湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

手を合わしながら

2018-04-16 18:07:48 | ポエム
傷つけられた心は
どこに置けばいいのだろう


こだまする
罵倒された言葉


繰り返し
繰り返し


切なくて
自分の腕を掴んでみたら
思ったより
この手のひらが冷たいことに
はっとした


温かな手のはずが
言葉と同じに凍てついていたから
腕から離して
思わず握りしめてた


親って


なんて
つまらない生き物なんだろう



自分の親を空に送ったら

私が親だと

指を刺された

胸を刺された



私は
そんな言葉を
自分の親には決して言わなかったよ


そんなひどい言葉を
決して言わなかったでしょう



暗くなっていく空に
聞いてみたくて目を閉じた



あれこれ
言ってみたところで
届かない気持ちを
どうすることも出来なくて



最後には
私の心なんてどうでもいい


最後には
私の思いなんて届かなくていい


どうか
どうか


元気でいて‥

自分の足でしっかり歩いて‥


そうして
手を合わすことしかできないことに気づいた






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紫陽花へ

2018-04-16 10:06:49 | ポエム
大切にしていた母の紫陽花を
枯らしてしまった


あの時
花の世話をできるほどの
余裕がなかったと言えば
綺麗ごとになるかもしれないけど


もしかしたら
母が一緒に連れて行ってしまったと
そう思えば気持ちも
少しは楽にはなるけれど


新しい紫陽花を買ってきたよ
大好きな紫色の紫陽花だよ


もう
鉢植えのままにはしないでおくね


私だって
どうなるかわかんないから
土に私の気持ちも込めて
託して植えることにするから


いつの日か娘が
その大きくなった紫陽花を見て
何を思うんだろう


私の気持ちのまま
受け取るなんてこと
有りはしないだろう


気づいてくれるまで
毎年咲き続けてくれるように
願いをこめながら植えるから


綺麗に咲き誇ってね



紫陽花の名前は『藍姫』






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