湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

手を合わせた365日

2019-12-31 10:11:00 | 日記
今年も
毎朝、毎晩
御仏壇に手を合わす日々

朝は
それぞれ離れた地に暮らす
家族達がどうか健やかにすごせますように。

夜は
今日一日
家族達が健やかに過ごせました。
ありがとうございました。


その時々の報告を兼ねて
御仏壇の前に座る時間は変わる

時には
写真に笑いかけ

時には
涙を流しながら

いまだ
ポロリと一滴の涙を流さない日はなく
時折、嗚咽になりながら

今あることを
言葉に出して『感謝』する

今世に『在る』
奇跡に等しい出来事を
毎日積み重ねている

手を合わすことの感謝さえある

一つの
自己反省

セルフカウンセリングを
見えないものと
対話することで
自分を律したり
褒めたり
戒めたり

それこそが
私にとっての
感謝であり

自分の小ささを感じ
そのささやかさから
謙虚になれる

ただ、仏壇の前にいるだけでは
起こり得ない心の変化

スイッチは
胸元で手を合わさった時に入れられる

不思議なものだと毎日思う

仏教徒と別段思っていない

そんな形をとっているだけで
宗教云々でもない

ただ、目の前に
そうした手を合わせる場所があるだけ

また、手を合わそう

今日は『大晦日』

流れゆく時間は変わらないのに
一晩で空気は一変する

一年がリセットされて
また元旦から始まる奇跡の日を
私達は生きるのだ!


大袈裟じゃなくてね

ただ
淡々と
粛々と

普通に生きるのは
とても難しいけれど

どこかで
『がんばれー』って
言ってくれている人を思いながら
大地をしっかりと踏みしめていこう


この一年
拙い
取り止めのないようなブログを
読んでくださった皆様

ありがとうこざいました。


また、
気まぐれに
綴っていきますが
ぞうぞ、来年もよろしくお願いします。


来たる年が
皆さまにとって良き年となりますように。






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イタリアンレストランにて

2019-12-28 15:02:00 | コラム
先日、遠出に出る途中に
寄った、イタリアンレストラン

『アドリアーノ』

住宅街のど真ん中
普通では見落としてしまう場所


昔の友達から
そこらへんに行ったら
よいイタリアンレストランがあるからと教えてもらっていて
随分と月日はたってしまったが
遠出の途中にあたるので
年下の友達と寄ることにした。


年末と定休日がさしかかるところ
なかなか、抑えられる日にちがない中で
うまく組み込んで行けた。


お出迎えは
『飛べねぇ豚は、ただの豚だ!』

そのセリフがスッと出てくる宮崎アニメ『紅の豚』の主人公
ポルコ・ロッソ




愛機『アドリアーノ』と一緒にいた。

なるほど
ここのレストランの名前はもしかして?
『紅の豚』からつけたのですか?

と、厨房から出てきた、イキの良さげな、お姉さんに聞いた。

『そうですよ、いいでしょ!』

『やっぱりー、いいですね。
私、このアニメ、大好きです。
で、お姉さんは、ジーナ?
いや違うね、フィオかな』

髪を後ろでキリリと結んで
フィオと同じ髪型にしてる

フィオ・ピッコロは、
『紅の豚』に登場してくる、若い飛行機設計技師の女の子

ジーナは、その昔から
ただの戦闘機乗りのポルコを想う、
レストラン『ザ、アドリアーノ』の女主人兼、歌手。


加藤登紀子さんが声優と劇中歌と
エンディングの歌を歌っている。

お姉さんは、『わははは』と
豪快に笑った。
フィオみたいに、くったくもなく
飾り気もない、その笑みに
何故か親しみを覚えた。


初めていったレストランだけど
もう、そこで気分は高揚していた。

友達は、ランチパスタセットを
私は、マルゲリータピッツアセットを。

コーヒーは付いていたので
デザートを追加した。


女の別腹の怖さは
こう言うところに潜んでるものである。

読まれている値段設定(笑)












小さなレストランを営むのは
大変なことだ!


私が外で食べたマルゲリータの中では、一番トマトソースにチカラをいれているのか、
ジューシーで、しつこくなく、
トマトが生きていた。


どれだけ美味しくても
店の維持は大変だろうなぁと
ふと思いながら
いつだったか自分も
食品衛生管理者を受けにいこうとした時分を思い出していた。


そんなこんなで、
今年も残り数日。

お正月とかお盆とか言う時期は
お休みで出かけていく人たちと
お仕事の人たちが
真っ二つになる時期だと思う。

どちらも経験済みの私は
サービス業の面白さも大変さも知っている。
休みの方のお客さんに当たる方は、
そうしたサービス業の方がいなければ自分達は、気持ちの良い思いはできないはずなのに
何故か、休みの自分の方が偉いとばかりに、上から目線になってしまいがちなのは何故なんだろう。

ウィンウィンじゃないかー?

私は思うのです。

レストランでも、
お客さんに提供するものは
美味しいにこしたことはないから
そのために頑張る。
お客さんは、その味のために
その店にいく。
癒しや満腹や満足を満たすために。

双方は、ウィンウィンだ。

そこに金銭が絡むから
お客さまは神様になぞらえるのだろうが。
神様なんかじゃない。
サービスに値する代金を支払っているだけ。

互いに『ありがとう』なんだと思う。

だから
レストランから出るときも
美味しかったら
『美味しかったです、ご馳走さま』と伝える。

そうすることで
店も育ち、次回も裏切らない味となる。

年末年始、イライラが
あちこちに勃発するけれど
穏やかに過ごしたいものですよね。

皆さん、お気をつけて。

小さな感謝は
つもりつもって、愛に変わったり
自分へのご褒美に変わるのだと信じています。








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CMにでた街(香取市佐原)

2019-12-26 13:09:00 | 旅行
昨日は少し遠出
クリスマスだとか言うんじゃなくて。

この一年
とても、頑張った年下の女友達のために。

家のこと、病気のこと。
彼女は、本当によくがんばった。

癌を患い寛解した途端、
母親を亡くし
立ち直ったら、こんどは、
また、彼女自身が再発かと
何度も検査ののち、良性の腫瘍とは言え、女性の大切な臓器を摘出した。

母親のいない、そうした経緯は
さぞ辛かったと思う。

私にできること、、、。


こう言うと
さも、私が善人であるかのようだね。
いや、一番楽しんでいたのは
その彼女よりも私だったかもしれない。

だってそうでしょ?
彼女にすれば
連れて行ってもらう。
その相手が自分のためのわがままなことに従って、
もしくは、同情心から
動いてくれたとしたら
とてもとても、気を使ってしまう。


一緒に楽しんじゃえばいいのだ!
彼女が気を使わずに済む!


前から約束していた『CMに出てきた街』
千葉県香取市佐原





日本の地図を作った、伊能忠敬さんの生家のある街。

もちろん、『伊能忠敬記念館』もあり、日本地図に晩年の命をかけた足跡と苦労を物語る場所

しかし、今回訪れたのは
その伊能忠敬さんの生家近くにある、小野川沿い。








その昔、小江戸と呼ばれ
伊勢神宮をお参りして
江戸に戻った人々が
香取神宮、鹿島神宮を参拝するために寄った街でもあり
水郷の潮来とも通じていて
商人が集まる街だった。

古い商家が並び
また、新しいイノベーションで
古い街並みを残したまま
それぞれの商家が『町の博物館』として、町巡りができる。

家々の形態は、
京都の町屋と言う感じ。

間淵が狭く、奥行きがある家々

この川を挟んで
立ち並ぶ商家

映画のロケや、ドラマ、CMに
よく出てくる街

有名なシェフのイタリアンや
フレンチの店もあり
町屋を利用したカフェも沢山立ち並ぶ

景観を損ねないように
あえて看板がないので
どんな店かがわからない。

そこは
持ち前の誰にも話しかけることを厭わない私の出番

『ここは、何屋さんですかー?』

そして、ひとしきり
そこの女将さんと話し込む

年下の彼女は言った
『リアル、ぶらり旅のようだゎ』

私もたくさん、楽しんだのよ。

岡山の美観地区と似ているけれど
歩く距離はこちらのほうが長い。

それに、人と町が馴染んでいるせいか、親しみが湧いてくるような暖かさを感じるように私は思う。

カフェや商店を巡り
街並みを楽しんだ。

彼女の顔が
だんだんと穏やかになり
笑顔が増えて
私のほうがはしゃいでしまった。











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雪が降る画面

2019-12-24 23:58:00 | コラム
そうです、メリークリスマスと言うことで
家では、鶏モモのローストを
いつものように
ただ焼いて
大好きなシュートレンを切って
紅茶で食べるだけ

クリスマスらしいことは何もない。

プレゼントを買って
家人やら子供や友達には渡すけど


自分は?
何にもなし(笑)
少し値のはった鶏の骨付きモモを
焼けることが幸せなことと

子供達から
LINEが来たこと

LINEの画面に
雪が降る


ただ、ただ静かに
雪が降る


雪が降ることを発見したときは数年前かな
すごく驚いて
嬉しくて
やっぱり、ずっと見ていたっけー

そして
最近、大好きになったエレファンカシマシの宮本さんがソロで
あちこち歌っている

つい最近、小坂明子さんの
『あなた』をNHKの『covers』で
歌った音源がYouTubeにある


LINEで雪をずっと眺めつつ
『あなた』を聞く

至福のとき

ささやかなクリスマスイブかな(笑)

ちっちゃすぎ?

皆さんにも
ちっちゃくても
素敵なイブを過ごせたことを。










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しめ飾りを作ってみた!

2019-12-17 21:19:00 | 日記
クリスマスの用意をするはずが、、、。

大幅に家の塗装&雨樋工事が遅れ
終わるには
来年の半ばまでかかる見込み

台風よりこっち
職人さん達は大変らしい

私は職人さん達のお茶出しに忙しい。

毎日、同じものとはいかず、
10時と3時のお茶は
外でビッチリ体を張って働く職人さんへの労いとなる

いつもは、
クリスマス飾りを玄関先に
ゴールドクレストをもみの木に見立て、クリスマスツリーもどきとして
入り口に作っていたけれど
今年は足場がガッチリと組み立てられているために
そんな遊びは諦めた。

お家の中で
お正月飾りをつくってみた。


『しめ飾り』
アレンジが楽しいねー。

自宅で作ったドライフラワーや
家にある造花、プリザーブドの残りを使って作ってみた。 


遊びだけれども
友達にプレゼントしたら
喜んでくれたので良かったゎ。

まだまだ、下手なのだけども
普通に売っている『しめ飾り』も
お安くないので、作ればお財布に優しいということで。










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