主力機はオーダー車のケルビム・ピューマだったのですが、ヒルクライム好きの私としては、重量のかさむスチールではなくて、ごく軽量で加速の良いアルミバイクも欲しくなり、レビュー等を参考にして、 cannondale・CAAD10 を選択しました。アウトレット店での購入だったので、フレームセットだけで10万円程という安価で買う事ができました。
「MOON bikes OUTLET」は、キャノンデール公式アウトレット店として、キャノンデールのロードやMTBなどの展示品であった完成車や完成車からばらしたフレームセットが常時20%~30%OFFで販売されています。中古ではないので、商品の傷みもほとんど目立ちません。アウトレットとは言っても売るだけの店ではなく、ロードバイク専門店でもあるので、店員さんの自転車に関する知識やメンテナンスも他のプロショップ並みに対応してくれます。
ロードバイクエントリーで、お近くにお住まいの方は、このお店のCAAD10シリーズ相当推しですね。確か105コンポ完成車で15万円(通常価格は20万弱)ほど。
コンポーネント以外の主なパーツは、ステム・ハンドルバー・シートポスト・サドル・ホイール・タイヤなどですが、写真の通り、「3TのTEAM」で統一しました。ある程度の軽量化と振動吸収性を求めたいので、ハンドルバーとシートポストはカーボン製を採りました。
3Tには、もう一つ上のグレード「limitted」があって、より軽量かつ剛性が上がっているのだと思いますが、バリバリのレーシング機材のために値段も格段に高価になるので、今回はミドルグレードで抑えました。サドルは、セラ・イタリアの定番サドル「STR kit TT」。
コンポは、カンパニューロの「コーラス」で揃えました。ケルビム・ピューマを組む時には「アテナ」で揃えましたが、アテナのブレーキフィールや変速機の感触などが気に入り、今回は一段上のグレードの「コーラス」を選びました。ホイールは、以前ブログ記事にも載せた「フルクラム・レーシングゼロ・コンプエディション」を履かせています。全体のスペックはこんな感じです。
cannondale CAAD10 SPEC
cannondale CAAD10 インプレ
インプレといっても比較検討が要だと思います。具体的な比較検討がなければ、ただの感想でしかありませんから。しかし、私の場合、比較検討するといっても、手持ちのロードバイクは古いクロモリ(カレラ・サンワオリジナル)と、スチール車のケルビム・ピューマしかないので、信頼性の薄いインプレにしかなりませんが、まぁそこはあまり気にせず、気楽に書き綴ってみたいと思います。
バイクの条件をできるだけ同じにして・・・という事もできませんので、せめてホイールだけは同じ物(レーシングゼロ・コンプ)を使用してしばらく乗ってみた印象で、両者を比較したいと思います。
まず車体重量は、ケルビム・ピューマは8.4㎏、CAAD10は7.1㎏。ロードバイクは重量ではないと言いますが、この重量差は走行面だけでなく、色々な面で響いてきます。
例えば、私の場合、バイクの保管やメンテナンスのために、階段を登って2階の自室にバイクを運ぶのですが、1.3㎏の差というのはとても大きく感じます。他にもバイクを車載する時もバイクを横倒しで車後部のスペースに入れるのですが、それもやはり軽いと楽だし簡単です。
我が家には他にも折り畳み自転車が2台あるのですが、いくら折り畳んでコンパクトになったとしても、10㎏前後あるそれらを車載するのは意外と面倒な作業です。ずっしりと重いので腰にきます。単に「軽い」という事は、走行面だけでなく、使用全般に関してあらゆる面での取扱いが非常に楽であるという大きなメリットがあります。
登坂性能 :(10・13)
CAAD10のフレーム重量が、フレーム(1187g)・フロントフォーク(412g)・ヘッドパーツ(87g)で、計1688gであること、ピューマの方は実測できていませんが、おそらくフォークと合わせて2000gはある(スチールフォークだし、フレームもフォークもメッキ塗装化されてるし)のでないか、それとコンポも含め、CAAD10の方はかなり軽量化を意識してパーツを組んでいるために、バイク自体の重さの差が1.3㎏もあります。まず、登坂においては、この差はかなり大きいです。
登坂といっても、斜度や坂道の長さによって乗り味は変わるもの。例えば、東六甲ヒルクライムコースのような10%を越える坂道が長く続く場合ですと、剛性が高く軽量なアルミフレームのCAAD10の方がピューマに比べて間違いなく進みます。CAAD10は「踏んだ分だけ素直に登る」という感じで、ペダルを踏む力がある限りシャキシャキと登ってくれる感覚があります。
一方、ピューマの方は、やはりその重量がネックになってしまうので斜度10%を越える登坂が長く続くと動きが止まってしまう印象です。フレーム特性から、入力した力がすぐに反発してくる感じではなく、弾力化されてぐぐっと戻される感じもありますが、そうした効果を生むためには、ある程度の脚力が必要になります。
fumitaroの場合、斜度が10%を越えてしまうような坂が続くと、スチールフレーム特有の心地良い弾力が得られるようなパワフルなペダリングが出来ません。そのためにバイクが止まってしまうのです。その一方で、斜度5~6%くらいの緩斜面ですと、まだ脚を回す事ができるのでピューマの方が走りが伸びて気持ち良く走れる印象があります。フレームの直進性の高さと弾力を生かしてスピードに乗ってグイグイと登っていける感じです。
CAAD10とピューマ、それぞれ持ち味がずいぶんと違うバイクですが、ヒルクライムのような急勾配の坂道が長く続く道を走るのであれば、文句なしにCAAD10を選びます。
加速性能 :(10・12)
瞬発的な加速力はCAAD10の勝ち。突き抜けるような加速フィールを味わえます。私の平地、無風での最高速度はCAAD10で計測しました。CAAD10の軽さと剛性の高さは加速性にも反映されます。ただし、CAAD10の場合、アルミフレームとは言っても、カッチカッチの剛性の高さではなく、しなやかさも併せもっているような印象です。これには、シートステイとチェーンステイの独特な形状、いわゆる振動吸収マイクロサスペンション機構「SAVEステー」が功を奏していると思います。
上下のスティが扁平に押しつぶされているような形状をしています。これが「SAVEステー」です。上下の振動をマイルドにいなしながらも横剛性を強くするという工夫のようですが、CAAD10のアルミフレームらしからぬマイルドな乗り味はここから演出されているのだと思います。
一方、巡航性能という意味では、ケルビム・ピューマの方に軍配が上がります。ピューマはフルオーダーフレームという事もあり、私の体にぴったりと馴染み、まさに人馬一体という感覚を味わえます。オーダーフレームならではの精度の高さが関係しているのでしょう。車体重量もあり、慣性が働くので、長距離を安定したスピードで走るその味わいという点ではケルビム・ピューマの特性が発揮されます。あくまで、“速度”とは違う観点ですが、乗っていて感覚的に「走っている感じ」を楽しめるのはピューマの方です。
振動吸収性 :(10・8)
アルミ特有の振動吸収性の弱さを抑えるために、カーボン製のハンドルバーとシートポストを装備していますが、振動をコツコツと拾い上げるのはアルミフレームのCAAD10です。他のレビューを見る限り、それでもCAAD10の振動吸収性は他のアルミフレームと比べても格段に良さそうなんですけどね。ピューマは、ロードノイズや振動をフレーム全体で受け止めて、そのエネルギーをフレームの脈動に変えてしまうような感覚があります。ある程度のロードノイズは、CAAD10にとっては排除されるべき異物でしかありませんが、ピューマでは、乗り心地の良さに変換してしまう力があります。
しかし、CAAD10も振動からくる疲労が大きいという訳ではありません。スチール車やカーボン製のバイクには敵わないものの、振動をいなしてくれる機構がうまく機能してくれているのだと思います。CAAD10でロングライドも十分可能ですよ。私はCAAD10で淡路島2周「あわ2」をしましたから。
総括
CAAD10の最も強みのあるセールスポイントは、そのコストパフォーマンスの高さです。カーボンフレームで言えば、各メーカーのフラッグシップモデルで40万円台後半から~60万円台(もちろんフレームセット価格)です。スチールフレームでも、高級なイタリアンフレームは30万円台(性能というより工芸品的価値が加味されていると思いますが)、チタンフレームも最高級品となれば、カーボンフレーム並みの価格がするでしょう。それが、最高のアルミフレームと謳われているものが定価で15万円弱、アウトレット価格10万円で購入できてしまうのですから。
もちろん、安かろう、悪かろうでは話になりませんが、CAAD10は決してそういうフレームではなさそうです。各レビューや雑誌のインプレを読む限り、中級グレードのカーボンフレームのバイクと十分に張り合える性能があると言うのです(経験不足で実感としてそれを測れないのが残念です)。ただ、私のフルオーダーのスチールフレームと比べても上記に挙げたアドバンテージを十分に感じる事ができます。しかも価格は残念(と言うべきか)ながら、オーダースチールフレームの半分以下でした。
唯一の心配は、軽量フレームが故の耐久性の弱さです。ちょっと転んだり、ぶつけたりしたらすぐに凹むだろうなぁこの薄さ。それとこれは今はまだ分かりませんが、新品時の乗り味がいつまで保たれるか、という問題もあります。そういう内容のブログ記事が散見されますので。しかし、素人の私如きの踏みで、フレームが早々にヘタる事はないとは思いもしますが。まぁ、仮にフレームがヘタれてしまっても十分に元を取り終えているような気もするけど。
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それまでの主力機はオーダー車のケルビム・ピューマだったのですが、ヒルクライム好きの私としては、重量のかさむスチールではなくて、ごく軽量で加速の良いアルミバイクも欲しくなり、レビュー等を参考にして、 cannondale・CAAD10 を選択しました。アウトレット店での購入だったので、フレームセットだけで10万円程という安価で買う事ができました。
「MOON bikes OUTLET」は、キャノンデール公式アウトレット店として、キャノンデールのロードやMTBなどの展示品であった完成車や完成車からばらしたフレームセットが常時20%~30%OFFで販売されています。中古ではないので、商品の傷みもほとんど目立ちません。アウトレットとは言っても売るだけの店ではなく、ロードバイク専門店でもあるので、店員さんの自転車に関する知識やメンテナンスも他のプロショップ並みに対応してくれます。
ロードバイクエントリーで、お近くにお住まいの方は、このお店のCAAD10シリーズ相当推しですね。確か105コンポ完成車で15万円(通常価格は20万弱)ほど。
コンポーネント以外の主なパーツは、ステム・ハンドルバー・シートポスト・サドル・ホイール・タイヤなどですが、写真の通り、「3TのTEAM」で統一しました。ある程度の軽量化と振動吸収性を求めたいので、ハンドルバーとシートポストはカーボン製を採りました。
3Tには、もう一つ上のグレード「limitted」があって、より軽量かつ剛性が上がっているのだと思いますが、バリバリのレーシング機材のために値段も格段に高価になるので、今回はミドルグレードで抑えました。サドルは、セラ・イタリアの定番サドル「STR kit TT」。
コンポは、カンパニューロの「コーラス」で揃えました。ケルビム・ピューマを組む時には「アテナ」で揃えましたが、アテナのブレーキフィールや変速機の感触などが気に入り、今回は一段上のグレードの「コーラス」を選びました。ホイールは、以前ブログ記事にも載せた「フルクラム・レーシングゼロ・コンプエディション」を履かせています。全体のスペックはこんな感じです。
cannondale CAAD10 SPEC
cannondale CAAD10 インプレ
インプレといっても比較検討が要だと思います。具体的な比較検討がなければ、ただの感想でしかありませんから。しかし、私の場合、比較検討するといっても、手持ちのロードバイクは古いクロモリ(カレラ・サンワオリジナル)と、スチール車のケルビム・ピューマしかないので、信頼性の薄いインプレにしかなりませんが、まぁそこはあまり気にせず、気楽に書き綴ってみたいと思います。
バイクの条件をできるだけ同じにして・・・という事もできませんので、せめてホイールだけは同じ物(レーシングゼロ・コンプ)を使用してしばらく乗ってみた印象で、両者を比較したいと思います。
まず車体重量は、ケルビム・ピューマは8.4㎏、CAAD10は7.1㎏。ロードバイクは重量ではないと言いますが、この重量差は走行面だけでなく、色々な面で響いてきます。
例えば、私の場合、バイクの保管やメンテナンスのために、階段を登って2階の自室にバイクを運ぶのですが、1.3㎏の差というのはとても大きく感じます。他にもバイクを車載する時もバイクを横倒しで車後部のスペースに入れるのですが、それもやはり軽いと楽だし簡単です。
我が家には他にも折り畳み自転車が2台あるのですが、いくら折り畳んでコンパクトになったとしても、10㎏前後あるそれらを車載するのは意外と面倒な作業です。ずっしりと重いので腰にきます。単に「軽い」という事は、走行面だけでなく、使用全般に関してあらゆる面での取扱いが非常に楽であるという大きなメリットがあります。
登坂性能 :(10・13)
CAAD10のフレーム重量が、フレーム(1187g)・フロントフォーク(412g)・ヘッドパーツ(87g)で、計1688gであること、ピューマの方は実測できていませんが、おそらくフォークと合わせて2000gはある(スチールフォークだし、フレームもフォークもメッキ塗装化されてるし)のでないか、それとコンポも含め、CAAD10の方はかなり軽量化を意識してパーツを組んでいるために、バイク自体の重さの差が1.3㎏もあります。まず、登坂においては、この差はかなり大きいです。
登坂といっても、斜度や坂道の長さによって乗り味は変わるもの。例えば、東六甲ヒルクライムコースのような10%を越える坂道が長く続く場合ですと、剛性が高く軽量なアルミフレームのCAAD10の方がピューマに比べて間違いなく進みます。CAAD10は「踏んだ分だけ素直に登る」という感じで、ペダルを踏む力がある限りシャキシャキと登ってくれる感覚があります。
一方、ピューマの方は、やはりその重量がネックになってしまうので斜度10%を越える登坂が長く続くと動きが止まってしまう印象です。フレーム特性から、入力した力がすぐに反発してくる感じではなく、弾力化されてぐぐっと戻される感じもありますが、そうした効果を生むためには、ある程度の脚力が必要になります。
fumitaroの場合、斜度が10%を越えてしまうような坂が続くと、スチールフレーム特有の心地良い弾力が得られるようなパワフルなペダリングが出来ません。そのためにバイクが止まってしまうのです。その一方で、斜度5~6%くらいの緩斜面ですと、まだ脚を回す事ができるのでピューマの方が走りが伸びて気持ち良く走れる印象があります。フレームの直進性の高さと弾力を生かしてスピードに乗ってグイグイと登っていける感じです。
CAAD10とピューマ、それぞれ持ち味がずいぶんと違うバイクですが、ヒルクライムのような急勾配の坂道が長く続く道を走るのであれば、文句なしにCAAD10を選びます。
加速性能 :(10・12)
瞬発的な加速力はCAAD10の勝ち。突き抜けるような加速フィールを味わえます。私の平地、無風での最高速度はCAAD10で計測しました。CAAD10の軽さと剛性の高さは加速性にも反映されます。ただし、CAAD10の場合、アルミフレームとは言っても、カッチカッチの剛性の高さではなく、しなやかさも併せもっているような印象です。これには、シートステイとチェーンステイの独特な形状、いわゆる振動吸収マイクロサスペンション機構「SAVEステー」が功を奏していると思います。
上下のスティが扁平に押しつぶされているような形状をしています。これが「SAVEステー」です。上下の振動をマイルドにいなしながらも横剛性を強くするという工夫のようですが、CAAD10のアルミフレームらしからぬマイルドな乗り味はここから演出されているのだと思います。
一方、巡航性能という意味では、ケルビム・ピューマの方に軍配が上がります。ピューマはフルオーダーフレームという事もあり、私の体にぴったりと馴染み、まさに人馬一体という感覚を味わえます。オーダーフレームならではの精度の高さが関係しているのでしょう。車体重量もあり、慣性が働くので、長距離を安定したスピードで走るその味わいという点ではケルビム・ピューマの特性が発揮されます。あくまで、“速度”とは違う観点ですが、乗っていて感覚的に「走っている感じ」を楽しめるのはピューマの方です。
振動吸収性 :(10・8)
アルミ特有の振動吸収性の弱さを抑えるために、カーボン製のハンドルバーとシートポストを装備していますが、振動をコツコツと拾い上げるのはアルミフレームのCAAD10です。他のレビューを見る限り、それでもCAAD10の振動吸収性は他のアルミフレームと比べても格段に良さそうなんですけどね。ピューマは、ロードノイズや振動をフレーム全体で受け止めて、そのエネルギーをフレームの脈動に変えてしまうような感覚があります。ある程度のロードノイズは、CAAD10にとっては排除されるべき異物でしかありませんが、ピューマでは、乗り心地の良さに変換してしまう力があります。
しかし、CAAD10も振動からくる疲労が大きいという訳ではありません。スチール車やカーボン製のバイクには敵わないものの、振動をいなしてくれる機構がうまく機能してくれているのだと思います。CAAD10でロングライドも十分可能ですよ。私はCAAD10で淡路島2周「あわ2」をしましたから。
総括
CAAD10の最も強みのあるセールスポイントは、そのコストパフォーマンスの高さです。カーボンフレームで言えば、各メーカーのフラッグシップモデルで40万円台後半から~60万円台(もちろんフレームセット価格)です。スチールフレームでも、高級なイタリアンフレームは30万円台(性能というより工芸品的価値が加味されていると思いますが)、チタンフレームも最高級品となれば、カーボンフレーム並みの価格がするでしょう。それが、最高のアルミフレームと謳われているものが定価で15万円弱、アウトレット価格10万円で購入できてしまうのですから。
もちろん、安かろう、悪かろうでは話になりませんが、CAAD10は決してそういうフレームではなさそうです。各レビューや雑誌のインプレを読む限り、中級グレードのカーボンフレームのバイクと十分に張り合える性能があると言うのです(経験不足で実感としてそれを測れないのが残念です)。ただ、私のフルオーダーのスチールフレームと比べても上記に挙げたアドバンテージを十分に感じる事ができます。しかも価格は残念(と言うべきか)ながら、オーダースチールフレームの半分以下でした。
唯一の心配は、軽量フレームが故の耐久性の弱さです。ちょっと転んだり、ぶつけたりしたらすぐに凹むだろうなぁこの薄さ。それとこれは今はまだ分かりませんが、新品時の乗り味がいつまで保たれるか、という問題もあります。そういう内容のブログ記事が散見されますので。しかし、素人の私如きの踏みで、フレームが早々にヘタる事はないとは思いもしますが。まぁ、仮にフレームがヘタれてしまっても十分に元を取り終えているような気もするけど。