風邪の効用

今週のアタマから体が熱っぽくなって鼻水がでてきて、こら風邪引いてもうたなと思って仕事休んで半日寝込んでたりしてました。

以前読んだ「風邪の効用」という本に、風邪はバランスを崩した体が調和を取り戻す作用である、よって風邪は中途半端に薬などで抑えるのでなく、きちんと経過をたどって引き終えることが大事…なんてことが書いてました。

それから風邪を引いても（あー、これから体がバランスを整えようとしてるんだな）と、なんだか前向きに捉えられるようになりました。

今回の風邪もいつものように経過をたどって、体が楽になったなと思っていたら、今度はさっちゃんと美結ちゃんが風邪っぽくなっちゃいました。

さっちゃんは喉が痛いと言って、美結は啖がからんだ咳をしてます。

赤ちゃんも新しい季節を迎えるために体のバランスを整えるってことあるのかな…とウツした本人はノンキに考えています。

そんなことを考えながら美結の顔を眺めてると、鼻水を垂らしながらニカッーといつもと同じ笑顔を見せてくれました。（あーなんてかわいい子や。風邪をうつしちゃったパパを許してね。美結はパパの顔を見ると嬉しくなるんだね）とオヤバカに浸ってました。

するとオジイチャン（さっちゃんのお父さん）が部屋に入ってきて風邪は大丈夫かと美結の顔を覗き込むと、やっぱりニカッーと笑ってました。

そりゃそうやろなと冷静さを取り戻しつつ、パパだけに笑うんじゃないって知れたのも‘風邪の効用’かななんて思いました。