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ケルビム&KHSでゆくフォトマップブログ/自転車で巡る阪神間の道と街

テーマは「No bike no life」ということで、自転車を巡って過ぎゆく日常を書き綴っていくブログです。

出勤前の宝塚ポタリング。清荒神参道をKHSで登って行きました。

2014-11-18 22:03:23 | 街ポタ

朝早くに家を出て、阪急清荒神駅までやって来ました。今日も出勤前の宝塚ポタリングです。朝の参道を登って清荒神まで行ってみようと思います。それにしても三田の朝は寒いのに宝塚に着くと温かく感じられますね。

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駅を出てすぐにアーケードの商店街がありますが、すでに参道が始まっているようです。普通のアーケード商店街とは違った古びた風情があります。朝早いので当然お店は閉まっていますけどね。


日中の時間にこの通りを通ったことはほとんどないので、どんなお店があるのかよく分からないのですが、佃煮で有名なお店があります。荒神は「かまどの神」として有名で、それにちなんで飲食を生業にされている方がよくお参りに来られるのだとか。参道の土産物屋さんも台所用品のお店や佃煮、お漬物屋さん、参拝客相手の喫茶店、料理屋が多いようですね。


アーケードを過ぎると坂道の参道に出ます。参道は地域の方の通勤路であり散歩道になっているようです。


朝早いのに開いているお店もありました。日の出庵という饅頭屋さんです。


よもぎ大福と大福を2つずつ買って、その日の昼ごはんにしました。


坂道の参道をぐいぐいと登って行きます。小径車でも平気なくらいの坂道です。


こんな妖しいお店もあったりするのが参道っぽいですね。占い、手相、四柱推命、そうしたオカルトチックなお店もポツポツあったりします。『ハブ酒』に『生きる力』とはダイレクトで力強い看板です。


門前に近づいてくると今度は縁日の常設屋台が続きます。写真に収めきれないお店もあります。参拝客が多い日、初詣なんかは人出でごった返しの大盛況になるのでしょう。


清荒神さんの門前に到着しました。


見事な大銀杏ですが境内は工事中でした。この大銀杏を見納めて帰路に、というか仕事に行かなくっちゃいけません。出勤前ということを忘れてしまいそうです。


参道とは別のルートで山を下りることにします。清荒神さん近くの大林寺霊園です。ここに恩師が永眠っておられます。まだお若い齢でありましたが、仕事中に倒れられ帰らぬ人になりました。年に一度、職場の同僚とともに墓参りに来ていますが、今年もまたそんな季節になりました。


さぁ、坂を下って宝塚の街へ。これから出勤です!

夏の終わり、闇夜に沈む有馬温泉郷散歩

2014-08-29 04:03:16 | 街ポタ
とりあえず三田の武庫川サイクリングロード

仕事が終わって帰宅。今日は抱えていた懸案事項が無事に終了したので、夕方からでもリラックスしてサイクリングに出掛けることにしました。そんな時のお供にはやっぱりスチール車のケルビム号が良いですね。キャラダイス用のバッグサポーターを付けたままですけど、まぁいいや。

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武庫川から道場で有野川へ。176で宝塚まで下りるのはちと遠いし、平日の黄昏時ということで閑散としているに違いない有馬温泉でも覗いてみようかな、ということで行き先は有馬温泉に決めました。


川沿いにあるバッティングセンター。久しぶりに25球打ってきました。もう何年振りだろうか。パッと入ってバットを振っても、なかなかこの壁面のような素晴らしいバッティングフォームにはなりませんね。バットに体が振られてしまっている状態。それでも1球はホームランの的の付近に飛びました(^^)/ 惜しい!


ゆったりゆったり有馬温泉を目指して進んで行きます。宝塚方面からは蓬莱峡の坂を越えてヒルクライムの先にある有馬温泉郷ですが、西宮市山口からだと有馬川沿いの道をゆったり登って行くだけなので気楽に行けちゃいます。


有馬温泉郷、表玄関に到着。もっと閑散としていると思ったら、妙に明るいし意外に人出もある。ちょっと肩すかし。


と思ったら川のせせらぎでイベントが開催中でした。温泉は入って、ビール飲んで、子どもたちは射的やスーパーボール掬いで楽しんで、野外ステージの歌声を聴いて、のんびりと行く夏を惜しむ、そんなイベントのようです。


賑やかな表通りから一歩、温泉郷の路地に入るとそこはまた別の世界が広がっています。


表通りが眩しいくらいに明るいのとは対照的に裏路地の闇の深い。こういう場所にはひっそりと妖も怪も棲んでいるような気がします。


静かに唸りをあげる御所泉源の機械。温泉郷の中にいくつかある泉源の一つですが、目立たない場所でひっそりと動き続けています。有馬温泉郷の心臓部です。


多くの人にとっては有馬温泉は遊興の場所、非日常の場所ですが、こういう場所で日常を暮らす生活とはどのような感じなんでしょうね。一度は体験して触れてみたいものです。


入り組んだ路地の中、鉄骨で組まれた櫓が闇の中に紛れていました。


妬(うわなり)泉源というらしいです。「妬」という漢字、「嫉妬」の「と」でしか使用例を知りません。温泉の神様は水気と関係があるので女性の神様でしょうけど、温泉に浸かってはんなりと美しくなった女性が傍を歩くのに嫉妬をして湧き出す源泉ということでこの名前が付いたらしい。


闇の中に白い化粧品屋さんの看板。ただただ妖しい感じです。


表通りに戻ってきました。ぼちぼち帰宅せねば・・・なんですけど、宿に泊まってもっと路地裏をウロウロと巡り歩いてみたいですね。そうするには夏の終わりから秋口にかけて、そんな季節が良さそうです。

台風の傷跡生々しい武庫川河川敷へ。甲子園観戦と夙川の模型店「ガネット」見物を兼ねて。

2014-08-12 03:43:36 | 街ポタ

今日も休日ポタ。目的は台風の大雨でまたもや水に浸かった武庫川の河川敷を走って実態把握し、ようやく開幕した高校野球を観に甲子園球場に行き、コメントをくださったスワンお勧めの夙川の模型店「ガネット」に立ち寄って帰る、以上3点締めでございます。

所は国道176号、赤坂峠。普段はこんな所から渋滞はしない。自転車は別ルートを走るので渋滞の影響は少ないが、この渋滞は遠く大多田橋の交差点まで続いていた。大多田橋付近で工事のため片側通行になっていたことが原因。この渋滞に巻き込まれた車両は大変だ。


ここの先が大多田橋交差点。大渋滞の要因。左手の武庫川の水位がかなり上がっています。普段は川原でBBQができる感じの水の流れなんですけどね。

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武庫川河川敷は大丈夫かな・・・と心配で見にくるも、末広公園の横あたりは大きな被害はなさそう。


しかし、河川敷自歩道を下っていくと次第に台風の傷跡が見えてくるように。ここは宝塚のスポセンの対岸付近。


道の左手側は一面芝生の地面だったような気がするけど、芝生がほとんど流されてまるで荒野のようになってしまっています。これは酷いなー。


自歩道も完全に土砂に埋もれて消えてしまいました。マウンテンバイクではないと走行できません。


荒野の中に河川敷にサッカーゴールがぽつり。


舗装は至る箇所で土砂に埋もれてしまっています。こうなると自転車は手押しするしかありません。


アスファルトの下の土が流され道路が陥没。


昨日の台風の大雨で武庫川の水位が堤防の色の違うライン、堤防の一筋の色の違いが分かりますか?水はここまで上がりました。河川敷は当然川の中にどっぷりと浸かってしまいました。武庫川流域には「避難準備」が発令されていましたが、堤防はなんとか持ち堪えることができました。


仁川を渡る橋の手前もこのありさま。まるでシクロクロスのようにバイクを担いで道を渡りました。


武庫川サイクリングロード本道は多少の砂は浮いてはいるものの大きな被害ななかったです。このCRは川の流れから一段高いところにあるので流れてきた土砂が堆積せずに済んだようです。

武庫CRを国道2号線まで走りましたが、武庫CRは大丈夫。仁川以北の河川敷の自歩道は土砂流入が酷く、回復の時期が読めません。またもや大がかりな復旧工事が必要になるでしょう。

台風の度に芝生流されて復旧工事していたらお金がかかって仕方ないよな。


さて、所変わってこちらは阪神甲子園球場。今まさに開幕戦の龍谷大平安と春日部共栄の試合が始まったばかり。開幕戦に春の選抜優勝校で連覇の期待のかかる龍谷大平安が出るということもあってか切符売り場は物凄い混雑。


ごらんの通りの大入り状態。とくに入場無料の外野席は超満員でやむなく階段に座るハメに。


甲子園名物「浜風」。右から左に吹く風のためにライト方面への飛球は押し戻されます。この強風がドラマを呼んだか、連覇の期待がかかる平安に重圧が押しかかりまさかの初回5失点。結果、その5失点が響いて初戦敗退となりました。


1時間ほどの観戦で甲子園を後にして家路に着きます。県道82号で甲陽園から甲寿橋、小笠峠越えで三田に入るので、途中夙川オアシスロードを北上します。


そして、先日ブログにコメントを頂いたスワンさんおすすめの模型ショップ「ガネット」に立ち寄りました。山手幹線の夙川より少し東にあるショップですが、こんな所に模型屋さんがあったとは気づきませんでした。


ビルの2階にあるショップです。多くの展示品が置いてありましたが、スワンさんの作った作品も店主さんに教えてもらいました。素人同然の私にも丁寧に色々と教えてもらいました。このショップお薦めのエアブラシセットは気になるところです。この店はミリタリー系、とくに飛行機模型がメインのようです。AFVはタミヤのものもありますが海外のモデルが多かったなぁ。


K82の甲陽園あたりを登っていくと水道から水がぴゅーぴゅーと漏れ流れていました。これも台風の影響だと思いますが、水道管破裂?・・じゃ、こんな程度で済まないよね。


盤滝トンネル前の交差点も過ぎ、いよいよ小笠峠に入ろうかというところで六甲山上への道路が通行止め・・なのか?小笠峠に方面には行けるのか? あまりにもはっきりしない表示なので、とりあえず進んでみることに。


K82、小笠峠への登りは風雨で折れた木の枝が道路に倒れていますが、避けて通ることはできます。


自動車も通れんことはないが、要注意ですね。


金仙寺湖はかくの通り。もしかしてダムの水位ギリギリだったんじゃないかな。

大阪レトロ街ポタリング。中津高架下トンネルから弁天埠頭へ。そして日本橋も。

2014-08-09 06:23:30 | 街ポタ

夏ですね。白く沸き立つ雲。誰が何と言おうと心躍る日本の夏です。

ロードバイクで山に行こうか、小径車で街に出ようか、と迷いましたが今日は小径車に乗って大阪の街を色々と巡ってみようということで、猪名川沿いを走り大阪都心を目指しました。

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赤、白、黄、黒と各色、自己主張が騒がしい十三の通り。

仕事終わりのちょっと年配のホステスさんがヨレヨレのおじさんと一緒に路地を歩いているところとか、場末の繁華街の朝っぽくて妙な風情がある。


十三大橋を越えていざ梅田へ!

阪急沿線民として育った私にとって、はやっぱりこの橋を渡って梅田に行くのが一番しっくり来る感じ。

小さい頃は梅田に遊びに行くなんて、年に何度あるかという一大イベントだったから、阪急に乗ってこの橋を渡るのにどれだけ心ときめいたことか。


でも、やって来たのは梅田じゃなくて、その少し手前、淀川沿いの古びれた町中津。

その中津にある高架下のトンネルは昨今の大阪駅周辺の都心開発とはまったく無縁な感じでひっそりと佇んでいます。


高架下トンネルの奥まった箇所。「野宿禁止」の張り紙が何とも・・・。  


トンネルの壁面に自転車?何かのオブジェ?


と思ったら、真剣に実用的な自転車置き場でした。でもまるでアート作品といったような風貌。


なぜかチャップリン(?)の壁画。ジロリと睨まれているような気がします。


突然、壁から白い煙がモクモクと湧いてくるではありませんか!! 何かの事故?火事?かと思いましたが。


煙など意にも介さず颯爽と自転車で通り過ぎるおじさん。


こちらも何事もないかの如く通り行く親子。この煙は日常の姿のようだ。


表に回って確かめてみると真っ白い煙の正体はドライアイス。なーんだ。


所変わってこちらは中之島。日本銀行大阪支店旧館。大阪を代表する重厚な近代建築の横を歩く人たち。

大阪ってキタやミナミといったコテコテの喧噪溢れる人情の街っていうイメージもありますが、中之島周辺は明治以降、都市の近代化が進んだ先進地域でもありました。


中之島を堂島川に沿って西へ進みます。


中之島の商業的利用も良いが、近代以降の歴史ある街としての再評価をより厚くしてみてもいいのではと、こうした風景を見ていると思いますね。


弁天町にある弁天埠頭。往時はここが大阪の海の玄関口でした。関西汽船と加藤汽船のフェリーターミナルがあり、四国や九州への航路がありました。しかし、平成10年にターミナルは閉鎖となり、旅客船の航路は弁天埠頭から大阪南港に移り変わりました。


加藤汽船、関西汽船のターミナル跡はすっかり廃墟ですが、実は中に入ることができます。


完全な廃墟ではなく、小さな喫茶店、ギャラリー、オフィスなど廃墟の建物の中でひっそり活動している人たちがいるようです。


火を熾すインディアンの男性の壁画。


こちらには2頭の暴れ馬の壁画。


往時の遺物も所々に。


船への乗り込み口だろうか。


弁天町から中央区船場へ。1927年に建てられたレトロな芝川ビルの中の地階にある喫茶店「Mole & hosoi coffees」で珈琲を飲んで休憩を取ることに。


このビルの地下金庫室を喫茶店に改装したお店。「Mole」とはモグラに意味です。なるほど。


ここで飲んだ珈琲、「カモク」sp(深)を楽しみました。香り高くまったりと濃厚な味わい。今まで飲んできた珈琲の中でもかなり濃厚なタイプですね。


大阪の近代建築におけるランドマーク的シンボルである大阪ガスビル。昭和初期のモダニズム建築を代表する建物だそうです。


蔦に覆われたこのビルも歴史ある有名な建築物。大阪の船場には大阪大空襲の戦禍を逃れることができたモダンなビルが至るところに残っており、その多くが今でも現役です。


絵になりますね。中之島、船場、この辺りの街並みに興味深々です。


高麗橋にある小径車専門店「LORO」で涼んでいくことに。


BROOKSの革サドル。いつかはBROOKS。でもKHSではないんだよな。ブロンプトンならよく似合いそうだ。


そして、電脳の街「日本橋」へ。平日とはいえ夏休みに入っているので少年たちの姿が多かったです。こんな街がすぐ近くにある少年時代というのはどのような感じなんでしょうかね。私など日本橋に来たのは高校生になってからですよ。


今日ここに来たのはジョーシン、キッズプラザ3Fにあるタミヤワールドを見るためでした。


戦車模型を見に来ました。ここで前記事の英国軽機銃装備兵員輸送車の模型を買った次第です。

子どもの頃、近所のイズミヤや模型店でプラモデルの箱を見ることに夢中になったものですが、三つ子の魂は何とやらで、何歳になっても魅力を感じてしまうものなんですよね。

久しぶりのケルビム・ピューマ号でこれからのロングツーリングの予行練習。

2014-07-24 06:53:58 | 街ポタ

2月の松阪のブルベ以来、嫁さんの病気もあってブルベはもちろん、ロングツーリングもしばらくは封印という事でケルビム・ピューマ号に乗る機会もありませんでした。しかし、この夏にようやくロングツーリングも復活ということでピューマ号で阪神間に下りてぶらりと走りに出ることにしました。

短い時間のポタリングなのに、わざわざキャラダイスのサドルバッグを付けて気分だけはロングツーリング(笑)。武庫川沿いに道場から川下川ダム経由で宝塚へと向かうルートで進みます。茹だるような暑さです。

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新名神の橋梁工事。道路が少し繋がって伸びています。けど平日の真昼間なのに工事の出入りは少なめ。もっとトラックの往来が激しいのかと思ったら意外にもそうでもなかったり。


下草も伸び放題でダムまでの道のりはかなりアドベンチャーな感じ。この道のことを知らずに夕方ここに迷い込んでしまったらら焦って泣いてしまうかも。


川下川ダムの石碑ですけど、文字がオドロオドロしい感じに。それにしても「かわしもがわ」ってややこしい名前だな。


十万辻の下り。故杉原輝雄プロの在りし日の姿の看板を横目に坂を下って行きます。


すみれが丘、御殿山の住宅街から坂を下って宝塚市街地を目指します。急坂の路地が何かイイ感じ。


水路が流れる細い裏道もポタリング気分を盛り上げてくれますね。新しい住宅街は整えられずぎているのでこんな隠し道のような面白い道はありません。


坂を下り切って、古びた商店街のゲートを通って宝塚の駅前に到着。ここからは平坦路です。


宝塚から武庫CRを下って尼崎のアップル自転車商会にやって来ました。いつもながらの店外の様子ですね(*_*;


カンパのブレーキシュー交換をお願いしました。以前にお願いして置いてもらっていた補修用パーツがあってラッキーでした。


それにしてもカンパのブレーキシュー交換は力技ですな。専用工具がなければなんとか手を使って強引に押し込むしかない。


武庫川、「髭の渡し」。対岸に見えるのは高校野球で有名な報徳学園です。地区大会には勝ち進んでいるのかな、野球部の練習中の掛け声が対岸にまで聞こえて来ました。


この説明によると明治時代に入るまで武庫川にはきちんとした橋が架けられていなかったんですね。阪神間を東西に行き来するのに武庫川を渡らない訳には行かないので、茶屋があったり、渡し人足がいたりで、ちょっとした駅のような様相だったに違いありません。


伊丹市に入り、新幹線高架下の道を東へ進みます。新幹線下は東西を繋ぐ良い抜け道なんですよ。信号は多いけど交通量は少ないので自転車にとっては気楽に走れる道です。


新幹線下をずっと東へ進むと阪急伊丹線の線路を横切ります。伊丹で育った私としては、この周辺も行き慣れた道なのですが、このツーリング仕様のバイクで走ると気分が違うものですね。不思議にあんまり知らないところに来たような?


猪名川沿いを北上します。右手に見える山は五月山です。猪名川は実に空が広い。広大な空間が眺望できますね。


武庫川に架かる国道171号線の橋、「軍行橋」の手前、川沿いの通りに瀟洒な洋館が見えてきます。


ここはヒロコーヒー伊丹猪名川店です。川沿いの交通量の多い道路に面し、工場地帯の只中にあるという立地の悪さからは思いもよらないほどの人気店です。駐車場にはたくさんの車が停まっていました。


建物の一角はコーヒー工場になっており、コーヒー豆の入った麻袋が積み重ねられていますね。


建物の1階はケーキ店とコーヒー豆の販売所になっていますが、コーヒー豆には海外のコーヒー生産者の顔写真が貼られているほどの手の込みようです。南米の国々がやはり多いですね。


階段を2階に上がると喫茶コーナーがあります。ご覧の通りお客さんでいっぱいです。カウンターの端の席が空いたのでそのに座りました。空調の効いた店内で暑さで火照った体を冷ますのには丁度いい。


ダッチ水割りアイスコーヒーを飲んで、体の中にも涼を入れましょう。水割りコーヒーを飲むのは初めてなのですが、深いコクで大変美味しかったです。


2杯目の珈琲はおかわり価格ということで1杯200円で飲むことができます。これは良い制度ですね。これはニカラグアの珈琲ですが、香りと酸味が強いタイプの味わいで好みとはちょっと違っていました。


ヒロコーヒーを出て伊丹の台上に上がってきました。伊丹は平地ではなく、少しだけ標高の高い台地になっていますが、その台地の東の縁のラインには古来より重要な造られてきました。例えば、ここ伊丹廃寺や荒木村重が居城とした有岡城、等々です。現在でも自衛隊の中部総監部や県立伊丹高等学校、緑ヶ丘の武道館などの公共の施設がありますよ。


こんな立派な寺院がここにあったとは驚きですね。伽藍の配置があの奈良の法隆寺と同等であったという大きなお寺です。


伊丹市は空港もあったり、戦前は軍都でもあった訳です。現在でも陸上自衛隊第三師団があったり中部方面総監部があったりと自衛隊との関わりが大変深い街なんですよね。勤務を終えられた自衛官が自転車に乗ってチャリチャリと道路を転がしているところを良く見かけます。友達のお父さんが自衛官ということも多かったですね。小さい時に自衛隊祭りで戦車に乗ったこともありますよ♪当時の主力戦車74式でした。


さて、三田に帰らないといけません。阪神間都市部から三田に入るには残念ながらどの道を通って山越え、峠越えのルートしかありません。最も勾配の緩やかなのはR176ですが、それでは面白くないので、今日は宝塚市の五月丘の住宅街の坂道を登って行きました。長い坂道を振り返っての写真です。


そしてこの長尾山トンネルを越えると都市部から山間部へと入って行きます。


一気に緑が濃くなります。宝塚市の切畑、西谷に続く道です。夕暮れが迫ってきました。


西谷の道路の脇にあるこの道路、一体どこに行くんや?という雰囲気ですが、ここから川下川ダムを抜けて道場駅方面に向かう道路の入口です。行きはこの道を通ってここに出てきた訳ですが、帰りも同じルートを走ります。下り中心なので楽なんですよね。


暗がりの中の道を走り抜けてJR道場駅前まで戻ってきました。ここからは武庫川沿いに走る平坦な道なので気分もぐっと楽になります。コンビニでジュースを飲んで一息入れてから出発しました。

ひさしぶりに5時間も走りましたが、ゆったりと自転車で走り巡る遊びもやはり楽しいですね。土曜日は播磨中央公園での2時間エンデューロ大会早朝版ですが、これが終わったら、しばらくはツーリングや街ポタを楽しもうと思います。






クレオ号で巡る芦屋川周辺ポタ。

2014-05-06 20:07:57 | 街ポタ

GW最終日の今日は、仕事で長らくお世話になっている大学の先生のお自宅でのお食事会に招待されたので、御影まで行きます。今日はKHSではなく、クレオ(ルイガノ・LGS-CM)で輪行して持ってきました。

その会が始まるまで少し時間があるので、阪急芦屋川駅を下車して、芦屋川沿いに海辺までクレオでぶらりと走ってみることにしました。駅前の広場では六甲山に向かうハイカーで溢れかえっていました。今日は快晴で少し涼しく感じる風が吹くという最高の天気です。

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阪急芦屋川駅を少し六甲山の方に上がったところにある橋です。川沿いに左の道を登っていくのが六甲山への道。橋を渡って急坂を上っていくのが、ローディご用達の「ライト坂」と呼ばれるヒルクライムコースです。


急坂を上ってすぐの所にあるのが、この「ヨドコウ迎賓館」です。世界の近代建築三大巨匠の一人と呼ばれるフランク・ロイド・ライト(1867~1959)の設計であることが有名です。

これがあるから、ここからの長い登坂路を通称「ライト坂」と呼ぶのですね。


入場料を払わなくても建物の玄関口までは入れます。今日は時間がないので建物の中の見学ができないのは惜しいことですが、後日の楽しみにとっておくことにしましょう。

旧山邑家住宅であるヨドコウ迎賓館は、ライトが設計した建築物として日本に完全な形で現存する唯一の作品だそうです。そして国の重要文化財にも指定されています。


ヨドコウ迎賓館からの眺望。少し小高い丘の上から芦屋市街地から芦屋浜までの風景が一望できます。


芦屋川の河川敷まで下りて、土の道を走ったり手で押して進んだり。


河口付近までやって来ました。芦屋川の駅から5Kmくらいの距離かな。カヤックの練習をしている若者たちがいますね。芦屋川の川の水はまぁまぁ綺麗な感じでしたが河口部の水はお世辞にも綺麗と言えるものではありませんでした。

向こうに見えるのが阪神高速湾岸線と、それに併走する兵庫県道573線鳴尾浜芦屋線です。自転車でもあの橋を登っていくことができますよ。


湾岸線を越えた辺りの埋め立て地は芦屋市総合公園となっていて、芝生の広場やグラウンド、BBQ会場、浜辺などがあり家族連れで大賑わいでした。

写真の場所は公園の先端です。この一帯では海釣り公園のように大勢の釣り客が釣り糸を垂らしています。


今度は六甲山の方へ向かって戻って行きます。埋め立て地と本土(なんて呼ぶのがいい?)を繋ぐ橋の上からの風景。それにしても威風堂々の六甲山系の連なりですね。


芦屋川沿いの地域は有名なレトロ西洋建築が並ぶ一体でもあります。そこもふらっと見て回ることにしました。

ロマネスク様式の芦屋警察署。旧庁舎の玄関とファッサード(建物正面のデザイン)を建て替えの新庁舎に保存したものです。


玄関の正面にあるミミズクのレリーフが睨みを利かせています。フクロウやミミズクは夜行性。夜も目を光らせて治安を守るという象徴でしょうか。それにしても、これほど大胆に動物をシンボリックに使用した公官庁の建物を見たことがありません。


カトリック芦屋教会。こちらも素敵な建物です。正面の花模様のガラスが綺麗ですね。


芦屋川沿いの芦屋仏教会館を背景にクレオ号。こちらの建物も背景のある歴史的建造物ですので、また後日ゆっくり見学してみたいです。


阪急芦屋川駅付近、芦屋川沿いにある洋菓子屋さん「ダニエル」に立ち寄りました。芦屋のイメージそのままに上品でお洒落な雰囲気のお店でした。


カヌレという焼き菓子が人気のようです。手土産として購入しました。形こそ焼売のようですが、しっとりとした味わい深い焼き菓子で色々な種類があり、どれも大変美味しかったです。


阪急電車の線路沿いに阪急御影駅方面に向かいます。ここらあたりは、なんとも爽やかな街路樹と花いっぱいの素敵な街並みでした。


食事会を終え、輪行で三田まで戻ってきました。三田、武庫川沿いに見える西の空。今年のGWの終幕を飾る素晴らしい夕焼けでした。

御影ダンケの珈琲ゼリーとフロイン堂のパン、そして芦屋川の桜。

2014-04-04 06:28:48 | 街ポタ

今日(金曜)と明日は雨になり、我が世の春とばかりに咲き誇った阪神間の桜もその大部分が散り落ちていくことになるのでしょう。その前日、木曜日は阪神間平野部のサクラは見納めとばかりに小径車KHSに乗ってポタポタと走ってきました。

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宝塚市・末広公園は小さい子どもがわんさかと遊んでいました。ほんとに日本って少子化なの?という感じですが、自転車ツーリングで各地を巡ると田舎では小さい子だちが集団でワーッとなって遊んでいる姿を見かけません。人とモノが集まる都市部と過疎の田舎の格差は色々な分野で広がってきていますが、小さな子どもたちの少ない土地には、やはり独特の寂しさがありますね。


先回は夙川の桜を訪ねたので、今回はお隣の芦屋川の桜。「業平桜どおり」と銘打たれた桜並木が阪急芦屋川駅の方まで続いていました。


夙川のオアシスロードのように、遊歩道があるわけではなく、小さな歩道と車道があるだけの通りですが、向こうに迫ってくる六甲の山並みが見えるだけで阪神間山手の雰囲気を満喫することができます。山好きの私からすると、いくら桜があろうが、綺麗な川が流れていようが、この土地の主役はやはり六甲山なんです。


私が小学生、中学生の頃は都市部の川は汚いと言われ、とても川遊びができるような状況ではなかったと思いますが、社会が環境に対する取り組みを積み重ねてきての結果、都市部でも川の水が綺麗になってきていますよね。都市を遠く離れた田舎にまで行かずとも、ホタルが舞う川が都市部でも増えてきているのが何よりの証拠でしょう。ちいちゃい子が元気に遊んでいる姿を見ると自然表情が綻びますね。


これが春、桜満開の芦屋川の風景ですね。


芦屋川を離れ、御影の住宅街をプラプラと走っているうちに、香雪美術館なる建物に辿り着きました。展示は季節柄、「桜」のようで、上品そうなマダームが大勢、美術館の庭園の桜を愛でておりました。もうどこへ行っても桜一色。


香雪美術館の弓弦羽神社の境内付近の路地。阪急御影駅周辺、阪急神戸線から山手幹線との間に広がる住宅街は基本、落ち着いていて静かな場所だけど、品の良い賑わいがあるような感じで好きですね。


これがあの、フィギュアスケートの羽生結弦選手が参拝したとかで、有名になった弓弦羽神社です。山手幹線沿いに大きな石柱が立っているので分かりやすいです。


桜の参道を行く若人たち。何やらすごく楽しそうだ。


出た! 羽生結弦選手の情熱的ファン、『ゆづリスト』たちが奉納する絵馬のこの数。ちらっと絵馬を見たら、羽生選手のことばかり。しかも、絵馬いっぱいに文章を書いてまたそれが綺麗にカラーコーディネートされていて、もうすっかりファンレターですね。


ここ、ここ。今日は久しぶりに御影ダンケの珈琲ゼリーを食べたくなった。今日のポタの目的はここに来ることでした。


この珈琲ゼリーがまたうんまいの。 (゜o゜)ウマッーーーーーと宮川大輔のように叫びたくなるけど、静かで上品な喫茶店なので、叫びたい気持ちを身体の中に放出してなんとか堪えます。名物のバターブレンドコーヒーも美味しいけど、バターブレンドのコクと苦味はゼリーにされてさらに濃密になり、一緒に添えられている濃厚な生クリームとバターブレンドコーヒーのアイスクリームとのマッチングが素晴らしい。ワンダホー。でも750円と少しお高めの値段。でもいい、750円でもイイッ。


岡本の住宅街、桜の中を走る阪急電車。阪急神戸線の風景。私はテツっちゃんではないけど、阪急電車は幼少期からの思い入れもあって気になるんですよね。阪急電車を見たり、その沿線の街にくると安心する、みたいな。


阪急岡本駅前の通りにある老舗パン屋「フロイン堂」。パン屋激戦区の阪神間にあっても超有名なお店ですね。もう午後もすっかり遅い時間だったのでパンはほとんど売り切れていましたが、食パンとぶどうパンを購入。入院中の嫁さんがパン好きで、美味しいパンを持ってお見舞いに行こうという理由でちゃっかりポタリング。ま、そんなことでもないとね。


フロイン堂では、食パンとぶどうパンを紙袋に入れて渡してくれたんですけど、それをリュックに入れるときのフワ~~~っとパンの堪らん薫りに我慢できず、芦屋川沿いの公園でちょっと味見。これ1個170円のぶどうパン。表面はチョイカリッ、中はフワッフワのモッチモッチ、自然なパンの甘味が口いっぱい、体いっぱいに広がるような、そんなパンでした。もうこれは間違いなくパンの逸品。


こちらが食パン。天然酵母とレンガ窯で焼き上げる手作り感濃厚な見た目。もう何もいらねぇ~~~~な味。この食パンを包丁で薄く切って、とかいうんじゃなくて、もうこのまま一斤丸ごとガブリと食べてしまいたくなるような美味しさ。お見舞いの品だったのに3分の1くらい食べちゃいました。そんなこんなで摘み食いのパンを持って入院先の病院へと向かいましたとさ。

春の風物詩 花の道、甲子園球場、夙川の桜、そしてレオ

2014-04-02 05:29:25 | 街ポタ

今日は絶好の桜日和。阪神間の桜は良い感じに見頃を迎えています。そこで、これまであまり実現できなかった花見ポタに出掛けてきました。まずは小径車で宝塚駅を下車して「花の道」へ。ここは何故かいつも見頃は平日という印象。土日は盛りを過ぎていたり、雨だったりで、桜を見るチャンスが無かったのですが、今年は丁度見頃に来ることができました。

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宝塚歌劇はたくさんの観劇客で賑わっていました。開門と同時に大勢の人がなだれ込むという感じです。


桜を愛で歩く人の姿も。まさに桜の回廊となっています。


こちらは所変わって、宝塚市、梅宝町の通称「桜坂」。密かな桜名所となっています。


宝塚市を離れ、武庫CRを走って一路南へ。西宮市の保護樹林No63となっている大きなクスノキも柔らかい色合いが目立ってきました。桜の薄桃色を見てきたあとに新緑を見るのも良いものです。それにしてもこの圧倒感。生命力が漲っています。樹齢はおそらく数百年を越えているでしょう。


武庫CRを離れ、西に向かうと阪神甲子園球場。そういえば選抜高校野球が開催中か。高校野球は外野席が無料だったことを思い出し、急遽、野球観戦をすることにしました。予定外のプランですが、ポタはこういう行き当たりばったりが面白い。


甲子園名物、「甲子園カレーチーズトッピング」を食べながらの観戦。トッピングのチーズはもう少しトロトロ感を出して欲しいなぁ。


準決勝の大阪府・履正社VS愛知県・豊川との試合がやっていました。試合は終盤戦、息詰まるような熱戦模様となりました。


豊川側の応援。終盤の逆転劇で大盛り上がりの応援団。みんな大きい声で応援歌を歌うので清々しかったです。


試合はまさかの展開。8回には6対2で履正社の勝ちゲームかなと思っていたら、8回裏にアレヨアレヨと豊川が5点を取って大逆転。こちらも奇跡なら、一気に追い込まれた履正社の最終回は、先頭打者が起死回生の同点ホームラン。球場に入って観戦し始めたらこの展開なのでもうビックリ。奇跡を2度も目撃してしまいました。この奇跡にぜひともあやかりたいものです。試合は長引きそうなので、同点の時点で席を立ちました。


今日のメイン桜スポットはここです。阪神間でも有名な夙川沿いの桜街道。桜満開の季節にここに訪れるのは実は初めてのこと。桜満開、天気も最高とくれば大勢の花見客で賑わっていると思っていましたが、予想以上の人出でした。桜街道を南から北へと進みます。






私は宝塚市の花の道が通勤経路ですが、この夙川沿いの道を日常の通路として使っている人も多いことでしょう。こういう道を普段から使える人達は幸せですね。春の桜、夏の照葉、秋の紅葉、そして冬枯れ・・・からの桜。桜吹雪。


川べりでお弁当を広げて桜を楽しむ、家族、友人、老夫婦、学生さん風の恋人たち。そっか今は春休みか。日本のお父さんは仕事でエンヤコラ。日本の正しい春の1日ですね。


そして、子どもたちは川遊びに夢中。


ちょっとピンボケなのが残念。夙川沿いの桜街道はまさに桜祭りといった風情。出店もイベントめいたことも何もなく、ただひたすら花満開の桜と楽しそうな人々の声。もうそれだけでお祭りです。今年は難しいけど、来年は嫁さんと一緒に歩きたいですね。



さて、こちらは今日の出発地点、宝塚市「花の道」。特にライトアップはされていませんが、レトロな街灯に照らされる桜は妖しい風情を漂わせていました。


花の道にこんなのあったんだと初めて気付いた。「ジャングル大帝」レオのタイル。調べてみたら、今年4月からの設置って、え~今日やん!!そら初めて気づくわな。他にも鉄腕アトム、リボンの騎士、ブラックジャック、火の鳥、等々10枚のタイルが設置されているらしい。よし今日出勤時にチェックしよう。

東京・青山のバイクショップ巡り・・・徒歩だけど。

2014-02-03 06:53:34 | 街ポタ

突然ですが、これは何でしょう??
答え(はやっ)、昨今復旧された、東京駅構内ドームの天蓋です。


ということで、先週の土曜日、日曜日と東京まで行ってきました。東京駅かぁ・・・さすが首都東京の陸の玄関口、明治以降の我が国の近代化の歴史と重厚さを感じさせる外観です。

それはさて置き、今回東京まで来たのは、埼玉に住む親族に会うためなのですが、東京で数時間過ごす時間的余裕があります。そこで、スカイツリーも、東京タワーも、国会議事堂も、ジブリ美術館にも、その他数多ある東京の観光名所には見向きもせず、青山にある自転車ショップ巡りをすることに決めました。

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今回は自転車で巡るのではなく、徒歩、地下鉄中心ですが、日比谷公園などを散歩しつつ青山を目指しました。このブログを始める前に東京自転車巡りをしたことがありますが、色々な名所を短い時間で回れて、しかも一つ一つの名所が味わい深いので相当面白かったです。


「Pen」という雑誌の中に青山自転車巡りの記事が掲載されているのを目にしました。今回はその記事に触発されて青山までやって来た訳です。


まず最初にやって来たのは、あのシマノが直営する、カフェ 「OVE(オーブ)南青山」外観は完全にお洒落なカフェという雰囲気で、店内に見え隠れする自転車がなければ、シマノらしさを表すようなモノは全くありません。OVEのコンセプトは、東京の街を自転車で楽しみませんか?という散歩ならぬ「散走」というプランを提供し、東京の歴史、文化、風景などを愉しもうというものです。なるほど、街ポタリングの愉しみを紹介してくれるカフェということですね。OVEは中之島にもあるので、ここの走行会に参加すると大阪を愉しむツボに触れられるかもしれませんね。


OVE店内のバイクスタンドに、散走用の自転車がスタンバイされていました。前後フルサスペンションのクロスバイク?ハブダイナモにリアブレーキはディスクブレーキ。ハンドル周りにはサイコン(?)や用途不明のスイッチ、ペットボトル入れ色々と装備豊かな自転車ですね。これに一度乗ってみたいですね。大阪でも乗れるのかな。


OVEはシマノ直営店にもかかわらず、コンポにカンパニョーロを使ったケルビムのバイクが2台置かれていました。手前の赤色のバイクが「Racer」、奥の青色のバイクが「Steel master」ですね。自転車のハンドメイド工房のケルビムは、ノーマルなロードバイクももちろん作っていますが、このバイクたちのようなデザイン性溢れるモデルも意欲的に発表していますね。


こちらの「Steel master」、ステム一体型のハンドルバーと独特のブレーキレバーが目に付きますが・・・


このサドルもSteel製のモノ。いかにケルビム社長の今野真一氏といえどもこれは流石にやり過ぎてしまったのでは・・・でも一体どんな座り心地なんだろう。長時間のライドにも堪えられる代物なんかなぁ。そうは見えんけど。


OVEはカフェなので、珈琲や紅茶といったメニューも充実。ナチュラルテイストなランチメニューも豊富に用意されています。私が店を訪れた時も多くのお客さんがランチを楽しんで会食をされているようでした。


自転車関連の書籍も何冊か置いてあり自由に読む事ができます。そして偶然、今回の青山自転車巡りについての記事が雑誌「Pen」にて掲載されていました。ちょうど、この青山界隈の自転車ショップ巡りをしようと思っていた所なのでこのMAPを写真に収めて地図代わりに使うことにしました。


OVEを後にして最初にやって来たのは、 「ビアンキ・コミュニティ青山」 というイタリアの老舗自転車メーカービアンキの専門店です。このチェステのロードバイクには以前憧れたこともありました。


店内では、ビアンキのロードバイクを中心にマウンテンバイク、クロスバイク、フォールディングバイク、シティバイク等々色々なジャンルの自転車あパーツ、ウェアなどたくさんおアイテムが販売されていました。写真はビアンキロードバイクのトップグレード、オルトレをはじめ、ロードバイクもフレームたちですね。オルトレのダウンチューブ下部には何か絵が描かれていますね。流石デザインの国イタリアといったところでしょうか。


南青山3丁目の交差点から、外苑西通り(青山キラー通り)を明治神宮外苑の方へ進んで行く道沿いに何軒もの自転車関連のショップが建ち並んでいます。


まず一番近くにあったのが、「バイクフォーラム青山」 という、ブリジストンサイクルのショールームです。また、ロードバイク、MTB、色々な種類のバイクの試乗もできるみたいですね。


ブリジストンといえば、「ANCHOR」ですね。アンカーのロードバイク、マウンテンバイクのほとんどの種類が展示されていました。


アンカーといえば、「ネオコット」チューブ。こんな展示もあったりします。


そしてMTBも展示されています。ただ、ネオコットチューブを使ったアンカーXCN7というクロモリMTBは展示されておらず残念でした。それが試乗できるならやってみたかった。


そこで試乗したのは、650Bという従来の26インチより少し大きなホイールを装備したカーボンフレームの「ANCHOR XR9」というMTBを試乗させてもらいました。乗り心地?街の中で短い時間転がしただけなので何とも・・・ですが、ホイールが大きく、タイヤも大きいということは必然的に重くなり、カーボンの軽さを生かした、という感触ではなかったですね。山に入ると走破性は良いのでしょうけど、やはり取り回りの問題を考えると、まぁコースにもよりますけど、従来の26インチで十分のような気がしました。


そして次に訪れたのは、「ケルビム青山店」 です。ケルビムの本店・工房は東京都町田市にありますが、いよいよ東京都心にも出店して更なる業務拡大を狙うといったところでしょうか。ここ数年のケルビムの勢いは凄いものがありますね。


店舗はこじんまりとしたものですが、ハンドメイドバイクが所狭しと置かれていました。上に置かれているフレームはオーダー受注されたものが完成し納品を待っているフレームたちなのかな。


ケルビムの新モデル 「Racer」 です。様々な新技術を取り入れ、スチールバイクにして7kg台前半、使用するパーツ次第では6kg台も可能なレーシングバイクです。ケルビムは新しいモデルをまさに矢継早に世に問うてきていますね。


ピンボケ写真で残念ですが、こちらも意欲作、「R-2 stainless」です。店員さんに色々と説明を聞いてみたろころ、ステンレスは鉄よりも強度が高いため、パイプをより薄く作ることができるので軽量化が可能となる。そして錆に強いというメリットがあるそうです。乗り心地は、スチール製のものより硬い乗り心地になるみたいですね。ただ、ステンレスは加工が難しく、特殊な技術が必要になるので、値段はかなり高価なものとなるそうですね。基本フレームセットで43万500円かぁ・・・。メーカーによっては、カーボンフレームのトップグレードが買えるなぁ。

東京青山界隈のバイクショップ巡りの締めは、ロードバイク販売店の老舗「なるしまフレンド」にしようと思ってたんですけど・・・時間切れでOUTでした。残念。しかし、さすが東京は違うなぁ・・・今回は自転車で東京巡りをすることはできませんでしたが、ポタリングを愉しむには最高の街なんですよ東京って。このブログを始める前に数時間だけ東京の街をポタリングしたことがありますが、東京は歴史、文化、商業、自然、様々な分野で見所があり過ぎて1日、2日ではとても巡り切れません。でもまた、時間をじっくりかけて東京ポタリングを楽しみたいと思います。

本を買いにジュンク堂三宮店まで。小径車に乗って夕景の阪神間・三宮ポタ。

2013-10-13 07:07:01 | 街ポタ

先日、ブロ友のひでさんのブログで紹介されていた「CYCLO TOURIST 日本の峠200選」「ランドヌールVol.4」、来季はオダックス会員に登録して冬からブルベを走る気満々でいる私にとっては研究のための必然の書。ということで、早速アマゾンでポチっとしようと思ったら、当節、飛ぶ鳥を落とす勢いのアマゾンでこの両書の扱いがないではありませんか。それ以前の刊は普通に取り扱っていたのに、なぜ今回だけ扱いがない!?何か色々とご事情があおりなのでしょうか。

アマゾンで扱っていないなら、他の通販でとも思いましたが、色々と登録するのが面倒臭いので、確実に取り扱っているであろうジュンク堂に直接買いに行くことにしました。とりあえず輪行で宝塚までやって来ました。ここから西(三宮)に向かうか東(梅田)に向かうか・・・ってタイトルにある通り、三宮に向かったんですけどね。ま、帰りは輪行で帰ればいいので、ゆったり寄り道しながら三宮まで向かいました。

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神戸までは山手幹線で行こうと思っていますので、その山手幹線までは武庫川CRで。宝塚から南方面に向かう際の鉄板ルートです。武庫CRを走っているとこんな看板が立てられていました。確かにね、危ないですよね、武庫CR。ここでロードバイクと歩行者、あるいは自転車同士の事故が生じてしまえば、結局損を見るのは我々サイクリスト。自重して走りたいものです。

でもね、これは言いたい。今でもこの道は「自転車専用道」なのですけど、その事を知ってか知らずか、普通に歩いていたり、ランニングする人が多い。まぁ河川敷に自転車「専用」道なんて他にあんまり見ないし、その事のアナウンスも徹底されたりしないから分かんないですよね。この日は、小径車でゆったり武庫CR走っていたら、横の砂地の道を走っていた女子高生?女子大生?の運動部20名くらいのジョギングの列が突如斜行してサイクリングロードに入ってきたのでその列と危うく接触しそうになった。そして、そのジョギングの列は平然とサイクリングロードを走り続けた・・・・。

かっ飛ばす自転車に対して注意が促されるのは当然というか我々も反省しなければいけないこと。ただ西宮市がこの道を自転車「専用」道と言うのだったら、無自覚にこの道に入って通行する歩行者にも注意を喚起するような標示を設置して欲しい。それが公平ということだし、事故防止に効果のある措置だと思うのです。この看板にも「自転車専用道路」って書いてあるんだから、この道を散歩したりジョギングすることはできない旨を併記することがなぜできない!?もし、それができない事情があるなら「専用道」であることを止めた方が双方のためのようにも思います。



ちょっと熱くなってしまいました。秋の風物詩、秋桜が咲き誇っています。自転車も歩行者も気持ち良く過ごせる河川敷でありたいですね。


山手幹線を西へ進み、JR芦屋駅付近で国道2号線に入ると沿道にあるのが「ビゴの店」。ららさんの最近のブログでも紹介されていたので立ち寄ってみました。


バケット、バタール、パリジャン、買って帰りたいけどリュックに入れるにはバタールが限界ですね。


評判通り、ハード系のパンが充実しています。いわゆる菓子パンよりも、こういうパンの方が好きなので家の近くにこんな店があったら嬉しいのですけど。。何点かパンを買って、補給食代わりに食べましたが美味しかった。


山手幹線に戻って御影の交差点付近。こんな店が出来ていました。「御影山手ロール」。地域柄か、高級感溢れるロールケーキ専門店です。入口から眺めてみただけですけどとっても美味しそう(そして高そう)。


阪急春日野道駅付近、高架下に下町情緒たっぷりのコロッケ屋さん発見!!「コロッケ水野屋」。次々とお客がやってくる人気店。コロッケを2つ買って食べてみましたが、これが実に美味しかった。コロモはサクサクのカリッカリ。具は牛スジ入りで牛の旨味濃厚で、ホロホロとジャガイモと混ざって良い味でてる。これまで食べたコロッケの中で一番美味しかったです。油もタップリで手でコロッケを持つとギトギトになってしまう程。最近、こんな油ギッシュなコロッケも珍しい。この油の多さが旨さの源かな。値段もコロッケにしては少し高めで96円。でも他のメニューも試してみたくなりました。


三宮付近にある大安亭市場。神戸都心部周辺には昔ながらのアーケード商店街がたくさんあり、お客さんも一杯で活気溢れています。ここに限らず昭和の香りが色濃く残るこうした商店街は都心部の方が残っている感じですね。残念ながら地方の商店街にこうした活気は見られません。


日も暮れて神戸の街が夕闇に包まれてきました。下町の通りの向こうに聳える高層マンションのギャップが面白い構図になりました。


三宮センター街、ジュンク堂書店三宮店にようやく到着しました。


あった、あった。この2冊の本を買いに来たのだよ。さすがジュンク堂、他にも自転車関連の書籍が充実しています。


これから神戸電鉄新開地駅を目指すのですが、せっかくの夜の神戸。旧居留地をぶらっと走ってみました。写真はトアロードの入口。こんなリング状のアーチがあったとは知りませんでした。ちなみに「トア」とは近くにあった「東亜ホテル」の「トウア」が由来だそうです。


大丸神戸店(みせ)。夜になると、そのゴージャスな感じが一層際立ちます。この角度で見たら巨大な船の舳先みたいです。


旧居留地は、有名ブランドショップが軒を並べ、夜になっても華やかな通りもありますが、メイン通りから外れたひっそりとした通りの方が好きですね。建物の外に派手なライトアップで演出をしないので何の店か分かりにくいですが、そのひっそり感が良いです。とは言っても行き付けのお店などありませんけど。


国道2号線に面したレトロなビルが素敵なので記念撮影しました。なんて言うビルだろう・・・。居留地のレトロモダンなビル群について現地を歩きながら解説してくれるようなサービスないかなぁ。京都や奈良でよく見る人力車が神戸にもあったらなぁ・・って場違いかな。


神戸・旧居留地に限らず、日本の明治以降、近代に建てられた西洋建築に惹かれます。このブログに度々登場するヴォーリスもその時代の設計者の1人でした。こうして少しの時間神戸の夜を楽しんだ後に、輪行で三田に帰りました。