予想ではもう秋の気温のはずだった。
せっかくの熊野詣が暑い暑い。
朝6時に自宅を出発。
カッパさんののんびり運転で11時ごろ大門坂に到着。
その後、熊野古道の石段を40分ほど登る。
もう汗だくだ。息も上がる。
限界~と思ったところで、那智大社の参道に入っていく。
まず青岸渡寺で生まれて初めての御朱印をもらう。
これは西国三十三か所巡りをしたくなった時に、
後悔しないためだ。
那智の滝に行く前に美山亭で鮎定食を食べ、
お店を出たら雨が降っていた。
傘なんか持ってない。
でもすでに汗でずぶ濡れなので、滝まで進む。
カッパさんは滝を見たかったようで、
ずっと滝の見える場所で佇んでいた。
木が多いのでそんなに濡れずにすんだ。
バスにのって大門坂の駐車場にもどり、
そこから熊野速玉大社に向う。
ここも雨が降っていた。
神社の雨は歓迎されている印らしいが、
私とカッパさんの日頃の悪行を考慮すると、
歓迎されているとはとても思えなかった。
けど、まあいい。
宿のある湯の峰温泉に向かう。
湯の峰に着いたのは16時ごろだった。
その宿は客が私らしかいないらしくて、
風呂はいつ入ってもいい、
男風呂、女風呂とあるけど好きな方に入っていい、
と言ってくれた。
早速風呂に入った。
熱い・・・!!
でも気持ちいい。いいお湯だ。
夕食のあと温泉街を散歩に出かけた。
有名なツボ湯があったので、入ろうと思ったが、
当日は予約がいっぱいだと断られた。
残念!
仕方ないので卵を買って、温泉で煮て食べた。
ほんのり塩を感じて美味しかった。
宿で2度目の風呂を浴びて寝た。
翌日は6時に起きて、ツボ湯に入りに行った。
一番風呂はとても熱いので気をつけてくださいと言われた。
ほんまに熱い。
10分ほど水を足してなんとか入れた。
水と言っても冷水ではなく、ほぼぬるま湯。
宿もそうだが、この町に冷水は存在しないようだ。
カッパさんはツボ湯を辞退したので、私が一人占めだ。
出たり入ったりして20分ほど経ったので、
風呂から出た。
外では中年のカップルが待っていた。
熱湯風呂とも知らずに、嬉しそうに入っていった。
宿で朝食をとった後、最後のミッション熊野大社本宮へ向かった。
まず大斎原と言われる大鳥居を見に行った。
その後本宮でお参りした。
その日も暑くて汗だくだ。
旅行の全工程のミッションをクリアしたので、帰路につく。
帰りは高速を使わず十津川村を縦断して帰った。
やっぱり5時間かかった。
夢にまで見た熊野詣の念願がかない、大満足。
きっとご利益があるに違いない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます